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2015年3月 9日 (月)

笑いの林(35) 「人気者ライブ~芸歴10年経ってしまった~」

2015年1月27日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

午後7時から、道頓堀ZAZA HOUSEで、「人気者ライブ~芸歴10年経ってしまった~」を観る。NSC大阪校28期生を中心としたライブ。出演:桜 稲垣早希、アインシュタイン・稲田、祇園、ラフ次元、矢野号。上演時間約1時間のミニライブだが、チケット料金も前売り1300円と安い。京都から観に行くと交通費の方が高く、電車の中にいる時間の方がライブよりも長いという難点があるが。

早希ちゃんはNSCはNSCでも大阪校女性タレントコースの1期生(現在は女性タレントコースは廃止)であるが、お笑いコースでいうと28期生と同じ時期にNSCに入っており、矢野号はNSC組ではなくオーディションを受けての事務所直入であるが、キャリアでいうと28期と同期になるという。桜 稲垣早希おっかけ芸人である、がっき~も28期生であるが、早希ちゃんが「がっき~だけは絶対嫌」と言ったため出演せず(そもそも同期で何かやろうと、この企画を立ち上げたのは早希ちゃんだそうである)。中山女子短期大学(男性ピン芸人)も同期であるが、ラフ次元・梅村から「滑舌が悪すぎで舞台出演NGになった」と説明される(嘘であろうが)。

芸能人の実家というと、貧困層と富裕層のどちらかに極端に分かれる傾向があるのだが、今日はラフ次元・梅村と矢野号が自他共に認めるボンボン。貧困家庭出身の人はおらず、他の人は中流層の出である。

ラフ次元・梅村と矢野号は共に会社社長の息子だが、ラフ次元・梅村の父親の会社は年商3億。矢野号の父親に至っては実に年商60億の会社を経営しているという。

人気者ライブと銘打っているが、吉本のお笑いに詳しくなくても知られているのはおそらく早希ちゃんだけ。アインシュタイン・稲田は、よしもとぶさいくグランプリ(最近は大々的にやっていないが)の上位にいるため知名度はある方だと思われる。ただ早希ちゃんも「ロケみつ」の早希ちゃんとして有名で、吉本の芸人ということは余り知られていない。今日の司会を担当したラフ次元・梅村が早希ちゃんに、「テレビでネタやったことある?」と聞くと、早希ちゃんは、「ほとんどない」と答えていた。ちなみに早希ちゃんは、先日、広島での仕事に向かう最中に、新大阪駅で転倒して左手の薬指を怪我したとブログに左手の写真入りで上げており、今日も小指に包帯が巻かれている(打撲だったようだが、そういえば早希ちゃんも大厄だったな)。

まずは自己紹介。矢野号やラフ次元は普通に挨拶をしていたのだが、早希ちゃんが「昨日か、今日か、やっぱりアスカ! あなたのハートを補完する桜 稲垣早希です」とAKBグループのアイドルのような挨拶をしてからおかしくなり、アインシュタイン・稲田は「みんな、笑っちゃ“いな”の稲田です」、祇園・櫻井は「みんな僕のことをわかって芸人(若手芸人)の祇園・櫻井です」、祇園・木﨑は「笑わしたろう、楽しませたろう、抱いたろうの木﨑太郎です」と勝手にキャッチフレーズを作って挨拶してしまう。

今日は男性客が多いといので、ラフ次元・梅村が「早希ちゃんを見に来たという方、拍手」というとかなりの人が拍手する。梅村が今度は「では、祇園・木﨑を見に来た人」と聞くと、拍手をしたのは一人だけ。木﨑は怒って帰るふりをする。

木﨑は早希ちゃんのことを「大嫌いです!」と断言。『ロケみつ』の「カッパでいい湯だな 効き温度ブログ旅」に出演したことがあり、『ロケみつ』は毎年忘年会を行っていて、12月27日生まれである早希ちゃんのお誕生日会を兼ねたものだったのだが、木﨑もまた12月27日生まれ(木﨑の方が2歳年下)であったのに忘年会に参加した時に誰も祝ってくれなかったという。
早希ちゃんによるとその時は木﨑の誕生日については知らなかったそうである。スタッフで木﨑の誕生日を知っている人もいなかったようだ。

自分自身が把握しているキャラクターをスケッチブックに書き、それを変更しようという企画。
祇園・木崎が「神が作った最高傑作 KIZAKI」(相方の櫻井に「盛りすぎちゃう?」と言われるが、「どうせ今日は木﨑を見に来ている人はいない」と開き直る)、祇園・櫻井が「根暗」、アインシュタイン・稲田が「メガネ君」、ラフ次元・梅村が「帰国子女のさわやかRich Boy」、早希ちゃんが「アニメ、ゲーム好き クラスにいそうな女」、ラフ次元・空(そら。変わった苗字である)は「カワイイ」。女の子に「カワイイ」と良く言われるらしいが、木﨑から「男で『カワイイ』と言われる奴、大嫌いです!」と言われる。矢野号は「巨人」。ちなみに矢野号は大きな人を言う「巨人」ではなく、読売ジャイアンツの略称である「巨人」のイントネーションで読み上げるが、内容は大きな人の方の「巨人」。矢野号は長身で、服もアメリカ人用や太っている人向けのものでないと入らないという。

