« 観劇感想精選(150) 「ビッグ・フェラー」 | トップページ | コンサートの記(186) オッコ・カム指揮 京都市交響楽団第587回定期演奏会 »

2015年4月28日 (火)

笑いの林(40) 「あやまんJAPANと桜 稲垣早希の祇園遠征試合」

2012年3月4日 よしもと祇園花月にて

午後7時より、よしもと祇園花月で、「あやまんJAPANと桜 稲垣早希の祇園遠征試合」を観る。出演:あやまんJAPAN、桜 稲垣早希、今井希世(つぼみ)、小寺真理(つぼみ)、すっちー。

よしもと祇園花月の下手側入り口の横は、花道を利用する際に使われる通路で楽屋にも通じており、通常はカーテンが閉まっているのだが、今日はカーテンは開いており、あやまんJAPANの3人が普通に記念写真の撮り合いをしていた。

関西では久々となる早希ちゃんの看板公演とあって、祇園花月の入りはなかなか良い。

よしもとからCDを出している(所属事務所は吉本ではない)エロネタ集団、あやまんJAPANがまず登場して、おなじみの「ポイポイポポイ」をやった(あやまんJAPANのファンタジスタさくらだは、最近、熱愛報道がなされたが、それも思いっ切りネタにしていた。後記:その後に結婚して、あやまんJAPANを脱退)後で、早希ちゃんが出囃子でもある「残酷な天使のテーゼ」を歌いながらアスカのコスプレをして花道から登場。「エヴァンゲリオン」ネタでお馴染みの早希ちゃんだが、主題歌である「残酷な天使のテーゼ」を歌うことはそう多くない。ただ今日はサビまできちんと歌った。ちょっと得した気分である。なお、花道から登場した際、桟敷席に座っていた女性客が早希ちゃんに握手を求め、早希ちゃんがそれに応えようとする場面があったが、女性客の隣りの連れの人(旦那さんであろうか)が、女性客に「やめておけ」と手で制したので、握手なしという結果になった。

早希ちゃんは、あやまんJAPANの3人を見て、「近寄らないで」と一言。更に「スケジュール表を見たら『あやまんJAPANと桜 稲垣早希の祇園遠征試合』といきなり書いてあってビックリした」と言い、「マネージャーに問い合わせたら『やってみて下さい』の一言だった」と打ち明ける。

まずは、早希ちゃんによる、「『君に届け』の風早君に学ぶ恋愛講座」。マンガ『君に届け』の主人公、風早翔太を早希ちゃんは「女心の胸キュンポイントを全て備えたスーパー男子」だと紹介。フリップを使いながら胸キュンポイントについて説明する。あやまんJAPANに「マンガとかアニメに興味ありますか?」と聞くと、ファンタジスタさくらだが、「アニメはあまり見ないんですけど、マンガは読みます」と答え、お気に入りの作品として「『風の谷のナウシカ』」と明らかに早希ちゃん好みのものを狙って挙げた。
『君に届け』については、あやまんJAPANのルーキタエが、「映画になってますよね」と聞き、早希ちゃんは「そうです。多部未華子ちゃんと、お茶のCMの子、みうらじゅん」と言ってすぐに言い間違いに気付き、苦笑いしながら「三浦春馬君です」と言い直した。

『君に届け』は、地味で冴えない黒沼爽子(くろぬま・さわこ)と、好青年・風早翔太を主人公にした学園恋愛マンガ。黒沼爽子はネクラなので周りからは「貞子」と呼ばれて敬遠されているが、風早翔太だけは、気軽に接してくれるという設定である。
風早翔太について早希ちゃんは、まず爽子を「黒沼」と苗字で呼ぶのが胸キュンポイントだという。更に初対面の時、周りからは「貞子」と呼ばれているのに、「黒沼爽子だよね」とフルネームで呼んでくれるのがいいという(なお、好きなマンガだというのに、「黒沼爽子」のことを「くろさわ・さわこ」と言い間違えたのが早希ちゃんらしい)。
そして、誰もやりたがらないのでノート集め係にさせられた爽子に自分から「風早の分」と自らノートを差し出すのが素敵だと言い、雨の日に傘がない爽子に「ハンカチじゃ足りないから」と自分のフードをかぶせるのが女心をくすぐるという。「女の子って、頭をポンポンとされるのが好きじゃないですか。これはポンポンとするのに似たものがあります」と早希ちゃん。ただ、あやまんJAPANはエロネタ集団なので、雨に濡れるの「濡れる」を他の意味で使おうとする。早希ちゃんはそれには乗らず、交わし、「そんな人に『風の谷のナウシカ』が好きと言って欲しくないわ」とぼやく。

