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2018年1月20日 (土)

これまでに観た映画より(96) 「DESTINY 鎌倉ものがたり」

2018年1月15日 MOVIX京都にて

MOVIX京都で、日本映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観る。「ALWAYS 三丁目の夕日」の西岸良平の漫画を、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴の監督で映画化。出演:堺雅人、高畑充希、安藤サクラ、堤真一、吉行和子、田中民(民はさんずいに「民」)、要潤、大倉孝二、神戸浩、國村隼、鶴田真由、三浦友和、市川実日子、ムロツヨシ、瀬戸たかの、木下ほうか、薬師丸ひろ子、橋爪功、中村玉緒ほか。声の出演:古田新太。音楽:佐藤正紀。主題歌:宇多田ヒカル「あなた」

妖怪や幽霊の出る架空の鎌倉(パトカーにも神奈川県警ではなく鎌倉警察と書かれている)が舞台。
三文ミステリー小説家の一色正和(堺雅人)と出版社のアルバイトをしていた亜紀子(高畑充希)は新婚。代々、民俗学の学者をしていた一色家で新が婚生活を送ることになるのだが、鎌倉には妖怪や幽霊が出る。初めて河童を見た亜紀子は震え上がってしまい、トイレにも一人でいけなくなってしまう。
ある日、正和と亜紀子は化け物が繰り広げる夜市で、優子(吉行和子)に出会う。実は優子はすでに他界しているのだが、死神(安藤サクラ)との話し合いで、旦那(橋爪功)が他界するまでこの世に居させて貰っているという。
そして、一色家には貧乏神(田中民)忍び込んでいて……。

基本的にはファンタジー映画だが、黄泉国に向かうところなど、アドベンチャーの要素も盛り込んでいる。黄泉国ではその人の心象によって風景がガラリと変わるそうだなのだが、これはエマニュエル・スウェーデンボルグの発想であり、そうしたポイントもちゃんと押さえているの好印象である。

高畑充希演じる亜紀子の人物造形が実にチャーミングに出来ており、もはや「ずるい」領域である。あんな子ともう会えなくなるなんて考えたら、自然に涙が出ちゃうよね。三十歳を越えたら涙腺が弱くなってるんだから、無闇に泣かせたりしないで欲しい。ちなみにファーストカットは亜紀子の顔のアップからなのだが、亜紀子の魅力は一貫してぶれることがない。

堺雅人はお得意の飄々とした男を演じており、今回もはまっている。死神を演じる安藤サクラは若い頃はそうでもなかったが、今ではとても魅力的な女優になった。

「龍馬伝」などの佐藤正紀の音楽もやや大仰ながらゴージャス感に溢れ、スケール雄大。明らかにハリウッド映画を意識した音楽作りである。

また観に行きたくなる映画であった。私は映画のパンフレットはまず買わないのだが、今日は購入。帰りに河原町OPAのタワーレコードでサウンドトラックも購入した。

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