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2015年5月 9日 (土)

笑いの林(41) 「Dear Woman ~私達、結婚できる女になります!!~」

2015年4月23日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

午後7時から、道頓堀ZAZA HOUSEで「Dear Woman ~私達、結婚できる女になります!!~」を観る。出演:桜 稲垣早希、宇都宮まき、小泉エリ、女と男・和田ちゃん、山本あきこ、尼神(あまこう)インター・誠子。MCは、スマイル・瀬戸。未婚のアラサー女芸人達が結婚について語る(?)というイベント。尼神インター・誠子だけ26歳とちょっと若いが、他の芸人は三十代前半である。

まず、MCのスマイル・瀬戸が出てきて、「出演するのが女芸人だけということで、顔ぶれを見ればわかる通り、舞台上が戦場のようになりますよ」と語る。また、「このイベント、一番嫌だったのは僕です」と言って笑いを取る。

女芸人達が一つずつ出てきて、理想のプロポーズの言葉を言う。エリさんは「エリ、お前の手品をずっと見ていたいんだ。一緒に結婚というミラクルを起こさないか」、和田ちゃんは言葉ではなく、「一緒にジグソーパズルをやって、完成すると『結婚しよう』という言葉が浮かぶ」、まきさんはタコの形態模写をして、「これ新しい物真似。結婚しよう」、早希ちゃんは、一緒にソファーに腰掛けているというシチュエーションで、「早希、お前と俺で人類補完計画を完成させよう」、山本あきこが「あきこ、お前はこれからも太り続けるだろう。更年期太りもあるかも知れない。でもそんなお前を愛し続ける自信がある」、誠子は二人でベッドで寝ているという設定で、「誠子、お前芸人なんか辞めて俺と結婚しろ!」というものであった。瀬戸は誠子に「設定なんなん? そんなこと言われたら引くわ」と言う。

ちなみに着座位置は、エリまき早希というグループでも活動していた3人が舞台上手(センターに近い方から、早希ちゃん、まきさん、エリさん)、他の3人が下手である(中央から和田ちゃん、山本あきこ、誠子)。上手が美形、下手がそれほどでもないという配置にきちんとわかれているようで、和田ちゃんは最初、上手に行こうとしたが、スタッフに下手に行くよう言われたという。

まきさんが、「Dear Woman」というタイトルがダサいと文句を付けるが、和田ちゃんが「それSMAP(シャンプーのCMにも使われた「Dear Woman」という歌を唄っている)に失礼」と言う。ちなみに、今日の企画は吉本が決めたもので、まきさんは本当は出たくなかったという。なお、この企画を立案した人は新しく出来た沖縄吉本に飛ばされて今は大阪にいないそうである。

エリまき早希の3人は3人では最近活動していないが(一昨年の秋に花園大学の学園祭に出たのが最後だと思う。私は花大でのステージは観ていないのだが)、まきさんが「あんまりやりたくない」と言ったそうで、和田ちゃんは「じゃあ、私が入ります。エリ早希和田でやりましょう」と吉本に提案したことがあったそうだが、社員さんから本気で「人気が落ちるので止めて下さい!」と言われたそうだ。

まずは、「結婚相手に求める条件」
エリさんは、「そっけない人」。素っ気ない人の方がミステリアスで惹かれるという。今までお付き合いして来た人は優しすぎる人が多く、「優しすぎる人は他の女の人にも優しい。絶対、浮気する。マメな人も浮気する」ので嫌だそうだ。下手側の芸人も同調するが、瀬戸から「ここ、居酒屋やない」、「何丁目やない(井戸端会議ではないという意味)」と駄目出しされる。

まきさんはストレートに「お金」。貧乏な家庭で育ったため、月給8万ぐらいの人(父親の月給がそれぐらいだったらしい)が相手となると、今でも一家6人を一人で養っているのに、養う人が増えてしまうので無理だという。ちなみに和田ちゃんのお父さんも月給8万円ぐらいの人だったそうで、ホームレスに間違われていたという。

早希ちゃんは、「アレルギーをもってない人」。実家では前に犬を、大阪に出てからは以前はハムスターを、今はインコを飼っている早希ちゃん。今後もペットを増やす予定なのでペットアレルギー体質の人とは結婚は無理。生まれてくる子供にもアレルギー体質が遺伝して欲しくない。どうしても結婚するなら別居して通い婚になるのだという。誠子が「そんなこと言ってるといつまで経っても結婚出来ないですよ」と言うと、早希ちゃんは「黙れ! ブス!」と怒り、誠子も「なんだとババア!」とやり返すが、早希ちゃんは「ババアであれだけコスプレが似合うなんて奇跡」と自慢する(?)

