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2018年2月26日 (月)

笑いの林(101) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」2018年2月15日

2018年2月15日 よしもと祇園花月にて

12時30分から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇・川畑座長の京都伝統工芸新喜劇「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」を観る。

「祇園ネタ」の出演は、ヘンダーソン、ギャロップ、桜 稲垣早希、矢野・兵動、月亭八方(登場順)

ヘンダーソン。子安が氷川きよしに似ているという話(氷川きよしのバッタもんと紹介される)をしてから、中村も嵐の二宮和也に似ているという話をするのだが、客席からは微妙な反応。少なくとも「よく似ている」という印象を受ける人はほとんどいないと思われる。女性はジャニーズ似の判定には厳しいし。
子安が31歳なので結婚したいという話になるが、中村は「でも最近は不倫とか」と話して、子安が不倫をしている夫を中村が奥さんを演じることになるのだが、子安が「ただいま」と言って家に帰ってくると、中村は「ああ、どうも」と言ってすれ違い、出て行くという妙な設定で始まる。後に中村が演じていたのは奥さんの不倫相手だったとわかる。「不倫してるでしょう?」と言われて、「え? なんで?」と答えると確実に不倫しているので、子安は別の反応をするのだが、中村演じる奥さんは「お前こそ不倫してない」と言われて「え? なんで?」と答え、子安に「不倫してるやん!」と責められる。
続いて、中村が「学生時代は楽しかった。戻りたい」と言い、子安が「でも、受験勉強とか大変だった。集中出来なくて」ということで、子安が受験生を演じ、中村が集中を妨げる役をやる。中村は、「石焼き芋、お芋!」と焼き芋屋をやるのだが、「このときめき、好きも嫌いも、この出会いも、酸いも甘いも」と「いも」でライム(韻)を踏むラップにしてしまう。勉強に集中出来ないので子安が文句を言いに行くと、中村は子安を指さして「あ、変な奴来た!」という。だが実は中村の方がハンドルを持って歩いているだけというかなりおかしな人であった。

ギャロップ。林が例によって、「皆さん、生えすぎですね」というボケをやる。林も毛利も結婚していた子供もいるのだが、林は子供から「お父さんはどうしてそんなにツルツルなの?」と聞かれる日が来るのではないかと不安に思っている。毛利が、「これから生えてくるんだよ」と言えばいいと勧めるのだが、「そんなん、半年ですぐばれるやん。生えてくるどころか更に薄くなってる」。毛利が「ネズミに囓られたんだよ」という提案をすると、「お父さん、囓られてる間何してたの? って言われる」と否定する。毛利は今度は「ライオンに食べられたんだよ」という作り話をすると、「獰猛やろライオンは! なんでここ(頭)だけで助かってん? 傷一つなく」
最後は、「コウノトリが持っていたんだよ」という話を毛利がするが、「僕が生まれたせいでお父さん薄くなっちゃったの?」となると林は言い、「なんでお父さんだけ薄くなっちゃったの? 隣近所みんなフサフサなのに」ということになるというので、毛利が「お父さんだけ毛根が弱かったんだよ」と言うと林は、「だったら最初からそれでええやん!」
今日も林が「運動会に行きたい」という話をして、毛利に「そのまんまでか?」と言われる。ハゲ隠しのため、毛利は「帽子かぶれ」→「林「走ってる時に取れたら困る」、毛利「絶対に取れない帽子かぶれ」→林「水泳帽やろ! 水泳帽かぶってたら変やん。『お父さん、今日は陸上ですよ』って言われる」、毛利「バンダナ巻け。テニスの選手はバンダナ巻いてる。松岡修造とか」→林「ここ(頭頂部)丸出しやん! 生えてないとこ隠してる」、毛利「包帯巻け!」→林「6年間ずっと治らない頭の怪我ってなに?」、毛利「かつらでええやん!」→「幼稚園からの知り合いもいるんやで。『うわ、あの人、子供が小学校に入ってからはもともと生えてるってことにしたんや』」

桜 稲垣早希。ずっとアスカのコスプレをしており、矢野・兵動の兵動から、「早希ちゃん、ずっとその格好してるね。ぶれないね」と言われたという話をする。「ロケみつ」にアスカのコスプレをして出演してから10年が経ち、今は34歳。20代の頃は「ああコスプレ、可愛いね」と言って貰えたのだが、30代になると「痛い」と言われるようになったという(ただ早希ちゃんは現在、テレビのレギュラーを3本持っているが、いずれもコスプレはしていない)。ただし中途半端が一番痛いので、40や50になれば突き抜けられると考えており、その時はかつみさゆりのさゆり(尾崎小百合)の「ボヨヨーン!」を持ちネタにしようと考えているという。
ちなみに今日は桟敷席(中2階)のお客さんがいなかったからか、「あんたバカぁー?!」の掛け合いはやらなかった。
「関西弁でアニメ」をやる。今日は中国地方からのお客さんが二人いただけで、関東圏からのお客さんはいなかったようだ。
プロゴルファー猿が何故か関西弁キャラというネタがあるのだが、自分で「猿」と言ってしまうようなトリックスターは得てして関西弁だったりするものだ。