まず、アインシュタイン・稲田が変わった顔なのになんで「メガネ君」なのかという話になる。稲田は中学校の時は「メガネ君」と呼ばれていたという。それだけでは面白くないので、高級感を出すということで、川島なお美のキャラとなってしまう。ただ、稲田が「川島なお美がよく分からない」というので、早希ちゃんが川島なお美がよくペットを連れているのでペットにしてはどうかと提案。稲田が一番好きな動物は犬、それも柴犬ということになる。

祇園の木﨑はナルシストキャラとして知られているが、2、3年ほど前から急にナルシストキャラに変わったそうで(丁度、NON STYLEの井上がよしもとブサイクぐらんぷりで1位を取ったのにナルシストキャラとして知られる様になった頃なので、影響はあるのかも知れない)、相方の櫻井も「木﨑も根暗」という話をし、アインシュタイン・稲田によると「木﨑はNSCの頃から根暗で、その頃、月に1回みんなで舞台をやってその後、食事に行ってたんですけれど、木﨑は食事にはいかなかった。仲間内でも集団の中にいるのが怖いらしい」ということで、稲田が「木﨑と食事をする会」のような会を立ち上げて、木﨑もようやく心を開くようになったという。ということで、木﨑は「神が作った最高傑作 KIZAKI」ではなく、「稲田が作った最高傑作 KIZAKI」に変更となる。

司会のラフ次元・梅村は塾講師もやっているが、相方の空が「意外に天然」だと指摘し、祇園・櫻井も「教科書に書かれていること以外は知らないタイプなのではないか」と言うが、塾講師と天然では差があるというので、思い切って「オネエキャラ」に変更となる。

早希ちゃんは、楽屋にいる間、ずっとゲームをやっているそうで、「今もすぐ帰ってドラゴンクエストやりたいです。オンラインなので、リアルタイムで時間が流れている」と言い、「この舞台もリアルタムで時間流れてるよ」と突っ込まれる。
「クラスにいそうな女」というのは、早希ちゃんによると「特別美人でもないし、かといってブスでもないし」と言うが、梅村に「(容姿は)上、中、下でいうと、どの辺り?」と聞かれて、「うーん、上の上」と答え、木﨑が怒ったふりをする。
普段のネタは結構ブラックだというので、「毒舌キャラ」に変更ということにし、隣に座っているラフ次元・空に向かって毒舌を吐くようにいわれるが、「髪形が変。着ているものも何か」と単なる悪口を言って、梅村に、「早希ちゃん、毒舌の意味わかってる?」と聞かれる。

祇園・櫻井は「ギャル男」ということになる。ラフ次元・空も櫻井と同様に「ギャルが好き」ということで、そっち系のキャラに、矢野号は父親がわらび餅の水色容器を発明したということから「餅キャラ」という意味のわからない設定になる。

その後、そのキャラのままで、「黒ひげ危機一髪」をやることになるのだが、木﨑は稲田にお礼を言ってから樽にナイフを指すという今日限定のキャラ。その稲田は大人しくなっただけ。矢野号は餅なので舞台に引っ付いて動けないという意味不明のギャグ。早希ちゃんは毒舌ではなく俺様キャラ、それも中々他の人に絡めず、「次、早希ちゃん」と促されてようやく乱暴になるといった調子で、全員、新しいキャラが馴染まなかった。

続いて、10年前に流行った曲を、お題を踏まえて替え歌にするというコーナー。使用された曲は、レミオロメンの「粉雪」、修二と彰(亀梨和也と山下智久)の「青春アミーゴ」、AIの「Story」、SMAPの「BANG!BANG!バカンス!」、平井堅の「POP STAR」。事前に曲は知らされておらず、全員、その場で替え歌を考えて歌う。

ラフ次元・空がトップバッターとして、レミオロメンの「粉雪」で手を上げる。お題は「となりのトトロ」。お題に出てくる言葉は使わずに説明する歌詞に変える。だが空は、「猫バスのとなりでトトロ」と思いっ切りお題に入っている言葉を使ってしまう。空は「となりのトトロ」ではなく「となりでトトロ」にしたのでOKだと思っていたらしい。

その後も、みんな上手くいかない。

祇園・木﨑は「青春アミーゴ」で挙手するが、お題の「アベノミクス」の内容がよくわからず、消費税値上げの歌にしてしまいNG。

早希ちゃんは、「Story」に挑戦。お題は「大阪」であるが、「天神橋筋六丁目辺りは住みやすそうなので引っ越してみたい」と、大阪ではなく大阪の一部の歌にしてしまって「駄目」と判定される。

その後、ラフ次元・梅村が「POP STAR」にお客さんから貰った「USJ」というお題でチャレンジ。「此花区にある遊園地。東の東京ディズニーランドに対抗する」と唄って受けが良かった。

ラストは早希ちゃんが「POP STAR」に挑戦。客席から「R-1(ぐらんぷり)」というお題を貰う。ラフ次元・空が「ヨーグルトの方(明治乳業の「R-1」)でも良いよ」とアドバイス。
早希ちゃんは、「今年からスポンサーいなくなった。何で私たち見捨てた」と唄って大受け。早希ちゃんが優勝者となった。

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