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2016年5月20日 (金)

笑いの林(67) 「新生紀ドラゴゲリオンZ 第26話 大阪劇場版」

2016年5月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

午後6時から道頓堀ZAZA HOUSEで、「新生紀(しんなまき)ドラゴゲリオンZ 第26話 大阪劇場版」を観る。

東京・渋谷のヨシモト∞ホールで月一で行われている「新生紀ドラゴゲリオンZ 劇場版」。以前、特別編が大阪のやはり同じ道頓堀ZAZA HOUSEで行われたことがあったが、今月は東京での公演はなく、大阪でのこの公演が今月の本公演となる。

ちなみに、当日券販売はあったが2枚だけで、希望者が4名いたためあみだくじで決めていた。


まずベジータことR藤本が上手から登場。言葉を逆さにした業界用語(ベジータ星の言葉でもあるらしい)で自己紹介する。

続いてアスカこと桜 稲垣早希が下手から登場。午前中にパチンコ番組(テレビ大阪の番組なので京都では見ることは出来ない)の収録をやり、ゲストはアントキの猪木だったそうだが、猪木が大声の早口である上に、パチンコ屋の音響がやかましいので、猪木が何を言っているのか全く聞き取れなかったという話をする。ちなみに先週のゲストはブラザートムだったそうで、ゲストがどういう繋がりで選ばれているのかは謎である。


ピンネタ。まずはR藤本の「ベジータのしくじり先生」。テレビ番組「しくじり先生」のベジータ版で、「そのまんま」であるため、テレビで放送出来るネタなのかどうかは微妙。
ベジータはこれまでの人生で27回しくじったそうだが、ライバルの孫悟空(カカロット)に負けたことに始まり、「泣きながら死んでいった」「しかも全く同じことをピッコロが以前にしていたのでインパクトが弱くなった」。その後もベジータは徐々に強くなっていったのだが、カカロットは一足飛びに強くなり、負けてしまったため、「もう闘わない」と言って退散してしまったそうである。
そして再度登場した時は、家族揃ってのピクニックで、戦士ですらなくなっていたという。


合間の映像対決。今日は2回とも「絵画でしりとり」であったが、最初は早希ちゃんが「小銭」で数字の書いた小銭の絵を描いて反則負け。2度目は「格好いいもの」で、「る」から始まったが(前回のラストが「ニコル(藤田ニコル)」だったため)、早希ちゃんがいきなりルイヴィトンのマークを描いて、「ん」で終わったということですぐに負けてしまう。


早希ちゃんのピンネタ「とにかく楽して稼ぎたいYouTuber」。アスカのメイクをしているので多少化粧が濃いめであるが、コスプレなしのパジャマ姿で登場。髪型はツインテール。パジャマの上にカーディガンを羽織っている。

YouTuberとして稼ぐことを目指している女性であるが、昨日、バイト先のレストランをクビになったという。深夜にキッチンでシャンプーをしていたといういわゆるバイトテロでクビになったのだが、女性曰くレストランで仕事をするよりYouTubeの再生回数を増やす方が重要ということで、バイトテロもYoutube用に行ったのである。
そして、「芸能ニュースには興味がない。ベッキーなんてどうでもいい」と言いながら、ベッキーが文藝春秋社に宛てた手紙全文が載せられた「週刊文春」合併号を取り出してベッキーの手紙を読み出し、「反省しているやん」などとつぶやく。
その後、「猫アレルギーになっちゃいました」、「ものもらいになっちゃいました」という「とんねるずのみなさんのおかげでした」で披露したネタを続け、今度は左手に包帯を巻いて、「さっき部屋に押し入っていた男の人に腕折られちゃいました」と嘘をいう。「事件性があった方が再生回数が増える」と女性。今度は大食いネタに挑戦するが大食いではないので、あんパンの4分の1ほどを手にし、「あんパン100個食べるに挑戦しています。実は6時間前からやっていて、これを食べると100個達成です」と4分の1のあんパンを食べるというズルをする。
ちなみに、チャンネル登録者は8名しかいないそうだが、「お誕生日おめでとう」のタスキをし、頭にも「Happy Birthday」のデコレーションをして、「今日でで33歳になりましたー!」と両手を振ったら登録者が1人減ったそうで、「あ! 一人減った! やっぱり年齢? 日本の男どもはみんなロリコンなんだから」とむくれる。頭にきたので、嫌いなYoutuberの悪口をTwitterに書き込むが、途端にチャンネル登録者がゼロになってしまう。実は、誕生日の時だけ録画ではなく生放送にしていたため、裏の顔が全てバレてしまったのだった。


