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2015年3月 8日 (日)

これまでに観た映画より(72) 「ローマの休日」

DVDでハリウッド映画「ローマの休日」を観る。主演:グレゴリー・ペック&オードリー・ヘップバーン。ウィリアム・ワイラー監督作品。脚本:ダルトン・トランボ。音楽:ジョルジュ・オーリック。

いわずと知れたオードリー・ヘップバーンの出世作である。それまで無名の女優であったオードリーはこの映画で1953年のアカデミー主演女優賞を受賞。一躍、スターの仲間入りをする。

ヨーロッパ某国の王女であるアン(オードリー・ヘップバーンが)が、ヨーロッパ諸国を公式訪問する。ロンドン、パリを経て、イタリアの首都ローマにやって来たアン王女一行はイタリア大使館でのレセプションと舞踏会に参加。翌日もスケジュールは一杯であったが、公務にうんざりしたアン王女は、突如激昂。一旦は気分が収まるが、こっそりと私服に着替え、荷物を運び出す車に忍び込み、ローマの街へと密かに飛び出す。ただ、睡眠薬を投与されていた、アンは眠くなり、道端のベンチの上で寝転んでしまう。そこに通りかかったのはアメリカン・ニュース・ローマ支局の新聞記者、ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)。ギャンブル好きなジョーは駆けポーカーに負けて帰る途中だった。アンが酔っ払っていると勘違いしたジョーは、タクシーに乗せて自宅に帰そうとするが、アンは自宅が「コロッセオ」だと言って聞かない。仕方なく、自宅アパートにアンを泊めることにするジョー。

ジョーは翌日、午前11時から、アン王女の公式記者会見に参加する予定だったが、昨夜が遅かったので寝過ごしてしまい、気がついたら正午。しかし、ジョーは新聞社の上司に、自分はアン王女のインタビューに行っていたと嘘をつく。しかし、アン王女が急病という嘘の記事が王女の写真付きで各紙に載っており、ジョーの上司はジョーの嘘を呆れながら聞いている。そして、上司から渡された新聞記事に載ったアン王女の写真を見て、昨日泊めた女性の正体がアン王女だと知る。
アン王女のプライベートを記事にすれば特ダネだと、喜ぶジョーはアン王女に新聞記者という正体を隠し、また彼女がアン王女だと気付いていないふりをして、ローマの休日を楽しむことにする。

スペイン広場でオードリー・ヘップバーンがジェラート(アイスクリーム)を買い食いするシーンや、真実の口でグレゴリー・ペック演じるジョー・ブラドリーがふざける場面、スクーターを二人乗りする場面など、有名なシーンが多い映画である。

夢のような恋愛映画であるが、単なるおとぎ話にはなっておらず、ほろ苦い味わいを残すのもウィリアム・ワイラー監督の上手さだと言える。

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