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2017年10月 8日 (日)

笑いの林(94) 「女芸人大祭り」2017年10月3日

2017年10月3日 大阪・なんばのYES THEATERにて

午後7時40分から、大阪・なんばのYES THEATERで「女芸人大祭り」を観る。ハイヒールリンゴを司会に、吉本の女芸人が多数出演するイベント。大阪と東京で、2ヶ月に1回の割合で開催されている。今回のゲストは祇園の二人。本来は7時30分開演の予定だったのだが、機材トラブルなどのために開場開演共に10分強押す。まだそれほど売れていない女芸人達は、YES THEATERの前で手売りをしたり常連さんと話したりしている。楽しそうだが大変そうでもある。

出演は、桜 稲垣早希、ゆりやんレトリィバァ、堀川絵美、紅しょうが、美たんさん、もみちゃんズ、エトセトラ、天才ピアニスト、エルフ、みう、爛々、ペガサス、蔵留タケ、おパンプキン、ミセスマキエ、おいらがくさかだ、ポストイットπ(クレジット順)。今日は出演者が多いため、若手は持ち時間1分程度とかなり過酷な条件になっている。

司会のハイヒールリンゴは、希望の党の話をして、「小池百合子が自分よりも化粧が濃い」ため気分が落ち着くそうである。

まずゲストの祇園が登場。木﨑が、「今日は木﨑が出るというので、女芸人達のテンションが上がっちゃって」と嘘をつき、リンゴが木﨑の相方の櫻井に「これどうしたらええの?」と聞いて、櫻井は「無視すれば」と答えていた。祇園は今、M-1の予選を戦っているところ。昨年は準々決勝で敗退したそうだ。ちなみに祇園は一度、コンビを解消していて、木﨑は東京に出て様々なオーディションに参加していたそうだ。なぜかJUNONのスーパーボーイコンテストにも応募したらしい。リンゴは「スーパーボーイコンテストのミニクラス?」と聞いていた(木﨑は身長が162㎝しかない)。
ちなみにEXILEがボーカルを募集したときに、ちゃらんぽらん冨好が応募したという話をリンゴはする。「歌うまいし、踊れるかも知れんけど、いうたって、せいぜいちゃらんぽらんやで!」
かまいたちがキングオブコントで優勝したという話になり、リンゴは、「かまいたち、今、レギュラー8本やで」と話す。祇園がレギュラーを3本持っているのだが、全てラジオだそうだ。
リンゴは滋賀県住みます芸人のファミリーレストランの話をする。ファミリーレストランは滋賀県ローカルでレギュラー番組を6本持っているのだが、滋賀で6本あると、ほとんど滋賀県内から出られないそうで、東京での仕事が入った時も滋賀でのスケジュールの都合で泣く泣くキャンセルすることもあるそうだ。
前半、後半に分かれてネタとコーナーがある。

前半のネタからいくつか紹介。
美形電波芸人もみちゃんズ。今日も風変わりな格好で登場し、フリップネタ「おしりぼうや」をやる。おしりぼうやがもう一人のおしりぼうや(なんだそれは?)のファッションに憧れ、それはどこの服か聞く。もう一人のおしりぼうやは、「これはいぬの服だよ」「いぬの」。というところで、もみちゃんズが、自身の左手に大きなできものが出来ていることに気づく。「こんな大きかったら絶対悪性だよ」ともみちゃんズは嘆き、もうこんなことしていても意味がないと、フリップを破く。すると「いぬの」の「い」の右側が破れて、「しぬの」という不吉な文字になる。
しかし、実はできものは稲荷寿司で(?)、更に稲荷寿司がぱっくり割れて(??)、中から五千円札が出てくる(???)。五千円札は樋口一葉さんの方向けてくれないとなんだがわからない。
ちなみに、もみちゃんズはNSC出身ではなく弟子入り組なのだが、師匠のWヤングはもみちゃんズのネタを見たことは一度もなく、電波芸ではなく政治ネタなどをやっているものだと思い込んでいるそうだ。リンゴは、「平川さんが、うちの弟子は正統派だからいうてはったけど、格好見て、え? 思うてた」と明かす。


桜 稲垣早希。4月の単独公演でも行った、パチンコとホスト狂いの金髪駄目女を演じる。この演目は坂口杏里が元ネタなのだが、坂口杏里は先日芸能界を引退した。ということもあってかあるいは単なる時間的な問題か、ラストのあからさまに坂口杏里な部分はカットされていた。
ミュージカル調のネタであり、振り付きで踊るのだが、今日の早希ちゃんの歌の調子は今ひとつである。余りリハーサルしていないものと思われる。
「友達のケータイ壊した」といって母親から五万円ちょろまかし、更に「友達の入院費」と言ってまた五万円を受け取る。母親が相当なお人好しのようである。


紅しょうが。熊本プロレスが、「秋になって、風が涼しくなって、一人でいるのが寂しくなってきた」と言い、相方の稲田美紀が「街コンに行けば」と言うのだが、熊本プロレスは、「街から出入禁止になった」と嘆く。あらゆる街で出入になっているらしい。稲田が「逆ナンは?」と提案するが、熊本は「してる」。しかし、その仕方は、「初めまして、熊本です。行こか!」という乱暴なものである。
熊本は外国人に狙いを定めたそうで、空港のゲートに立ちはだかり、「日本にはこの女しかいないと思い込ませる」という謎の作戦を披露する。外国人には英語で、「I'm KUMAMOTO,Go!」と言うそうだ。


コーナー、「女芸人、ハイ、ポーズ」。2チームに分かれ、お題が出て、それを連想させる仕草を行い、それぞれのチームのキャプテンである祇園の木﨑と櫻井が女芸人達のポーズを見てお題が何かを答えるというもの。3秒間の暗転があり、明転する前にポーズを決める。
櫻井チームの最初のお題は「運動会」。これはコンビで協力して騎馬戦や、人間ピラミッドの最下段のポーズをして、櫻井を正解に導いた。もみちゃんズはビデオカメラを回す親御さんのポーズをしたのだが、奥に引っ込んでいたため櫻井の視界に入らず、「木﨑チームの人かと思った」と言われていた。
木﨑チームのお題は「USJ」。これを仕草で表現するのはかなり難しい。早希ちゃんはすねている女のポーズ。「せっかくのUSJデートでヒールを履いてきたのに、折れてしまってすねる女」だそうだが、そんな仕草で「USJ」を導き出せたら奇跡だぞ。
今度はお客さんにステージに上げって来て貰い、櫻井と木﨑も回答者としてそれぞれのチームに加わる。
櫻井チームのお題は「秋」。ただまあ、回答者が素人ということで、芸人達がヒントを言う。身を縮めたポーズをした櫻井は「ちょっと寒い」、左手の上に右手を置いたもみちゃんズは、「丈がもうちょっと長ければいいのに」などとヒントを言う。ただそれでも答えは出なかった。
木﨑チームのお題は「選挙」。若い男性がステージに上がり、見事正解を言い当てた。


後半のネタより。

蔵留タケ。以前はコンビで活動していたのだが、相方が引退したためピン芸人となり、キノコ芸人という肩書きで活躍している。なお、モンスターエンジンの西森に顔が似ていることを自他共に認めており、SNOWで自身と西森の顔を入れ替えたが、何も変わらなかったと話していた。
キノコの写真フリップを使っての芸。しめじは漢字だと「湿地」と書くのだが(語源由来の「占地」表記の方が一般的である)、「キノコは大体、湿った土地に生えている」と突っ込む。
紫の鮮やかな「ウラムラサキ」は「いや、全身紫!」、「ホウキタケ」→「ほうきに見えない!」と突っ込んでいく。「ウシグソコナヒトヨダケ」→「汚い! しかもこれは鹿の糞に生えるキノコ。間違ってる!」


堀川絵美。競泳用水着を着て登場。エステのモニターに応募したという設定。堀川絵美は、おデブ芸人なのだが、ボディーシェイプのコースは選ばず。洗顔や脱毛を選び、審査員達をあきれさせるという内容。「ボディーシェイプはいいです! 私、太ってないので。むくんでるだけ」
肝心のところで噛んでしまったり、落ちがありふれたものになてしまったりしたが、声は通るし、台詞回しもしっかりしている。ミュージカル「レ・ミゼラブル」のテナルディエ夫人役のオーディションを受けたりもしているようだが、舞台女優としての才能はあると思う。


ミセスマキエ。気に入らない相手に「Get away!」というネタ。「主食より先に野菜食べないととかいう女子、Get away!」という風に続くのだが、「近畿大学イベントサークル」も何故かそれだけで「Get away!」となっていた。


カープ女子芸人、おいらがくさかだ。カープのレプリカユニフォームとキャップで登場。「初心者カープ女子とベテランカープ女子の違い、そして阪神ファンにありがちなこと」というフリップ芸をやる。
初心者カープ女子は野球選手のプレーしている姿に惚れるのだが、ベテランカープ女子は選手の声に惹かれるのだという。阪神ファンが応援している理由としてありがちなのは「あいつ根性あるやろ」だそうである。
初心者カープ女子は選手のそばに近づくと、「誠也くん!」などと声を掛けるそうだが、ベテランカープ女子は選手に近寄って匂い嗅ぐそうである。野球選手はいい匂いがするのだそうだ。そして阪神ファンは野球選手に近づいて、「おい、原口! もっと練習せえ!」
野球選手がインスタグラムに焼き肉屋の写真を載せているのを初心者カープ女子はただ見るだけだが、ベテランカープ女子は店を特定してインスタライブが始まるのをずっと待つのだという。
そして阪神ファンは焼き肉店に選手がいるのを見て、「おい、焼き肉なんか食べんと、もっと練習せえ!」


ゆりやんレトリィバァ。鹿撃ち帽にマントを羽織り、シャーロック・ホームズに扮している。
ゆりやん扮するシャーロック・ホームズは、たまたま出くわした事件を解決してしまったために探偵になったと設定。今回が2度目の事件である。
「解決できない事件はない」と大見得を切るゆりやんだったが、証拠は糸くず一本だけ。当然ながら犯人はわからず、言い方を変えたり、活用を変えたりであたかも犯人がわかっているかのように振る舞うが限界はある。ということで最後は投げ出してしまう。
イギリスが舞台という設定のはずだが、殺されたのは何故かラテン系の名前であるアンドレアという人物。容疑者の一人である女性の名前はミシェルと、これまた何故かフランス系である。