その後、二人で舞台に出てきたとき(早希ちゃんはアスカのコスプレに戻っている)に、R藤本が「着替えたり忙しいな。パジャマで」と言うが、早希ちゃんは「あれは別の人です」「私はアスカです」「着替えてません。ずっとこの格好でいました」と言い張る。


判定人に浅越ゴエ(ザ・プラン9。タキシード仮面のコスプレで登場)を迎えての「実況対決」。写真とBGMをくじ引きで決め、実況を即興で行うという対決。写真は4枚で1組であり、くじ引きということで、写真もBGMも事前に知ることは出来ない。

先攻後攻は戦闘で決めるということになるが、なぜかアスカのはずの早希ちゃんがカメハメ波をやったり、アスカなのにドクターマリオになってレベルアップしたりとわけのわからないことになり、結局、ベジータが譲って早希ちゃんの先攻となる。

1問目。BGMは早稲田大学野球部や高校野球の応援でおなじみの「コンバットマーチ」。写真の1枚目はパプリカを刻んでいる写真(写っているのは手元だけ)なのだが、早希ちゃんは、「さあ、始まりました。ニンジンざく切りザクザク選手権です。現在、刻んでいるのはロバート・デニーロ選手(?)。あ、ニンジンを刻んでいると思ったら実はパプリカです、パプリカを刻んでいます」。写真2枚目は酒の味見をする杜氏の写真なのだが、早希ちゃんは、「あ、これはロバート・デニーロ選手の師匠です(?)。遠くからデニーロ選手の応援をしています。写真3枚目は火を噴く鍋を操る料理職人の写真なのだが、「さて、舞台は飛んでブラジルです。ブラジル人のヤンさん(ブラジル人ぽくない名前だが)、ブラジルから応援しています。ヤンさんの鍋から立ち上る炎にご注目下さい。人型をしています。あの人型を念力で送ります(?)」。最期は白人の少年がソーセージを刻んでいる写真だが、「今度は子供の部、イギリス人のロンドン君(?)が、刻もうとしていますが、上手く刻めません」というような訳のわからない実況となり、判定人と浅越ゴエから「アウト」と言われる。


R藤本への1問目。BGMはリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」より冒頭(エンドレスでの再生)。まず指揮者の映像が出る(ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスだろうか?)。R藤本は「オーケストラ」という言葉が浮かばなかったようで、「指揮者のコンクールだ。まず登場したのはデニーロ・ロバート(?)。吹奏者達に指示しているぞ」という実況に始まり、2枚目のヴァイオリンを弾く東洋人の少年の写真は、「指揮者からヴァイオリンに転向して頑張っている少年」、3枚目の女子高生4人が管楽器を演奏している写真には「千葉商業高校吹奏楽部。『スウィングガールズ』に影響を受けてジャズの演奏をしている(私は千葉市出身なので千葉商業高校は地元の学校であるが、九州出身で東京在住のR藤本がなぜ「千葉商業高校」と言ったのか不思議に感じる)、4枚目はダースベイダーが指揮台に立って指揮している写真だが、ダースベイダーが指揮の戦いに勝ったということにして、「ツァラトゥストラはかく語りき」が映画「2001年宇宙の旅」の最初で鳴る音楽で宇宙繋がりでもあるということも加わり、浅越からOKを貰う。


早希ちゃんへの2問目。BGMは大相撲の一番太鼓。4枚ともアニメ「ドラえもん」から取られたものである。1枚目はジャイアンがのび太の胸ぐらを掴んでいる画なのだが、早希ちゃんはなぜか「寄り切り」と説明。2枚目はのび太がドラえもんの腰にしがみついて泣いている画なのだが、「泣き相撲というものがありまして、のび太がそれをしている最中です」と説明。3枚目はジャイアンが目に涙を浮かべながらこちらへと迫ってくる画だが、「ジャイアンの泣き相撲」と無難に実況。4枚目はロボットらしきものにジャイアンが投げ飛ばされている画だが、「3年に1回泣き相撲があるのですが、6年に1度前々回のチャンピオンが出場するということになっていまして、今、6年前のチャンピオンが現れて、振動でジャイアンを倒したところです」と、変な実況ではあったが浅越にOKと判定される。


R藤本への2問目。BGMはアントニオ猪木のテーマ。1枚目の写真は土俵上で睨み合う朝青龍ともう一人の力士、2枚目の写真は白鵬翔のアップ、3枚目の写真は朝青龍の顔と正面からとらえたものなのだが、R藤本は実況ではなく朝青龍や白鵬の当てレコでセリフを喋ってしまいアウトとなった。ちなみに4枚目は朝青龍が怪我を理由に休場しながら実はモンゴルでサッカーに興じていた時の写真であった。