和田ちゃんは、「体に和ぼりが入ってない人」。「和ぼり」というのは「和彫り」のことで、和風の刺青である(今日出演している女芸人は、皆、漢字が苦手なので平仮名が多くなる)。ベッドに二人で寝ていて何している時に、般若の顔と目が合ったりしたら嫌だという。ただ、西洋のマスコットなどの刺青はOKだそうで、エリさんは「海や銭湯に行けないから嫌なんだと思った」そうだが、そうではないらしい。

山本あきこは、「うるさくない人」。お喋りな男は苦手らしい。

誠子は、「乳首せんたくバサミで引かない人」。誠子は今年に入ってから、乳首に洗濯ばさみを付けられ、引っ張られるというネタを20回もやっているというのだが(上にTシャツは羽織る)。なので、乳首洗濯ばさみをやっても紐を引いたりしない男が最低条件となるようである。

続いて、「結婚に近づくためにしている努力」。女子力アップなどといわれていることである。

山本あきこは、「イメージ」で、結婚することをイメージトレーニングしているのだという。ウエディングドレス姿も写真も撮ったと言い、舞台後方のスクリーンにその写真が映されるのだが、エリさんや瀬戸に「ゴリラやん!」とつっこまれる。早希ちゃんに、「普通はウェディングドレスを着ると綺麗に見えるのに、その逆を行く奇跡の1枚」と言われた山本は、「後でしばいたる」と言う。

まきさんは、「料理」であるが、スクリーンに映された料理は正直不味そう。少なくとも写真を見て美味しそうと思う人はいないと思われる。まきさんは「小料理屋を開きたい」とも語るが、周りから「その店、すぐ潰れる」と言われる。

エリさんは、「男の趣味」。趣味は二つあり、大相撲観戦は子供の頃からであるが、もう一つのバイクツーリングは男の趣味に合わせるために始めたらしい。270万円ほどのハーレーダビッドソンを150回払いで買い、バイク免許も取って(以前、エリさんが話していたが、バイクを買って自分を追い込み、それから教習所に通い始めたそうである)、ツーリング仲間も増えたというが、一緒に写真に写っているのは、エリさんの父親でマジシャンでもある横木ジョージ、オール巨人師匠、つばさ師匠とおじさんばかり。エリさんは、父親と同じぐらいの歳の人でもOKだという。

早希ちゃんは、「いつでも出会いと思う」。元相方の増田倫子さん(今はティラピス教室の運営などを行う会社の社長。芸能活動も続けていて、阪急百貨店梅田本店の8階ブースから放送するラジオのDJをやっており、私は一度ブースを見たことあるが、倫子さんは漫才をやっていた頃よりもずっと生き生きしているように見えた)から、「早希ちゃん、出会いがないんじゃないの。街ですれ違った人は早希ちゃんにとってはただのすれ違った人かも知れないけれど、それが私にとっては出会いなの」と言われたそうで、ちょっとしたことでも出会いだと思うことにしている」そうである。「舞台上にいる時は、出演者とお客さんで、恋愛の対象にはならないけど、色々巡り巡って出会いになるかも知れない」というようなことを語り、エリさんから、「ぶりっこした! 最初、お客さんは恋愛対象外と言ってから戻した!」と指摘されるも、「私は天然のぶりっこだからいいんです」と開き直り、ぶりっこポーズまでしてしまう。
なお、オンラインで戦う「ドラゴンクエスト」に嵌まっており、色々な人とチャットしたり、一緒にボスと闘ったりするのだが、共に闘った相手とは吊り橋効果のようなものが生じ、愛情のようなものを感じる時もあるそうだ。

