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2016年10月 1日 (土)

笑いの林(73) 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「愛する人が待つ、向こう側へ」2016年5月15日

2016年5月15日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と吉本新喜劇「愛する人が待つ、向こう側へ」を観る。


「祇園ネタ」の出演者は、ウーマンラッシュアワー、桜 稲垣早希、レイザーラモン、桂三風、Wヤング。


ウーマンラッシュアワー。Twitterが炎上することでお馴染みの村本大輔が、自分を少しでも良く見せようと早口で喋り倒すというネタ。
相方の中川パラダイスに、「美人で性格悪い女性と、ブスで性格良い女性、どっち選ぶ?」と聞き、中川パラダイスが「それはブスで性格良い女性」と答えると、村本は「僕は女性に優劣を付けるのはいかがなものかと思うんですよね」と全ての女性擁護に(形だけは)出る。
村本が中川に「見栄張ってるでしょ?」と言って、中川が「見栄なんてどうでもいい」と答えると、村本は「どうですか? 三重県の皆さん。三重なんてどうでもいいといってますよ」と「ミエ」違いにしてしまう。
村本が中川に、「初詣に行くとしたら、京都の八坂神社と三重県の伊勢神宮、どっちに行く?」と聞き、中川が「それは伊勢神宮」と答えると、村本は「僕はどっちにも行かないんですよね。僕にとってはお客様が神様だから」と三波春夫節が入ってしまう。
更にネタは全て村本が作っており、喋りも9割が村本。でも給料は折半ということに村本は文句を言ったりする。


桜 稲垣早希。実は吉本のサイトに今日早希ちゃんが祇園花月に出ると発表されたのは昨日であった。ただ早希ちゃんがMCを務めている「桜 稲垣早希の歌バッカ アニメ・アイドルばっか」で、ある女性アイドルグループから、「5月15日に大阪でライブをやるので聴きに来て下さい」というメッセージを受けた早希ちゃんは、5月15日のスケジュールを確認し、朝はロケ、祇園花月での本番が2回あって夜は東京で「ドラゴゲリオン」と話していたため、おそらく15日に出るのだろうとこちらもチケットを取った。本当に出るのかどうか不安だったが、実際に出演した。

実は早希ちゃんは、本番のネタをやる前にお客さんとやり取りをするのである。なので客席に常連さんがいるかどうか確認してからやり取りも始めるのだが、今日は常連さんが少ないため、普段は早希ちゃんが「A.T.フィールド」と言って、常連さんが「全開!」と返すのがお約束なのだが、今日は早希ちゃんが「A.T.フィールド全開!」と一人で全て言っていた。

その後、早希ちゃんがやっているアスカ(惣流・アスカ・ラングレー)の話になり、「以前、この格好で麻薬撲滅キャンペーンガールをやらせて貰ったのですが、それからすぐにASKAが麻薬で逮捕されました。昔、清原さんも麻薬撲滅キャンペーンやってたみたいですね。何か因縁がありそうな」と語る。

まずは「あんたバカぁ~?!」と一人で行ってくれた人にバルーンアートのプレゼント。エヴァンゲリオン弐号機の肩の部分という感想の書きにくいバルーンアートである。

今回もフリップネタ「あんたバカぁ~?!」。「私、キムタクとか福山(雅治)とか無理やねん」『あんたバカぁ~?! 向こうはもっと無理よ!』
「(ショップ店員)お包み致しますので、店内をゆっくりご覧になっていて下さい」『あんたバカぁ~?! 散々店内を見て回ったからここにいるんじゃないのよ!』
「“あたし最近、太っちゃって~” “えー、それで太ってるなら私どうなるのよ?”」『あんたバカぁ~?! どうにもならない!』
「“私もう25歳だからおばさんだし~” “えー、あなたがおばさんなら私どうなるのよ”」『あんたバカぁ~?! どうにもならない』
「私、『エヴァンゲリオン知ってる』→『当たると《残酷なテーゼ》が流れる奴でしょう』」『それはアニメじゃなくてパチンコの方!』
「(自分探しにインドに旅行に行った男子)あんたバカぁ~?! 自分探しに行ったのにみんなおんなじ格好になってるじゃないのよ!」

実は全て記憶しているのだが、ネタを全部書くとまずいので後はラストのみ記す。
「ぶりっ子の『あんたバカぁ~?!』」
「キャー、虫、虫背中着いた取って取って、キャー」、「前髪切り過ぎちゃった」、「前髪2cmも切ったんだよ。なんで気づかないの?」、「へっくちん(クシャミ)」、「車道側歩いてくれるんだ。優しー」、「野菜取り分けますね」、「レモン搾っちゃいますね」、「こういうパスタ食べたかったんだ(写メを取りまくり最後は自撮りまでする)」「ってこれ全部私じゃない。私バカぁ~?!」で終わる。