コーナー、「くじ引き1対1」。リンゴが引いたくじに書かれているゲームを1対1で行い、勝敗を競うというもの。剣玉皿入れ、にらめっこ、キティーちゃんお絵かき対決、つきあった人の数告白対決、不幸自慢対決、コーラ一気飲み(なぜか300mlのミニサイズが出てきた)、手押相撲など色々な対決が行われたが、蔵留タケ、美たんさん、ミセスマキエらのいた木﨑チームが圧勝した。

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2017年9月14日 (木)

笑いの林(93) ヒューマン中村単独ライブ「全然全然^^」

2017年8月28日 大阪・なんばのよしもと漫才劇場にて

午後9時から、大阪・なんばのよしもと漫才劇場で、ヒューマン中村単独ライブ「全然全然^^」を観る。ヒューマン中村はこれまで道頓堀のZAZAで単独公演を行ってきたが、今回は初のよしもと漫才劇場での単独ライブとなる。
「30人の劇場を手配したつもりが間違えて300人の劇場を押さえてしまった」という設定。
午後9時開演の公演ということもあり、入りは100人ちょっと。健闘した方だと思う。
 
よしもと漫才劇場では様々な演出が出来るということで、照明や映像、提灯の灯りなども用いる。
最初の漫談は「シャッフルことわざ」という面白くなりそうにないもの(「二階から弘法」、「鬼の目にも弘法」、「のれんに釘」など)。そしてこの敢えて面白くないネタに大仰な演出を施すことで笑いを誘う。フリップをめくる前にドラムロールが鳴ったり、むやみやたらとヒューマンを持ち上げるメッセージがスクリーンに投影されたり、タイトルが「アキナ牛シュタイン」(アキナ、和牛、アインシュタインの3組による人気ライブ)になってしまったり、「おいでやす小田単独ライブ」と、ヒューマンが一番一緒にされたくない芸人のライブということになったりする。

続いてのフリップ漫談は「スピンオフ」。映画やドラマのスピンオフのように、脇役を主役にした作品を作ろうというもの。
「浦島太郎」。浦島太郎が竜宮城を訪れる前に竜宮城をこしらえた若者達を描いた「竜宮BOYS」、そして鯛やヒラメの舞い踊りを完成させるまでの一種のスポ根もの「舞魚Haaaaaaaan!!」(「舞魚はレディ」でもいいな)。「桃太郎」は「山へ柴刈りに行ったおじいさん」を描いた「山猿」、「鶴の恩返し」では鶴を捕まえる罠をこさえた男達の物語「君の罠」、罠の材料を運んできたのは「山猿」だそうである。ある程度邦画の知識がないと内容がわからないネタである。


映像では、ヒューマン中村が改名をしようと思い立ち、ヒューマン中村の名付け親である三浦マイルドに電話で連絡するというネタを行う。三浦マイルドは何を聞かれても「マイルドフラッシュ」しか言わない(ニュアンスは変える)。後でメイキングをやるが、三浦マイルドはヒューマン中村の「何を聞かれても『マイルドフラッシュ』でしか答えない」という提案に快諾。更にNG集も流れたが、ヒューマン中村のスマートフォンにトラブルがあって止まった間も三浦マイルドは「マイルドフラッシュ」を続けていたことがわかる。三浦マイルドはかなりいい人のようである。


コント。ヒューマン中村はセーラー服を着て登場。さっきそこでセーラー服を着たかなり怪しい男と入れ替わってしまった女子として校門のところで語るのだが、真っ赤な嘘。クラスメートに呼びかけるも名前は出鱈目(「まり」と「豊」で両親の名前だそうである)。すでに警察もやってきてしまっている。そこで校内に爆弾を仕掛けたと内容を変えるのだがこれも当然ながら通用せず、そしてラストである。


フリップネタ。「腕相撲」は「腕相撲」という言葉より「相撲」という言葉がよりポピュラーであったために「腕の相撲」として言葉が生まれたということで、「もし二番手と一番手が逆だったら」という本人も「これややこしいな」というネタをやる。もしも「まわしすら纏わない相撲」が今の相撲よりもポピュラーだったと仮定した場合、今の相撲は「着用相撲」になったそうである。「がらがら相撲」は、土俵の上がぎゅうぎゅうだった場合が普通だった場合は、土俵上があいている今の相撲は「がらがら相撲」になったそうである。また空中で行う「スカイダイビング相撲」がポピュラーになっていたとしたら今の相撲は「地上相撲」になっていたそうで、「まげ相撲」と呼ばれる場合は「テクノカット相撲」がポピュラーだった時である。ちなみに入りの音楽が落語の出囃子調にアレンジされた「千のナイフ」だったのだが、ヒューマン中村は坂本龍一やYMOが好きなのだろうか。
テーマが「餃子」に変わって、「陸上餃子」。「水陸両用餃子」が広まっていた場合は今の餃子は「陸上餃子」になるという。餃子は焼き餃子も水餃子もあるので、水陸両用餃子もありえる(かな?)


「ポエム」。ポエムの朗読。「一つだけ願い事が叶うなら富でも名誉でもなくあの空を飛ぶ鳥のような虫を食べる能力が欲しい」というフォークソングをなぞったもので、食べるものがいつでもそばにあるのがいいらしい。ゴキブリなどもごちそうになるそうだ。


ショートコントならぬショートコンボ。ピンのショートコントをいくつも繋げるというものである。
「闇のゲーム」。人々が館に集められているという設定。館の主であるヒューマン中村は仮面をかぶり、「この館に仕掛けられた謎が一つある。それを探し出して答えて欲しい。ただし、24時間以内に答えられなければ命は」というところで答えが出てしまう。正解者はクイズ選手権で3連覇している沢村さんだそうで、ヒューマン中村は沢村さんのファンだったそうである。
それはそれとして、まるまる24時間が余ってしまうことになった。暇らしい。

「温暖低気圧に茶々入れる人」。「ねえねえおまえ昔台風だったんだって?」で終わりである。

「シニアパソコンスクール」。ヒューマン中村はご老人のためのパソコン教室の講師という設定。しかし、このパソコンスクールに来ているのは警視庁のサイトをハッキングするお爺ちゃんや、「人間の善悪を科学的に完全に識別するソフト」をプログラミングしているお婆ちゃんなどとんでもない腕利きばかり。そこでヒューマン中村演じるパソコン講師はパソコン教室を閉め、皆で世界を乗っ取ろうと提案する。


コント「タイムトラベラー」。ヒューマン中村が170年後の未来からやってきた未来人と出会う。出会うと歴史が変わってしまうため、出会った人には記憶をなくす薬を飲んで貰っているという。
ヒューマン中村は「溶脈」という怖ろしげな名を持つ謎の病気の存在を知る。2017年の時点では存在しない病気である。170年後の未来には空間にディスプレイを生み出すことが可能になっている。「病気事典(?)」を読む上げるヒューマン中村は、「溶脈」とは「2018年に発見された病気で」というところで「来年? 何があったの?」となり、「え? 俺、1号者?」と気づく。ちなみにタイムトラベラーは過去と未来の感染経路についてはわかっておらず、「時空?交通局?もそんな人にタイムトラベラーの免許与えちゃダメだよ」とダメ出しされる。タイムトラベラーは溶脈の薬を持っていたのだが毒々しい赤の8錠で……。


「俯瞰」。日常なにげなく過ごしている空間だが、俯瞰でとらえると妙に思えるというネタである。
「小学校」。「小一時間ほど一人で話し続けている人(先生)がいる」「歩いて通う人より自動車に乗って通う人の方が上という序列」「裸足で地面の上を走らされる日がある(運動会)」「週に1回しかパンが食べられない(給食)」「おしっこを集めて回る謎の団体(検尿)」「たまに変な奴いる」
「初詣」。「行列して並んだのに中に入れてもらえない」「お金を出して買ったのに残念賞すらない(おみくじ)」「ゴミを縛り付けて帰る(やはりおみくじ)」
「結婚式」。「やたらと身内だけを集めているコンビ」「米を配られるが食べられない(ライスシャワー)」「ものを取り分ける様を見せられる(ケーキ入刀)」、「火をつけながらテーブルを回る(キャンドルサービス)」
「ドラえもん」。「多くの男子と仲良くしている女の子がいる」「いじめっ子をやっつけるためのAI機器の存在」「引き出しにとんでもないもの隠している奴がいる」


これで本編は終わったのだが、スクリーンのエンドロールに「特別出演 信濃岳夫(吉本新喜劇)」という文字が映り、舞台下手から警官に扮した信濃岳夫が登場。本番を終えたヒューマン中村(舞台上手から出てくる)に職務質問を行うというコントがある。ヒューマン中村は職業を聞かれて面倒になり「ポエムを朗読しています」と言ってしまう。鞄の中にフリップが入っているのだが、「スカイダイビング相撲」や「水陸両用餃子」と書かれた文字を読んだ信濃は「これのどこがポエムなんだ?」といぶかる。
更に鞄からセーラー服が出てきたため、信濃は「おまえやったな! これはやったな!」と叫ぶ。ヒューマン中村は「劇場から持ってきたんです」と言うが、「なんばグランド花月の向かいにある」と言ったため、「NMB(48)劇場じゃないか!」と言われる(よしもと漫才劇場はNMB48劇場のあるビルの5階にある)。
お笑い芸人だと打ち明けることにしたヒューマン中村だが、「(お笑い芸人)にしては華がないな」と言われる。ヒューマン中村も「それは昔から悩んでいるんですが」
更に、おいでやす小田に間違われる。
信濃扮する警官はお笑い好きでR-1ぐらんぷりも見ているのだが、今年も去年もヒューマン中村は決勝に残っていない。その前に見たのは2010年度で、ヒューマン中村が決勝に進んだ5年分だけ丸々抜け落ちていたのだった。

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2017年7月26日 (水)

これまでに観た映画より(94) 「デルシネ エル・シュリケンVS新昆虫デスキート」

2017年6月5日 大阪・玉江橋のABCホールにて

午後7時から、大阪・玉江橋のABCホールで、後藤ひろひと監督の「デルシネ エル・シュリケンVS新昆虫デスキート」に参加する。

デルシネは、観客にエキストラとして参加して貰い、撮影を行った後で編集し、上映を行うというもの。つまり「出るシネマ」である。今月1日から、「エル・シュリケンVS新昆虫デスキート」の大阪上映は始まっており、今日は5日目、7回目の上映ととなる。

