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2017年1月10日 (火)

笑いの林(77) 「新春よしもと寄席」2017年1月1日

2017年1月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

道頓堀ZAZA HOUSEで「新春よしもと寄席」を観る。

「新春よしもと寄席」の元日の出演者は、霜降り明星、桜 稲垣早希、夫婦円満、ガリガリガリクソン、アキナ、スーパーマラドーナ、平和ラッパ・梅乃パッパ(初回登場順)

3回公演だが三度とも観る。

霜降り明星。せいやがまず物真似を披露する。「ヤッターマン」のドクロベエの声真似。そっくりである。その後、武田鉄矢演じる金八先生の物真似をやって似ていたのだが、金八先生が、まち針やボビンの扱いについて怒り、何故か家庭科の教師という設定になってしまっている(常識だとは思うが補足すると金八先生は国語教師である)。桑田佳祐の歌真似もやったのだが、知名度の低い曲をやって、「そもそも曲がわからない」という状態になる。2回目の公演では武田鉄矢も歌真似で行ったのだが、やはり「エキストラ」という知名度の低い曲で、桑田佳祐の歌真似と同じ状態になっていた。

1回目と2回目の公演では、「アンパンマン」ネタをやったのだが、アンパンマンが到着するのが遅れてバタコさんがやられていたり、バタコさんが弱肩で、アンパンマンの顔をワンバウンドでしか投げられなかったり、投げ方がハンドボールのそれになっていたりする。ばいきんまんも、最初は「はひふへほ~」と言うのだが、途中で「ハ行」と端折られる。カレーパンマンは言うことが辛口である。
カバオ君も登場するのだが、カバ色(というのか?)が濃すぎる。
せいやの相方である粗品(そしな。という芸名である)は、せいやによると、ずっと「スプーンに映った小栗旬の顔真似」をしているらしい。
3回目の公演では、粗品が「ジャンケンに強い」という話をして、せいやとジャンケンをするのだが、あいこになる度にせいやは、「BoAでしょ、安室奈美恵でしょ、宇多田ヒカルでしょ」と言って、粗品に「aikoやがな。女性シンガー違い」と突っ込まれる。


桜 稲垣早希。1回目と3回目は「キスから始めよう」をやる。アスカのコスプレ姿で登場したが、3回目に登場した時は、首回りの赤いリボンを付け忘れた上に挨拶が「桜 稲垣しゃきです」と崩れまくりであり、「年末ということで、酔っ払ったりはしていませんが」と続けるが、年末でもないし酔っ払ってるだろう!

フリップ芸「キスから始めよう」は、少年マンガやバトルアニメを少女マンガ風の味付けにするにはどうすれば良いかという提案から始まり、アスカの「バカシンジ! あんたなんか大嫌い!」の後で、シンジが例のように「ゴ、ゴメン」ではなく、いきなりアスカにキスをして、アスカが顔を赤らめながら、「あんた……バカ……」とバカの意味を変える。
「ドラゴンボール」は、孫悟空が妻のチチといきなりキスをするも、孫悟空が「チチ、今、俺以外の男のこと考えてただろ?」と聞き、チチが否定するも、悟空は「クリリンのことか!」と憤る。
「アンパンマン」では、アンパンマンが「顔が濡れて動けないよ」と言ったところで、バタコさんとキスをする。バタコさんは泣いているので、アンパンマンは涙にも濡れるようになる。
「ドラえもん」。ジャイアンの「お前のものは俺のもの 俺のものも俺のもの」というセリフで、ジャイアンが静香ちゃん相手に壁ドンをして、「俺のものは俺のもの、お前のものは?」と疑問形で聞いて、静香ちゃんが、「あんたのもの……」とおずおずと答えるという展開になる。
「タッチ」。上杉勝也が亡くなった後の病院で、浅倉南が「かっちゃん……、いやー!!」と絶句している。上杉達也が、「きれいな顔してるだろう。死んでるんだぜ、それで(早希ちゃんは、「それ」と言っていたが、これは明確に誤りである)」いう有名なセリフを言うのだが、南は自分の顔を褒められたと勘違いし、「いい子だそ!」と達也にキスをする。
アムロ・レイの「アムロ行きます!」、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」、フリーザの「殺しますよ!」、がキスする時の殺し文句になり、ピカチュウはそのまま「ピカチュウ」でチュウの意味が変化、「スラムダンク」の安斎先生は、「左手は添えるだけ」になる。

