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2015年4月 1日 (水)

笑いの林(37) 「EVEMON TKF!」2015年1月5日

2015年1月5日 大阪・心斎橋のコラントッテホールにて

午後7時から、心斎橋にあるコラントッテホールで、「EVEMON(エブマン) TKF!」を観る。たむらけんじが主宰する毎週月曜日開催のお笑いイベント。コラントッテホールは常設の劇場ではなく、コラントッテという中規模企業の2階にある、普段は会議室か何かに使われているスペースを転用した箱である。

出演者は、ツートライブ、守谷日和、中山女子短期大学、もりやすバンバンビガロ、ロシアン生まれ、ヒューマン中村(以上、持ち時間5分)、カベポスター、雀公演、ちびシャトル、人妻ニャンコ、ガオ~ちゃん(以上、持ち時間2分)、シュークリーム、桜 稲垣早希、がっき~、モンブラン、おいでやす小田(以上、持ち時間5分)、ゲスト:ファミリーレストラン(持ち時間10分)。

午後6時30分に開場、整理番号順の入場となるが、そのちょっと前にたむけんさんが普通にコラントッテの前にタクシーで乗り付けて、普通に並んでる人達に「こんにちは」と言いながら会社の入り口から入って行った。

ツートライブ。カリスマ美容師ネタで、先輩美容師が後輩美容師に店を譲るので秘伝の策を授けたいというのだが、ハサミの長さが長すぎたり、全く意味のない技法だったりで、結局、店を譲るのを止めてしまうところで終わりとなった。

守谷日和(男性ピン芸人)。都会生活から離れ、自然の中にログハウスと建てつつある男を守谷日和が演じる。この場所では土が食べられるというのだが、食べた守谷はその後、腹が痛くなってしまう。大木も頼もしいというのだが、それに触れた守谷の手はかぶれてしまう。そして、守谷はログハウスに玄関を作るのを忘れていたのだった。

中山女子短期大学(男性ピン芸人)。測量士の格好をして登場し、客席中央の通路を通って、お客さんの手を借りて測量を行うのだが、測量を終えて割り出したコラントッテホールの形は何故か☆。それから中山女子短期大学は、尾崎豊の「卒業」の替え歌「測量」を唄い、測量をそんなにあちこちでする意味があるのかと疑問を呈したりする。

もりやすバンバンビガロ。普段はタッパの高い一輪車に乗っているのだが、コラントッテホールは天井が低いので歩いて登場。バスケットボールを右手の指の上で回し、背中で左手の人差し指にバトンタッチして1回転という芸をやるが、3回ともうまくいかず、4回目でなんとか成功。林檎を食べながらのジャグリングは上手くいったが、頭の上に紙風船の付いたカチューシャを置き、クラブをジャグリングして、紙風船を割るという芸は何度やっても上手くいかず、遂にはカチューシャがずれて紙風船が後ろに行ってしまう。もりやすは紙風船を手に取って割り、それで無理矢理成功ということにした。

ロシアン生まれ。やまぐちが「豊が死んだ」というので、山城が「友達か?」と聞くと、やまぐちは「尾崎豊だ」と答える。「え? 2015年になって尾崎の死を悲しむ?」と山城は不思議に思う。そこからやまぐちが尾崎の歌のタイトルを挙げていくのだが、「測量」とさっきの中山女子短期大学のネタも借用していた。

ヒューマン中村。「余字熟語」ネタである。元日に観たネタより更に練り上げられており、完成度が高くなっている。R-1でやるようなので、前回以上のネタばらしはしないが、ヒューマン中村は今年はR-1を制すのも夢ではないと思われる。

2分組の前に、たむらけんじによるトークがあるのだが、「まさか尾崎豊がこの時代にかぶるとは」と言っていた。またヒューマン中村のネタを誉めた後で、「ピークに持ってくるにはまだ早いんちゃう? 本番で息切れせんようにな」とも語った。

2分組には、まだ駆け出しの芸人が並ぶ。

カベポスターは、紙相撲が面白いというのだが、ルールが出鱈目というネタ。

雀公園はマイクがあるのに大声を出すので少しうるさかった。料理の話になり、三上がシタビラメのムニエルの話になるのだが、兼信(かねのぶ)が「お洒落すぎる。ただモテたいだけちゃうんか」と言って口論になるという内容。

ちびシャトル。ゴーグルを付けているのが特徴の男性ピン芸人である。背が低く、ゴーグルを外さないので目の表情がわからない。フリップ芸をやるがシュール過ぎて面白さが伝わってこない。

人妻ニャンコ。元つぼみの女エロ芸人で、普段は体操着にブルマなど変わった格好をしているが、今日はスリットの入ったスーツ姿で登場。つぼみにいたというだけあって、フォーマルに近い格好をしていると外見はなかなかいい女である。
結婚式の司会者を演じるのだが、エロネタ全開であった。

ガオ~ちゃん。「EVEMON」に出演するのは21回目だというが、なかなか受けないのだそうだ。様々なスタイルで「ガオ~」と吠えてみせるのだが、余り笑いには結びつかないように思う。

再び5分組。

シュークリーム。3日に道頓堀ZAZA HOUSEでやったネタの、受けが良かったところをミックスした内容。吉岡久美子が、「今度の合コンで女の子一人抜けたから、しよりを誘おうと思って」というのだが、しよりは、「じゃあ、男受けの良い格好で行く」と言って、吉岡に「わかるのと?」と聞かれると、「ナースでしょ。ブルマ、スクール水着」などと答え、吉岡に「『和○』にスクール水着で来たら追い出されるよ」、しより「ちゃんと髪の毛、キャップの中に入れるから」、吉岡「髪の毛の話やない」と続く。