今日のゲストは、桜 稲垣早希、ゆりやんレトリィバァ、NMB48より川上礼奈(愛称は「れなぴょん」)、林萌々香(愛称は「モカ」)、古賀成美(愛称は「なる」)。
後藤ひろひとも今は吉本所属で、NMBもそうであるためオールよしもとなのであるが、やはりNMB48はアイドルということで、NMBのファンはノリが違うようだ。


まず後藤ひろひと監督の挨拶があり、ゲスト陣が登場して、早速撮影に入る。観客が3組に分けられ、ホール内、ホールロビー、屋外(ABCテラス)で撮影が行われる。私は屋外組で、後藤ひろひと監督自らの演出が行われる。といっても演技らしい演技をする必要はない。屋外組の撮影には早希ちゃんと古賀成美、そして主演のエル・シュリケン(若手漫才コンビの片割れである)が参加した。

早希ちゃんは今日は清楚な水色ワンピース姿である。ゆりやんレトリィバァも白いワンピースだったが、キャラ的に清楚にはならない。ゆりやんはそういう人ではないので。

ヒーローであるエル・シュリケンを励ますシーンで、後藤監督が、「早希ちゃん、そこでキスしてみようか」と提案。早希ちゃんも「30を過ぎたので大丈夫です」と快諾して、後藤監督に、「お、開き直ったな」と言われていた。

早希ちゃんと古賀成美は「売れない芸能人」という設定で路上ライブのシーンも撮った。

エンドクレジットタイトル用の撮影も行う(早希ちゃんの動きを全員が真似るというもの)。


編集を行っている間、ステージでは、ゆりやん、早希ちゃんによるお笑いネタと、NMB48のメンバー3人によるトークが行われる。


ゆりやんが行ったのは、淀川長治の物真似。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「シザーハンド」、「ターミネーター」を日曜洋画劇場で放送する時の解説の物真似である。「シザーハンド」は全てのネタバレを語ってしまうという設定である。ゆりやんが本当に映画好きで観察熱心だということがわかるネタであった。

早希ちゃんはアスカのコスプレで、「関西弁でアニメ」をやる。ちなみに、早希ちゃんが「関西以外の人」と聞くと、3人が手を挙げる。一人は岡山県の人、二人は共に愛知県から来ていたのだが(面識はない)、早希ちゃんが「愛知県。ということは名古屋弁ですか?」と聞くと一人は首肯し、一人は「三河弁」と答える。早希ちゃんは「どちらかが嘘を付いてますね」と言うが、名古屋弁(尾張弁)も三河弁も愛知県の方言である。愛知県内では尾張の人が三河の人を見下すという傾向があるようである。


NMBの3人によるトーク。まずは好きな映画の発表。川上礼奈は「ホームアローン」、林萌々香は「プラダを来た悪魔」、古賀成美は「時をかける少女」(アニメ版)を挙げる。
ただ、川上礼奈も林萌々香もテレビで放送されるたびに観てはいるものの、録画をして何遍も観るということはしていないようである。

続いて、「出てみたい映画のジャンル」。川上玲奈は「学園もの」、林萌々香は「青春ストーリー」、古賀成美は「時代劇」。
川上礼奈は、自称「うどんの国のお姫様」で、香川県丸亀市出身なのだが、NMBのメンバーから「つり目なのでいじめっ子っぽい」と言われるそうで、「いじめっ子役をやってみたい」そうである。私は丸亀には去年(2016年)、行ったのだが、つり目の女性が顕著に多いということは確認済みである。川上礼奈も典型的な丸亀女子の顔なのだと思われる。
林萌々香は「チアダン」を観たそうで、運動部や運動部のマネージャーの青春を描いた映画に出たいそうだ。
古賀成美は最初はどんな役をやりたいのか説明できなかったが、町娘役をやりたいそうである。


ゲストの二人(早希ちゃんは再びワンピースに着替えていた)も再び登場し、NMBのメンバーと共に客席2階席に移動して映画を鑑賞する。


第1作では正義のヒーローとだけしか知らされていなかったエル・シュリケンだが、この映画では普段はプロレスラーとして活躍していることがわかる。
脚本・監督:後藤ひろひと。出演:宮﨑香蓮、久保田悠来、板尾創路、エル・シュリケン、木村祐一、蛍原徹(雨上がり決死隊)、ほんこん、原西孝幸(FUJIWARA)、武藤敬司、辻よしなり、兵動大樹、ケンドーコバヤシ、桂三度、トータルテンボス、山崎静代(南海キャンディーズ)、藤崎マーケット、トレンディエンジェル、シソンヌ、森次晃嗣ほか。

西ゆりこ(宮﨑香蓮)は、幼い頃、テミス研究主任である父親の西博士(蛍原徹)と共に謎の怪物に襲われ、西博士は絶命するもゆりこはエル・シュリケンに助けられた。成長したゆりこは、テミス研究所に入り、東爽太(久保田悠来)と二人で運営を行っている。しかし、テミス研究所にはろくな仕事は入ってこず、お金がないので水まで止められそうになっている。
そんなある日、ゆりこは、子供の頃に助けて貰ったエル・シュリケンがプロレスの試合に出ていることを知る。
依頼人がやって来た。木村祐一(本人役で出演)である。最近、吉本の芸人のネタがつまらなくなってきているという。それには蜥蜴沢博士(板尾創路)が発明した脳の活動を制限する成分を持つ新昆虫デスキートの影響があり……。

沖縄国際映画祭のために作られた作品であり、堅苦しさは全くない純然たる娯楽映画である。観客参加の場面はなくても成立するようにはなっているが、「スクリーンに映ってみたい」という希望のある人にとっては良い思い出になるだろう。

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2017年7月17日 (月)

笑いの林(92) 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「嘘つき男と高い皿」2017年7月8日

2017年7月8日 よしもと祇園花月にて

12時30分から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「嘘つき男と高い皿」を観る。


「祇園ネタ」の出演者は、プリマ旦那、桜 稲垣早希、平和ラッパ・梅乃ハッパ、テンダラー、西川のりお・上方よしお(登場順)


プリマ旦那。
今日は土曜日ということでちびっ子が沢山来ている。下手列の1列目(あ列)と2列目(い列)は子供達が陣取っており、子供達がステージに向かってよく叫ぶ。
まず立ち位置向かって右のプリマ旦那・河野が自分が何歳だと思うか客席に聞き(子供の一人が、「40歳! 40歳!」と叫んでいた)、「31歳です」と正解を言う。
続いて、立ち位置向かって左の野村が自分が何歳に見えるか聞くが、「29歳」ということで、「29・8歳!」と小数点ありの謎の答えを叫んでいた男の子が、「正解! 正解!」と言っていた。

河野が漫才師になっていなかったら何になりたかったかを語る。教師になりたかったそうだが、野村に「おまえみたいなひげそり後の濃いやつには無理じゃ」と言われる。
河野はヤンキーの生徒を更生させる熱血教師になりたかったということで、野村を生徒役にしてシミュレーションしてみる。
河野は野村に、「おい、こんなところで何してんのや!」というが、野村は「先生こそ何してんですか?! ここ女子更衣室ですよ!」と野村は女子で河野は変態ということになってしまう。
野村が人差し指と中指の間に何か挟んでいるので、河野が注意するが、野村は挟んでいるものを「タラコです」、「タバスコです」とタバコではないものにしてしまう。
タバコを吸っているという設定にするが野村は「留年しまくって今24歳」
河野は「ちゃんとした不良やれ!」というが、野村は、「おまえ何いっとんじゃ?! 不良やぞ? 良でないっていう。ちゃんとした不良ってなんじゃ?」


桜 稲垣早希。「あんたバカぁ~?!」をやる。
「私、福山(雅治)とかキムタクとか無理やねん」→「あんたバカぁ~?! 向こうはもっと無理よ!」という風に「あんたバカぁ~?!」で進めていく。
「私、和式トイレ無理な人だから」→「あんたバカぁ~?! 漏らせ!」。実際に和式トイレは使えないという人はどうやらいるようだ。
「サイズ? Bカップ? でもCよりのBだから」→「あんたバカぁ~?! それは紛れもなくBよ!」とやるが、「私はHよりのAです」と言う。ここで小学生の男の子が「Dカップがいい!」と言ったため、早希ちゃんは「は?」という表情を浮かべて「将来ろくな大人にならない」と言っていた。
ちなみに早希ちゃんは最前列の「あんたバカぁ~?!」と一人で言ってくれた子供に飴、「なんか欲しい!」と言った子供にカリカリ梅をあげていた。


平和ラッパ・梅乃ハッパ。ギターネタをやる。
平和ラッパはギターを背中に担いで「上を向いて歩こう」を弾く。
梅乃ハッパは技巧が必要な曲で「拍手がこないから」という理由で止める。再会するとお客さんはすぐの拍手するので「今度は早すぎる!」。そこで右脚をあげたら拍手をするようお願いするのだが、今度はみんな右脚ばかり見る。結局、13小節目で脚を上げて拍手を貰った。


テンダラー。
浜本広晃が、「今日は先輩に当たるお客様が多いようなのでそれにあった話題を」とやるが、「最近、安楽死がね」と縁起でもない話を始めてしまって白川に突っ込まれる。
出会いの場面で、書店で同じ本を取ろうとした二人の手が触れるもどちらが男女か決めていないので変になる。犬の散歩をしているときに出会うという設定なのに浜本が犬を連れているのではなくキャリーバッグを引いているということにしてしまうなどおなじみの展開がある。
どっきりの「コラおじさん」をやることになり、まずは白川悟実がコラおじさんに扮することになるのだが、白川に「コラ!」と言われた浜本は「なんだとコラ!」と喧嘩を売ってしまう。
今度は浜本がコラおじさんに扮することになる。まず遠くにいるのに「コラ!」と言って白川にダメ出しされる浜本。こんどはなかなか白川に近づかないコラおじさんをやるのだが、子供達が「コラ! コラ!」とずっと叫んでいるので、浜本は子供達を指さしながら「コラ!」と言って白川に「正式なコラはやらんでいい!」とダメを出される。

「暴れん坊将軍」。暴れん坊将軍に扮した浜本は「暴れん坊将軍」のテーマを口ずさみながら悪代官役の白川と対決しようとするが、まず刀を忘れる、次いで白川をだまし討ちにしようとする。チャンバラをやると弱いとダメダメの暴れん将軍。最後は暴れん坊将軍ではなく何故かコラおじさんになってしまう。


