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2015年1月31日 (土)

これまでに観た映画より(69) 「トリック劇場版 ラストステージ」

2014年2月5日 MOVIX京都にて鑑賞

MOVIX京都で、「トリック劇場版 ラストステージ」を観る。2000年にテレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠第1作として放送され、当時、今一つパッとしなかった仲間由紀恵を一躍人気女優の座に押し上げ、二枚目のイメージが強すぎた阿部寛に三枚目と独自の存在感を与えてトップ俳優へのステップを築いた伝説のドラマ「トリック」。演出の堤幸彦もこの「トリック」で知名度を更に上げた。

その後、「トリック2」、プライムタイムに以降しての「トリック」、更に映画や特別ドラマ、スピンオフドラマ「警部補 矢部謙三」など、長年に渡って人気を博してきたシリーズであるが、今年の正月に放送された特別ドラマと、この映画をもってラストとなる。

「トリック劇場版 ラストステージ」の出演は、仲間由紀恵、阿部寛、東山紀之、生瀬勝久、池田鉄平、北村一輝、水原希子、野際陽子ほか。監督:堤幸彦、脚本:蒔田光治、音楽:辻陽、主題歌は鬼束ちひろの「月光」。

堤幸彦はオールロケが基本であるが、今回は「トリック」史上、最初で最後となる海外ロケ(マレーシア)が行われた。

1ステージ50万円という破格のギャラの仕事を得た山田奈緒子(仲間由紀恵)、一方、上田次郎(阿部寛)も2000万円というギャラで、村上ショージが会長を務める村上商事の加賀美慎一(東山紀之)から海外のレアアース採掘のために力を貸して欲しいと頼まれる。
山田が得た仕事というのは実はテレビのどっきり番組であり、大恥を掻いた山田に、上田は「海外に行ってみないか」と誘う。だが、実際はレアアースの採掘を妨げている赤道スンガイ共和国にはボノイズンミ(2000年に放送された「トリック」初の事件となる「母の泉」という新宗教を別の読み方にしたものが基になっている。演じるのは水原希子)という呪術師がおり、上田は山田がいないと呪いが怖いので誘ったのだった。

赤道スンガイ共和国(架空の国である)では母の泉が信仰されているようで、「お母様」こと霧島澄子(菅井きん)が崇拝されていたり、紙幣の肖像に用いられていたりする。これは複線であって、これが後半に向かって効いていくことになる。一行はレアアースの採れるムッシュム・ラー村(笑)に向かう……

「トリック」はやはり2000年に放送された第1シリーズが一番良く、その後、演出過剰になっていって、まずかったのだが、今回も前半は演出過剰気味であったものの、後半はストーリー展開が上手く行き、ラストも納得の出来るものになっている。ラストに不満を持つ人も多いだろうが、きちんと終わっていることを評価する人もいるだろう。

「トリック」の過去シリーズの映像が流れる場面があり、懐かしかった。

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