2回目は、「関西弁でアニメ」。「ルパン三世」の銭形警部の名前を今日もなぜか銭形平次と混同していた。銭形警部の本名は銭形幸一である。


夫婦円満。バルーンアートとマジックを行う。小米良啓太(こめら・けいた)が1回目と3日目はネズミのバルーンアートをその場で作るも、くもんリサが本格的なミッキーマウスのバルーンアートを作って来ていて、それが観客にプレゼントされる。2回目の公演では犬のバルーンアートであったが、啓太がその場で作った後で、やはりリサがリアルなスヌーピーのバルーンアートを作って来ていてそれがプレゼントされる。2回目と3回目の公演では啓太が剣のバルーンアートを作るも、リサが予め作って来ていた豪華な龍のバルーンアート(3回目はキャラクターのバルーンアート)の一部に剣がなってしまう。


ガリガリガリクソン。一昨日も見た、「秘密のヘンケンショー」をやる。「一重で眼鏡の人」は、「爆弾が作れる」らしい(ちなみ私は二重で眼鏡である。二重で得をしたことは多分ない)。
へそにマジックペンを差して、アンパンマンやドラえもんを描くという芸も行う。客席からのリクエストも受けたが、「自分の思うとおりになると思ったら大間違いだよ。僕も本当は東芝に行きたかったんだけど、大学に行けなかったので芸人やってます(ガリガリガリクソンの場合は、「行けなかった」より「行かなかった」だが)」。ただ3枚ある色紙のラストにはリクエストにも応えて、2回目は「ピカチュウ」を3回目は「きょうりゅう」を絵ではなく文字で書いただけであった。


アキナ。山名が「世界一顔を小さく横に振る」という芸を行う。顔を少し動かすだけである。
1回目は「結婚式での両親への感謝の言葉」を山名が語る。「お父さんお母さん今までありがとう。あなたの子供に生まれてきて良かったです」で始まるのだが、小学4年生の時に、大谷さんという同級生の女の子のリコーダーを舐めた疑惑、小学校5年生の時には、大谷さんのブルマを穿いた疑惑(山名は「穿いてはいません」と言って秋山から「なんかはあったな」と突っ込まれる)、小学校6年生の時には大谷さんの水着を着た疑惑(両親が相談をしていたらしい)、そして中学校1年生で彼女が出来るのだが、相手は大谷さんで、秋山から「大分取り戻したな!」と言われる。
だが、中学校2年生の時、両親の前で大谷さんに無理矢理キスをして、両親が大谷さんの家に菓子折を持って行き、そこで別れたらしい。

2回目は、野球部を退部しようとする秋山を野球部キャプテンの山名が止めるというネタ。秋山が「肘がもう壊れたんで」と野球部を辞めると言うのだが、山名は「だったらいらなくなったグローブちょうだい」と願い出て秋山に「あかんやろ!」と突っ込まれる。

3回目は、山名が彼女との結婚の許しを得るために彼女の父親役の秋山を訪れるというネタ。山名が「お父さん」と呼びかけ、秋山が「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない」とお決まりの展開を作るのだが、山名は、「賢太!」と秋山の下の名前で呼んでしまう。「芸人に娘はやれん!」と突っぱねる秋山だったが、山名が「仏壇に線香をあげたい」というのは許す。だが、山名は「土足で(結構ですか?)」と言って秋山に「そんなわけないやろ!」と突っ込まれる。その後、山名が外に出て謎の文言を発したり、仏壇の前で十字架を切ったり、手を合わせるときも左手は平手だが、右手は拳骨にするなどのマナー違反を犯す。
秋山が山名に、「ピザって10回言ってみて」と言い、山名が10回言った後で自身の肘を指して、「ここなんて言う?」と聞く。山名は「ZAZA」と答えて、客席から拍手を貰う。
秋山は山名に再び、「みりんって10回言ってみて」と言い、山名は「みりん、みりん、みりん、みりん、キリン」と先に答えを言ってしまう。秋山が「鼻の長い動物は?」と聞くと、山名は「天狗」と答える(合ってはいる)。今度は山名が秋山に、「シャンデリアって10回言ってみて」と促し、秋山が10回言った後で、「毒林檎を食べたのは?」と聞く。「白雪姫」と秋山。だが山名は、「ブー、シンデレラでした」と嘘の正解を告げた。


