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2017年3月19日 (日)

笑いの林(84) 「EVEMON TKF!」2015年9月28日

2015年9月28日 大阪・南船場のコラントッテホールにて

コラントッテホールで午後7時から「EVEMON TKF!」を観る。MCは、たむらけんじ。出演は、ヘンダーソン、kento fukaya、ムニムニヤエバ、モンブラン、ヒューマン中村(以上、持ち時間5分)、マッスルブラザーズ、カベポスター、ゲラゲラ星人、バターぬりえ、ガンバレルーヤ、ストライク佐竹(以上、持ち時間2分)、数学AB、カバと爆ノ介、ゆりやんレトリィバァ、桜 稲垣早希、もう中学生(以上、持ち時間5分)、藤崎マーケット(持ち時間10分)

福山雅治と吹石一恵結婚の号外が出たということもあり、たむけんは「千原ジュニア結婚の話題、一瞬で飛んでしもた」と言っていた。たむけんが、「吹石一恵って、兎の子?」と聞くが誰も知らない。後でたむけんが調べたところによると吹石一恵は福山の家を訪ねるのに兎を連れていって「恋愛ではない」ということにしていたそうである。ちなみに福山と噂になった女優(小西真奈美、柴咲コウ、白石美帆など)をスマホで調べながら挙げて、「えげつないな」と一言。福山雅治は結婚しないため、ホモ説もあったそうだが、あんなエロ話好きな人がホモのわけがない。

ヘンダーソン。中村が自己紹介をした後で、相方の子安のことを「氷川清のバッチモン(偽物)です」と紹介する。子安が「夏祭りを楽しまないで夏を終えてしまった」と後悔しているということなので、中村が夏祭りの音頭を歌い、子安が踊ることにする。しかし、中村が歌うのは「気にしない音頭」で、夏なのに「こたつの電源抜くのを忘れちゃったけど気にしない」「今日こたつが届くので気にしない」とこたつのことばかり歌う。今度は「大丈夫音頭」であるが、「自転車に轢かれたけど大丈夫、バイクに轢かれたけど大丈夫、車にはねられたけど大丈夫、バスにもはねられたけど大丈夫」とどこまでダイハードなのかわからない妙な歌となっていた。

kento fukaya。フリップ漫談。英語と日本語を織り交ぜて、子供がよくやりそうなことを描写していくというネタである。kento fukayaは金髪で縮れ毛のカツラをかぶり、付け鼻をしている。
“for example(例えば)”として、「小学生にジャポニカ学習帳を与えると」→「やたら複雑な迷路を作る」という風になる。

モンブラン。大道芸をこなす芸人であるが、今日は手品といっても、タネがバレバレのもので、それで笑いを取るというネタである。

ヒューマン中村。知能犯的な風貌を生かしたサイコパスネタ。男が女子高に侵入して、教師を薬で眠らせ、教室をジャックするという猟奇的展開。ヒューマン中村演じる男は理系のようで、数式を使って、1と0.99999999……が近似値であることを説明する。そして、「自分は女子高のそばに住んでいるのでほとんど女子高生だ」とわけのわからないことを言う。ちなみにJK(女子高生)とHN(引きこもりニート)を平行線で書いて、そこの補助線を引いて角度を作り、JKH(女子高入ります)とKHN(籠もって八年目)は同じだという。最後は、警備員に連れ出されるのだが、「お前、文系だろ!」と文系を見下す発言をする。

2分組、マッスルブラザーズ。「よしもと漫才ライブ」の、「吉本極(きわみ)新喜劇」で前説と出演をしていたコンビである。二人合わせて280キロという巨漢である。というわけで体型をいじるネタなのであるが、今一つピンと来ない。会場の中で巨漢なのは二人だけなので、それが本当のことなのかどうかわからないということもある。

今日の2分組は、今一つで、バターぬりえのネタも「これ笑っていいのだろうか?」だったし、ガンバレルーヤのネタも「二人とも亀梨和也のファンで、亀梨は脇毛は伸ばしているので、二人も脇毛を伸ばしている」というなんだかなあの設定。ストライク佐竹は、フリップネタをやり、いかつい男のセリフを女版に変えるというものだったのだが、「タマ取ってこいや」が「すっぴんで出向け」とイコールになっているとは思えない変化をしていて笑いは取れず、たむらけんじとヒューマン中村から駄目出しされる。

数学AB。モデルネタをやるのだが、余り笑いは取れないと思われる。

カバと爆ノ介。自動車に乗ったカバと、自転車に乗った爆ノ介が事故を起こしそうになり、互いに相手が悪いと罵っている。だが、自動車から降りたカバは人が変わったように大人しくなってしまう。実は自動車から降りた時のカバが地であり、ハンドルを握ると性格が変わってしまうのだという。爆ノ介もスタジャンを着ていると凶暴になるが、脱ぐと大人しくなり、これが素の性格だといういう。ということで、互いに慰め合うが、爆ノ介がスタジャンを着て、カバがハンドルを握ると再び怒号が飛び交うというところで溶暗となった。

ゆりやんレトリィバァ。ピンクのカツラをかぶり、グレーのレオタードという奇抜な衣装で登場したゆりやんは、8ビートのリズムに乗って、ラップで質問に答えるという芸を行う。「靴下履かずに靴履いて出掛けた。靴脱いで上がるお座敷の店に入ることになったどうしよう? コンビニで買え!」、「この世から自分以外の人がいなくなったらどうすればいいの? 探せ、すぐに探せ、どっかそのへんに絶対(誰か)いる」といった調子で、当たり前のことしか言っていないのだが、スタイルが奇抜なため、アイデアに勝った出来となっている。

