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2014年9月19日 (金)

観劇感想精選(134) よしもとLaugh+Theater Project「HAPPY MAN ~さよなら竜馬~」

2014年9月12日 大阪・なんばの5upよしもとにて観劇

午後6時30分から、大阪・なんばの5upよしもとで、よしもとLaugh+Theater Project「HAPPY MAN ~さよなら竜馬~」を観る。マキノノゾミが1991年に書いた戯曲を吉本の若手芸人達が上演するという企画である。昨日と今日、5upよしもとで公演が行われ、昨日が「えーきゃすと(Aキャスト)」、今日が「びーきゃすと(Bキャスト)」による上演だという。演出:森健太郎(LEVEL_E)、殺陣:長谷川桂太、ダンス振付:Yoshie。

「びーきゃすと」の出演は、プリマ旦那・野村、カバと爆ノ介・爆ノ介、カバと爆の介・カバ、大西ユースケ、男性ブランコ・浦井、男性ブランコ・平井、マユリカ・中谷、kento fukaya、小西武蔵、マンゴース・山下、こずまとり・中村、西沢式部(男性)、前園健太、バンドワゴン・杉元、長谷川桂太、いがわゆり蚊、堀川絵美(こずまとり・中村から堀川絵美までの7人は「えーきゃすと」としても出演)、浮かれポンチ・かなこ、えなみれいこ、ロージーボブ・くさか、谷口愛祐美(エイベックス・グループ・ホールディングスからの客演。「えーきゃすと」では、セリフなしの千葉さな役とダンスシーンに出演)、三谷優依(エイベックス・グループ・ホールディングスからの客演。今日は、セリフなしの千葉さな役とダンスシーンに出演)。

マキノノゾミというと、現在ではウェルメイドな本を書く劇作家として知られているが、1991年に書かれた「HAPPY MAN ~さよなら竜馬~」は、つかこうへいからの影響が色濃く感じられ、特に「幕末純情伝」や「新・幕末純情伝」とは重なる部分が多い。マキノノゾミは同志社の学生時代は、つかこうへいの劇を専ら上演しており、彼が主宰していた劇団M.O.P.も元々はつかこうへいの戯曲を上演するために結成された劇団であった。

坂本龍馬は現在では「坂本龍馬」と表記されるが、戦後の一時期、「龍」という字が画数が多いという理由で常用漢字から外れていたことがあり、その間は「龍馬」は「竜馬」と略字で記されていた。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』はその時代に書かれたものである。

維新後、大坂の「坂」は、「土に反る」と書くので縁起が悪いとして、大阪という漢字に変えられたのだが、それに倣って「坂」を「阪」と改めることが流行った。そのため、当時に作られた坂本龍馬関連の石碑には「阪本龍馬」と刻まれているものもある。ただ、「坂」を「阪」に変えるというのは一時的な流行だったようで、現在では坂本龍馬を阪本龍馬と書く人はまずいない。三重県の松阪市は、蒲生氏郷が、大坂から坂の字を貰い、それに縁起の良い松の字を付けて松坂と名付けたものであり、大坂が大阪へと変わったので、それに倣って松阪に表記を改め、今もそのままである。

マキノノゾミの本であるが、初演時とは違う史実が明らかになったところが幾つもあり、そこはより史実に近いよう変更されている。

文久二年三月の竜馬脱藩のシーンで劇は始まる。坂本竜馬(プリマ旦那・野村)は、中岡慎太郎(大西ユースケ)、武市半平太、岡田以蔵らを高知の桂浜に呼び、アメリカではプレジデント(大統領)に頭を下げることもなく、跪くこともなく、普通に挨拶を交わすのだと語り、そうした平等な世界を作りたいとの夢を語る。アメリカの習慣は河田小龍(この劇では「かわだ・しょうりゅう」と読む)から聞いたことだ。しかし、竜馬の友人達は理解を示さない。中岡は上様や天皇陛下を否定する行為だと激昂し、武市からは土佐勤王党から除名処分とすると告げられる。この劇では武市半平太と岡田以蔵はちょい役である。
理解が得られなかったことで、土佐脱藩を決意する竜馬であったが、姉の乙女(えなみれいこ)から「家族を捨てるのか」となじられる。竜馬と乙女は何度も相撲を取っており、通算成績は397勝397敗の互角。乙女は竜馬に相撲を挑み、乙女が3連勝して、竜馬の397勝400敗となる。竜馬の脱藩を思いとどまらせようとする乙女であったが、竜馬の志を聞いて胸を打たれ、家宝である陸奥守吉行を竜馬に与える。かくして竜馬は脱藩、一浪士となった。

