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2018年12月 5日 (水)

史の流れに(5) 京セラ美術館 鳥羽伏見の戦い150年記念展「維新の夜明け」

2017年12月3日 伏見区の京セラ美術館にて

伏見区の京セラ本社1階にある京セラ美術館で、鳥羽伏見の戦い150年記念展「維新の夜明け」を観る。

京セラ美術館は比較的小規模な美術館であるが、入館は基本的に無料である。

現在、大和大学准教授を務める友人の竹本知行氏(愛称は「竹ぽん」)も監修の一人として名を連ねており、映画「隠し剣鬼の爪」の特典映像として撮られた幕末という時代と武器の解説映像(竹本氏は武具や兵器の専門家である)も流れていた。上映時間53分ということで見ている時間はなかったが、竹本氏は声に特徴があるので、どこに出演しているのかはすぐにわかった。

展示数は余り多くないが、鳥羽伏見の戦いの戯画が数点、銃器や砲弾に銃弾、当時の伏見の図面、17歳で討ち死にした阿多孫二郎の鉢振や家族宛の書簡などが展示されている。阿多孫二郎は、17歳にして死を覚悟しており、両親と祖父母に向けて別れの書状をしたためている。その文には「さんずの川で会いましょう」や「もう(故郷に)帰ることはありません」「討ち死に以外の道は考えていません」という決意が述べられていた。

伏見奉行所跡地の近くにある魚三楼に今も銃弾の通り抜けた跡が残っており、鳥羽伏見の戦いの痕跡と伝わるも「伏見に師団があった頃に、その辺の若いのが発砲してつけたのではないか」という話もあるが、弾の大きさからいって銃弾ではなく伏見の戦いで使われた四斤山砲破裂砲弾の鉄弾子とみるのが適当なのだそうである。

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