« コンサートの記(555) 尾高忠明指揮 大阪フィル×ザ・シンフォニーホール「ソワレ・シンフォニー」 | トップページ | これまでに観た映画より(126) 「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」 »

2019年5月18日 (土)

スタジアムにて(17) 京都サンガF.C.対大分トリニータ@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2014.8.17

2014年8月17日 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて

京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われる京都サンガF.C.対大分トリニータの試合を観る。

現在、京都サンガF.C.はJ2の7位、大分トリニータは同8位であるが、得失点差によるものであり、勝敗は共に10勝8敗8分けである。というわけで実力が拮抗しているチームの対戦となる。サンガのフォワード、大黒将志は、現在、J2の得点王だが、今年で34歳と、サッカー選手としては高齢であり、スピードには欠ける。現在、J2では湘南ベルマーレ(旧・ベルマーレ平塚)が23勝1敗3分けと断トツであり、松本山雅FCが2位と自動昇格圏にいる。6位までは入れ替え戦であるプレーオフに出場できるため、サンガもトリニータもプレーオフには十分手が届く位置にいる。

前半は大分トリニータのペースである。トリニータがサイドからの突破という攻撃パターンを確立しているのに対して、サンガは右サイドからの石櫃と工藤の攻撃と、個人技を生かした中央突破の2パターンのみであり、相手のペナルティーエリア内に攻め込んだ時の人数が違う。トリニータが5人から6人でプレッシャーを掛けてくるのに対し、サンガではチャンスでもゴール前にはワントップの大黒だけか、いても2、3人だけであり、攻撃の分厚さが違う。
トリニータは右サイドを破ってセンタリングを上げ、サンガゴール前でのゴタゴタを経て、風間宏矢がゴールにボールを押し込み、トリニータが先制点を挙げる。
前半は攻撃のスピード、分厚さ共にトリニータの優位が目立った。前半は、1-0のトリニータリードで終わる。

京都サンガF.C.は、後半に入るとキープ力を生かした攻撃が上手く嵌まりだし、石田雅俊がドリブルで強引に中央突破し、フェイントを仕掛けてシュートを放つ。トリニータのGKはフェイントに引っかかって右側へ飛んだが、ボールは反対側に転がり、石田が同点ゴールを決める。

その後も、大黒がヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、これは明らかにオフサイドであり、ゴールとはならなかった。
だが、その直後、トリニータの選手がキーパーへのバックパスを行ったのだが、キーパーはすぐにサンガの選手に詰められる位置におり、結果としてこれはパスミスとなった。足で返したバックパスだったのでキーパーは手でボールを取ることが出来ない。一対一の対決となったが、サンガの選手がボールを奪い、空いているゴール前に転がす。これを石田雅俊が落ち着いてゴールに流し込み、相手ディフェンスとキーパーのミスが重なった結果ではあるが、サンガが2-1と逆転に成功する。
その後も、サンガは何度もチャンスを得るが、シュートを放つ角度を相手もなかなか作らせないため、シュートがことごとくキーパーの正面に跳び、追加点を挙げることが出来ない。

トリニータの選手にはサンガの選手と違って中央突破するだけの個人能力はない。そのため、サイドからの攻撃に対処するだけで良かったのだが、サンガディフェンスは、やはりサイドから崩されて失点。同点とされる。相手は攻撃のパターンが豊富にあるわけではないのだから、サイドからの攻撃のみに備えていれば良かったのだが、臨機応変の対策が出来ないのがJ2からなかなか這い上がれない一因なのであろう。
試合はそのまま2-2の引き分けに終わった。内容的には勝っていたが、それだけにドローということは負けに等しいともいえる。今のサンガは個人技に頼りっぱなしであり、チームとしてのサッカーが出来ていないようにも思えた。

|

« コンサートの記(555) 尾高忠明指揮 大阪フィル×ザ・シンフォニーホール「ソワレ・シンフォニー」 | トップページ | これまでに観た映画より(126) 「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« コンサートの記(555) 尾高忠明指揮 大阪フィル×ザ・シンフォニーホール「ソワレ・シンフォニー」 | トップページ | これまでに観た映画より(126) 「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」 »