今度は、あやまんJAPANから早希ちゃんへのお願い。ファンタジスタさくらだは「早希ちゃんの乳首の色はどんな色か知りたい」と思いっ切りエロネタ攻撃。絵の具が用意されて、早希ちゃんの乳首の色を再現するという展開になる。あやまん監督が「私は透視が出来るので見えます」と言い、ルーキタエが早希ちゃんを羽交い締めにしたので、早希ちゃんは「これはイジメです」と本気で嫌がる。早希ちゃんは「関西には乳輪占いをするインチキ占い師がいるんですよ」「小泉エリという」と例によって小泉エリいじりをする。
早希ちゃんは無難にピンク色を作るが、あやまんJAPANは黒に近い茶色を作るという嫌がらせをする。更に作った色で書き初めをしようということになる。早希ちゃんは「早く帰りたい……」と本音を吐露。あやまんJAPANは「乳輪」と書く。更に乳房の画を描くが、早希ちゃんは最初は嫌がったものの、「でも大きいのはいい」と答えた(早希ちゃんは貧乳をネタにされることが多く、また自虐ネタとしても使っている)。

続いて、早希ちゃんも「ポイポイポポイ」のダンスをやることになるのだが、早希ちゃんは可愛らしくやろうとしたため、あやまん監督から「ぶりっ子? あたし達はJAPANを背負って戦ってるのよ!」とダメ出し。顔に思いっ切りが足りないと指摘される。早希ちゃんも変顔は「祇園笑者」で何度も披露していて得意なのでそれに応えた。

続いて、ジョリジョリゲームに早希ちゃんも参加。早希ちゃんが引っかかって、罰ゲームを受けることになったのだが、スカートをめくられると勘違いした早希ちゃんが本気でおびえて下手袖に逃げ込むという場面があった。罰ゲームとして、早希ちゃんは一人でぽいぽいダンスを踊ることになる。

次いで、全員私服に着替えての女子トークコーナー。司会をすっちーが担当し、つぼみの今井希世と小寺真理が加わる。

あやまんJAPANは、あやまん監督が「やんちゃな猫」をイメージしたというネコミミにミニスカートという可愛らしい格好。ルーキタエも今風のお洒落な格好であったが、ファンタジスタさくらだはネグリジェという変な格好。ちなみに三人とも京都のスピンズで今日の衣装を購入したということで、終演後にはスピンズの壁掛けカレンダーが入場者全員に無料配布された。
早希ちゃんは、月刊「マンスリーよしもとPLUS」でも書いていたように、安めぐみを意識したという、白のセーターとミニスカート、黒いソックスというスタイルにポニーテールでとても可愛らしい。今井希世は赤い袖のトレーナーにジーンズというカジュアルな装い。小寺真理は上下とも黒のセットで下はキュロットスカートという格好であった。

トークのタイトルは「だいじない君とあかんへん君」。「だいじない」は京都弁で大丈夫、「あかんへん」は京都弁で駄目という意味とのこと。男がやる仕草が「だいじない」か「あかんへん」かを決める。お題として「カラオケのマイクの一番上を持つ」、「公衆トイレの洋式便座にきちんとすわらない」、「Vネックが似合う」、「雨が降っているのに傘を差さない」などが挙げられる。ちなみに早希ちゃんは「Vネックが似合う」以外は全て「あかんへん」でナルシストで自己中心的な男性が嫌いであるようだ。ちなみに司会のすっちーもエロネタ好きの人で、早希ちゃんは「出演者表を見て、何でギブソンさん(ヤナギブソン)じゃないの? すっちーさんなの? と思った」と語った。すっちーは「ヤナギブソンは忙しい、俺は暇だ」と答えるがヤナギブソンはエロネタはやらない人なので、すっちーが敢えて選ばれたのであろう。ちなみにすっちーはここには書けないようなエロ話もしていた。