和田ちゃんは、「和風のだし、ロングヘア」。和食の出汁の取り方を研究しており、写真に写った煮物は確かに美味しそうである。更に、ロングヘアの方が男受けが良いということで、ウィッグに挑戦したが、後ろを刈り上げているため、長い髪を付けようとしても一瞬で取れてしまうそうで、写真を撮るのに苦労したという。

誠子は、「男を引きつけるような仕草」ということで、アインシュタインの稲田の友人である飲食店(一般人なので、どんな店なのかは書かない方がいいだろう。別に変な店ではない)で働いているイケメンの男性に来て貰い。舞台上でちょっとした芝居をする。デートが終わって別れの時、誠子がおちゃらけて愛を打ち明けるが、相手はそれに応えて誠子を抱きしめるという展開。誠子は、「目を合わせてくれなかった」と男性に不満を述べる。
演技が終わった後で、瀬戸が男性に「正直、今日来ている芸人の中で一番タイプなのは?」と聞くと、男性は「誠子さん」と答え「抱きしめたのでドキドキしている」と続ける。早希ちゃんが、「ほら、吊り橋効果や」と言い、和田ちゃんは、「でも、そっち(上手側3人)の余裕凄かったよな。みんな自分が選ばれる気持ちで」と別のことを言う。瀬戸も、「こっち側(上手側)のエネルギー凄かったよ。こっち(下手側)は『どうせ私じゃないんでしょ』と緩かったけど」と続ける。

ここで1時間経過のブザーが鳴り、コーナーへと移る。

まず行われるのは、開演前の行った「今日出演する女芸人の中で一番結婚出来そうにないのは誰?」というアンケートの上位3名に対するアドバイスを他の女芸人がするというものなのだが、当該女芸人は大音量の音楽の掛かったヘッドホンをして、他の出演者が何を言っているのか聞き取れない状態にするということで、実質的には悪口大会になる。

3位は、16票獲得のエリさん。エリさんは「どうせ早希ちゃんファン(が投票したん)でしょう」と言う。理由は「料理が出来ない、酒好き」「人見知りが激しすぎる」などで、エリさんは「人見知りが激しすぎる」ことについては、「なんで私のことそんなに知ってるの?」と言う。ちなみに「酒好き」については、合コンをしたのは二十歳の時が最後と清純アピールを行う。

ヘッドホンを付けたエリさんは、付けた途端にすぐ放し、「こんなクラブで掛かっているような音楽聴かない」ということで音量調整。まず早希ちゃんがエリさんに「ブス」と言い、エリさんも口の動きを見て「今、『ブス』って言ったー!」と怒る。
早希ちゃんは、「エリさんは、私のことぶりっこって言うけれど、エリさんもぶりっこしてる。『同い年ぐらいが良い』と言っていたのに『父親と同い年ぐらいでも良い』って嘘ついた」と語り始め、「さっきも、『クラブで掛かってるような音楽聴かない』って遊んでないアピール。『二十歳の時にした合コンが最後』なんてのもアピール」とくさす。
下手側の3人は、「正直、顔のパーツ全部ブスやろ」と美人マジシャンというのは嘘だと語る。

2位は、17票獲得の誠子。「顔が悪い」という意見が多く、山本が、「それ以上のこと言えない」と言ったため、ヘッドホンもしないまま終了となった。

1位は、26票獲得と断トツの早希ちゃん。「ゲームばかりしている」、「ゲームばかりしているので変人に見える」、「性格がおっさん臭い」などの意見があった。「みんな、私の何を知ってるのよ?」と怒る早希ちゃん。

