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2019年6月20日 (木)

スタジアムにて(18) パリーグ・クライマックスシリーズ2014 ファーストステージ オリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズ 2014.10.14@京セラドーム大阪

2014年10月14日 京セラドーム大阪にて

午後6時から、京セラドーム大阪で、パリーグ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ、オリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズの試合を観る。今日勝った方がファイナルステージへと駒を進める。バファローズは引き分けでも勝ち抜きである。
本当は、クライマックスシリーズを観戦する予定はなかったのだが、今日は何の予定もなかった上に、稲葉篤紀の打席を見るのは今日で最後になるかも知れないとの思いから出掛けた。京セラドーム大阪は、大阪の海に近い方にあり、京都からだと行くのに時間が掛かる。


バファローズの先発投手は西勇輝。ファイターズの先発はメンドーサ。バファローズの西は金子千尋と共にバファローズの二枚看板として今年も12勝を挙げた(ただし10敗)投手だが、メンドーサは7勝13敗と大きく負け越している。ファイターズは二刀流の2年目で野手としても出場している大谷翔平の11勝がチーム最多勝ち星であり、事実上エース不在である。吉川光夫は今年もピリリとせず、武田勝も不調で中継ぎに配置展開となり、おまけに抑えの武田勝も調子が上がらず守護神の座を増井に譲り渡すなど、投手陣、特に先発投手の不振に喘いだ。
立ち上がりであるが、西のストレートはスピードガン以上の速さを感じたが、メンドーサのストレートはMAX147キロながら肉眼だとそれより10キロは遅く感じた。

試合は、1回裏、バファローズ先頭の駿太が、いきなりの先制本塁打。初球を叩くとボールはライトポール際に飛び、ポールの内側の編み目に当たる。駿太は1回表にファイターズ先頭の西川のセンターへの大飛球を好捕しており、初回は大活躍である。
ファイターズとバファローズは糸井嘉男らと大引啓次らをトレードするという謎の行為に出たことがあるが(糸井がファイターズに対して想像を絶する高額年俸による複数年契約を要求したため追い出されたという話もある)、今日は糸井も大引もスターティングオーダーに名を連ね、古巣と対戦する。

その後は、西、メンドーサ共に好投。ヒットは許すものの、得点は与えない。西は中田がストレートを2球ともレフトへ引っ張ってのファールとすると、「打ち気あり」と察してフォークで空振り三振を奪うなど、投球術に長けている。またピンチになるとギアを入れ替えるようで、3回表に一死満塁とされた場面では、中島卓也、陽岱鋼を三振に切って取る。特に陽岱鋼との対戦ではストレートがホップし、陽を寄せ付けなかった。

6回表、ファイターズが一死三塁一塁としたところで、いよいよ稲葉篤紀が代打で登場。私もフラッグを振って応援する。稲葉は見事に一二塁間を破るタイムリーヒットを放ち、ファイターズが同点に追いつく。
その後は、両チーム共に自慢である豪腕リリーフ陣が登場。ファイターズの鍵谷、白村、宮西、クロッタ、増井の中で150キロ以上をマークしなかったのは宮西だけ。バファローズの佐藤達也、馬原、平野佳寿は全員、150キロ以上を記録した。同じ150キロでも、投手によって違いがあり、一番速く見えたのは佐藤達也のストレートである。リリース直後にボールが消え、打者の手前で現れるように見える。勿論、消えてなどいないのだが、目がついて行けないほどの勢いがあるようだ。
8回裏にファイターズは特異なプレーを見せる。白村が駿太に二塁打を許して、無死二塁となり、安達がバントの姿勢を見せる。ここで、白村が投げると同時にセカンドの中島卓也とショートの大引が全力ダッシュ。駿太を三塁で刺そうというプレーであり、中島がかなり前でボールを拾い、三塁へ投げようとする。ただやはり無理であり、一塁へ送球。送りバント成功となる。一死三塁。
だが、続く糸井とT-岡田の左打者コンビは、マウンドに上がった左腕の宮西の前に連続三振に倒れ、チャンスを生かせない。

9回裏にヘルマンのヒットと盗塁で二死二塁のチャンスを作ったバファローズであるが、原拓也が空振り三振に倒れ、延長戦となる。原拓也は基本的に「守備の人」であるため、決めるなら代打を送るべきだったと思うが、オリックスベンチは動かなかった。

1対1という、投手戦であったが、ヒット数は多く、今日負けてたら終わりという状況のためサイン交換も慎重になったからか、9回までで約4時間を要すという熱戦となる。残念ながら延長戦にまで付き合っていると京都に帰れなくなってしまう。
ということで、9回終了と共に、私は京セラドーム大阪を後にする。
試合はその直後の10回表に先頭の中田翔が、平野からバックスクリーンへの一発を放ち、増井がバファローズ打線を抑えて、2-1で勝利。ファイターズがクライマックスシリーズ・ファーストステージを突破した。

ちなみに中田翔は守備に就いてからのウォーミングアップのキャッチボールで、140キロ以上は出ているだろうと思われるボールを投げ込んだりもしていた。中田も高校まではピッチャーであり、高三の時に肩を痛めていて、夏の大阪予選決勝では変化球しか思うように投げることが出来ずに敗退。投手としては引退し、野手としてプロ入りしたが球威は今も健在なのであろう。

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