慶応二年三月の京都に舞台は飛ぶ。長州藩士・桂小五郎(維新後の木戸孝允。演じるのは小西武蔵)が伊藤俊輔(維新後の伊藤博文。演じるのはマユリカ・中谷)に、「坂本竜馬という男が気に入らない」という話をしている。桂は江戸での武者修行中に神道無念流の斎藤弥九郎の道場(練兵館)の塾頭を務めていたのだが、小千葉道場の主である千葉定吉の娘、さな(三谷優依)に懸想したのだという。ところが、さなは桂には見向きもせず、坂本竜馬が小千葉道場に入門するやいなや竜馬に夢中になってしまったそうだ。さなを奪った竜馬を桂は憎んでいた。

二人が話しているところへ、沢田研二の「勝手にしやがれ」を歌う土方歳三(マンゴーズ・山下)率いる新選組が現れ、桂、伊藤と対峙する。斬り合いになるが、土方は桂に「あなたを斬ることは決してない。なぜなら池田屋で詮議があることを密告してくれたのはあなただからだ」と告げる。桂は「京を火の海にする」という宮部鼎蔵や吉田稔麿の案に納得出来ず、敢えて新選組に池田屋に討ち入らせることで、京の街を救ったはずであった。しかし、長州は京へと出陣。禁門の変で御所に発砲したため、賊軍となり、京の街は延焼で焼け野原となり、桂の怖れていたことは現実となってしまった。

長州と薩摩は同盟の可能性を模索していたが、水と油の両藩が結びつくことなどないと土方は高をくくっていた(なお、新選組局長である近藤勇は、土方のセリフに「勝ちゃん」という渾名が出てくるだけであり、登場もしなければ「近藤勇」という名前が語られることすらない。「勝ちゃん」という渾名は近藤の二つの幼名である「勝五郎(近藤の実家は苗字を名乗ることは許されていなかったが、密かに宮川という姓を持っていた)」もしくは「勝太(嶋崎勝太)」に由来する)。

桂は薩摩の西郷隆盛(カバと爆ノ介・カバ)の動向を探らせるが、大久保一蔵(維新後の大久保利通。演じるのは男性ブランコ・平井)によると、西郷は最近流行っている「ええじゃないか」のステップに嵌まっていて政治を省みないという。その「ええじゃないか」とは、ということで、ジャニーズWESTの「ええじゃないか」が流れ、西郷が登場し、多くの芸人と共にダンスを披露する。

西郷であるが、口を開くと「飯!」であり、食欲旺盛なようである。

そこへ、中岡慎太郎が怒りながら出てくる。薩長同盟は自分の案なのに竜馬が自分が考えたことにしているのが許せないという(坂本龍馬と中岡慎太郎というと「盟友」という関係だと思われがちだが、実際に龍馬と仲良くしていたのは、近藤長次郎(饅頭屋長次郎、上杉宋次郎)、望月亀弥太、池内蔵太ら行動を共にしていた者達である。いずれも龍馬より先に亡くなっている。龍馬と中岡はそこそこ仲良しという程度の間柄である)。

