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2017年2月11日 (土)

R-1ぐらんぷり2017 大阪準々決勝

2017年2月9日 なんばグランド花月(NGK)にて

午後7時から、なんばグランド花月(NGK)で、R-1ぐらんぷり2017大阪準決勝を観る。R-1ぐらんぷりは、東京と大阪で3回戦まであり、次が準決勝で、大阪と東京と同時中継で行っていたが、今回は3回戦の上に東京と大阪で準々決勝があり、準決勝は東京のみで行われる。

MCはテンダラーの二人。審査員は放送作家二人とテレビ局のプロデューサー一人の計三人が務める。



大阪準々決勝に進出したピン芸人は計36人。9人ずつABCDの4グループに分かれて演目を披露し、グループの合間にテンダラーがMCを入れる。

「目がほとんど見えない」という芸人が盲学校の問題点を突っ込んだり、小学3年生の男の子が時事ネタや学校ネタを披露したり、日本語を喋るアメリカ人の芸人(リー5世)がいたりと、出場者がバラエティに富んでいる。

R-1チャンピオンでありながら、その後、仕事に恵まれていない三浦マイルドも登場したが、「同じ言葉でも状況によって違う意味になる」というフリップネタを披露。「高校野球」と「コンパ」では、「ストライク以外も狙っていけよ!」、「幼稚園」と「暴力団」では、「遊びの時間はおしまいだ」「お迎えが来たぞ!」という風に同じ言葉でもニュアンスが変化する。
個人的には、この三浦マイルドのネタが一番面白かった。客席からの受けも良かったように思う。
 
最後から2人目として登場したヒューマン中村は、以前も見たことのある「意訳」というネタ。「I Love You.」を「死んでも君を離さない」と意訳した作家がいて(ちなみに夏目漱石は「月が綺麗ですね」と意訳したのだった)、そのように英文を意訳していくというフリップネタ。「I      go to Tokyo.」は「おら、こんな村嫌だあ!」と吉幾三風に、「I'm walking.」は「自転車盗まれた」となるようである。
「Be quiet(フリップには「puiet」と誤記されていた)」は、「あそこにまだ喋っている人が4人います」になる。
「Oh My God!」は連作で、「この犬噛まないって言ったじゃない」に始まり、「自転車の鍵、溝に落ちた」と来て、「この後、I'm wakingになる訳ですが」と中村は続けた。
個人的には三浦マイルドとヒューマン中村の二人が抜けていて、後は誰が準決勝に進出してもおかしくない状況に思われた。


藤崎マーケットは田崎が「セグウェイに乗ったカリスマ居酒屋店員の斎藤さん」をアナウンス付きのドキュメンタリータッチで描き、トキは「敢えて表彰状」というネタで、本来なら苦情ものや意味不明なことを敢えて表彰するというネタ。小説家の東野圭吾については「ベストセラー書きすぎ」で、「14人ぐらい東野圭吾がいる換算になる」ということでなぜか表彰されていた。
藤崎マーケットの二人は共に準決勝に駒を進めた。


R-1のRは「落語」をローマ字表記した際の頭文字から来ているのだが、落語を行ったのは、2代目京都府住みます芸人である月亭太遊だけ。月亭太遊は、音楽の授業で「ドナドナ」をパンクロック風で歌う小学生のネタを行った。月亭太遊は準決勝進出ならず。


早希ちゃんは、「キスから始めよう」のショートバージョン。「天空の城ラピュタ」のムスカのセリフ「見ろ人がゴミのようだ」が、「見ろ君の美しさの前では人がゴミのようだ」と褒め言葉に変わる。アンパンマンがバタコさんに、「僕の顔を食べてもいいよ」と言い、バタコさんはアンパンマンの顔の餡子の中に婚約指輪が隠されているのを見てアンパンマンとキスという展開となった。
早希ちゃんも準決勝進出は逃した。