西川のりお・上方よしお。
西川のりおが、「私が正真正銘の本物の津川雅彦です」と自己紹介し、相方の上方よしおのことを「噛みつき猿です」と紹介する。
のりおは今日も時事ネタを行う。豊田真由子の「このハゲー!!!」をやり、「そんなことなかったんですー」に節をつけて歌うが、やはり芸人だからなのか本人よりメロディーの付け方が上手い。少なくとも聞けるものになっていた。
「STAP細胞はあります!」(小保方晴子)だの「部屋に歯ブラシを持ってきてください」(高畑裕太)もネタとして取り上げていた。



吉本新喜劇「嘘つき男と高い皿」。出演は、信濃岳夫、若井みどり、高井俊彦、安尾信之助、山田花子、岡田直子、中條健一、瀧見信行、太田芳信、服部ひで子、中田はじめ、小西武蔵、吉田ヒロ。

花月旅館が舞台である。
花月旅館の女将である若井みどりは、陶芸家の花月斎のファンであり、作品を集めている。そんな折り、骨董・吉本屋の二人(中條健一と瀧見信行)が花月斎の作品である皿を安値でリースすることを勧めてきて……。

今回は座長がおらず、若手の信濃岳夫をリーダーとした公演。吉本新喜劇の場合、座長が強力に引っ張ることで面白さが増すことが多いのだが、若手の、それも主役でない座員がリーダーになると、全員が同身分となり、その良さはあるものの、決定打を欠くことにはなる。
安尾信之助は、「なんなんだ君は?」と聞かれて、「次男です」と答えるということを何度も繰り返していた。

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2017年6月15日 (木)

笑いの林(91) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「1万回のお手伝い」2017年6月2日

2017年6月2日 よしもと祇園花月にて

12時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と吉本新喜劇「1万回のお手伝い」を観る。
今日は1回公演で、団体客がいないため、客席には合計でも30名ほどしかいない。

「祇園ネタ」の出演者は、祇園、桜 稲垣早希、笑福亭鶴笑、シャンプーハット、ザ・ぼんち(登場順)

祇園。木﨑がやはり自分のことを「男前」と称する。ちなみに木﨑は身長が163cmしかないのだが、相方の桜井によると中学校2年生の男子の平均身長だそうである。
子供の頃の遊びをやるというので、グーチョキパーでは、木﨑がチョキを「ずっと保管してたよ君に貰ったチョコレート」と長くしてしまう。にらめっこでは木﨑は、「にらめっこしましょ。木﨑に惚れるなよ! アップトゥーデート!」と謎の遊びに変えてしまっていた。


桜 稲垣早希。「関西弁でアニメ」をやる。早希ちゃんが「標準語の人」と聞いたので、仕方がないので挙手。「今から標準語を悪く言いますけど大丈夫ですか?」と聞かれたが、別に標準語であることに誇りを持っているわけではないので(関西弁に誇りを持っている人はいそうだが)問題はない。
今日は、「天空の城ラピュタ」の「見ろ、人がゴミのようだ」を「見ろ、おばはんがおっさんのようだ」で止めていた。


笑福亭鶴笑。関西落語の定番の一つである「動物園」をやる。今回は主人公の男は「着ぐるみのバイト」とだけ聞いていて、移動動物園に来て虎の皮を着るのだと初めて知ることになる。
園長の名前はやはり池田で(池田は「動物園」を得意とした桂文蝶の本名である)、ラストに登場するのも「園長の池田」である。
今回の移動動物園は、虎とライオン以外は、リス、狸など地味な動物しかいないというのが特徴である。

シャンプーハット。客席に30名ほどしかいないため、てつじが「団体さんですか?」と聞く。
これ以降はいつもと同じ展開で、決定的なネタバレになるので書けない。


ザ・ぼんち。おさむがサッカー日本代表の香川の話をするのだが、他の海外で活躍する選手の名前を「徳島、高知、愛媛」と言って四国の香川にしてしまう。
サッカー日本代表の本田の名前を挙げるのだが、その他のヨーロッパで活躍するする日本人選手の名前を「ヤマハ、カワサキ」と言ってバイクメーカーのホンダにしてしまっていた。


吉本新喜劇「1万回のお手伝い」。出演は、川畑泰史(座長)、末成由美、島田珠代、新名徹郎、今井成美、今別府直之、山田花子、諸見里大介、Mr.オクレ、小寺真理、もじゃ吉田、清水啓之、吉田ヒロ。

末成物産社長の末成由美の豪邸が舞台。末成由美の養女の真理は、「1万回のお手伝い」が済んだら実父と実母が現れると由美から言われている。高校生になった真理は、あと1回お手伝いが済んだら1万回というところもまで来ていた。勿論、由美の言っていたことは出鱈目。どうしようかと焦る由美だったが、由美宅に盗みに入った川畑泰史と島田珠代を見かけた真理は川畑と島田を両親だと勘違いしてしまい……。
1万回のお手伝いが住んだら実の両親が現れると本気で思い込んでいる女子高生が今時いるのかという話だが、まあ新喜劇なのでよしとするか。

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2017年6月 2日 (金)

笑いの林(90) 桜 稲垣早希単独ライブ「【閲覧歓迎】 桜 稲垣早希売れる気まんまん補完計画 【R12】」

2017年4月30日 新宿シアターモリエールにて

午後7時30分から、新宿シアター・モリエールで、「【閲覧歓迎】 桜 稲垣早希売れる気まんまん補完計画 【R12】」を観る。桜 稲垣早希の約3年ぶりとなる単独ライブである。今回は東京公演1回のみで、他の地域での上演はない。
乗り打ちであるため、開場時間が10分ほど押す。

上手と下手に垂れ幕。下手の垂れ幕には、Wikipediaから拾ってきた早希ちゃんのプロフィールが書かれている。実はそのうちのいくつかは私がWikipediaに記載したものだったりする。どうでもいいことだけれど。

まずはオープニング。今日の出演者は全員、舞台上手から登場する。早希ちゃんはオーバーオール姿で登場。「約3年ぶりの単独公演ということで、3年前はまだ十代だったんですけど」と嘘を言い、「ヨシモト∞ホールで、ドラゴゲリオンという二人のコントをやっているんですけれど、今日は一人でやりたいことを全部詰め込んだライブにしたいと思います」と抱負を語る。そして、オープニングの曲を作詞・作曲してプロの編曲家にアレンジして貰ったものを映像で流すと伝える。
だが、機械トラブルで映像も音も流れない。ということで、コーナーのMC担当である宮戸洋行(GAG少年楽団)が登場して繋ぐ。
OKが出たのでオープニング「ミラクル芸人サキラブリー」。アニメ映像付き。歌詞は戦隊ものをイメージしたもの。メロディーはアニソン風だがメロディーラインに不自然なところはある。早希ちゃんはミュージシャンではないので、それは仕方ないだろう。歌は結構上手い。


最初のネタは、コント「YouTuberサキキンのYouTuber計画」。早希ちゃんの妹という設定のサキキン(早希ちゃんは長女ではあるが、お兄さんが一人いるだけの末っ子であり、妹も弟もいない)がYouTuberになって楽して儲けようと図っている。はじめしゃちょーのYouTubeサイトが炎上しているというので、サキキンも駆けつけてみる、ただ罵詈雑言ばかり書かれているため、「自分だけ応援のメッセージを書いたら、はじめしゃちょーと縁が出来るかも知れない」と考えたサキキンはその通りにする。
さて、サキキンのYouTubeであるが、トータルの再生回数は16回だけ。メッセージも、「なにがやりたいのかわからない」「ブス、死ね!」という悪口ばかり。「これが『死ね!』じゃなくて『殺してやる!』なら脅迫罪で訴えられるのに」と言うサキキンだがそうしていても仕方がないので、新たにアップするYouTubeネタのプレゼンをして、生放送を行う。「ペヤングとペヨングを混ぜて食べてみた」、「力士と結婚してみた」(早希ちゃんの親友で、今は佐ノ山親方夫人である小泉エリにちなむネタ)、「シルク姉さん厚着させてみた」、「浅田真央をスケートに戻らせてみた」、「北方領土取り戻してみた」。サキキンはハローページでプーチン大統領を探すが、当然ながら見つからない。
そこでお風呂が沸いたと機械の声がする。サキキンが先に入るつもりなのだが、母親が入ろうとしたようで、サキキンは母親を罵り始める。だがまだ生放送を終了させていなかった。
「こんな私が気に入った人はチャンネル登録お願いしまーす!」
村上春樹の小説に「おがみどり」さんという方が出てくるものがあるのだが、それを思わせる内容だった(早希ちゃんは「おがみどり」さんは知らないだろう)。
かなり説明ゼリフが多いのだが、3分の2ぐらい減らしても観客は着いて来られると思う。本当にR12の子達には内容がわからなくなるかも知れないけれど。


映像。早希ちゃんが綾波レイのコスプレをして、綾波レイがYouTuberになったら、というネタ。綾波レイは、「パックマン」、「スーパーマリオ」、「ストリートファイター」などに挑戦。「エヴァ」の名台詞を入れながら、無表情でプレーしていく。やり方がわかっていないという設定だったり、急に上手くなったりする。
無表情な綾波レイだが、ラストでは早希ちゃんも少しだけ顔が笑っていた。無表情に徹するのは難しいだろう。


宮戸洋行をMCに迎えてのコーナー。有名YouTuberであるデカキンとはいじぃがゲストとして登場。ちなみにデカキンは、昨日、足を滑らせて靱帯損傷の怪我をしたそうで、一応、松葉杖を持って舞台に登場した。
お題が書かれたカード2枚を引いて、その2枚に書かれたとおりの映像作品を製作したYouTubeにアップするというもの。

まずは早希ちゃん。「北朝鮮ニュースキャスター」と「カレー」と書かれたカードを引くが、スタッフが出て来て宮戸に耳打ち。ゴールデンウィークということでカレーの出前が不可能になったとのこと。そこで1枚引き直し。「バルーンアート」と書かれたカードである。バルーンアートは早希ちゃんの特技の一つなのだが、宮戸もゲストの二人もそれを知らないようで、早希ちゃんの手際が良いことに驚いていた。
青いバルーンでキャベツ頭のようなものを作った早希ちゃんは、赤いバルーンをそれに絡ませる。作りながらインチキ朝鮮語も喋るのだが、最初こそ北朝鮮のニュースキャスターらしい喋り方だったが、段々、片言の日本語で喋る中国人のようになってしまった。
青い風船は北朝鮮のニュースキャスター(そうは見えないのだが)、赤い風船は抱えた爆弾だそうだが、過激すぎるのでアウトということになった。

