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2016年3月 3日 (木)

笑いの林(64) 「Asahi Girls Geinin Collection 朝日ガールズ芸人コレクション」

2016年2月27日 大阪・新世界の朝日劇場にて

この2月から吉本の劇場になった朝日劇場へ。朝日劇場には花道があり、これも公演の一部で使われる。

午後6時30分から大阪・新世界の朝日劇場で行われる「Asahi Girls Geinin Collection 朝日ガールズ芸人コレクション」を観る。出演者は、シンクロック・吉田(MC)、茜チーフ(MC。登場の時に「フジテレビアナウンサーのショーパンこと生野陽子です」とボケていた)、紅しょうが、フライハイト、よしだまなミ、エトセトラ、おいらがくさか、ももかんラッシー、オダウエダ、バターぬりえ、ガンバレルーヤ、桂ぽんぽ娘(かつら・ぽんぽこ)、シュークリーム、美たんさん、もみちゃんズ、人妻ニャンコ、中上亜耶(なかがみ・あや)、ゆりやんレトリィバァ、ブランチ、桜      稲垣早希、Dr.ハインリッヒ。

かなりの大所帯である。そのためネタ時間も短く、紅しょうがから桂ぽんぽ娘までは持ち時間2分、シュークリームからDr.ハインリッヒでも持ち時間3分しかない。

人を笑わせるにはキャリアがいるので、NSCを出たての子の芸は寒くて笑うに笑えない。面白い芸人さんがいかに凄いかが逆によくわかる。

おいらがくさかというピン芸人は広島東洋カープのレプリカキャップ(ただしオフィシャルショップで売られているミズノのものではなく、NewERAのものでつばの裏側も緑色である)とレプリカユニフォームを着て登場(背番号14の大瀬良大地のものと、背番号56の辻空の2種類を持ってきていた)。本物のカープ女子だそうだが、カープ女子にも2種類あって、本当の野球好きのカープ女子と流行に乗っているだけのインチキカープ女子がいるそうだ。インチキカープ女子の特徴は「美形」だそうで、本物のカープ女子は「中の中以下の容姿」だそうである。ちなみにおいらがくさかは吉本の女芸人にしては可愛い方だが、「私程度が本物のカープ女子の上限」だそうである。インチキカープ女子は堂林翔太などのイケメン選手や九里亜蓮などのチャラい系選手を好きになるが、本当のカープ女子は黒田博樹などのベテランや渋めの選手を選ぶ傾向があるようだ。
 
これはジャイアンツの往年の選手の話になるが、宮沢りえが川相昌弘のファンだったり松たか子が村田真一のファンだったりしたことがあるため、野球好きの女子は燻し銀系の選手を好きになる傾向はあるようである。燻し銀の選手は「ザ・プロ」っていう感じがするからね。

よしだまなミは、外見は男なのだが女芸人である。しかもオナベではない(プリマ旦那・野村に初対面で「オナベ?」と言われたそうである)。男っぽい外見なので女子トイレに入るときに二度見されたり、女性専用車両に入るのを避けたりするそうである。


シュークリームは、しよりが「売名行為をしたい」と言いだし、「今、不倫が話題になってるから、不倫をすれば名前が売れる」と続けるが、吉岡久美子に「不倫なんてするべきじゃないよ」と言われる。しよりは「するベッキーじゃない?」と返し、更に「ゲスで行こう」などと言い出してしまう。ところが不倫に反対した吉岡久美子がなぜか妙に不倫について詳しく……という展開になった。前回見たときより腕上げてるなあ。


人妻ニャンコは今日もエロ替え歌。Perfumeの曲の替え歌を歌ったが、流行っても困るので元のタイトルは伏せておく。歌唱力は今一つだったがPerfumeの曲は歌唱自体が難しいということもある。そもそも歌詞が過激すぎたので、歌唱力にまで気を配る人も余りいないだろう。


マジシャンの中上亜耶のステージであるが、手品のアシスタントとして何故か私が選ばれてしまい、朝日劇場のステージに上がることになる。中上が「お名前を教えて下さい」と言ったので、「ほんぼと申します」と本名を名乗ったのだが、中上は「本部さん」と聞き違え(警視庁かよ!)、私が「本保です」と訂正を入れる。その後も中上は「本部さん」と間違え、更には「ほん……」と詰まったので、「ちょっと! わざとやってるでしょ?!」と突っ込んだのだが、わざとではなく本当に覚えられなかったようである。結局4度目も「ほん~、さん」と誤魔化して客席から笑いが漏れる。確かに「ホンボ」なんて苗字を聞くのは初めてだろうし、新潟県の粟島にでも行かない限り、もう二度と「ホンボ」という苗字の人と会うことはないと思うけれど、これほど人の名前を覚えるのが苦手な人、初めて見た。やっぱり吉本ってこんな子ばっかりなの?

