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2018年12月 5日 (水)

これまでに観た映画より(111) 「ペルセポリス」

DVDでフランスのアニメーション映画「ペルセポリス」を観る。テヘラン生まれでパリ在住のマルジャン・サトラビの半自伝的作品。監督:ヴァンサン・パルノー&マルジャン・サトラビ。

イランのテヘランに生まれたマルジャン。時代は国の王制が廃されて共和制に移行しようという時だった。その後、共産主義者の粛正があり、イラン・イラク戦争が始まる。マルジャンは戦災を恐れた両親によってウィーンに留学させられる。しかし、マルジャンはそこで居場所を発見出来なかった……。

イランの近現代史を知る上でも興味深い映画。マルジャンとマルジャンの祖母が「ゴジラ」を映画館で観るシーンがあり、日本との接点が見つかるのも面白い。

それにしても、映画に描かれる粛正の多いこと。戦後の平和な日本から見ると、イランという国は同じ時代に壮絶な歴史を辿っていることがわかる。そういう国で生まれ育つというのはどういうことなのだろうか。国家と国民、政治や風習と市民というテーマについても深く考えさせられる作品であった。

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