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2017年5月12日 (金)

笑いの林(89) 「女芸人大祭り」2017年5月2日

2017年5月2日 大阪・なんばのYES THEATERにて

午後7時30分から、なんばのYES THEATERで「女芸人大祭り」を観る。ハイヒール・リンゴが司会を務め、月1ペースで行われている公演。今回からは道頓堀ZAZA HOUSEを離れ、YES THEATERで上演を行うことになった。
今日は特別ゲストとして、かまいたちの二人が出演する。出演は、桜 稲垣早希、堀川絵美、もみちゃんズ、紅ショウガ、茜チーフ、エトセトラ、ももかんラッシー、みう、有瀨和、爛々、ペガサス、エルフ、天才ピアニスト、蛙亭・岩倉。

まずは、ハイヒール・リンゴが登場し、かまいたち・濱家隆一が結婚することになったというので紹介する。入籍は5月5日の予定で、濱家によると「ぞろ目だと覚えやすいから」だそうである。相方の山内健司も結婚したばかりであるが、入籍をしたのは今年の2月22日。二人とも猫好きということで「ネコの日」に婚姻届を提出したという。


ネタとコーナーからなる公演であるが、出演者が多いので、若手のネタの持ち時間は短めとなっている。

ネタは前半出演者と後半出演者に分かれる。

まだ芸歴の浅い人が大半なので、どこで笑ったら良いのかわからなかったりもする。実は劇場以外では口外不可のネタをした人もいた。


早希ちゃんは今日はアスカのコスプレではなく、オープニングとクロージングは茶色の短パン、ネタはオーバーオール姿で行った。
ロンギヌスという名前のエキゾチックショートヘアを飼っている早希ちゃん。ということで、ロンギヌスを擬人化した「猫、人になる」というフリップ漫談を行う。
ロンギヌスは人間の年齢に直すと現在23歳、色白で鼻が潰れていて釣り目の毛むくじゃらということで、人になったロンギヌスはちょっと不気味である。早希ちゃんは人になったロンギヌスのことを「おじさん」と読んでいたが、23歳だとおじさんではないだろう。早希ちゃんより10歳も若いし。
早希ちゃんが風邪で寝込んでいるとロンギヌスは枕元にじっといるしているそうだが、人になったロンギヌスが枕元で屈んでいる姿はかなりシュールである。猫が好むという隙間に人が潜り込んでいる姿も変だ。
猫が段ボールに入って捨てられていることがたまにあるが、人が段ボールに入っているとただのホームレス。だがホームレス間でも場所の取り合いやらなにやらがあり、最後は警官と関係が出来てスパイのような活動を行い、刑事として奉職。取り調べ担当になるが、万引きで捕まったのはかつての飼い主であり……、という展開であった。


堀川絵美は元バスガイドということで、オープニングの時などはバスガイドの格好をしていたが、ネタではギャル風の格好をして、医師の青年とデートに漕ぎ着けるという話をやる。いわゆる出会い系のサイトで出会ったようであるが、堀川絵美はプロフィール写真をかなり盛っていて、スリムな写真に加工していたようである。当然のように上手くいかないのだが……


コーナー「女芸人赤っ恥トーク」。出演者が「恥をかいた」と思える出来事を話して、かまいたち・山内が「赤っ恥」か「恥ではない」かを決めるというもの。

堀川絵美は警察官の娘なのだが、その父親が定年退職後、コンプライアンス指導担当として吉本興業大阪本社に務めることになったという。ある日、堀川絵美が吉本大阪本社に入ると、すれ違う人がみな、堀川の顔を見ながら笑うような仕草をしたという。何かと思ったら、その日、堀川の父親が「うちの娘は痩せたら深田恭子に似ている」と主張したそうである。

早希ちゃんは、「以前のトラウマ」。その昔、精肉店でアルバイトをしていた時のこと。同じ職場にタイプの男性がいたという。そこで、友人のアドバイスにより、飲み会の時に酔って寝たふりをすることにしたという。早希ちゃんが寝たふりをしている間に友人が早希ちゃんのことを男性に紹介するという設定だったのだが、いざ友人が男性に早希ちゃんのことを話し始めると、「はあ? 稲垣? あいつ話し方ぶりっこだし、バリ嫌いなんだけど!」と男性が早希ちゃんの悪口を延々と話し始めたそうで、それを聞いた早希ちゃんは起きるに起きられず、一気に気持ちが冷めてしまったそうだ。山内は今日唯一となる「恥ではない」を出す。「聞いてて辛くなってきたから」とのことである。