下手側の3人は早希ちゃんが1位になったことに大喜び。円陣を組んで飛び跳ねて回転し、瀬戸から「パリーグがセリーグに勝ったみたい」と形容される。

エリさんも「ブス」と早希ちゃんに言って、早希ちゃんもそれに気付くというお決まりのような展開。エリさんはまず、今日の早希ちゃんの衣装について文句をつける。白のミニワンピースなのだが、前でボタンで閉じるタイプのものであり、「男物のワイシャツを着ているように見せるというアピール。しかも座った時にお客さんの視線が自分の脚に来るよう計算している」と攻撃。これはその通りで、多分、今日のお客さんも二十歳やそこらではないので、その計算は承知の上だと思われる。
エリさんは更に、早希ちゃんが「ナンパされるのが目的で○○(実際の場所は言っていたが、プライバシーおよび当該地の迷惑にならないよう伏せる)の前にずっと立っていた」と言い、「ナンパされると着いていって食事したりしていた」という話をする。これは「ダウンタウンDX」でも似たようなことを早希ちゃん本人が語っていたので書いても大丈夫だと思うのだが、下手側の3人は容姿を武器にした行為に引き気味であった。
早希ちゃんは、「エリさん一人が喋ってて、こっち(下手側)3人はどんどん引いていってなんなん?」と不審げであり、当該地のことをエリさんや瀬戸が口にすると「そこやったらナンパの話しかないやん」と認めてしまっていた。

まきさんは、「この二人とやるの嫌だってわかるでしょう」と述べる。

最後は、アポロン・山﨑による手相および生年月日占いに基づく結婚出来そうな女芸人順位発表。
占い芸人として有名らしい、アポロンの山﨑が6人の手相を見て、誰が結婚に一番近いかを発表するというコーナー。生年月日も参考にするようである。

手相の結婚線は、普通は感情線と小指の間に出来る結婚線で見るのだが、今日は感情線の指に近い部分、つまり感情線の長さを主な判断材料にするという。

3位は、和田ちゃん。旦那に尽くすタイプで、出汁の取り方の研究も、結婚のためには良いらしい。

4位は、エリさん。知的な人、自分を引き上げてくれるタイプの人が良く、お薦めは外国人とのこと。山﨑は「英語を教わったり」というが、エリさんは京都外国語大学外国語学部英米語学科卒なので英語は喋れる。ただ、より知的な人と繋がる運命にあるという。

2位は、まきさん。男性に尽くすタイプで、男運が良いという。まきさんが、「中村昌也さんとの相性見て貰えますか?」と聞いたので(矢口真里と離婚した中村昌也は、宇都宮まきに一目惚れし、企画で公開プロポーズを行ったが、まきさんに断られている)、山﨑は、「後で、楽屋で、中村昌也さんの生年月日見て」と言う。

5位は、山本あきこ。感情線の先は枝分かれしていた方が愛情や感情が豊かで相手を喜ばそうというサービス精神旺盛なのだが、山本の場合は一直線であり、きめ細やかさに欠けるようである。ちなみに上手側の3人は感情線が明瞭なのに対し、下手側の3人は薄くて、感情がよくわからないとのこと。
また、山本の場合は、結婚後のことばかり考えていて、結婚に至るまでの過程がイメージ出来ていないのがマイナスだという。

残ったのは、早希ちゃんと誠子。ブーケが用意され、山﨑からブーケとティアラを渡された方が1位、何も受け取れなかった方が最下位となる。
1位に輝いたのは早希ちゃん。山本あきこは、「やっぱりね。結局、そっち側(上手の美形側)なんな」と呟く。早希ちゃんは、子供に尽くすタイプであり、保育士などにも向いているという。相性であるが、頑固で、強引なタイプが良いとのこと。和田ちゃんもやはりこのタイプとの相性が良いそうである(Mなのかな?)。

最下位になった誠子であるが、小指と感情線の間の、一般でいうところの結婚線は、25、6歳と45歳の2本あり、45歳の線の方が太いという。また生年月日では「社長星」という、ダウンタウンの二人や、タモリ、明石家さんまなどが持っている星を持っているという(四柱推命だとしたら「帝旺星」であろうか。私も社長ではないが「帝旺星」は持っている。「帝王」を意味する最強の星であるが、男性は宮仕えには向かず、女性の場合はキャリアウーマンになって結婚から遠ざかる凶星でもある。丙午の年柱が実は帝旺星である)。ということで仕事は順調だとのことであった。

家に帰って調べてみると、アポロン・山﨑の生年月日による占いは算命術によるものであったが、誠子の生年月日を四柱推命で診断すると確かに帝旺星が入っていた(四柱推命を親しみやすくしたものに「動物占い」があるが、帝旺星を持っている人は「虎」に分類される)。

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