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2018年8月11日 (土)

笑いの林(104) 「祇園ネタ」&祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」 2018年8月1日

2018年8月1日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」を観る。よしもとのアプリであるラフピーで貯めたポイントを交換しての無料での観覧。

「祇園ネタ」の出演は、コロコロチキチキペッパーズ、ヒューマン中村、トレンディエンジェル、桂坊枝、宮川大助・花子(登場順)。


コロコロチキチキペッパーズ。ナダルが早口言葉に挑戦するも、「松尾芭蕉少々小食」や「年々ねんねんころり」といった聞いたこともない早口言葉を言い始めてしまい、よく知られた早口言葉は全く言えないという展開である。

ヒューマン中村。お得意のフリップ芸を披露。「だんだんしょぼくなる」。「夢」というお題で、少年時代「お父さん、僕、将来プロ野球選手になりたい」→中学生「修学旅行までには彼女が欲しい」→成人「ここにソファ置こう」と年を重ねるにつれてスケールダウンしていくというネタである。「不安」では、「明日受験だ、どうしよう」→「(駅前で)自転車盗まれたらどうしよう」→「あの、僕のウーロンハイ通ってます?」になる。そして「絶望」では、「会社をリストラされてしまった。明日からどうしよう」→「ドラマの最終回、録画するの忘れた」→「あー、やっぱり自転車盗まれてる!」で循環する。
続いて、「悪口しりとり」。悪口を言われたらしりとりで返すというもの。「あれ、おまえいたの?」→「のっけからいたよ」、「きも!」→「もっと言って!」、「あれ? その服昨日も着てなかった?」→「多分、明日も着るよ」、「お前、爆弾作ってない?」→「いくつ作ったと思う?」
地味な芸人ではあるが、かなり笑いを取っていた。


トレンディエンジェル。斉藤司が歌が得意ということで、今日誕生日の人と聞いて手を上げた10歳の少女のために「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を歌う。思いっきりナルシストな態度で、客席から「怖い! 怖い!」という声が上がるが、確かに歌は上手い。次いで、ポケモンGOネタ。斉藤がピカチュウをやるのだが、やたらと渋い態度で煙草を吸ってはポイ捨てしたりする。ピカチュウはピカチュウでも正体はピカッとした中年だったりする。


桂坊枝。落語よりも、「10分しか仕事をしない」「15分、20分仕事をすると怒られる」という話の方が印象的である。「楽な仕事ではあるが、お金にはならない」とも言う。
「落語は漫才とは違いまして、すぐには面白くならない。物語がありまして落ちがある。もう面白くなるかな、もう面白くなるかなと思っているうちに私の落語は終わっております」と自虐ネタもやる。


宮川大助・花子。大助も年なので色々と病気をする。背中の病気で手術をしたそうだが、花子に「背開きで」と言われる。以前は脳内出血で倒れたこともあったのだが、花子に「びっくりしたわ、脳ないのに出血って」
大助は鳥取県境港市出身なのだが、境港は水木しげるの出身地で「妖怪ロード」があり、花子に大助の母親は砂かけ婆などと勝手に紹介されてしまう。
現在は二人は奈良県の生駒の山奥に住んでおり、大助は植物を育てていて毎朝、水をやるという。花子は「雨の日でも水をやる」と嘘をつく。イノシシが現れることもあるのだが、ある日、イノシシが家のチャイムを押して玄関のドア越しに中を覗いていたという。実はイノシシではなく大助の母親だったということに花子はしてしまっていた。


祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」。出演は、川畑泰史(座長)、諸見里大介、井上安世、小寺真理、中條健一、前園健太、たかおみゆき、山田花子、帯谷孝史、白原昇、今別府直之、親泊泰秀、音羽一憲、大塚澪、松元政唯、速見めぐみ。
花月うどんが舞台である。舞台下手の壁にお品書きが貼られており、上手にも一品ずつメニューが貼られているのだが、上手と下手のメニューが一致していないのが気になる。単なるイージーミスだと思うが。

花月うどんの店主は井上安世。だが、元々は兄の健一が店をやっていたのだが、5年前に多額の借金をこしらえて逃亡してしまったのである。安世は泰史と結婚し、今日アルバイトとして入ったばかりの諸見里大介と三人で店をやろうとしている。諸見里大介は滑舌が悪いのだが、失言したときも全て滑舌のせいにしようとする。
安世の妹の真理は、吉本物産の御曹司である前園健太と婚約している。しかし、健太の母親のみゆきと秘書の山田花子は真理の兄が借金を作って逃亡したことを知り、破談にしようとしていた。

やくざの子分役の白原昇が、相変わらず演技が出来ておらず、そもそも佇まいが不審ということで公開だめ出しされる。白原の存在のおかげで目立つことはなかったが、前園健太の演技もかなり素人くさいものであった。諸見里大介などは個性を生かして伸びているが、吉本新喜劇の若手男優陣は将来が不安である。
一方で若手女優陣は、演技力や笑いのセンスはともかくとして美形が揃い、マドンナの座を巡るバトルが今後繰り広げられそうな予感がある。 ちょい役での出演だったが、大塚澪は声楽が特技だそうで、今日もソプラノ歌手の発声を披露していた。

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