はいじぃが引いたのは、「超カワイイ猫」と「タバスコ飲み」。撮影は早希ちゃんが担当する。
はいじぃは自身が猫になって、デカキンと戯れたりしていたが、当然、タバスコを発見し、コップに注いで一気飲み。はいじぃはむせたが、なんとかなった。

デカキンのネタであるが、これは本人が「表に出せない」ということなので、書かないでおく。


映像。サキキンが、姉がやった「関西縦断ブログ旅」を真似て、「関西横断ブログ旅」を行う。ただ移動は車、サイコロは1の目が100円だが、2が1000円、3が3000円、4が4000円、5が5000円、6が1万円と大甘のルール。しかもサイコロはサキキンが振りたいときに振れる。
サキキンは性格最悪で、「関西縦断ブログ旅」を弄びまくるが、これは早希ちゃん本人だから出来ることでもある。結局、単にUSJに遊びに行くだけになってしまう。


続いては早希ちゃん初挑戦となる落語。落語家は羽織を羽織って登場するが、早希ちゃんは羽織の代わりにカーディガンを羽織っている。アスカ、シンジ、レイの3役を演じ分ける落語。「エヴァンゲリオン」シリーズの概要を述べて、映画が2012年を最後に制作が止まっているということを語ってからカーディガンを脱いで、エヴァの3人のセリフに入る。
アスカは使徒を倒す毎にお金が入ってくる歩合制だそうで、使徒がやって来ないのでお金にならないと嘆いている。そこで、振り込め詐欺を行おうと提案、シンジは、「駄目だよ、そんなの! そんなことをするぐらいなら死んだ方がましだよ」と言ったところでレイが「あなたは死なないわ。私が守るもの」。アスカはシンジに電話を掛けさせる。シンジが「なんて言えばいいの?」と聞くのでアスカは「同じこと繰り返すあれよ」と言うがシンジは「逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ!」、アスカ「あんたバカぁ~?!」
そこでレイが電話を掛けることにするのだが、哲学風ポエムを朗読し始めて、アスカに「気持ち悪いじゃない! なにそれ? 宗教?」と言われる。


サキキンの「関西横断ブログ旅」2。ミナミに出たサキキンは、パチンコで全額すってしまったり、ルイヴィトンのバッグを買うのでお金が揃うまでサイコロを振り続けたりする。そしてグルメ三昧と、徹底した駄目女が演じられていた。


石出奈々子をゲストに迎えてのコーナー、「声優っぽい選手権」。MCは引き続き宮戸洋行が務める。「ジブリに出てきそうな少女」を演じることでR-1ぐらんぷりの決勝に進出した石出奈々子。早希ちゃんは、「その手があったか!」と悔しがる。
お題が出て、宮戸がそれを読み上げるので、早希ちゃんと石出奈々子の二人は引き当てたカードに書かれたアニメのキャラになりきってそれに答えるというゲーム。

まずは早希ちゃんが「タツノコプロ」を引く。石出はなんと「エヴァ」を引き当てて、早希ちゃんを悔しがらせる。
お題は背後のスクリーンに投影される。まずは、「こんなところに突然呼び出して何?」というセリフがスクリーンに映る。早希ちゃんが手を挙げたので、宮戸がスクリーンに映し出されたセリフを読み上げるが早希ちゃんは「お仕置きだべー」でアウトになる。
「お客様、レジを通られていらっしゃいませんよね」というセリフにも早希ちゃんは「お仕置きだべー」でアウトになるが、店員が言うセリフと勘違いしてしまったようだ。石出はシンジの真似で「逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! もう駄目だ! 僕がやりました!」でOK。宮戸も、「皆様、石出奈々子単独ライブへようこそお越し下さいました!」と言い始めてしまう。

キャラ替え。早希ちゃんは「アニメ名作劇場」という幅広く選べるもの。石出奈々子も「藤子不二雄」でしかもFでもAでもOKという緩めの設定である。
宮戸が読むセリフは、「それでは、中継先からお知らせします」。石出奈々子は、「22世紀から21世紀にお返しします」や、しずかちゃんの真似で「キャー! のび太さんのエッチ!」でOKとなるが、早希ちゃんは、「パトラッシュ、もうすぐ死ぬよ」というお知らせしてもあんまり意味がないものでアウト。二つ目は、アルプスの少女ハイジの「クララが立った!」でなんとかセーフになった。

石出が「やなせたかし」を引き、早希ちゃんは「けものアニマル」。「このたびは、ご愁傷様でございました」というセリフに答える。石出奈々子は、「アンパンマン、きれいな顔だよ」という比較的ひねりを利かせたものだが、早希ちゃんは、「君は~アニマルなんだね」で通して、最初はOKとなるが、二度目はアウトになる。
お題は、「諦めたらそこで試合終了ですよ」。「ディズニー」を引いた早希ちゃん。哀願するような目つきをするため、宮戸もついついOKを出してしまったりする。
ラストで早希ちゃんは「ディズニーランドは閉鎖させない」と言って、説明が必要だというので宮戸が話を聞く。演じているキャラクターはミッキーで、「諦めたらそこで試合終了ですよ」と言っているのはウォルト・ディズニー。なんとなくわかりそうでいて結局わからないということでアウトであった。
早希ちゃんは、「(石出の所属事務所である)浅井企画にポンコツだってバレる」と言うが、宮戸に「え? 今までバレてないと思ってたの?」と突っ込まれていた。


「奇跡体験アンビリーバブル」が大好きだという早希ちゃん。そこで、テレビ朝日に売り込むための映像「早希ビリーバブル」が流れる。まずは、マーガレット・ベイカーという金髪の白人女性(早希ちゃんが演じている)の映像。ブラジルの雪山に墜落したセスナから一人生還したのがマーガレットである。なぜが菓子パンを20個持ってセスナに乗っていたりする。
エヤ・ウイダースという老女(これも早希ちゃんが演じている)の愛猫であるアメリカンショートヘアのキャロラインが井戸に落ちてしまう。キャロラインは助け出されたが顔が潰れてしまう(早希ちゃんの愛猫であるエキゾチックショートヘアのロンギヌスくんが登場する)。
ゾイ・ベイカーという黒髪の白人女性(マーガレット・ベイカーとの関係は不明)は、UFOの話をするのだが、UFOはUFOでも日清焼そばU.F.O.(うまい、太い、大きい)で、後乗せスープを先に入れるという失敗をしてしまい、湯切りの際にスープごと流してしまってパサパサの味になったというものであった。
稲垣早希本人も登場するのだが、開き直った貧乳ネタであった。


続くコント。今度は早希ちゃんは白人の女性に扮する。金髪のカツラを被り、黄色のドレスを着ている。
女性はパチンコ、パチスロ狂い。寝坊してしまって焦るのだが、それは朝一からパチンコやパチスロの通うためなのだった。パチンコ店に着いた女性は「良く出る」という角の台を占拠するために嘘を付いておじさんにどいて貰う。それでもなかなかお金が貯まらないので、ブレスレットを高額で売りつけたりもしている。COWCOWファイナンスの牛嶋馨社長(「闇金ウシジマくん」)にも借金しているらしい。更にホスト狂いでもあり、15年も通い続けけている店があったりする。
女性はホストにブレスレットを売りつけようとして断れるのだが、「わかった。じゃあホテルで撮った写真をSNS上にばらまくから、止めて欲しかったら3万円頂戴」と坂口杏里ネタで終わる。

歌もそうだが、早希ちゃんは演技も良い線を行っているので(高校生の時に芸能事務所のオーディションに受かっているのだから素質はあるのだろう)、お笑い以外のことにも生かせそうだ。


単独ライブでピアノ演奏をするとTwitterで告知した早希ちゃん。曲目に「魂のルフラン」を選んでから、練習に励むまでの映像が流れる(これらの一部はYouTubeにアップされている)。


そしてラストのピアノ演奏。早希ちゃんは先程と同じ黄色のドレス姿である。宮戸洋行、デカキン、はいじぃ、石出奈々子もステージ上に出て、早希ちゃんのピアノ演奏を見守る。
ちなみにミスを1回する毎に劇まずドリンクを飲むことになる(最大5回まで)。
早希ちゃんが弾く「魂のルフラン」はハ調の編曲による比較的易しいものではある。途中、演奏が何度も停止したり、テンポが滅茶苦茶だったり、曲調を描く余裕も意思もなかったりしたが、予想していたよりは楽しめる演奏である。もっと練習してから聴きたかったな。
ミスは3回(テンポ等は含めずミスタッチのみ)。焼き鳥入りヤクルトを飲むことになる。「ヤクルトの乳成分と焼き鳥の脂が絡み合って変な感じ」らしい。

石出奈々子は、「早希ちゃんって、本当に変な人」と言いつつ、「ピアノ弾くときも手が震えながら真剣にやっていたりして、ファンになりそう」と述べていた。

久しぶりの単独公演ということもあり、楽しい時間を過ごすことが出来た。
 


即興○○やってみた対決!(「桜 稲垣早希チャンネル 早希TUBE」より)

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2017年5月12日 (金)

笑いの林(89) 「女芸人大祭り」2017年5月2日

2017年5月2日 大阪・なんばのYES THEATERにて

午後7時30分から、なんばのYES THEATERで「女芸人大祭り」を観る。ハイヒール・リンゴが司会を務め、月1ペースで行われている公演。今回からは道頓堀ZAZA HOUSEを離れ、YES THEATERで上演を行うことになった。
今日は特別ゲストとして、かまいたちの二人が出演する。出演は、桜 稲垣早希、堀川絵美、もみちゃんズ、紅ショウガ、茜チーフ、エトセトラ、ももかんラッシー、みう、有瀨和、爛々、ペガサス、エルフ、天才ピアニスト、蛙亭・岩倉。

まずは、ハイヒール・リンゴが登場し、かまいたち・濱家隆一が結婚することになったというので紹介する。入籍は5月5日の予定で、濱家によると「ぞろ目だと覚えやすいから」だそうである。相方の山内健司も結婚したばかりであるが、入籍をしたのは今年の2月22日。二人とも猫好きということで「ネコの日」に婚姻届を提出したという。


