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2018年8月24日 (金)

コンサートの記(413) SoulMates(仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴) 「Going,Going,Gone」@京都・磔磔

2018年8月17日 下京区の磔磔にて

午後6時30分から、富小路通綾小路下ルにあるライブハウス磔磔(たくたく)で、SoulMatesのライブ「Going, Going, Gone」を聴く。

soulMatesは、CHABOこと仲井戸麗市(ボーカル&ギター)、梅津和時(サックス&フルート)、早川岳晴(ベース)の三人が結成したバンド。この夏は名古屋と京都でライブを行う。

京都を代表するライブハウスの一つである磔磔。酒蔵を改装したライブハウスであるが私自身は来るのは二度目。前回は遊佐未森のライブで会ったが、それから大分時が流れてしまっている。
チケットを取るのが遅れたため、後ろの立ち見席へ。足が痛くなったが視覚的にも聴覚的にも不満はない。

今年で68歳となる仲井戸CHABO麗市は、京都を訪れるのは今年最初であるためか、「あけましておめとうございます」と挨拶する。「このくそ暑い中、くそ暑いって言っても今日は清々しいとまではいけないけれど、爽やかも言い過ぎかも知れないけれど」、「実は俺も梅津も(京都は暑いので)二三日前まで本当に来るかどうか決めてなかった」

ボーカルパートが終わった後で、楽器によるセッションが加わるという、RCサクセション以来のスタイルを踏襲している。

ボブ・ディランのナンバーを歌った後で、ディランの出たフジロックに自分も出たかったと語ったCHABO。ディランのピックを貰いたいそうだが、「ディラン、ピックくれないかも。昔、ベン・E・キングからはピック貰ったことある」と語っていた。

「ぶつぶつ」、「ブルームーン」などを歌い、「アメリカンフットボール、話題になったでしょ? (客席から反応がないので)シーン。少し前ほどじゃないけど、また今日なにかあったって。で、考えたら『アメリカンフットボール』って歌、あったのよ」「今日、何があったって? (スタッフに聞く)事情聴取を受けた? あのクソオヤジ!」というわけで「アメリカンフットボール」という曲が歌われる。

更に、昔、寺山修司の天井桟敷と一緒に仕事をしたことがあり、それが縁で最近はポエトリーリーディングの仕事もするようになったそうで、「『新宿の男』という本でリーディングをして、俺、新宿の男だからさ。でも京都で新宿の話しても、『何、あの変な人』、で、京都の話しても『知ったかぶりしちゃって』」ということで、ラングストン・ヒューズの詩の朗読を行う。
「大阪の島之内劇場って今もあるの? シーン。島之内教会を使った劇場だったんだけど、あそこで天井桟敷と仕事してた」そうである。島之内劇場はよく知らないが、島之内教会は今でもコンサートや落語公演などを行っているようである。

「この季節になると忌野君を思い出します。清志郎ね」。ということで清志郎と一緒にやったナンバーを立て続けに披露する。「君が僕を知ってる」、「ボスしけてるぜ」、「玉蘭坂」、「毎日がブランニューデー」。「玉蘭坂」は梅津和時がボーカルが務めた。「忌野君が引っ越しを繰り返して、4度目か何かの家に越した時」に作ったのが「玉蘭坂(正式には平仮名で「たまらん坂」と書き、「玉蘭坂」は当て字である)」であり、梅津和時はそのとき、たまらん坂の裏手に住んでいたそうだ。梅津はキャンパスが国立市内にあった頃の国立音楽大学出身、CHABOも国立市にある有名進学校の桐朋高校卒業、清志郎が国立出身(最寄り駅は国立で、住所的には国分寺市出身)ということでCHABO曰く「縁を感じる」そうである。清志郎はCHABOにもたまらん坂の家へ「遊びにおいでよ」と誘ってくれたそうで、「歓迎してくれるのかな」と思って行ったところ、「忌野君、寝てて」だそうである。
「君が僕を知ってる」は聴衆にも歌わせ、「毎日がブランニューデー」では、「ヘヘイヘイ」の部分を歌うよう客席に呼びかけていた。
「毎日がブランニューデー」は、清志郎とCHABOが一緒に作った最後の曲だそうで、向こうから「久しぶりに一緒にやろうよ」と呼びかけてくれたそうである。

新曲である「財布」も披露。「財布落とさないように、拾ったら交番に届けましょう」と言ってた。

本編ラストは「ガルシアの風」。普段はリーディングで終えることが多いそうだが、今日は歌で締めくくった。

アンコールでは、客席にいたHOBO CONNECTIONのリクオがCHABOによってステージに呼び寄せられ、更にRCナンバーで盛り上がる。「いい事ばかりはありゃしない」、そしてスタンダードナンバーである「雨上がりの夜空に」ではオーディエンスと一体になって沸きに沸いた。


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