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2016年9月26日 (月)

笑いの林(72) 「よしもとコスプレ芸人ライブ」

2016年9月16日 大阪・新世界の朝日劇場にて

午後7時から、大阪・新世界の朝日劇場で「よしもとコスプレ芸人ライブ」を観る。1部2部制で片方の公演だけを観ることも可能である。


午後7時開演の公演は「コスプレ芸人 ネタ&コーナー」。
MCはジュリエッタ・藤本聖(ふじもと・たかし)。出演は、ムラムラタムラ、とんぺてぃーず、もみちゃんズ、人妻ニャンコ、水森依音(みずもり・いおん。つぼみメンバー)、がっき~、新世紀~ず(桜      稲垣早希&堀川絵美)。ゲスト出演:小寺真理(元つぼみ。吉本新喜劇座員)

MCの藤本もコスプレで登場したのだが、体に黒のガムテープを貼っただけの格好。T.M.Revolution 西川貴教のコスプレだそうである。


ムラムラタムラは「弱虫ペダル」の巻島裕介のコスプレで登場。巻島以外にも様々なアニメキャラの物真似を行う。アニメに詳しくないのでどれほど似ているのかわからないのだが、声音の切り替えが器用であるため、クオリティの高さは想像出来る。ベジータの物真似ではなく、ベジータ芸人・R藤本が行うベジータなど捻ったネタもあり。
なお、フリップを使ったネタだったが、ムラムラタムラはフリップ芸をやるのは今日が初めてだそうでフリップをめくる際に緊張しているのが見て取れた。


とんぺてぃーず。「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物の格好をして大道芸を行う。和傘の上にボールを乗せて回すという芸である。
今日は大道芸だったが、とんぺてぃーずはジョジョ漫才なるものも行っているようで、YouTubeに漫才の映像がアップされている。


美形電波芸人、もみちゃんズ。「もののけ姫」のもののけ姫ことサンのコスプレで登場。だが実はもみちゃんズはコスプレーヤーでもなんでもなく、舞台の上でコスプレをするのも今日が初めてで、「何かの手違いで」出演することになったそうである。おそらくであるが、もみちゃんズは美形なので声が掛かったのだろう。コスプレをした女芸人は美形の方が良いのだが、ご存じの通り吉本の女芸人というのはあれなので。
「大きな犬あるある」というフリップネタ。「大きな犬を飼っていると犬を枕にして寝たくなる」→「でも30分もすると疲れるので普通に寝る」、「大きな犬には跨がりたくなる」→「でも乗る場所を間違えるとえらいことになる」などのあるあるを挙げていき、結局は「こんなに大きくなると想像していなかったのが間違い」となり、「大きくなる姿を想像してから犬を買いに行きましょう」という話で終わる。


官能芸人の人妻ニャンコ。「サザエさん」の磯野ワカメのコスプレ。コーナーの時に藤本から「長谷川町子先生に謝れ!」と言われるような内容。ということで書かない方が無難。


水森依音。吉本のアイドルグループ、つぼみのメンバーである。名前も顔もいかにも今時の若い女の子といった風。
「らんま 1/2」のシャンプーのコスプレで登場。ボードと写真を使ってのビフォアアフターネタであるが、大人の事情で内容は明かせない。


がっき~。関西学院大学法学部卒という関西ではブランドになる学歴とそこそこ整った顔の持ち主なのだが芸人としては売れていない。昨年から行政書士になる勉強を続けており、初挑戦となる試験では不合格となったがチャレンジし続ける予定。「こんな格好(「北斗の拳」のレイ)をして舞台に出ていますが、将来が不安なので」とがっき~。
法律ネタ。「北斗の拳」のケンシロウが兄のラオウを殺し、兄の愛馬であった黒王号に乗っているが、果たして兄の馬に勝手に乗っても良いのかという話になる。
結論としては「駄目」、ただ20年間素知らぬ顔をして乗り続ければ持ち主の権利が発生する。ただ馬の平均寿命は25年なので、その時にはもう馬は死んでいる可能性が極めて高い。


新世紀~ず。桜 稲垣早希と堀川絵美の二人で新たに結成された漫才コンビ。早希ちゃんがアスカ、堀川絵美が綾波レイならぬデブ波レイとして登場し、アニメを題材にした漫才を行う。
早希ちゃんは漫才コンビだった桜でも、またR藤本とのコンビであるドラゴゲリオンZでも立ち位置は向かって左側でボケ役であったが、新世紀~ずでは早希ちゃんの立ち位置は向かって右側であり、ツッコミである。
早希ちゃんが様々なアニメの話をし、堀川絵美がことごとく内容を間違えて返すという展開。M-1グランプリにもエントリーして1回戦を突破したばかりであるが、アニメ好きの芸人がいかにもやりそうな漫才であり、目新しさはないため今後勝ち抜くのは難しいと思われる。


コーナー。男芸人と女芸人に分かれて、お絵かきバトルを行う。男芸人は4人、女芸人は5人で男芸人の方が一人少ないため、ゲストが登場する。だがゲストは何故か女性の小寺真理。小寺真理も美形なのでコスプレ要員として起用されたようである。
ジュリエッタ・藤本は司会を務めるのは今日が初めてだそうで、段取りが悪かったが、初MCで濃いメンバー達の公演を受け持つのだから不運ではあるだろう。
ちなみに藤本は事件を起こして逮捕されたことがあり(示談になった)、今日もそれをいじられていた。