ネタとコーナーからなる公演であるが、出演者が多いので、若手のネタの持ち時間は短めとなっている。

ネタは前半出演者と後半出演者に分かれる。

まだ芸歴の浅い人が大半なので、どこで笑ったら良いのかわからなかったりもする。実は劇場以外では口外不可のネタをした人もいた。


早希ちゃんは今日はアスカのコスプレではなく、オープニングとクロージングは茶色の短パン、ネタはオーバーオール姿で行った。
ロンギヌスという名前のエキゾチックショートヘアを飼っている早希ちゃん。ということで、ロンギヌスを擬人化した「猫、人になる」というフリップ漫談を行う。
ロンギヌスは人間の年齢に直すと現在23歳、色白で鼻が潰れていて釣り目の毛むくじゃらということで、人になったロンギヌスはちょっと不気味である。早希ちゃんは人になったロンギヌスのことを「おじさん」と読んでいたが、23歳だとおじさんではないだろう。早希ちゃんより10歳も若いし。
早希ちゃんが風邪で寝込んでいるとロンギヌスは枕元にじっといるしているそうだが、人になったロンギヌスが枕元で屈んでいる姿はかなりシュールである。猫が好むという隙間に人が潜り込んでいる姿も変だ。
猫が段ボールに入って捨てられていることがたまにあるが、人が段ボールに入っているとただのホームレス。だがホームレス間でも場所の取り合いやらなにやらがあり、最後は警官と関係が出来てスパイのような活動を行い、刑事として奉職。取り調べ担当になるが、万引きで捕まったのはかつての飼い主であり……、という展開であった。


堀川絵美は元バスガイドということで、オープニングの時などはバスガイドの格好をしていたが、ネタではギャル風の格好をして、医師の青年とデートに漕ぎ着けるという話をやる。いわゆる出会い系のサイトで出会ったようであるが、堀川絵美はプロフィール写真をかなり盛っていて、スリムな写真に加工していたようである。当然のように上手くいかないのだが……


コーナー「女芸人赤っ恥トーク」。出演者が「恥をかいた」と思える出来事を話して、かまいたち・山内が「赤っ恥」か「恥ではない」かを決めるというもの。

堀川絵美は警察官の娘なのだが、その父親が定年退職後、コンプライアンス指導担当として吉本興業大阪本社に務めることになったという。ある日、堀川絵美が吉本大阪本社に入ると、すれ違う人がみな、堀川の顔を見ながら笑うような仕草をしたという。何かと思ったら、その日、堀川の父親が「うちの娘は痩せたら深田恭子に似ている」と主張したそうである。

早希ちゃんは、「以前のトラウマ」。その昔、精肉店でアルバイトをしていた時のこと。同じ職場にタイプの男性がいたという。そこで、友人のアドバイスにより、飲み会の時に酔って寝たふりをすることにしたという。早希ちゃんが寝たふりをしている間に友人が早希ちゃんのことを男性に紹介するという設定だったのだが、いざ友人が男性に早希ちゃんのことを話し始めると、「はあ? 稲垣? あいつ話し方ぶりっこだし、バリ嫌いなんだけど!」と男性が早希ちゃんの悪口を延々と話し始めたそうで、それを聞いた早希ちゃんは起きるに起きられず、一気に気持ちが冷めてしまったそうだ。山内は今日唯一となる「恥ではない」を出す。「聞いてて辛くなってきたから」とのことである。

エトセトラ・藤原は、「若井みどりに似ている」と言われる女芸人であるが、「心は乙女だけど体は正直」というタイトルで話し始める。
合コンに行った時のこと。全くモテないのでふてくされて壁の方を向いていて寝ていたという。すると参加男性の中で一番いけていない男性が密かに藤原の胸を揉み出したそうだ。
そして翌日。劇場入りした藤原は皆から、「今日、顔色良いね」と言われたそうで、胸を揉まれたことで女性ホルモンが多く出てしまったらしい。
山内の判定は「赤っ恥」で、総合では断トツで優勝に輝いた。


後半のネタ。
天才ピアニスト。天才ピアニストというコンビ名だがピアノ芸はやらない。その代わり清水が歌芸を行う。ドリカムの「Love Love Love」の替え歌を歌った。


美形電波芸人のもみちゃんズは、チョキの手のかぶり物をして登場。定食屋で注文をしたら同じものが二つ出てきてしまう、お葬式に行ったら「不謹慎だ」と言われる。更に警察に尋問を受ける。最近、パーがチョキに殺される事件が連続しているそうで、疑いを掛けられたのだ。もみちゃんズは、身分証を見せて、「私はチョキではなく『ピース』なんです」と弁明するというシュールな展開であった。


不思議ちゃん系演技派芸人の蛙亭・岩倉。チラシには彼女の名前は載っていなかったが急遽参加することになったらしい。YouTuberネタ。やはり再生回数が稼げておらず30回ほど(サキキンよりはましだが)。そこで「自分で虫歯を抜いてみた」という動画を撮ることにする。ペンチで抜くのだがやはり痛い。ということでアイロンを左手に当ててその痛みに耐えている間に虫歯を抜くことにする。歯を抜くことには成功したのだが、それは虫歯ではなく健康な歯であった。残念だが、左手の火傷の形がハート型になっていて……。


コーナー「女芸人とかまいたちのゲームチャレンジ」。かまいたちと後半のネタに出た女芸人達が様々なゲームに取り組むコーナーである。
まずは「ロシアン激辛シュークリーム」。20個中5個入っている(結構な高確率である)激辛シュークリームを外しながら食べ続けるというゲーム。6人目の蛙亭・岩倉が当ててしまう。

次は「なぞなぞ」。お題は「世界で最も『キャーキャー』言われているスターは?」。正解は「ジェットコースター」なのだが、前から2列目のお客さんがヒントを出してしまったようで、そのヒントを発見した順で正解を出してしまう。

続いては大縄飛び。かまいたちの二人も加えた全16人で行う。最初は「連続5回飛べれば成功」ということだったのだが、余りに飛べないので「2回でOK」ということになり、これはクリアした。

「ガッツだぜ」ゲーム。全員がしゃがみ、ウルフルズの「ガッツだぜ」のサビの部分に合わせて立ち上がる人数がリンゴ姉さんが引き上げたのと同じ数になればクリアである。まずは「12人」。16人中4人が立ち上がらなければ成功である。なんとこれはクリア。「ガッツだぜ」ゲームは吉本の様々な公演でやられているようだがクリアが出るのはかなり珍しいようだ。2度目は「15人」だったが、今度はしゃがんだままの人が多く、クリアはならなかった。

ラストは「足して100歳」。その芸人が何歳なのかを類推し、年齢が足して100になるように調整するゲームである。かまいたちの二人が当てる役を担う。
まずは濱家。最初の一人だけは指名して年齢を聞き出すことが出来る。濱家は、ももかんラッシー・津田を選ぶ。津田は26歳である。濱家は津田と同年代の芸人3人を選ぼうとするが、予想よりも年上の芸人がいるなどして年齢オーバーでクリアならず。
続いて山内の挑戦。おまけして最初の一人ではなく二人に年齢を聞くことが可能になる。二人とも25歳。ということで山内も同年代と予想された二人を指名し、見事100歳ジャストでクリアとなった。

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2017年5月 8日 (月)

笑いの林(88) 「タナからイケダから学天即」特別編「同期寄席」

2017年4月9日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で、「タナからイケダから学天即」特別編「同期寄席」を観る。NSC大阪27期生が集まって行う公演。
出演は、タナからイケダと学天即の他に、ミルクボーイ、ジュリエッタ、Dr.ハインリッヒ、ビーフケーキ、トット。

まず、タナからイケダと学天即の4人が集まってのトーク。ラーメン二郎の話題になる。タナからイケダ・イケダと学天即・奥田はラーメン二郎が好きで、よく食べに行くそうである。
ラーメン二郎は有名店で、関東には支店が多くあり、この4月には全国屈指のラーメン激戦区として知られる京都・一乗寺への出店も果たしている(ラーメン二郎にインスパイアされた二郎系ラーメンと呼ばれる店は以前から関西にもあったが、ラーメン二郎直営店が関西に来るのは今回が初めてとなる)。私も東京・歌舞伎町のラーメン二郎で食事をしたことがあるのだが、ラーメン二郎特有のマイナスポイントというものもある。具体的に挙げると営業妨害になるので書かないが、池田がラーメン二郎に入ったときに、カップルで入ってきた客がいたという。ラーメン二郎というのは基本的に男性一人客が入ることの多い店であり、カップルで来るような店ではない。特盛り(「大」と呼ばれる)を注文出来ることがラーメン二郎の特徴の一つなのだが、カップルで来た客の女性の方はラーメン好きでもなく、ただ彼氏に連れられて来ているため、特盛りを頼んでもほとんど食べることが出来ずに帰ってしまうという。最近、ラーメン二郎で食べられもしないのに、「大」を注文し、大半を残して帰った客を店員がTwitter上で批難したことが問題となったが(店員は、大盛りは量が多いので初めての来店の場合は普通サイズである「小」を勧めたがそれでも「大」を注文して思いっきり食べ残したそうである)、それと同じ状況であり、池田は頭にきたそうだ。ただ、池田も奥田も、女性一人客の場合は歓迎だそうである。女性一人でラーメン二郎に入れるというだけで、相当なラーメン好きだろうからね。
奥田がラーメン二郎で食事をしているときに、仕事帰りのホスト達が集団で入ってきたことがあって、奥田は「嫌やわ」と思ったものの、彼らはいざラーメンを食べ始めるとホスト特有なのか仕草も食べ方も豪快で、逆に好感を持ったという話も出た。


まずは漫才。
トップバッターは、タナからイケダ。ホストクラブネタである。田邊が女性客、池田がホストを演じる。池田の源氏名は「いちろう」であるため、田邊に「ださい」と言われるのだが、漢字は「一に狼で一狼です」とのことで、「一匹狼で、一人でのし上がりたいので一狼にした」そうである。ただ一匹狼過ぎてホスト仲間は誰も協力してくれないという状況であることがわかる。
一狼に扮した池田が田邊に名前を聞き、「あき」と答えた田邊だが、池田は「下の名前は?」。田邊は「あきが下の名前や! 上の名前が『あき』の人、あき竹城さんしか知らんわ!」と返すも、池田は、「え? あき竹城さんですか?」とボケる。ちなみに一狼というのは上の名前で、下の名前は「けん」であり、漢字で書くと「犬」だそうで、田邊に「なんで狼に寄せんねん?」と言われる。
ちなみに、一狼は新卒、それも大卒で正社員だそうだが、田邊に「正社員のホストっておるん?」と言われる。

