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2018年4月20日 (金)

これまでに観た映画より(101) 「アカルイミライ」

DVDで日本映画「アカルイミライ」を観る。脚本・監督:黒沢清、オダギリジョー:主演、出演は、浅野忠信、笹野高史、りょう、はなわ、加瀬亮、藤竜也ほか。一様にチェゲバラ顔のマークのTシャツを着た不良高校生グループの一人として松山ケンイチが出ている。

黒沢清の作品には、「CURE」、「回路」、「叫」などのホラー路線と、「ニンゲン合格」のようなヒューマンドラマ路線があるが、「アカルイミライ」は、「ニンゲン合格」の路線に近い。
「アカルイミライ」は基本的にはヒューマンドラマ。基本的にはとしたのは社会派ドラマなど様々な要素が入っているからである。
現代を漂流するように生きる若者の姿を描いた作品。猛毒を持つ赤クラゲが分かり易いメタファーとして登場する。

仁村雄二(オダギリジョー)と有田守(浅野忠信)は、工場で働くフリーター。未来に何の展望もない日々を送っている。守は自宅で赤クラゲを飼っている。あることがもとで守は工場を辞め、仁村も工場をクビになる。上司の藤原(笹野高史)にCDを貸したままだったことに気付いた仁村は、藤原の家にCDを取りに行く途中、抑えがたい殺意を覚える。しかし、藤原に家に着いた仁村が見たものは惨殺された藤原一家の死体だった……。


文句なしに面白い映画。「アカルイミライ」というタイトルだが、脳天気な作品では全くない。むしろ来るべき不安と希望を描いたメッセージ性豊かな作品だ。
知的に精神的に、またフィジカル面にも訴えかけてくる。さすがは黒沢清。

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