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2019年1月 4日 (金)

これまでに観た映画より(118) 「Kー20 怪盗二十面相・伝」

DVDで日本映画「K-20 怪盗二十面相・伝」を観る。原作:北村想、脚本・監督:佐藤嗣麻子、出演:金城武、松たか子、仲村トオル、國村準、本多奏多、益岡徹、高島礼子、鹿賀丈史ほか。

第二次大戦が避けられた後の日本というパラレルワールドで繰り広げられる冒険活劇。


1949年・帝都。華族制は今なお堅持され、身分の差は厳しく、人々は自分の職業を選ぶことも禁じられているという格差社会が続いている。上流階級を狙った窃盗も少なくなく、特に怪人二十面相なる男が暗躍している。怪人二十面相は新たなエネルギーとして開発されたテスラ装置を盗むと予告。軍警(警察)はそれを拒もうと躍起になっている。

サーカス団の花形俳優・遠藤平吉は(金城武)は、あるカストリ雑誌(三流写真誌)の男(鹿賀丈史)から、近く執り行われる、男爵で名探偵の明智小五郎(仲村トオル)と羽柴公爵家の令嬢・葉子(松たか子)との結納の儀の写真を撮ってくれないかと頼まれる。羽柴公爵家はテスラ装置を未来のエネルギー源として開発を推進してきた羽柴財閥のトップだ。

結納の儀の当日、平吉が、写真を撮ろうとすると、カメラのシャッターが起爆装置となり、爆発が起こる。すぐに平吉は怪人二十面相として逮捕されるのだった。


脚本も演出もよく練られており、楽しめる映画になっている。

俳優では、盗みを稼業とする源治を演じる國村準の演技が渋く、一番印象的。松たか子は、大きな悲鳴の上げ方、令嬢としての気位の高さ、コメディーの要素などを自然に演じきっているが彼女ならまだ出来るような気もする。金城武と仲村トオルの演技は熱演だがまずまずといったところだ。

美術もしっかりとしているし、娯楽作として観るには十分な映画だろう。

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