続いて、学天即。四条(よじょう)が、「四条クエストってゲームせえへん?」と奥田に聞く。四条クエストというのは、ドラゴンクエストのパクりで(奥田 「思いっきりパクりっていうたな!」)、京都の四条(しじょう)に住む四条(よじょう)を倒すゲームだそうである。四条、三条、京都駅八条口から二条城と「条」ばっかり出てくるルートを回るゲームで、武器も九条ネギや六条麦茶と「条」が入る。
何故か敵としてやたらと犬が出てくるのだが、ストームマウンテン(嵐山のこと)に行ったりと、京都の観光地巡りになってしまっている。
ちなみに従者は、脳科学者・茂木健一郎、踊り子マイケル・ジャクソン、戦士・林家ペーで、全員、四条と同じもじゃもじゃヘアである。
四条(よじょう)の根城である、四条(しじょう)の、よしもと祇園花月に入ると、京都住みます芸人のタナからイケダが敵として現れたりした(京都府住みます芸人は、タナからイケダと月亭太遊の二組体制であったが、月亭太遊は出身地である大分の住みます芸人に転身し、男女漫才コンビである、せんのりきゅうが南丹市に住んで半農半芸人になる。タナからイケダも京都での出番も多いが、仕事の都合上、現在は大阪に住んでいるはずである)。


ミルクボーイ。内海さんとは、以前、ABCホールで行われた、デルシネ(観客も出演者となる映画で、ワンシーンの撮影が行われた後で編集され、予め撮られている本編に組み込まれて上映される)「エルシュリケン」の待ち時間に少しだけ話したことがある。その後、R-1の予選でも見かけたし、昨年の大阪マラソンの中継担当として出演しているのも確認したのだが、外見が徐々に変化しており、今では髪の毛が一分刈りのようになっている。
こちらも先を読みながら見てるのだが、今日は残念ながらことごとく予想通りであった。やはり予想より上を行かないと心から笑うのは難しい。


ジュリエッタ。藤本はナルシストキャラなのだが(祇園・木﨑といい、吉本ではナルシストキャラが流行っているらしい。ただ、木﨑がキャラ作りをしてのナルシストなのに対し、藤本は根っからのナルシストといわれている)、今日も最初からナルシスト全開で、女の子の「やばい! やばい!」という声が上がる。それを聞いたジュリエッタの二人はステージ上で固まってしまい、藤本は頭をピストルで撃ち抜いて自殺する真似をして、相方の井尻から、「この状況で一人にすな!」と言われていた。


Dr.ハインリッヒ。一卵性双生児の姉妹漫才師である(ただ日付をまたいだため、誕生日は一日違いとなる)。これまで山内彩は髪型をロングにしていたため、双子でも雰囲気が少し違っていたのだが、彩も髪を短くしたため、今ではどこからどう見ても双子である(区別が付くよう、彩は金髪にしている)。
彩がうどん屋に入ったときに、わかめうどんわかめ大盛りを注文しながら、わかめだけ食べ、うどんを全て残して帰ろうとした客がいたため、彩が注意して口論になったそうだ。お店の大将が、「見えるものだけが真実とは限りませんから」と仲裁に入ったのだが、眼鏡屋の店員が客として来ており、「見えるもの全てが真実でないと困りますわ」と言い出すなどカオスな展開になる。
彩が、「あの人、きっと家帰ってから涙流してる思うわ」と言い、幸(みゆき)が、「あの人って誰?」と聞く。あの人というのは、眼鏡屋の店員のことらしい。

幸は、「大人はそんなことでは泣かんねん。大人が涙を流すのは海外に行ったときや」と謎の話を始める。海外の貧しい国で、子供達が泥水にしか見えないジュースを売り歩いている。子供の一人が、「この国にプラスチックの工場が出来るから、そうしたら国が豊かになる」と語るのだが、旅行者にはプラスチック工場が出来ることも国が豊かになることもないとわかっている。それを知りながら泥水のようなジュースを買って飲んだときに涙を流すそうである。えーっと、そういう時って泣くのかな? 彩は、「それ歌にしたら売れるで、ミスチル軽く超えられる」という。うーんっと、それもないと思うけれど。
ビーフケーキ。近藤が松尾に、「指って何本あるか知ってる?」と謎の質問。近藤が、客席に「指何本あるか知ってる人、手を挙げて下さい」と言うも、当然ながら観客は参加しない。近藤は、「ほら、みんな知らんねん」
ということで、近藤が指を一本一本説明していく。親指は、「霊柩車を見た時に親指を隠さないと親の死に目に会えない」と言ったのだが、客席からは「へー」という声が上がったため、今の若い子は、案外、そのことを知らないようである。
薬指は、「腹が痛くなったときは、薬指を引き抜いて煎じて飲めば治る」と無茶苦茶を言う。

ちなみに私は、左手の拳を右手の人差し指と中指で挟んでフォークボールの握りをするという癖があるのだが(実際にフォークボールを投げていた時は、きっちりと人差し指と中指でボールを押さえる必要があるため、そうやって指の力を鍛えており、その名残である。フォークボールを投げること自体は出来るのだが、肘にかなりの重圧が来るため、今はフォークボールを投げることは控えている)。松尾が小指の説明を補足する際に、「男性の方はフォークボールを投げる時に、唯一、ボールに触れないのが小指です」と言っていたため、松尾から私の仕草が見えていたのかも知れない(今日は前から2列目に座っていたため、ステージからも見えた可能性は高い)。


トット。多田は男前、桑原はボイスパーカッションが得意で芸達者ということで、人気上昇中のコンビである。今日もオープニングで田邊が客席に聞いたところ、相当数の人がトット目当てらしいということがわかった。今日はいつもの「タナからイケダから学天即」公演の倍近い入りである。
多田が、「ペットを捨てる人が多い」というので、桑原がペットを捨てる人を演じ、多田がそれを中止することになるのだが、桑原は犬をやたらと可愛がり(犬はチョコという名前らしい)、それでいながら態度を豹変させてリードを手放して捨てるという、注意しにくい状況。今度はシチュエーションを変えるのだが、桑原はフリスビーを投げて犬に追わせ、姿を消そうとするという、これまたどう注意したらいいのかわからないことになってしまう。
その後、桑原は、99歳の老人や、犬を20匹飼っていて自宅を「犬屋敷」と呼ばれているものの猫は21匹飼っているので犬屋敷と呼ばれることに納得がいかない人など、脇役ばかりを演じてしまっていた。


タナからイケダの2周目。池田が、葬式で弔辞を読んでみたいと言い出す。田邊は赤塚不二夫の葬式で、タモリが白紙の弔辞を読み上げたという話をする(タモリは「勧進帳」と明かしていた)も、池田に、「ちゃんとした人しか葬式の弔辞は読まれへんのじゃ。お前には無理だ。お前に出来るのは掃除機の調子を見ることぐらいじゃ」と言うと、池田は本当に掃除機の調子を見に来る人を演じ始めてしまう。その後も、「楊貴妃の病気を診る人」や「尿酸値の調子を下げる人」を池田は演じたりする。
田邊は、「週刊誌に追いかけ回されてみたい」という夢があるのだが、池田は「お前に出来るのは、グーパンチをよけかわされることだけじゃ」。その後も、週刊誌がCランチという定食メニューになってしまったりした。


学天即の2周目は、四条が「芸能界引退したい」と言い、奥田に「自分がいるとこ芸能界思ってんのか? 芸人界や」と突っ込まれることから始まり、他のしたい仕事を語っていくというネタである。マック赤坂を引き合いに出して、「始めるのに遅いということはない」という四条だったが、奥田に「マック赤坂、結果出してないやないか」と突っ込まれる。
ちなみに、四条が「劇の台本を書いてみたい」と言って、奥田に駄目出しされる。奥田は「うどん屋はカレーうどん出すが、カレー屋はカレーうどん出さへん」と例えて、コントを書く人間がその延長線で芝居の台本を書くことは嫌いだということで、コントはコント作家、劇は劇作家に専念しろという意味のことを述べる。


コーナー。お題が出され、AとBどちらを選ぶかによって席替えをする。MCがタナからイケダ・田邊。
最初のお題は、「付き合うならどっち? A・多田、B・井尻」。男前芸人である多田を選ぶ人(Aは下手側、Bは上手側に移動する)が多い。
ただ、多田は天然だそうで、ボケエピソードがいくつも紹介される。更に奥田が、多田を含めた合コンを行ったとき、一番可愛い女の子が多田ではなくて奥田を選んだため、しばらくの間、恨み言をいっていたことを明かす。
ということで、Bの井尻サイドの勝利となった。
ラストのお題は、「キャラが変わったと思うのは? A・近藤、B・内海」。Bの内海を選ぶ人が多いが、内海は外見は変わったが、内面は変わっていないということで、自身のホームページを立ち上げたり、YouTubeに歌をアップしていたりということが明かされ、自分大好きな一面が暴露されたことで内海が本気で照れる。近藤サイドの勝利。

今日は下手側の席に座っていたため、上手袖で舞台監督が「これで終わりです」というカンペを出し、田邊がそれを確認したのもわかったのだが、近藤やビーフケーキのネタを田邊が振ったため、終演が予定よりも10分ほど押した。

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2017年5月 1日 (月)

笑いの林(87) 「なんばグランド花月 次世代落語会 落語と特大大喜利のスペシャルセット」

2017年3月30日 なんばグランド花月にて

午後7時から、なんばグランド花月で、「なんばグランド花月 次世代落語会 落語と特大大喜利のスペシャルセット」を観る。出演は、月亭方正、ジミー大西、桂三度、月亭八光、笑福亭笑利、トレンディエンジェル、桂あおば、月亭方気、桂三幸、桂三語、月亭太遊、月亭八織。なお、桂文五郎は膝を怪我したため出演出来ないという。