矢野・兵動。やはり東京と大阪の違いの話になり、東京では上品そうな中年の女性が、「兵動大樹さんですね。この間、『すべらない話』見ました。もっと色々お出になれるといいですね」と話しかけてくれるのだが、大阪では30mぐらい向こうからチャリンコに乗ったおばちゃんが、「ひょーどー!!」と叫びながら近づいてきたそうである。通天閣の下では、おじさんが転んで頭を怪我し、血を出しながら担架に乗せられた救急車で運ばれるという場面に出くわしたのだが、そのおじさんは兵動を知っていたようで、「おう! なにしとん?」と本来なら兵動が言うべき内容の言葉を掛けてきたそうである。
ただ東京でも変わったおじさんはいて、横断歩道で信号を待っていたおじさんが、後ろから自転車に突っ込まれ、大腿部にタイヤがめり込んだときに、「そうだと思った」と言ったそうである。
矢野も兵動も48歳だが、若い頃には想像していなかったほど老けたそうで、兵動が新幹線での移動を終えて、なんばグランド花月に向かうため新大阪から大阪市営地下鉄御堂筋線に乗った時のこと。リュックを持っていたので、防犯のためリュックを背負わずに前で抱えた。そして普段はリュックの紐を体に回すのだが、年のせいか無意識に地下鉄車内のポールに回してしまった。そして降りるとき。満員だったので周囲は人だらけ。ポールに紐を回していたので、同然ながらリュックは引っ張られ、兵動は「なんや!」と言ったのだが、人が少なくなると自分のミスだと気づいたそうである。大阪の人はそうした時でも、「すべらんかったな!」と声を掛けてきたそうである。

月亭八方。「京都は寒いですね。今日はこれでも暖かいそうですが風が冷たい。気温も違います。京都は12℃だそうですが、大阪は15℃。ところによっては18℃、あるいは20℃」と嘘の数字を言い始めてしまう。
平昌オリンピックの話から、浅田真央の引退の話になり、「26歳で滑れなくなったから引退する。落語だったら26歳で滑らなくなったら名人ですよ」という話をする。ゴルフの宮里藍の引退の話になるが、「英語なのでよくわかりません。(モチベーションのことを)餅がべたべたになったからということで」。卓球の福原愛については、「もう引退でしょう。ただ、旦那さんがイケメン。台湾のイケメンで。こう・こうけつ(江広傑)、日本語の読みでですよ。向こうの読みだと、ピン・ポンパン(実際は、ジャン・ホンジェである)」
安室奈美恵の引退の話にもなるが、安室奈美恵という名前をど忘れしてしまい、客席から教えて貰っていた。「安室奈美恵のCDの売り上げが642億円。ただケインズ経済の話をしますと、CDを買いに行くまでの交通費、出先での飲食代などを含めると数千億になる。ということは、安室奈美恵が引退することで、その数千億がなくなる。するとその分、消費税を上げなければならない。ということで、本来は安室奈美恵が引退していいかどうか国民投票をしないといけない(?)。で引退が決まったら消費税が上がる」と、バタフライ効果のような話になってしまう。
最後にいつもやる悪天候時の出雲空港までの旅客機内での話もしたが、今日は残り時間の関係か、途中までで終わった。

2月13日から18日まで行われる祇園吉本新喜劇は、京都国際映画祭連携企画として、よしもと祇園花月×伝統産業の日「川畑座長の京都の伝統工芸新喜劇」という特別な上演が行われる。京都市と吉本興業の連帯によって劇中で京都の伝統工芸に関する紹介がセリフに登場し、小道具として京提灯や京駒が用いられる。
その「バタヤンの伝統工芸と娘に秘密は奥が深いのだ!」。出演:川畑泰史、清水けんじ、金原早苗、西川忠志、前田真希、木下鮎美、帯谷隆史、白原昇(しろはら・のぼる)、今別府直之、いがわゆり蚊、山田花子、音羽一憲(おとわ・かずのり)、小寺真理(こてら・まり)。
影アナは、いがわゆり蚊が行ったが、先日、歯が欠けたとのことで、笑いながらのアナウンスであった。

花月うどんが舞台。店主の川畑には鮎美という娘がいるが実子ではない。今は亡き妻の連れ子なのだ。鮎美は高校生になっているが、亡き妻の姉である真希と西川忠志の夫妻が、鮎美を養子にしたいと申し出てくる。川畑はその申し出を断るのだが……。
音羽一憲と小寺真理のカップル、西川忠志と前田真希の夫婦はいずれも着物姿で登場。3月には着物で聴くコンサートがあることや、門川大作京都市長が着物姿で執務を行っていること、みやこめっせの地下1階にある京都伝統産業ふれあい館で現在、着物と展示が行われていることが紹介された。
暴力団・花月組の舎弟として登場した白原昇は新人だそうだが、演技が出来ていない上に挙動不審で、公開ダメ出しが行われ、終演後には川畑座長から「今日が最後の舞台」などと言われていた。


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