まずは「ONE PIECE」のチョッパーの絵を描くことになるのだが、早希ちゃんはアニメでチョッパーの声優をやっている大谷育江の似顔絵を描いてしまうし、堀川絵美はやたらとグロテスクな絵を描くしで、この二人は完全にボケ要員である。小寺真理は雪だるまのような絵を描いて、余りの拙さに呆れられる。
もみちゃんズの描いたチョッパーは上手いが、もみちゃんズは「学生時代、チョッパーの絵ばかり描いていた」と発言。一体どんな学生生活を送ってたんだ?
男性陣はみなそれなりにチョッパーらしい絵を描く。

続いてのお題は「ガンダム」。男性陣に有利なお題である。そのため男性陣は助っ人のはずの小寺真理を除いては全員ガンダムらしい絵を描いた。
早希ちゃんはエヴァンゲリオン芸人で「ガンダムは嫌い」ということで○を描いただけの手抜き。堀川絵美は何故か戦車タイプのガンダムを描いてしまう。
もみちゃんズはガンダムに見えなくもない絵を描くが、勢い余って額に「G」と描き込んでしまう。
小寺真理の描いたガンダムはイカが空を飛んでいるような代物で、絵のレベルは小学生並みであるようだ。


第2部は「撮影会&コスプレトークショー」。男性芸人は登場しないのだが、ムラムラタムラ、とんぺてぃーずの二人、がっき~は観客として自主的に参加する。ギャラは出ないそうである。

MCの藤本は今度はカープ女子のコスプレで登場(レプリカユニフォームは大瀬良大地の背番号14のもの)。カープ優勝に便乗したものと語るが、後で調べたところ、もともと大のカープファンであるようだ。

朝日劇場は大衆演劇の劇場なので花道がある。花道から女芸人が一人ずつ登場する。花道とステージの上にいるときは自由に撮影できる。私は人物を撮ることは余りないので数枚撮影しただけである。
人妻ニャンコは初音ミクのコスプレ、小寺真理は元々メイド喫茶のカリスマメイドとして知られていた存在だけにメイドのコスプレ。水森依音は二度登場する。
もみちゃんズはコスプレイヤーではないので1部と同じサンのコスプレ。彼女たちは本気で勝負する。だが、早希ちゃんはメイクまでしたピカチュウのコスプレ、堀川絵美は全く似合っていないセーラームーンのコスプレで、最後までボケ倒す。早希ちゃんはピカチュウなので「ピカチュウ」と「ピカ」しか言えないため、スケッチブックに言葉を書いて話すという設定。しかもツッコミや毒舌ばかりなので、やっていることはピカチュウではなくて完全につば九郎である。ピカチュウなのにつば九郎がいるような錯覚に陥る。

コスプレトーク。
もみちゃんズはコスプレはしないが、ウルトラマンが好きだそうでウルトラマンのコスチュームはいくつか手作りしたものがあるという。そのため撮影会にはウルトラマンのコスプレで臨もうと思ったものの、マネージャーから「撮影会(で求められているの)はそんなんじゃありません」と駄目出しされたそうである。

人妻ニャンコはもともとコスプレーヤー(レイヤー)で、大学時代からNSCに入るまで様々なコスプレをし、コスプレのアイテムを売ったお金でNSCの入学金を賄えたというからかなり本格的なレイヤーである。
ただ、以前「ゼルダの伝説」のゼルダのコスプレをして路上撮影会に参加したところ、人妻ニャンコよりももっと人の集まっている場所があったという。「なんだろう?」と思って行ってみたところ、ロシア人の女性がゼルダのコスプレをしており、やはりゼルダのコスプレをしていた人妻ニャンコはロシア人ゼルダから鼻で笑われ、「イエローモンキー」と差別発言もされたそうである。

早希ちゃんは、アスカのコスプレをしてマネージャーと二人でタクシーで移動中に、運転手から「ひょっとしてAV女優さんですか?」と聞かれたという。早希ちゃんもノリで「そうです」と言ってしまい、結果として色紙にサインを書くことになってしまった。ただ「桜 稲垣早希」と書くのは絶対に嫌だったので、加藤鷹の女版で「加藤タカコ」とサインしたそうである。でも加藤貴子って結構有名な女優さん(代表作は「温泉へ行こう」シリーズ)がいるような。早希ちゃんは加藤貴子のことを知らなかったのだろう。どうでもいいことですが私は加藤貴子が結構好きです。
「ロケみつ」がパクられてAV「ケロみつ」になったという話もする。「ケロみつ」のAV女優さんは早希ちゃんと顔が似ているわけではないのだが、それ以前にアスカについてもエヴァについても何も知らなかったそうで、「パクるんならもっと勉強してからパクれ!」と怒りを露わにした。

堀川絵美のコスプレは私物ではなく、とある劇場の支配人から貰ったものだそうである。いわゆるデブ専の人らしい。


ラストは整理番号での抽選で当たった人にステージに上がって貰い、女芸人と一緒に記念撮影が出来るというもの。何人と一緒に撮影できるのかはサイコロの目で決めるのだが、最初に当たった人が6を出したにも関わらず堀川絵美とのツーショット写真を希望。その後の当選者も水森依音とのツーショット、早希ちゃんとのツーショット、もう一人早希ちゃんとのツーショットを希望し、当選者4人全員がツーショット写真を希望したためサイコロの意味が全くなくなってしまった。
一名を除いて容姿に自信のある女芸人ばかりなので、指名されなかったことが本気で悔しい人もいたかも知れない。人妻ニャンコは勝手に花道でポーズを決め、セルフ撮影会を始めてしまっていた。
 

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