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2018年1月 3日 (水)

笑いの林(97) 「新春よしもと寄席」2018

2018年1月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

午後3時と午後5時から、道頓堀ZAZA HOUSEで、「道頓堀ZAZA 新春よしもと寄席」を観る。
午後3時開演の回の出演者は、スーパーマラドーナ、斜に噛む、くるくるコミック、桜 稲垣早希、マルセイユ、モンスターエンジン(登場順)。午後5時開演の公演は、斜に噛むの代わりにエジソンが出演する。


スーパーマラドーナ。
武智が、「体格が良いのでスポーツ万能だと勘違いされる。全然出来ないのに。フットサルチーム入ってとか、草野球やってとか」というと、田中が、「僕はこう見えてスポーツ万能です」と言ってブレークダンスをしようとするが、寝転んでバタバタしているだけで、武智に「殺虫剤かけられた虫か、お前は?! ゴキブリか?!」と突っ込まれるも、「それ高校時代のあだ名」と応えて、武智「お前、いじめられてたやろ」 田中「いじめられてました」、「思い出させてすまんかった」となる。
スポーツということで、プロ10年目のゴルファーがこれを決めれば初優勝というパットの実況中継をやる。だが、実況担当の田中は、「入りました。優勝です」と無表情な声で言って、「もっとテンションあげえよ!」と武智に突っ込まれる。2回目は田中が最初からハイテンションだが、全てを一息でいおうとしたため、パットが決まった瞬間は酸欠で何も言えなくなってしまう。
1回目は借金取りネタを。2回目は業界用語ネタをやる。

まず借金取りネタ。借金取りに扮した田中は、「ワイを誰だと思ってんのや? 浪花生まれの博多の島人(しまんちゅ)」と自己紹介して、武智に「どこの人? 転校生?」と突っ込まれる。
ドアを蹴破って入るも、跳ね返ってきたドアに頭をぶつける。視力が悪くて誰がいるのかわからないといった失敗を田中は繰り返し、「お前の娘いるな、58歳の」と言って、武智に「年上過ぎる。もっと下や」とダメ出しされるも、「57歳の」と1歳しか下げない。二十歳の娘ということにするが、「上玉や。あの娘なら、コンビニで月10万は稼げる」と言って、「健全やな。風俗でええわ」と返され、「上玉や。風俗で月10万は稼げる」とやり直すも、「風俗で月10万しか稼げんって、不細工なのか?」と突っ込まれた。

業界用語ネタでは、田中が「ちゃんねえ(姉ちゃん)とパンシャン(シャンパン)飲みたい」と、言葉を逆さにして業界風に話すのだが、松崎しげるが松崎しげらないになったりと、人名まで逆にしてしまう。ちなみに、「大学現役合格」の反対がイチローだそうで、武智に「あの人は落ちたわけやない。スーパースターや」と言われる。ちなみに、IKKOの逆は100KOになるそうで(武智「あんなの100人に囲まれたら何されるかわからない」)、郷ひろみの逆はストップひろみになるそうだ。
またない任谷由実(松任谷由実を逆にしたもの)の「卒業写真」を田中は歌うが、サビが「わたしはいつでも近くで笑うわ」になる(武智が、「あなたは時々、遠くで怒って」と訳すが、最後は「怒って」ではなくて「しかって」である)。
スーパーマラドーナの二人は、「ちょっとダルビッシュでした」と自己紹介して終わる。


斜に噛むとエジソンは、若手の漫才コンビであるため、飛躍が多かったりと、まだ芸が板についていない。


くるくるエンジン。2回とも銀行強盗ネタをやる。黒の服装で来いと言われたのだが、よね皮ホホ骨は最初は派手なジャケットで登場。2度目は「さあ、福島区のシンフォニーホールへ」と言って燕尾服姿で出てくる(ザ・シンフォニーホールがあるのは厳密には大阪市北区である。目の前までは福島区だけどね)。吉本の劇場とザ・シンフォニーホールの両方に通う人がいるのだろか? まあ、一人は確実にいるが。あ、今、不倫で話題のあの人も行くな。3度目は学帽付きの学生服で出てきてしまう。
銀行に押し入る時も番号札を受け取ったり、「すんません、銀行強盗です」とやけに下手に出たりする。


桜 稲垣早希。アスカのコスプレで登場。1回目は「貧乳」を2回目は「キスからはじめよう」をやる。
「貧乳」であるが、ネタが飛躍しすぎて笑いないものが多い。「リュックを背負っている人は、スリのターゲットに遭います」というちょっと変な日本語で、「貧乳の人はリュックを前に抱えることが出来るけれど、巨乳の人はそれが出来ないのでスリに遭う」という最初の下りはわかるのだが、巨乳だとラーメンがすすれないだとか、流しそうめんが取れないということはまずないだろう。やくざの抗争で巨乳を撃たれて死ぬというのも新年に相応しくない。というわけで客席の反応も今ひとつである。
「キスからはじめよう」は何度もやっているネタであるため安定感があり、受けはかなり良かった。ギャグアニメのキャラクターがキスする段になると突然劇画風イケメンになるのが可笑しい。今年も早希ちゃんはサイン入りの角切り餅を課題に答えてくれた人にプレゼントしていた。


マルセイユ。ネタを見るのは久しぶりである。津田と別府という、なんとなく広島カープな感じの苗字のコンビである。
別府がダンスを得意としているようで、2回とも別府のダンスが繰り出される。1回目はカップルのドライブデートで、2回目もデートネタ。2回目の冒頭では、別府が「彼女と食事に行ったときに、彼女の歯の間にニラが挟まっていて」と語りだし、「指摘したら彼女が帰っちゃった」というのだが、その時の様子を再現すると別府が「ニラ女! ニラ女!」と責めるというもので、津田に「そら帰るわ!」と呆れられる。


モンスターエンジン。例によって西森が、「中小企業!」と叫んで、「技術!」と返して貰うというネタをやるのだが、西森は「どうせ大抵のお子さんは将来、中小企業に行く」と言って、相方の大林に「そんなことあらへんよ! 大企業に行くかも知れへんやん!」と返されるも、「ここに来ているような子には(大企業に就職できる可能性は)ない」と断言する。ちなみに2回目は西森は、「大量生産!」とやって、「それでも落とせない品質!」と返して貰うのだが、今日は私は返すかどうかは、相方の大林の動きを見て決めることにしている。ちなみにテレビでは3回目をやることもあるそうだが(返す言葉は「言われてみればそうかもね」らしい)、舞台で3回目をやるのは見たことがない。

2回とも、結婚式での娘から両親への手紙朗読ネタをやったのだが、披露宴会場がなぜかサービスエリアの食堂だったりする。西森は、「覚えてる? 小学校3年生の時、日曜の午後にお父さんはゴルフ番組を見ていて、私が『他のチャンネル見たい』と言ったら、お父さんは『お父さんは隣の部屋でテレビ見てくる』と言って」と、大林に「覚えてへんよ!」と突っ込まれる些事を語ったり、反抗期に「お父さんの自転車のブレーキを壊したり、お父さんのコーヒーに洗剤入れたり」と過激になったり、「話しかけられても無視するようになって、お父さんが胸を押さえてうずくまっても無視した」と言って大林から「それ無視したらあかんよ!」と突っ込まれていた。

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