ラフ次元・梅村は、アニメ主題歌のオープニング(序奏)をオノマトペで表すというフリップネタ。準決勝進出には至らなかった。


尼神インター・誠子は、「ロングバケーション」での稲森いずみの不自然な演技とバイバイをやるのだが、こっちは「ロンバケ」の時の稲森いずみの演技などとっくに忘れている。「なんとなくそれっぽくはある」のはわかるのだが点のつけようがない。ということもあってか準決勝へは進めなかった。


スマイル・ウーイェイよしたかは、モニターを使っての映像&DJネタであったが、モニターがつかないというハプニングがある。モニターを調整している間はテンダラーが繋いだ。
余計なことばかりをするというネタで、「焼松茸を山に返す」「焼き鳥を空に返す」「焼サンマを海に返す」「焼サンマを海に入って取りに行く」「また焼サンマを産みに返す」「出前を頼んで(店の前まで)取りに行く」などという不可思議ワールドである。準決勝には進めず。


ゆりやんレトリィバァは、お姫様のような格好で、「蒼井優→土屋太鳳→私」などとボケた後で、「ルイヴィトンの価値、ヤンキーが落としてる」「田舎のヤンキー、イオンで満足してる」「ヤンキーの女、肩幅細い」「ヤンキー、誰と電話でずっと喋ってんねん!?」などといじるネタである。


守谷日和は、一青窈の「ハナミズキ」に合わせて、ずっと説明ダンスを続けるというもの。「100年続きますように」は、右手の人差し指で1を作り、左手で輪を作り、口を丸く開けて、「100」を作ってた。


中山功太は、謎のラジオCMネタ。有名企業がダサダサのラジオCMを作っているというネタである。中山功太は、音楽番組内でのチケット先行予約の電話番号が流れるのを待っているのだが、実は東京で先行予約を行った結果、満席となってしたため、大阪での発売がなくなってしまう。


レーザーラモンRGは、ドナルド・トランプ大統領に扮して登場し、「ナガサキ、タクシーの運転手さん、『福山雅治の実家見てく?』。プライバシーナッシング」、「ギフ、車の種類が全部一緒(実際は車種を出していた)」、「コウベ、モースト・デンジャラス・プレイス・イン・ジャパン。六甲マウンテン。イノシシ、イノシシ、イノシシ、エブリータイム、イノシシ」と言い、「ナガサキ、ギフ、コウベ」の頭文字が「NGK」になるというネタである。


祇園・木﨑は、「NSJ」と言い、「ナルシスト・スタジオ・ジャパン」の略として自分で「ナルシスト」と認めてしまっていた。SNSでナルシストを自称しているのに顔を星で隠すような似非ナルシストが嫌いだというので銃撃していくというネタである。準決勝は逃した。


ヘンダーソン・子安は元自衛官であるが、整備士だったため、自衛官と聞いて思い浮かべるイメージとはほど遠いというネタをやるのだが、雷ジャクソン高本(松竹芸能)も元自衛官で自衛官あるあるをやるという自衛官かぶりがあった。二人とも準決勝への切符を手にすることは出来なかった。


ナオユキ(松竹芸能)は、酒焼けした声のママの店に行ったのだが、「ビールでいいわね」とメニューを選ばせてすらくれない。といった風な飲み屋を舞台にした漫談。「あたしこう見えても50だから」と言われて、もっと上かと思った。
高架下の飲み屋では、「やっとわかったで。俺、アホや」→「すぐにわかったわ」。赤提灯の屋台でお爺ちゃんが、「こう見えても俺は若い頃はろくでもない人間やったんや」→「あんまり変わってないな」
ナオユキも準決勝には届かなかった。


トリはヤナギブソンであったが、準決勝に進出する気ははなっからないようで、チェック柄の赤いスカートをはいて登場し、社会人でもある3人組の架空アイドルグループという設定で、謎の歌を流して帰って行った。

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