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2018年1月21日 (日)

プロ野球 セントラル・リーグの愉しみ(2) ジャイアンツ、タイガース編

※ この記事は2017年12月15日に書かれたものです。


現存するプロ野球チームの中で最長の歴史を誇る読売ジャイアンツ。大日本東京野球倶楽部を前身とし、かつては後楽園球場を、今は東京ドームを本拠地としています。

リーグ優勝回数はセパ両リーグ中ダントツとなる45回、日本一に輝いた回数も22回と他を圧倒しています。

ジャイアンツというニックネームは、当時、アメリカで最も強く、人気もあったニューヨーク・ジャイアンツ(現在のサンフランシスコ・ジャイアンツの前身)に由来しており、元々は大日本東京野球倶楽部が渡米した際に付けられた臨時名称でしたが、すぐに公式ニックネームに採用されています。

日本プロ野球が発足する際、「プロ野球が世間の信頼を得るためには大学のスター選手を入れないといけない」ということで、早稲田大学の三原修、慶應義塾大学の水原茂を相次いで加入させます。三原と水原は不仲というわけではなかったのですが、のちに三原がジャイアンツを去り、水原が監督に就任したことで、その後長きに渡るジャイアンツの慶応閥が始まりました。

ジャイアンツは好き嫌いは別として日本最高の名門球団であることは間違いないため、名選手が綺羅星の如く並んでいます。沢村栄治、ヴィクトル・スタルヒン、中島治康(日本プロ野球における初代三冠王)、川上哲治(赤バット。打撃の神様)、千葉茂(猛牛)、青田昇、別所毅彦、中尾碩志(初代背番号18のエース。ちなみに左腕である)、藤本英雄(日本プロ野球完全試合達成者第1号)、城之内邦雄(エースのジョー)、金田正一、長嶋茂雄(ミスタージャイアンツ)、王貞治(世界最多本塁打記録保持者)、藤田元司、堀内恒夫(V9のエース。悪太郎)、高橋一三(元祖・左のエース)宮田征典(八時半の男)、江川卓(怪物)、西本聖、原辰徳、桑田真澄、斎藤雅樹(平成の大エース)、槙原寛巳(ミスターパーフェクト)、松井秀喜(ゴジラ)、清原和博、高橋由伸、上原浩治。これらがジャイアンツのユニフォームに袖を通した選手たちです。

永久欠番の数も12チーム最多で、1(王貞治)、3(長嶋茂雄)、4(黒沢俊夫)、14(沢村栄治)、16(川上哲治)、34(金田正一)と実に6つもの永久欠番が存在します。

 

ジャイアンツとの対戦が「伝統の一戦」として盛り上がるのが阪神タイガース。日本で2番目に長い歴史を誇る球団です。本拠地はいわずと知れた阪神甲子園球場。旧称は大阪タイガースであり、大阪の球団というイメージが強いタイガースですが、阪神甲子園の所在地が兵庫県西宮市ということで、保護区域は兵庫県ということになっています。

タイガースというニックネームは、当時、アメリカで強かったデトロイト・タイガースに由来します。

実はジャイアンツの応援歌(「読売ジャイアンツの歌(闘魂込めて)」)とタイガースの応援歌(「阪神タイガースの歌(六甲おろし)」)は作曲者が一緒(古関裕而)だったりします。

大阪を中心に、ジャイアンツと人気を二分しているタイガースですが、必ずしも強いチームというわけでもなく、セ・リーグ制覇は9回あるものの、日本一に輝いたのは1985年のわずか1度だけです。ただその1985年のタイガース優勝は社会現象になりました。

所属選手にも人気者・実力者が並びます。景浦将(沢村栄治のライバル)、若林忠志(元祖背番号18のエース)、藤村富美男(物干し竿)、吉田義男(今牛若丸。ムッシュ)、藤田平、小山正明(針の穴をも通すコントロール)、村山実(ザトペック投法)、江夏豊(シーズン奪三振世界記録保持者)、田淵幸一、掛布雅之(ミスタータイガース)、真弓昭信(史上最強の1番バッター)、岡田彰布、ランディ・バース(史上最強の助っ人外国人)、小林繁、赤星憲広、井川慶、金本知憲、藤川球児、今岡誠、福留孝介、鳥谷敬といった選手が挙げられます。

打高投低のシーズンが多く、1985年の日本一の年もエース不在で、この年のタイガースは今に至るまで「打だけで日本一を勝ち取った唯一のチーム」といってもいいでしょう。

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