スーパーマラドーナ。3回とも違うネタを行う。
田中が武智に頭をはたかれるも、はたかれた後で避ける仕草をして「危なかった」という反射神経遅れネタをやる。その後、武智がVシネマに憧れる、特に「ミナミの帝王」が好きだという。田中が「ミナミの帝王」の萬田銀治郎を演じるのだが、自分で自分のことを「ミナミの帝王や!」と言ってしまったり、借金取りに行って、ドアを蹴破るも、跳ね返ってきたドアに頭をぶつけたりと余計な動作を加える。今度は武智が借金取りに扮すると、踏み込まれる側の田中は平謝りに土下座で、武智に「お前、上手いな」と言われる。

2回目は、業界用語ネタ。田中が言葉を反転させるのだが、スピッツ(ピッツス)の歌を「爺の高熱」と歌い出してしまう。「空も飛べるはず」の出だし、「幼い微熱」の反対が「爺の高熱」になるらしい。武智が「爺の高熱だったら病院行かんと危ないよ」と突っ込む。
樹木希林は、キリンなので反転させて「ぞぞぞ像」になる(?)らしい(??)。
ウルフルズは「ウル」が「売る」と解釈されて「買うフルズ」になる。歌うのは、「ガッツだぜ!!」ではなく「具志堅だぜ!!」。ガッツ石松と具志堅用高は利き腕が反対なのでそうなるらしい。
松任谷由実は「待たない任谷由実」になるのだが、「卒業写真」の歌詞「あなたは時々遠くで叱って」を反転させると、「私はいつも近くで笑って」になり、武智は「逆にしても良い歌詞になる! 流石、ユーミン」と褒める(?)。
ちなみにスーパーマラドーナを反転させると「ちょびっとダルビッシュ」になるらしい。

3回目は、武智が、「見た目のせいか、スポーツ万能と思われるのだがそんなことはない」という語りに始まり、田中が提案して様々なスポーツを行うのだが、ゴルフでは一打でインさせれば優勝という場面で武智がパットを決めるも実況担当の田中がテンションの低いまま「優勝です」と言って武智に怒られる。卓球をやると田中が上手くて止まらない。ボクシングをやると、二人とも「すんでの所で交わし」状態が続くため、武智が「俺ら天才か? 上手すぎるやないか」と言う。武智のパンチが田中の頬に決まるという設定になるのだが、その間、田中は「ちくしょー、あんなに努力したのにここで決められて終わるんか」という風に語り続け、武智に「語るの長いな!」と突っ込まれる。
田中が「血まみれの落ち武者」の話をすることになるのだが、「アヤじゃなかったユリ(名前を間違えた)」という女性の部屋へ田中が上がった時の話が延々と続く。ユリによると田中は向井理に似ているそうで(武智に「どこがや!」と突っ込まれる)、田中によるとユリは香川照之に似ているらしい。実はユリには彼氏がおり、折悪しく彼氏がユリの部屋を訪れ、田中は隠れようとするのだが、場所がない。押し入れを開けたら「ここも満杯でござる!」と言われ、口調で武智は「今、(血まみれの落ち武者)出た」と気づくも、話は血まみれの落ち武者をスルーして続いてしまう。


平和ラッパ・梅乃パッパ。ギターの弾き語りネタである。二人とも普通にギター演奏が上手いので聞き惚れてしまう。三代目平和ラッパは、ギターを頭の後ろに担いで「一月一日」の演奏を行う。
梅乃パッパは、1回目と3回目はベンチャーズの「ダイヤモンドヘッド」を、2回目は寺内タケシがアレンジした「津軽じょんがら節」の演奏を行う。
平和ラッパが、「日本のクラシック」として「さくらさくら」を演奏(「一月一日」も十分クラシックだが)。ただ、梅乃パッパが相の手を入れて歌うため、「うるさいな!」となる。今度は梅乃パッパが「さくらさくら」のロック風アレンジを演奏する。だが途中で演奏を止める。パッパは、「指が痛い。お客さん、拍手するの遅い」と言う。再度演奏するが、今度はお客さんの拍手が早い。パッパは、「せめて8小節ぐらい弾いてからにせんと」と語る。私はカウントしていたのだが、大体5小節ぐらいで拍手が来る。拍手が欲しいときにはパッパが足を上げるということにする。演奏して止め、「みんなギターじゃなくて足ばかり見てる」となるが、再度演奏。1回目は12小節目、2回目と3回目は16小節目で足を上げた。ラッパも同様に拍手が欲しい時に足を上げるという設定で演奏したのだが、3回とも12小節目で足を上げていた。

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