桜 稲垣早希。「ゆりやんの後でやるのは嫌です!」と宣言して笑いを取ると、まず「それではみなさん、エヴァンゲリオン!」と言った後で、お客さんの一人が「発進!」と返したので、「そこまで言えとは言っていません」と言って笑いを取る。その他、早希ちゃんに向かって「あんたバカぁ~?!」と言った人には早希ちゃんが作ったバルーンアートをプレゼントする。子供や女性が優先なので、早希ちゃんのファンは手を挙げない。

今日は「シンクロ率」をやる。持ち時間が5分であるため後に続く「関西弁でアニメ」は今日はやらない。「カレーライス」と「福神漬け」はシンクロ率80%、「仔犬」と「段ボール」は89%、「おじさん」と「段ボール」は92%、「草彅剛」と「冨永愛」は85%、「浜田ブリトニー」と「倖田來未」は100%、「カイジ」と「ハイジ」は僅かに2%、「加藤愛」と「阿藤快」は97%、「カジキマグロ」と「松方弘樹」はシンクロ率79%で、「松方弘樹の本業は今は俳優ではなく漁師です」と断言する。

もう中学生。段ボールネタをやるのだが、まず何故か客席に向かって土下座。「バスケットボール」ネタをやることにしたのだが、太ももを痛めて少し休憩。午後9時に起きるはずが午前10時に起き、取りあえず体育館に行くというところで、背景の段ボールが裏返って地図になるが、すぐに着いて終わり。……これでいいのか?

次は、農村ネタであるが、やはり、「……落ちは?」と思っているうちにネタは終わってしまう。ちなみに、もう中学生はこの後も仕事があるそうで、お見送りのハイタッチには参加せずに帰った。

持ち時間10分の藤崎マーケット。イラッとする物真似をやる。レストランで、やたら長い名前を持つメニューが並び、田崎がそれを読み上げて注文しようとすると、トキが途中で「サラダですね」、「唐揚げですね」とショーカットしてオーダーを取ってしまう。

次いで、トキが芸能界を引退し、田崎が再び漫才を一緒にやろうと呼びかけに行くという設定のコント。トキは何故かアメリカのテキサス州でトウモロコシ農園を営んでおり、ヘリコプターを運転して農薬を撒いたりしている。現実味のない設定にしてトキが演じるトキの妻やトキの使用人などのセリフを散りばめ、現在のトキとの落差で笑わせようとするネタであった。

コーナー。今回は純粋なクイズである。参加者は、ヘンダーソン、kento fukaya、ヒューマン中村、バターぬりえ、ガンバレルーヤ、カバと爆ノ介、ゆりやんレトリィバァ、藤崎マーケット。今日は団体戦ではなく個人戦である。

1問目。「up」の下に「on」とあり、右端に「↑」が書かれている。「この文字が表しているのは何屋さんでしょうか」という問題。英語やローマ字は縦読みにしないのでちょっと苦しいのだが、逆から読むと「udon」になるので、「うどん屋」が正解である。トキが「冗談で答えた」つもりが正解で一抜け。だが、その後、正解が出ない。仕方がないので、最後の方は私もカーブを投げる時の手つきをして「チェンジチェンジ」とジェスチャーを送る(私は今日は前から4列目)。

2問目は、様々な言葉が書かれた帯が配置された中で、空白になっている帯がある。「その帯の中に入る山の名前を答えなさい」という問題。ボード上に描かれた帯はバラバラに配置されているのだが、順番通りに並べると「海老」「CD」「良い絵」「??」「英知」「愛」「自営」と、アルファベットを当て字にしたものである。正解は当然ながら「富士」となる。「山の名前」といっても、知られている山の名前は限られているので、正解は出やすい。ヒューマン中村は、「K2(世界で二番目に高い山)」と答えるも、たむらけんじはK2を知らず、私の横にいた吉本の関係者に「K2ってあるの?」と聞く。吉本の関係者の方も、横にいた私も「あります」と答え、更に私は「カラコルム2です」と補足をしてしまう。いつも説明掛かりになっているので、つい補足が出てしまうのである。

チケットよしもとでチケットを買ったお客さんには、くじ引きで当たった整理番号を持つ5名の方に、出演者全員のサインの入った色紙がプレゼントされるのだが、ラスト一人に私は選ばれる(整理番号39)。好きな芸人さんから色紙が貰えるのだが、1番目の方が早希ちゃんを指名したため、私も本当は早希ちゃんが良かったのだが「散らそう」と画策。ヒューマン中村さんが「自分が指名されることはないな」と油断しているのを確認したので、当たったらヒューマンさんで行こうと決め、実際に指名する。常連でない芸人さんは気付かなかったが、少なくともたむけんさん、早希ちゃん、ヒューマンさんは私が早希ちゃんのファンだと確認していたはずで、ヒューマンさんも、「え!? 僕?!」と驚いていたし、たむけんさんも「絶対早希ちゃんやと思ってた」と意外そうであった。ヒューマンさんは、「早希ちゃんにも(色紙を)触らせますので」と言い、早希ちゃんも実際に色紙を撫でる。私は右手を上げて、二人に「すんません」と示す。ヒューマンさんは私に色紙を手渡すときに「どうして僕なんでしょう?」と聞く。私は「トークライブにも行っていますので(これは本当である。「猫町通り通信」にも「鴨東記」にもアップしてある)」と答えた。実際は、早希ちゃんだけ特別ということにはしたくなかったので一人一枚になるよう散らしたのであり、野球に例えると、みんなが私はストレートを投げる思っていたため、裏を掻いてフォークで落としたのである。勿論、全員空振りである。

お見送りのハイタッチの時もヒューマンさんは依然として不思議そうであり(これは気配でわかった)、早希ちゃんの前では私はちょっと微笑んで、「悟ってね」というポーズを作る。早希ちゃんに通じたかどうかはわからないが。

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