マジックはビニール袋の中に入れられた、4つ折りの紙切れの中から私が適当に一枚引き、その紙切れに書かれた数字を自分だけ記憶する。中上はその間に縦4枡横4枡に区切られた紙に数字を入れていく。中上は私が選んだ数を「54ですね」と当て、16枡の内、横の列、縦の列、斜めの列に書かれた数字を足すといずれも「54」になるという魔方陣のマジックであった(「魔方陣ですね」と言おうと思ったが、中上が「魔方陣」という言葉を知らない可能性があるのでやめておいた)。トリックはよくわからないけれど(いずれにせよ「54」になることは決まっていたのだろう)まあまあ面白かったので良かった。

緊張はしなかったが、気分が高揚したので、次のゆりやんレトリィバァの演目はあんまり頭に入らなかった。

ゆりやんレトリィバァの演目は以前も見たことがあるもので、「朝起きたら世界に誰もいなかったらどうしよう」→「とにかく探せ! どっかにはいる!」とアジテーションしていくものであった。


桜 稲垣早希。「アンパンマン」のバタコさんの帽子を被っているが、鮮やかな青紫のミニドレスを着ている。なんでもジャムおじさんのパン工場が食中毒事件を起こして閉鎖になり、バタコさんはホステスに転身したのだという。今日はバタコさん初出勤の日であるため、念のためファブリーズをして出掛けたのだが、最初の客はなんとジャムおじさん。ジャムおじさんの話によるとアンパンマンはジャムおじさんが頭を作れなくなったため、胴体だけ漫画専門古書店に飾られているのだという。
そこへばいきんまんの攻撃がある。アンパンマンがいない今、ばいきんまんと戦えるのはバタコさんしかいない。バタコさんには武器がないが、手近にあったファブリーズをばいきんまんに向かって噴射。するとばいきんまんはあっさりやられてしまう。バタコさんは「え? これで良いの?」と一言。
これはかなり面白い。オチもちゃんと付いているし、早希ちゃんが行ってきた演目の中で一番面白いかも知れない。


Dr.ハインリッヒ。幸(みゆき)が、道端に空き缶が投げ捨てられているのを見掛けたというのだが、「ここで今、一人の人間の渇きが潤されたという痕跡を見た」という幸に、彩は、「あんたの今の言葉、釈迦とイッセーミヤケを足して二で割ったような言葉やな。悟りがありお洒落でもあり」とコメントする。
幸は「この間、マクドに入ったらJK(女子高生)4人が入ってきてな」という話をする。そしてそれを「若くして家のために子供を産むべくしつけられ、一家の期待を押しつけられた少女は今の時代にはもういなくなったんだ」と少女の自由宣言に変えてしまう。
最後は、幸が黒ひげ危機一発に負けて青汁を飲む罰ゲームを受けた時の話になるのだが、幸は「おじさんを解放してあげた」と言うも、彩に「ただ負けただけちゃうん?」と突っ込まれて終わる。
ちなみに黒ひげ危機一発は、黒ひげをジャンプさせた人が実は勝者です。


コーナー。「ブスチーム」と「可愛いチーム」に分かれての対決。誰が「ブスチーム」で誰が「可愛いチーム」かはだいたい察しが付く。「可愛いチーム」のメンバーは花道から登場。ただなぜか「可愛いチーム」のしんがりに桂ぽんぽ娘がいる。

ブスチームのメンバーは、MCの吉田や茜チーフもブスだろうと文句を言うが、吉田は「そんなブスにブスと認定されたブス」と言って落とす。

最初は「ものぼけ」。可愛いチームのテーブルに置かれたものはどことなくお洒落、一方、ブスチームのテーブルに置かれたものは貧相である。

まずブスチームのももかんラッシー・みっちょんが時代劇の娘のかつらを床に置き、「おかーさーん! 間に合わなくてごめんなさい。こんなに灰になってしまって」とやるがアウト。しかし、可愛いチームの早希ちゃんが金髪のウィッグを床に置き、「おかーさーん!」と同じボケをやるとセーフで、ブスチームから苦情が出る。

最後は可愛いチームのDr.ハインリッヒ・山内幸が全ての道具を使ったボケをする。「あー、お金持ち過ぎちゃった」と幸。OKとなった。

続いて、「本格相撲」。ブスチーム先鋒のよしだまなミが対戦相手に「桜 稲垣早希!」と指名し、MCのシンクロック・吉田らが「いきなり!」とざわめくが、早希ちゃんによると「今日が初対面」だそうである。さて、相撲であるが早希ちゃんがぶつかってすぐに自分から後ろに倒れて「か弱いぶりっこ」を演出。可愛いチームもよしだにブーイングを浴びせる。
その後も本気の対決とはならなかったが、4戦を終えて、3勝1敗で可愛いチームが勝ち越し。そこで5戦目でブスチームが勝利すればブスチームの総合優勝にルールチェンジとなる。

結びの一戦は、ブランチ・蔵留と桂ぽんぽ娘の対戦となる。桂ぽんぽ娘が有利だったのだが、先にぽんぽ娘が手を付いたため、蔵留の勝利。総合でもブスチームの勝利となった。

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