だが、桂も大久保も薩長同盟は難しいと語る。

いよいよ竜馬が京の街に登場。ザ・ブルーハーツの「終わらない歌」を唄いながらの登場であったが、突然、音楽が止まり、ライトが客席通路を照らす。新選組一番隊隊長・沖田総司(読みは史実に近い「おきた・そうじ」。つかこうへいは沖田総司が当たり役だった島田順司演じる「おきた・そうし」と読むフィクション版を採用している。演じるのはkento fukaya)の登場である。女達はキャーキャー言いながら舞台を下りて、沖田の下に駆けつけ、ハグをして貰う。この劇での沖田は超ナルシスト。労咳の咳も女を落とすためのテクニックである。女は悲劇のヒーローに弱いので咳をするとコロリと落ちるという。

沖田は竜馬を斬ろうとするが、竜馬は刀を差していない。竜馬はスミスアンドウェッソン製のピストルを沖田に突きつける。一歩も動けない沖田だったが、竜馬は「フレンドになった証じゃ」と言って、ピストルを沖田に渡してしまう。「長州の高杉晋作から貰ったものじゃ」と竜馬は説明する。沖田は竜馬を撃とうとするが、竜馬は「おまんのような優しい男にはわしは撃てん」と言い残し、去って行く。沖田は天に向かって引き金を引くが弾は入っていなかった。

舞台は3年前に戻る。文久三年、佐々木唯三郎(「佐々木只三郎」と表記されることの方が多い。演じるのはカバと爆ノ介・爆ノ介)は、江戸で旗本として働いている。そんな唯三郎が、恋人の八重(谷口愛祐美)の家に賊が押し入ったと聞いて駆けつける。だが、賊が押し入ったというのは八重がついた嘘であった。八重は暇なので唯三郎を呼んだのである。八重は唯三郎にプロポーズし、唯三郎もそれを受けるが、「今度、京都に行くことになった。旗本で結成する京都見廻り組の組頭を仰せつかったのだ」と八重に告げる。遠距離恋愛となった。

京都に来た唯三郎は新選組に追われている女を助けるが、実はその女は直心影流の使い手、あやめ(堀川絵美)であった。あやめは竜馬に振られたことがあり、憎んでいるという。また、あやめの兄が唯三郎の兄(会津藩出身の手代木勝任。実は佐々木只三郎は会津の人なのである)の家臣であったという。

竜馬と出会った佐々木唯三郎は、竜馬を斬ろうとするが、竜馬が丸腰なので、斬ることは武士道に反するとして刀を収める。竜馬は懐からピストルを取り出し、たつもりが実は出てきたのは鰹節。「ああ、そうだ、ピストルは沖田君にあげてしまったのじゃった」と思い出した竜馬。唯三郎は竜馬のふざけた態度に怒り、斬りかかるが竜馬は唯三郎の刀をことごとく交わす。「俺を憎んでるものに俺は斬れん。斬れるのは俺を愛している奴だけじゃ。愛している奴は怖い」と語って竜馬は去る。

伏見の寺田屋では、女将のお登勢(いがわゆり蚊)が竜馬に惚れている。しかし竜馬が好きなのはお登勢ではなく、おりょう(浮かれポンチ・かなこ)の方であった。お登勢はおりょうに、「あなたが私より優っているところなど一つもない」と噛みつくが、おりょうは、「お登勢さん、私の方が若いです」と答えたため、「それだけは言わない約束でしょう!」と激昂する。

いがわゆり蚊は、アゴが尖っており、日頃から顔面凶器をネタにしているが、今回もアゴが突き刺さりそうというネタは用いられる。

慶応二年一月二十一日、薩摩藩家老・小松帯刀の京屋敷に薩摩の西郷と大久保、長州の桂と伊藤が集まり、薩長同盟が結ばれようとしていた。しかしどちらも頑なであり、話が纏まりそうにない。そこに現れた竜馬は、「こんまいことに気を取られすぎてる」と呆れ、薩摩は西郷が一度頭を下げたというので、桂に頭を下げるように言う。不承不承頭を下げようとした桂であるが、西郷がより深く頭を下げたため、ここに薩長同盟は締結された。「祝杯じゃ、みんなで寺田屋に飲みに行こう」と言う竜馬。なお、伊藤は桂から「俺が頭を下げているのを見られたくない」と言われたため、後ろを向いて目を閉じたままじっとしており、気がつくと置いてきぼりを食らっていた。