上手袖からカンペが出たようで、浅越ゴエが実況にチャレンジすることになる。浅越ゴエは「私が勝ったら『ドラゴゲリオン』を乗っ取ります。『ドラゴエゲリオン』にします」と宣言。早希ちゃんが「わー、それ観てみたい」と呑気に言って、浅越と藤本の二人から突っ込まれる。

写真は4枚とも香川照之のもの。BGMはスコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」である。
まずは香川照之が演説をしているシーンの写真だが、「大声声出し大会、枚方大会の模様をお送りしています。さて、どんな言葉が叫ばれるでしょうか」、2枚目の写真は香川照之が「ヘルシア緑茶」を飲んでいるCMの画だが、「休憩時間に入りました。ヘルシア緑茶、ヘルシア緑茶を飲んでおります。お腹の脂肪が気になるのでしょうか」、3枚目は「半沢直樹」で土下座をしている時の写真だが、「おおっとこれは痛恨のミス。休憩時間を過ぎてしまいました。これは謝らねばなりません」。4枚目は「あしたのジョー」のセコンド・丹下段平を演じている時の画だが、ペナルティーとしてセコンドを務めることになったということにして上手く纏めた。R藤本は「考えてるときは言葉繰り返しますね。『ヘルシア緑茶、ヘルシア緑茶』って」と指摘。早希ちゃんも「言葉を繋ぐ時は、『カラダは変えられる。』と書かれていることをそのまま読んで自然に進める」と絶賛。ということで、実況対決の勝者は浅越ゴエとなり、R藤本にも早希ちゃんにも点は入らなかった。


今度はドラゴゲリオンのテーマソングの振り付けを浅越と三人で考えようというコーナー。早希ちゃんが振り付けが欲しいと言い、「振り付けといえば浅越ゴエさんということで」と無理矢理進めようとするが、浅越ゴエは振り付けはやらないし、「そんな言葉どこで聞いたの?」と早希ちゃんの言ったことも否定する。
ベジータも「振り付けなんているのか?」と懐疑的である。

早希ちゃんがスタートは考えてきたというのだが、正直ださださ。

早希ちゃんは間奏の所はお客さんにヘッドバンギングして貰おうと提案するが、その後も何かといえば「ここでお客さんが」と客に頼ろうとしすぎたため、ベジータと浅越の二人から「やるのは客じゃない!」と注意される。

それでもR藤本が考えた振り付けはベジータらしい部分もあるのだが、早希ちゃんは「楽しい時間」という歌詞のところでお遊戯のステップを踏むなど、早希ちゃんが入ると急に振り付けのレベルが落ちる。ただ、藤本も浅越も正直振りなどどうてもいいので、「それで良いそれで良い」と進めてしまう。そしてラストは早希ちゃんがなぜか「セーラームーン」を真似た振り付けを考案してしまう。

取り敢えず出来たので、二人で踊ってみることにする。完成度は低いどころの騒ぎではないが、こちらも仕方ないのでヘッドバンギングの部分は付き合う(ただヘッドバンギングは危ないので、右手を右耳の横に添え、人差し指と中指だけを伸ばしたスライダーを投げる時の形で構えて、右手と頭を両方動かした)。

普通はそういうわがままに付き合ってくれる客は少ないのだが、今日はやってくれる人が多いということで、浅越ゴエは「今日のお客さんは温かい」と感心する。R藤本は「みんな保護者の気持ちで観てくれているぞ」と言う。


最期は「ちはやぶる」対決。浅越ゴエが上の句を読み上げるので、先に下の句が浮かんだ方が詠むというゲーム。二人は丸椅子の上に置かれた座布団の上に正座したが、ベジータは途中から正座をやめて普通の座り方に変えた。

百人一首の歌を詠み上げても二人ともわからないし、意味がないということで、上の句は吉本のスタッフが作り、下の句は最初の一文字だけが右上に書かれた紙がホワイトボードに何枚も貼られていて、その頭文字から始まる七七の十四文字を詠み上げることになる。

まず、「食べるけど実はそんなに好きじゃない」にベジータが「天ぷらにしたピッコロの腕」と詠んでOK。

ベジータは、「これだけは宣言したいことがある」にも、「フリーザ芸人二人もいらない」と詠んでOKを貰う。

早希ちゃんもも2度詠んだのだが、ここに書くには差し障りがあるのでカットする。

最後は浅越ゴエの判断で、得点を0点に戻すという荒技があり、早希ちゃんが「死ぬときに棺の中に入れて欲しい」という上の句に、「先に死んだ猫の骨を」と文字足らずで詠んでベジータから「こわー」と言われ、浅越の判定もアウト。ということで、今回は勝者なしという結果に終わった。

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