レイザーラモン。RGはニュースキャスター、それも英語もペラペラのニュースキャスターになりたいという夢を持っているのだが、実際にニュースキャスターになった場合をシミュレーションしてみると、「ヒラリー・クリント・イズ・ボーイ・オア・ガール?」、「ドナルド・トランプ・イズ・マクドナルド・オア・モスバーガー?」という滅茶苦茶なカタカタ英語で喋り、トランプに関しては、「オー、ロッテリア!」となってしまう。
HGはモデルがいいというので、モデルウォークをやってみせるのだが、RGが口三味線で担当するBGMが、なぜがスコットランドのバグパイプによる行進曲だったり、葉加瀬太郎の「情熱大陸」だったり(HGは何故か左手で弓を操るポーズをする。左手で弓を操るヴァイオリニストは皆無ではないがかなり珍しい。立ち位置上、左手で弓を引く必要があったわけでもない)、やったちゃんとした音楽が掛かったと思ったら実はそれは前奏で本編は渡辺美里の「マイ・レボリューション」だったりとグチャグチャである。


桂三風。大阪から京阪電車で祇園花月まで通っているという話をし、京阪電車の特急は淀屋橋に着くと、いったん車内整理で立ち入り禁止となり、椅子が電動で反対側を向く、と続ける。しかし、中には立ち入り禁止を守らないお客さんがいる。よく聞いていると中国人だったそうで、「尖閣諸島だの南シナ海だのに乗り込んで来る人達なので、電車に勝手に乗り込むなんざ朝飯前」と語る。

新大阪から東京に向かう新幹線の中での出来事。三風は東京に着くまでの2時間半、仮眠を取るつもりであったが、後ろの席に座った子供が、椅子からテーブルが降りてくるというシステムが面白いらしく、三風の後ろの席で何度もガチャコンガチャコンやっていて眠れない。「子供を睨むのは拙いし、親を睨んでみよう」と三風は思い、怖い顔を作って振り向いたところ、母親は子供に「前のおじさんに殺されるわよ!」と言ったそうである。

東京は上品だそうで、子供が「お母さん、この電車なんでこんなに混んでるの?」と聞くと母親は「会社や学校に向かう人がまだ大勢いるんでしょう」と答えたそうだ。
大阪の場合は、子供「なあ、おかん、なんでこの電車こないに混んどるん?」、母親「知るか! アホ!」となるそうである。
ただ子供というのはよく質問するもので、賢い子に育てるためには答えを教えるのではなく自分で考えさせる方が良いため、大阪の方が理に適ってる(???)そうである。


Wヤング。名前にヤングとは付くが、ボケの平川幸男は1941年(昭和16)生まれの75歳。吉本最年長芸人ともいわれている。「へんなの」というのがギャグなのであるが結局、一度も受けない。「アホちゃうか」というギャグもあり、これは観客とも一緒に行う。
その他は小ネタの連続で、二人でビールを飲む場面で、平川が相方の佐藤武史のビールを飲んでしまい、「こっち(自分のグラスに入ったビール)飲んだら減るやん」と訳のわからない理屈を言ったり、ジェットコースターに乗ったがいつの間にか向かい合わせになってキスまでしてしまうという展開になった。

吉本新喜劇「愛する人が待つ、向こう側へ」。出演は、川畑泰史、諸見里大介、いちじまだいき、森田まり子、廉林優(かどばやし・ゆう)、レイチェル、井上安世、清水啓之、もりすけ、若井みどり、今別府直之、金原早苗(きんばら・さなえ)、チャーリー浜。

祇園にある喫茶店「フラワームーン」が舞台である。喫茶店のマスターである川畑泰史は今なお未婚。川畑の妹である優(廉林優。初めて見るが綺麗な人である)にはレイ(レイチェル)という恋人がいるが、結婚は「兄が済ませてから」というポリシーがあり、川畑に結婚の当てのない今はまだ優とレイの関係は進行を阻まれている状態である。
「フラワームーン」のアルバイトで滑舌の悪い諸見里大介であるが、実は恋人がいた。恋人である井上安世を紹介する諸見里。何でも二人は互いの顔を見ずに行うお見合いパーティーで一緒になったのだという。そこで、喫茶店の常連であるいちじまだいきや森田まり子も手伝って、川畑のために相手の姿を見ずに質問だけで行うお見合いを企画するのだが……。

今回は脚本がちょっと今一つだったかな。ワンパターンの吉本新喜劇だけに、今一つの作品も紛れ込んでしまうのは仕方ないだろう。

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