最前列の3人を合コン相手に見立てて、吉岡が3人を絶賛、しよりはどうでも良いところを誉めるとうネタは今日も行われた。また、しよりによるサビなしの「Let It Go」も唄われた。

桜 稲垣早希。今日も「シータの替え歌単独ライブ」をやる。今日もお笑いのライブなのにサイリュームを振るお客さんがいるというシュールな光景が笑いを誘う。
3日の公演では歌のテンポが悪い場面も見られた早希ちゃんであるが、今日は歌の調子が良く、楽しめる。

今日も最前列にいる二人と握手した後で、三人目のお客さんが持っていたサイリュームを取り上げて、二番目に握手をしたお客さんに渡すというパフォーマンスをやって笑いを取った。

「早希ちゃんは、明日、明後日と劇に出演するはずなのに、こういうのに出ていて大丈夫なのかな?」と思っていたが、やはり夜中に舞台稽古があるようで、公演には最後まで出演したが、終演後のハイタッチでお見送りには参加せず、そのまま稽古場に向かった。

がっき~。「桜 稲垣早希ファン」としての方が有名な芸人である。本名の稲垣昌秋名義で出演することもある。
まず、「シュークリームと桜 稲垣の後に出るなんて、なんで俺だけがこんな目に」と崩れ落ちて、客席の笑いを誘う。
カイジの格好をしているが、左右に箱を用意しており、中に入ったカードを一枚ずつ引いて、出来上がった言葉を演じてみるという芸。「壊れてしまった」「福山雅治」などでは福山雅治の物真似もやるが思ったよりも似ていて、芸達者であることがわかった。

モンブラン。もともとは漫才コンビであったのだが、今は大道芸がメインになっている。
脚立の上に筒状のものを置き。その上に板を置いて、その上にモンブラン・木下が乗ってバランスを取りながら足に輪っかを通すという芸。かなり難度が高いと思われるのだが、何とか成功させた。

おいでやす小田。外見はどことなくヒューマン中村に似ている。
「演奏記号」というネタ。演奏記号を見せて、日常会話の中でそれが使われてるケースがあると紹介する。「♯」は、おばちゃんが「もしもし~」と言うときに語尾が上がることを指す。「fp(フォルテピアノ)では、「あいつさー、嫌な奴、あ、いたんだ」とある人の悪口を言おうといたら当人がすぐそばにいて急に声が小さくなるという状況で使われる。「f(フォルテ)」は、「もうやめろや!」という子供の叫び。「ff(フォルテシモ)」は。「あー、志村けんだー!」という言葉で用いられるという。「クレッシェンド」は、「もう、いい加減起きない!」という言葉が段々大きくなっていくそうだ。

ゲストのファミリーレストラン。滋賀県の住みます芸人であるファミリーレストラン。下林が「東京ディズニーリゾートや大阪のUSJみたいなアミューズメントパークが滋賀にも欲しいよね」と言うと、原田が、「何いうてんの。滋賀にもあるよ。南郷水産センター」と答えて、下林に「地味すぎる」と却下される。

下林が、「隣の京都には宇治平等院鳳凰堂などの世界遺産が沢山ありますが」と言うと、原田が「平等院鳳凰堂は一つだけやろ。平和堂は沢山あるねんで。各駅に一つずつある。高槻にまである」と返して、「平和堂はスーパーやないか」と下林に突っ込まれる。

その後、下林が怪人に扮し、原田演じる正義の味方グループと戦うことになるのだが、原田は滋賀県の名産品を冠した色のつくものを隊員名として挙げ、結局、8人組ほどの大所帯になってしまった。

ゲームコーナー。赤組と青組に分かれ、言葉&ジェスチャークイズを行う。赤組は、ツートライブの2人、守谷日和、中山女子短期大学、ガオ~ちゃん、桜 稲垣早希、おいでやす小田。青組は、ヒューマン中村、ちびシャトル、がっき~、シュークリームの2人、ファミリーレストランの2人。

各チームのうち、代表が1人出て、他の6人と向かい合う。代表者の背後には、答えとなるワードがスケッチブックに表示されているのだが代表者には答えは見えない。そこで、他の6人が言葉だけで答えとなるワードのヒントとなる動きを伝えていき、代表者は自分が行っているジェスチャーが何を表しているのか当てるというゲーム。トップバッターのファミリーレストラン・原田の例を挙げると、答えは「ピッチャー」で、ヒントとなる言葉としては、「手挙げて(原田は右利きである)、前に降ろして」、「左脚挙げて」、「右手後ろに持ってって。そのままぐるっと回して降ろして」といったようなものが伝えられた。

一番出来が悪かった人には尻バットの罰ゲームがあるのだが、選ばれたのは早希ちゃん。「チアガール」というお題だったのだが、「両手挙げて、横に出して」、「足踏みして」、「両手前に出して」などというヒントが味方の芸人から出されたが早希ちゃんはわからず、「しゃがんで。左手上に挙げて、右手横に出して、手、グーにして振って」というヒントが出されたが、早希ちゃんは「モーニング娘。の右端の人」と答えて、正解を出すことが出来なかった。早希ちゃんは、チアリーダーの格好をして大阪ガスのWebCMに出ていたこともあるのだが、早希ちゃんのことなので、もう忘れているのだと思われる。

たむけんは、プラスチックのバットで、早希ちゃんを叩いた後で、「興奮する。今日、寝れんかもしれん」と言い、他の芸人も「客席にも喜んでる人、結構いますよ」と言っていたが、男というのは基本的にSっ気のある人が多いので、ちょっと嬉しいというのが本音だろう。

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