薩長同盟は、長く、京都の薩摩藩二本松藩邸(現在の同志社大学今出川校地)で結ばれたとされてきたが、最近の研究により、一条戻り橋の近くにあった小松帯刀の京屋敷で締結されていたことがわかり、大河ドラマ「龍馬伝」でも小松邸説が採られている。今回の劇でも舞台は小松帯刀の京屋敷に直されていた。

寺田屋で、竜馬はプロポーズをすることにしたのだが、皆はお登勢にプロポーズするのだと勘違いしている。当然ながら竜馬はおりょうにプロポーズするのである。しかし、そこへ幕府の取り方がやって来て、竜馬は逃げることになる。寺田屋を襲撃したのは伏見奉行所の役人達であるが、おりょうの回想録では「新選組」と間違った記憶がなされている。あるいは夜の出来事だったので、討ち入ったのが何者だったのかおりょうは把握していなかったのかも知れない。
無事、逃げ延び、再開した竜馬とおりょうは鹿児島にハネムーンに出掛ける。

慶応三年三月。将軍後見役であった一橋慶喜(男性ブランコ・浦井)が、鍼師に身をやつし、お忍びで竜馬のいる寺田屋にやって来る。慶喜は、自作の恋文を読み上げるが、竜馬からありきたりだと言われる。竜馬は「あなたと逢ったその日から恋の奴隷になりました。あなたの膝にからみつく子犬のように」と、なかにし礼が書いた「恋の奴隷」の歌詞そのままの恋文を提案する。
慶喜公が鍼師の姿をしているのは、実際に鍼を打っていたからである。先の将軍、徳川家茂公は病弱であったため、鍼灸を勉強したのだという。そんな慶喜が恋をした。相手は目の見えない町娘・まりな(ロージーボブ・くさか)。鍼を打てば目が見えるようになると嘘を言って鍼を打ったのだが、たまたま目が見えるつぼにヒットしてしまったようで、まりなは今では目が見えるそうである。そんなまりなを一人にはしておけないため、慶喜は将軍になることをためらっているのだった。
竜馬は、大政奉還が成功すれば、近い将来、身分のないフリーな時代がやって来ると慶喜を励ます。元将軍であっても町娘と恋が出来る自由な時代が。

そこへ、中岡慎太郎がやって来る。鍼師の格好をしているのが慶喜だと気がつかない中岡は、「大政奉還など許せぬ! 一橋慶喜を叩き切る!」と叫んで、慶喜を仰天させる。目の前にいるのが当の一橋慶喜だと気付かない中岡はそれを見て不思議そうである。

竜馬は、「薩長と徳川が今戦ったら、日本はイギリスやフランスの植民地になる」と主張する。竜馬は血の流れない革命を望んでいた。古来から革命といえば多くの血が流れたが、今回は無血革命を成し遂げてみたい。遠い未来に、「人がみな優しくて、戦いを好まず、革命を成し遂げた国があった」と言われるような革命。革命で国が滅びることもあるが、それでも血が流れないなら由としたいと竜馬は語った。

慶応三年十月十四日、徳川慶喜による大政奉還が行われ、翌十五日に認められた。徳川慶喜はそのことを竜馬に伝えに来る。竜馬は「おはようございます、プレジデント慶喜」と言い、慶喜は「おはようございます、ミスター竜馬」と返す。二人とも対等の立場での挨拶である。慶喜は新しい時代の挨拶として、「おはようございます」の頭文字「お」と結尾の文字である「す」を取って、「おす!」という言葉を提案する。