エトセトラ・藤原は、「若井みどりに似ている」と言われる女芸人であるが、「心は乙女だけど体は正直」というタイトルで話し始める。
合コンに行った時のこと。全くモテないのでふてくされて壁の方を向いていて寝ていたという。すると参加男性の中で一番いけていない男性が密かに藤原の胸を揉み出したそうだ。
そして翌日。劇場入りした藤原は皆から、「今日、顔色良いね」と言われたそうで、胸を揉まれたことで女性ホルモンが多く出てしまったらしい。
山内の判定は「赤っ恥」で、総合では断トツで優勝に輝いた。


後半のネタ。
天才ピアニスト。天才ピアニストというコンビ名だがピアノ芸はやらない。その代わり清水が歌芸を行う。ドリカムの「Love Love Love」の替え歌を歌った。


美形電波芸人のもみちゃんズは、チョキの手のかぶり物をして登場。定食屋で注文をしたら同じものが二つ出てきてしまう、お葬式に行ったら「不謹慎だ」と言われる。更に警察に尋問を受ける。最近、パーがチョキに殺される事件が連続しているそうで、疑いを掛けられたのだ。もみちゃんズは、身分証を見せて、「私はチョキではなく『ピース』なんです」と弁明するというシュールな展開であった。


不思議ちゃん系演技派芸人の蛙亭・岩倉。チラシには彼女の名前は載っていなかったが急遽参加することになったらしい。YouTuberネタ。やはり再生回数が稼げておらず30回ほど(サキキンよりはましだが)。そこで「自分で虫歯を抜いてみた」という動画を撮ることにする。ペンチで抜くのだがやはり痛い。ということでアイロンを左手に当ててその痛みに耐えている間に虫歯を抜くことにする。歯を抜くことには成功したのだが、それは虫歯ではなく健康な歯であった。残念だが、左手の火傷の形がハート型になっていて……。


コーナー「女芸人とかまいたちのゲームチャレンジ」。かまいたちと後半のネタに出た女芸人達が様々なゲームに取り組むコーナーである。
まずは「ロシアン激辛シュークリーム」。20個中5個入っている(結構な高確率である)激辛シュークリームを外しながら食べ続けるというゲーム。6人目の蛙亭・岩倉が当ててしまう。

次は「なぞなぞ」。お題は「世界で最も『キャーキャー』言われているスターは?」。正解は「ジェットコースター」なのだが、前から2列目のお客さんがヒントを出してしまったようで、そのヒントを発見した順で正解を出してしまう。

続いては大縄飛び。かまいたちの二人も加えた全16人で行う。最初は「連続5回飛べれば成功」ということだったのだが、余りに飛べないので「2回でOK」ということになり、これはクリアした。

「ガッツだぜ」ゲーム。全員がしゃがみ、ウルフルズの「ガッツだぜ」のサビの部分に合わせて立ち上がる人数がリンゴ姉さんが引き上げたのと同じ数になればクリアである。まずは「12人」。16人中4人が立ち上がらなければ成功である。なんとこれはクリア。「ガッツだぜ」ゲームは吉本の様々な公演でやられているようだがクリアが出るのはかなり珍しいようだ。2度目は「15人」だったが、今度はしゃがんだままの人が多く、クリアはならなかった。

ラストは「足して100歳」。その芸人が何歳なのかを類推し、年齢が足して100になるように調整するゲームである。かまいたちの二人が当てる役を担う。
まずは濱家。最初の一人だけは指名して年齢を聞き出すことが出来る。濱家は、ももかんラッシー・津田を選ぶ。津田は26歳である。濱家は津田と同年代の芸人3人を選ぼうとするが、予想よりも年上の芸人がいるなどして年齢オーバーでクリアならず。
続いて山内の挑戦。おまけして最初の一人ではなく二人に年齢を聞くことが可能になる。二人とも25歳。ということで山内も同年代と予想された二人を指名し、見事100歳ジャストでクリアとなった。

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