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2014年5月30日 (金)

笑いの林(17) 「ひな祭りグランド花月」

2014年3月3日 なんばグランド花月にて

午後6時30分から、なんばグランド花月(NGK)で、「ひな祭りグランド花月」という公演を見る。少し早めにNGKの前に付くと、吉本新喜劇のメンバーが楽器を演奏したり(ギター、サックス、トロンボーン、ピアニカといった編成)、一緒に集合写真を撮ったりといったファンサービスを行っていた。

吉本では、毎年、雛祭りに今いくよ・くるよ主催の「ひな祭り会」というイベントがあるそうで、男子禁制、吉本の女芸人だけが一堂に会するというものだそうだ。これまでは「ひな祭り会」に附属したイベントなどはなかったようだが、今回は前半が女芸人だけのネタという、ひな祭り会連動企画。後半は吉本新喜劇で、こちらは通常営業である(後日テレビで放送されたため、吉本新喜劇の感想はなし)。

前半の出演者は、今いくよ・くるよ、桜 稲垣早希、小泉エリ、尼神(あまこう)インター、バターぬりえ、ゆりやんレトリィバァ、Dr.ハインリッヒ。司会進行は新選組リアンの森公平と榊原徹士。スペシャルゲストは解散を決め、今日がNGKラストステージになるかも知れないというハリガネロック。新選組リアンの二人とハリガネロック以外は全員女芸人、それに今いくよ・くるよ師匠と、早希ちゃん、エリさんを除くとかなり芸歴の浅いメンバーである。「ロケみつ」で知られるようになった、ゆりやんレトリィバァの芸を見るもの楽しみである。

尼神インターは、尼崎出身の渚と、神戸出身の誠子によるコンビ。「あまがみ」や「あましん」と読みたくなるが「あまこうインター」である。尼崎出身の渚は茶髪にスカジャンで不良風。尼崎という街は全国的には工業都市や商業都市として知られているが、関西では「柄が悪い」「不良が多い」というイメージが強い。ということで、渚がヤンキー、ハイソなイメージの神戸出身の誠子が世間知らずの能天気な女を演じて、そのギャップで笑いを取ろうというコンビである。NGKは初めてのようで勝手がわかっていないのか、マイクを離れたところで話して、声が聴き取りづらいところがあった。NGKの大きさだとマイクから離れての漫才は多分無理である。

バターぬりえ。ちょっと意図の分からない演目で、笑いは取れず。新選組リアンの二人によると、バターぬりえは「あらびき団」で初代あらびき芸人に認定されたこともあるそうだが、伸び悩んでいるのか、そもそも「あらびき団」が不毛な番組だったのか(「あらびき団」の常連でその後活躍している人はいるのかな?)。

ゆりあんレトリィバァ。「ロケみつ」でも達者な英語を披露していたゆりあんだが、今日のネタも流暢な英語に日本語でボケを入れるという代物。定番ともいえる授賞式ネタであり、オリジナリティには乏しいかも知れないが、英語が主という点では新しさがある。自虐ネタなども入れた予想以上に面白いネタであった。芸歴2年でこれならかなり良い方なのではないだろうか。新選組リアンの紹介によると、ゆりやんはNSCお笑いコース36期を首席で卒業したという。NSCは大阪校東京校合わせて毎年1000人が入学するそうなので(途中で辞める人も多いようだが)、1000人の頂点に立ったというのは凄い。

Dr.ハインリッヒは、双子姉妹によるコンビ。ネタは少し地味である。

新選組リアンの榊原徹士は、京都外国語大学出身で英語が出来るそうだが、ゆりあんの英語について、「かなり良い!」と語っていた。

エリさんのマジックは、トランプの図柄が描かれたシートを破り、粉々にするが、それが一瞬で元に戻ったり、ハンガーを次々に繋げたり、箱に助手を入れ、上下ともに太いパイプで箱を貫き、その後、箱に剣も刺すが、全てを抜くと、助手が何事もなかったかのように出てくるというものであった。

早希ちゃんは、「マジックの妖艶な空気を消す」と言って両手で空気を払った後で、「関西弁版マンガのセリフ」をやる。早希ちゃんは「みなさん関西人ですよね」と言ってスタートするが、私は関東人である。一応、関西弁の意味は分かるし、「話して」と言われたら、関西弁で話すことも可能やけど、無理して関西弁つこうとする必要は特に感じんので使うつもりはあらしまへん。
このネタは、ひょっとしたら関東人と関西人では感じ方が真逆になるのではないかとも思われるのだが、京都在住が長い関東人の私には客観的な判断は出来ない。

新選組リアンの二人が登場し、Dr.ハインリッヒが双子だということだが、尼神インターの誠子も実は双子だということで、ツーショット写真が披露される。ちなみに誠子は地味顔であるが、妹さんは.……
写真を見た新選組リアンの二人が、「え? ほんま?」、「可愛! めっちゃ可愛いやん!」と驚くほど誠子には似ておらず、整った顔立ちをしている。ギャル系であるが美人であることには間違いない。

ここで、特別ゲスト。3月一杯での解散を決めたハリガネロックが、「今いくよ・くるよと懇意」で「スケジュールが空いた」ということで登場する。二人で40を過ぎると金が欲しくなるという話をした後で、ツッコミの大上邦博はイチローと同い年だという話をする。イチローの年俸は15億。ボケのユウキロックが「俺ら15億円稼ぐには何ステージやればいいの? ツーステージ」と言って、「なんでそんなに簡単やねん?!」と突っ込まれると、「元々は1ステージ7億ぐらいだが、色々引かれて3千円になる」という。
大上は結婚しているそうで、息子と娘がいるようなのだが、「まだうちの子供は小さいからいい。子供のうちはいい。成長すると反抗するようになる」と語る。
そこで、ユウキロックが大上の娘を演じるのだが、とにかく悪い娘である。当たり屋を計画したりする。

今いくよ・くるよ。「我々の頃はNSCもなかったので弟子入りするしかなかった」という話に始まり、今喜多代に弟子入りし、くるよは今汚らしいという芸名を貰った(嘘である)という話になる。くるよは今日も特性のドレスであったが(いくよは、「安藤忠雄(建築家)のデザイン」といつものように嘘の紹介をする)、例によって滑ってきてピエロのような格好になってしまう。くるよは「これはこれでいい。どやさ!」と言う。

新選組リアンの二人と、ハリガネロックの二人が出てきて、ステージ上にいる今いくよ・くるよと合わせて計6人で、ハリガネロックの歴史と解散後についての話となる。解散はするがピン芸人として活動を続け、吉本にも所属し続けるとのことだった。今くるよは、ハリガネロックが若い頃は今よりも良い男だったと振り返る。

その後、くるよが、下手袖を手招きして、今日の出演者全員をステージ上に呼ぶ。出演者は私服や別のステージ衣装で登場。早希ちゃんは眼鏡姿であった。

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