再び、西郷らによる「ええじゃないか」のダンス。今度は「マツケンええじゃないか」である。桂は「ええじゃないか」が流行っている場所が、西郷が狙っている東征ルートであることに気付く。西郷は意図的に「ええじゃないか」を流行らせて、薩摩への親しみをその地の住民に抱かせ、戦を起こして東征ルートを速やかに進撃する際の足掛かりとしているのだ。桂は西郷の意図を見抜いた。何が何でも戦をして幕府を滅ぼしたい薩摩にとって平和裏にことを収めたい竜馬は邪魔な存在であった。伊藤は「幕府はもう存在しないのに倒幕なんておかしいじゃないですか」と言うが、桂は西郷とは戦を好む男だとして、竜馬にこのことを知らせるために近江屋に向かう。

西郷と大久保は竜馬の暗殺を狙っていた(薩摩黒幕説である。実際は薩摩藩が黒幕である可能性はほぼゼロである)。あやめも大久保が金で雇った刺客であり、竜馬のことをことさら悪く言って、佐々木唯三郎が竜馬を討つよう仕向けたのである。あやめは唯三郎に言っていた。「この世には二種類の人間がいる。夢を見て良い人間といけない人間。夢を見て良いのは日本で二人か三人だけ。兄は坂本竜馬に憧れていた。竜馬のような男になりたいと。だが、兄は惨めにも斬られて死んだ。夢を見てはいけない人間が夢見た結末だった」。夢を見て良い人間である坂本竜馬は他人を不幸にすると思い込ませたのである。

運命の、慶応三年十一月十五日、京都河原町蛸薬師下がるの近江屋二階。中岡が竜馬に「用心が足らん、なんで土蔵に隠れとらん?」と聞くが、竜馬は「あんなところのいたらカビが生える」として中岡の忠告を聞き入れない。
おりょうが下関から京都に向かってくるはずだったが、風邪を引いたとのことで、下関から動いていないという。竜馬は「手紙で風邪も移してきよった」と言う。竜馬も風邪を引いていた。実は竜馬は、おりょうに今日、ウエディングドレスを贈るつもりだったのだ。

そこに、慶喜とまりながやって来る。二人は静岡(実際は静岡が都市名になるのは維新後であり、当時はまだ駿河府中、略して駿府である)で店を始めるつもりだと語るが、中岡がこっそりとウエディングドレスに着替えているのに気付き、見てはいけないものでも見てしまったかのように去って行く。

続いて、桂と伊藤がやって来て、薩摩が竜馬の命を狙っていると告げる。竜馬は本気にしない。

振り返った竜馬は、中岡がウエディングドレスを来ているのに驚くが、西洋の結婚式のやり方を中岡に教える。メンデルスゾーンの「結婚行進曲」が流れ、バージンロードを竜馬と中岡は歩く。指輪の代わりに竹輪を食いちぎったものを左手の薬指にはめる。中岡は竜馬にキスを迫るが、竜馬は「それをやると一線を越えてしまう」と拒む。しかし、どうしてもとせがむ中岡とキスをしよう……かと思っていたときに佐々木唯三郎が花束を持ってやって来る。竜馬は「今日はにぎやかじゃのう」と歓迎するが……

演出家もマキノノゾミがつかこうへいの影響を強く受けていることは当然ながら見抜いており、セリフの発し方に、つか演劇特有のがなり立てるようなものを要求していた。出演者達は芸人であり、舞台俳優ではないため、セリフが単なる力みになってしまうところもあったが、まだそれほど売れていないとはいえ、一応、NSCは勝ち抜いた面々だけに筋は良く、一定の水準はクリアしていたように思う。殺陣はきちんとやらないと危険なのだが、専門家の指導を受けて迫力あるものに仕上がっていた。

少し気になったのは若くて可愛らしい女優陣。AKB48のメンバーであってもおかしくない人達だが、逆に言うと皆がいかにもAKB風なのである。声も甘すぎて、若い男性なら良いと思うのかも知れないが、私のような初老の男が見ると作り物的表現が気になってしまう。もうちょっと凛としたところのある人もキャスティングされていれば良かったのだが、全員同じようなタイプ。これが今求められている舞台女優像なのだろうか。

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