次はクイズコーナー「あやまんJAPAN対早希まんJAPAN」。野球のストラックアウトゲームのように九分割されたボードが出てきて、「政治」「芸能」「なぞなぞ」「エヴァンゲリオン」「六本木」「なでしこJAPAN」「イラスト」「イントロ」「漢字」など9つの分野から出題がされる。ちなみに九分割されたボードは一つ一つが反転するようになっているが、そこに出題が書かれているわけではなく、クイズの書かれた小さな紙が貼られており、それをすっちーが剥がして読み上げるという安っぽい仕掛けであった。
早希ちゃんは、「あやまんJAPANさんのことを事前にWikipediaで調べたら、凄い大学出てますよ」と発言するが、あやまんJAPANによると「あれは嘘」だとのこと。ちなみにWikipediaによるとファンタジスタさくらだは慶應義塾大学SFC、ルーキタエは東京外国語大学の卒業となっているが、出典は本人達へのインタビューであり、真相は定かでない。
あやまんJAPANは、「なでしこJAPAN」の出題にあやまん監督が女子サッカーの年間最優秀監督を「佐々木監督」と当て、早希まんJAPANは早希ちゃんが、「なぞなぞ」の「小瓶と中瓶はあって、大瓶はないお酒は?」を「焼酎」と言い当てる。
「漢字」は「チカン」を各自がスケッチボードに漢字で書くという出題であったが、「痴漢」と正確に書けたのは関西大学卒だという今井希世一人だけ。あやまん監督は「痴嘆」と惜しい答え。早希ちゃんは真っ先に「『チ』の漢字が先に浮かんだわ」と言っていたが、「血感」と意味不明の漢字を書いて不正解。小寺真理は現役の女子大生(当時は大学名は非公開。その後に甲南女子大学であり、中退したことも発表した)だが、「知官」とやはりどういう発想でそうなったのかわからない漢字を書いた。ちなみに小寺真理とすっちーは同じ大阪府立茨木西高校の出身で、茨木西高からはナインティナインの二人や、南海キャンディーズのしずちゃんも出ていて、吉本関係者の卒業生が多い高校だという話題になったのだが、すっちーは吉本側のミスで今治西高校卒とプロフィールに書かれてしまい、未だ訂正されていないとのことだった。
「エヴァンゲリオン」は明らかに早希ちゃんのための出題だが、早希ちゃんは「エヴァンゲリオンを(あやまんJAPANに)汚されそう」と言ってなかなか選ばなかったが、つぼみの二人に後押しされて選び、「今年の秋に公開予定の『ヱヴァンゲリヲン』の新作映画のタイトルは?」という出題に早押しで「新劇場版:Q」と答えて正解した。自分の単独公演のタイトルをパクリにしたくらいだから早希ちゃんが間違えるはずのない問題である。
「イントロ」。連続ドラマ「家政婦のミタ」の主題歌になった斉藤和義の「やさしくなりたい」をファンタジスタさくらだが、KARAの「ミスター」をルーキタエが真っ先にマイクを取って歌い、あやまんJAPANの連続正解となる。
ラストの出題は、あやまんJAPANが「イラスト」を選ぶ。題材は「ばいきんまん」。今井希世は惜しい出来。早希ちゃんは例によってグロテスクな画を受け狙いで書いて大ハズレ。あやまん監督はそっくりなイラストを描いて、あやまんJAPANの勝利となる。
トータルで勝者となった、あやまんJAPANにはプレゼントとして宇治茶プリンが送られ、敗れた早希まんJAPANには罰ゲームとして激辛饅頭が配られる。ちなみに激辛饅頭は祇園花月のスタッフが作ったものではなく、市販されているものとのことであった。激辛饅頭に三人は悶絶する。

フィナーレ。あやまん監督がアスカのコスプレ、早希ちゃんがあやまん監督の赤い衣装と、着るものをチェンジして、あやまん監督のヴォーカルで「残酷な天使のテーゼ」を歌い、踊る。早希ちゃんは振付を完全に覚えておらず、横を見ながら適当に合わせていた。

最後は「あやまんジェットコースター」。卑猥なことをやる。早希ちゃんが最初の犠牲者となり、続いて、客席から希望者二人が出てきて、あやまんジェットコースターに乗る。早希ちゃんは卑猥なシーンを正視出来ていなかった。

ハチャメチャな公演であったが、早希ちゃんファンにとっては、アスカのコスプレ、私服、あやまん監督の可愛らしい衣装という三種類の早希ちゃんを堪能出来る良い企画だったと思う。ちなみに早希ちゃんの本公演の感想は「出てみて良かったが、もう二度と出たくない」というものであった。

|

« 観劇感想精選(150) 「ビッグ・フェラー」 | トップページ | コンサートの記(186) オッコ・カム指揮 京都市交響楽団第587回定期演奏会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 笑いの林(40) 「あやまんJAPANと桜 稲垣早希の祇園遠征試合」:

« 観劇感想精選(150) 「ビッグ・フェラー」 | トップページ | コンサートの記(186) オッコ・カム指揮 京都市交響楽団第587回定期演奏会 »