まずは、笑福亭笑利による落語。座布団一枚あれば落語が出来るというので、色々な場所に呼ばれるそうである。中にはバーのカウンターの上に座布団を置いて喋ったりということもあるらしい。露天風呂で落語を行ったときのこと。露天風呂の前に座布団があり、横にゴザが敷いてある。ゴザは上で寝転ぶ人が使うそうであり、笑利が落語を行う前に、すでは裸のおっちゃんが寝ていたそうである。
落語は10分から15分掛けて行うのだが、露天風呂に入っている人は、「熱い熱い」と言って、5分ぐらいで出てしまうそうで、途中でお客が入れ替わるそうである。そして入れ替わったお客もオチを付ける前に出てしまい、オチを言った時には湯船には誰もいなかったそうだが、笑利が立ち上がろうと思ったら、「良かったで」と言ってくれる人がいる。ゴザの上で寝ていたおっちゃんが最後まで聴いてくれていたそうだ。
その話を枕として、本編は「人形の出てくる落語」。侍の志賀之助という人がおつきの者を連れて湖のある村に行った時の話。おつきの男が、「昨日、湖のほとりで若い女に誘われた」という話をする。綺麗な女だったそうで、「明日の夜、なので今夜ですね。湖の上に一緒に漕ぎ出そう」と言われたそうで、おつきの者はいそいそと出掛けていった。そこへ村の名主が挨拶に来た。なんでも、「湖には近づかないで下さい」とのこと。化け物が出るからだそうで、「昼間は女のなりをしていますが、正体は鯉の化け物」とのことである。志賀之助がおつきの者が出掛けていったことを告げるとは、「ああ、そうですか。もう駄目ですな」と恬淡と言われる。「もう間に合いません」
だが、志賀之助は出掛けていって退治をする。ここで笑利は鯉の被り物をして、右手に志賀之助人形を付けて一騎打ちをやってみせた。


続いて、トレンディエンジェルによる漫才。今日は二人とも着物姿である。芸歴12年という話から入り、「ねえ、お兄さん、トレンディだね、トレンディエンジェル」とやる。
二人ともアイドル好きだという話になり、たかしがAKBグループが好きだというのだが、斎藤司はAKBグループを、「AB48、SE48、HT48」と挙げて、たかしに、「斎藤さん、Kが抜けてるよ」と言われると、「そんなこと(毛が抜けてること)は最初からわかってるよ」と返す。たかしに、「AKBってなんの略かわかる?」と言われた斎藤は、「秋元康が きもいオタクから ぼったくる」と言ってしまう。
斎藤はジャニーズが好きだそうだが、「こう見えてジャニーズです」
斎藤は、嵐が好きで、ニノ(二宮和也)役だそうなのだが(?)、客席に、「みんな、『ニノ!』って言って下さい。チビッコ達、『ハゲ!』って言わないでね」。その後も何度も、「ハゲって言わないでね」「ハゲって言わないでね」「わかりますよね? ジャパニーズ・カルチャー」と念押しして、観客から、「ハゲ!」と言って貰う。
その後、嵐の「嵐」を歌って踊るのだが、たかしの手拍子によるテンポが速過ぎて、シッチャカメッチャカな動きになる。再度挑戦して、今度は普通のテンポでナルシストポーズを決める。

たかしにポケモンGOの話をされ、「斎藤さん、ポケモンGOってわかる?」と聞かれて、「当たり前だ、斎藤さんだぞ!」とやるも、「これ(着物)戻しにくい、江戸時代に生まれてたらやれない。現代だから出来る」
ということで、斎藤がピカチュウに扮して、たかしがポケモンGOをやるのだが、斎藤は挙動不審。たかしに「ピカチュウですか?」と聞かれた斎藤は「はい」と答えるも、「ピカッとした中年」とピカチュウ違い。
もう一度やることになり、斎藤は「ピカチュウ」と鳴くのだが、やはりさっきの怪しい中年であった。


出演者総出による大大喜利大会。高座にトレエン・斎藤、トレエン・たかし、ジミー大西、月亭八光、桂三度が座り、ハリセンを持った月亭方正の司会で進む。若手落語家はパイプ椅子に座るが、月亭方正は彼らを、「次世代の落語会を担う人達を担う落語家」と紹介してしまう(つまり彼らは次世代を担う落語家ではない)。

まずは「あいうえお作文」。春休みでチビッコが多いので、月亭方正はチビッコから何行がいいかを募集する。
「ラ行」で行うことになり、最初の単語を「ラクダ」に決めて貰うのだが、トップバッターの斎藤は「ラクダに見えるといいますが」、たかしは「リスにも見えると言いますが」とボケまくって作文になりそうにない。ジミー大西は、「ルーマニアに行こう」と飛躍。月亭八光が「列車に乗って」と戻すも、本当は「飛行機じゃないの?」と突っ込まれるボケのつもりが、前が酷すぎてボケにならなかったそうである。トリの桂三度が「ロンドンに着いた」となんとか纏める。

次は「サ行」で、最初の単語は「サンドイッチ」。斎藤「サンドイッチを買いに出掛けて」、たかし「シンガポールに行って」で方正にハリセンではたかれるも、「静かにシンガポールに行って」とシンガポールは譲らない。ジミー大西「凄いことになってん」、八光「先生に相談したら」、三度「そんなことわからん」

続いて、「この人が言いそうにないこと」。お題になる人は背後の巨大モニターに映される。最初のお題はフランシスコ・ザビエル。若い落語家が良い答えを出すと、高座の人と入れ替わりになれるという。月亭八光は「ナムアミダブツナムアミダブツ」と誰でも思いつきそうなことを言って、高座から下ろされる。ちなみに、月亭八織は何も答えていないのに高座に上げられていた。方正によると「可愛いから」だそうである(八織は紅一点である)。
続く人物は、子役の寺田心。斎藤さんは、「あのAD、D(ディレクター)になったな」と、斎藤曰く「業界ではよく言う」という言葉を挙げるのだが、OKは出なかった。

歌詞穴埋め。B'zの「ウルトラソウル」のサビ、「ウルトラソウル! ハイ!」のところが空欄になっていて、上手い言葉を入れるというコーナー。桂三度は、「桃太郎のお供の動物が変わりました」として、「犬・猿・象」と書いていた。「ウルトラソウル」の前の歌詞は「そして輝く」なのだが、月亭八織が、指輪の絵を描いて「薬指」とするもジミー大西が「意味がわからない」と言って、他の人から説明を受けていた。

大喜利の最後は「なりきり読書」。白紙の続く本をあたかも書かれているものを読むかのように読むという、長めの「勧進帳」である。
勝ち抜いた、トレエン・斎藤、笑福亭笑利、ジミー大西、月亭八織、月亭三度によって読まれる。お題は「水戸黄門」の第1話。
斎藤は、「昔々あるところに、水戸黄門と助さんと角さんがいました。SNSで知り合った三人は、うっかり八兵衛にメールを送りました。ウィルス付きの。メールを受け取ったうっかり八兵衛は」と舞台を現代に置き換えた「水戸黄門」を語り始める。
二番手の笑福亭笑利は、「As soon as」と何故か英語で語り始める。そして、「由美かおる」と演じている女優の名前を言ってしまう。ジミー大西も英語で語り始めてしまうが、「町人の村長(?)が米を貰う代わりに金をばらまき、漁村が迷惑した(??)」という謎だらけの展開をする。月亭八織は、「由美かおるが悪代官に襲われて逃げるシーン」を演じるが、桂三度は、「一方、その頃、暴れん坊将軍は」とボケた。

ちなみに、トレンディエンジェルの二人は、昼間はひらかたパークで行われた「歌がうまい芸人」のイベントに出演していたようだが、この後にも別の仕事があるということで、ここで出番を終えた。


ラストは桂三度による落語。「落語って長すぎるんちゃう?」と言われることがあるそうだが、縮めた落語もあるそうで、「ときそば」というネタを披露する。夫婦でそばを注文するのが、持ち合わせは十五文。そば二人分は十六文で足りない。だが、勘定する時に夫が、「1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、今何時?」、「9つ」、「10、11、12、13、14、15、16」と一つ飛ばして勘定を済ませる。
そこで妻は一人の時に、早めの時間に別の二人で行ってそばを食べたのだが、「1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、今何時?」、「5つ」、「6つ、7つ、8つ……」ということになり、三文損したという話である。

映画も縮められるようで、「タイタニック」は、「大きな船乗れた嬉しい」「僕は君が好き」「私もあなたが好き」「タイタニックポーズ」「船が沈んだ」「僕も沈んだ」で終わるそうである。
「男はつらいよ」全48話は、「思ったよりつらくなかったよ」に纏められるそうである。

最後は変な話。料理店に若い男がアルバイトの申し込みに来るのだが、大阪生まれの日本人なのに片言のような日本語を話す。なんでも音痴なので、なまった喋りしか出来ないのだそうだ。更には運動音痴なので、数のカウントも独特になる。更に本当に音痴なのだそうだが、「歌手になりたい」という夢を持っているそうだ、「ドラえもんの歌」を歌うのだが、バラード調になってしまう。
「赤とんぼ」を歌うと「赤鼻のトナカイ」のメロディーになり、「赤鼻のトナカイ」を歌うと「赤とんぼ」になる。歌手は歌手でもオペラ歌手になりたいそうで、「千の風になって」を歌うのだが、最初の旋律の歌い方は出鱈目なのに、「千の風に 千の風になって」のところだけはまともになる。
コックのチャンさんが「辞める」という電話を寄こしたため、男は「料理は出来る」とアピールするが、「料理は出来るが味音痴」

「次世代落語会」が行われたのは今回が初めてだが、出演者達は「続けたい」と抱負を語った。

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2017年4月 2日 (日)

笑いの林(86) 「テンダラーNGKライブ ~vol.9~」

2017年3月20日 なんばグランド花月(NGK)にて

午後7時から、なんばグランド花月(NGK)で、「テンダラーNGKライブ ~vol.9~」を観る。テンダラーが毎年春にNGKで行っている単独ライブの9回目。わかりやすいタイトルである。

「オペラ座の怪人」のテーマのエレキバージョンが流れて開幕。NGKの舞台後方にはSHARP製の巨大モニターがあるのだが、ギターとキーボードを弾く浜本広晃と、ドラムスとパーカッションを叩く白川悟実の映像が映る。浜本は楽器の演奏は出来ないのだが(私もピアノは弾くので、キーボードの手が出鱈目であることは見て分かる)、白川は実際にジ・白川バンドというバンドを組んでドラムを担当しているそうである。母音でもないのに何故「ジ」になるのかは不明。白川は高校を留年した挙げ句中退しているので、単純に英語についての知識がないのかも知れない(相方の浜本も高校中退である。早希ちゃんが2011年に「桜 稲垣早希のセンパイと遊ぼう!」というライブをやった時に、「結婚相手の望むこと」と聞かれた早希ちゃんが、「自分はアホなので、頭の悪い人は駄目ですね」と言ったところ、浜本がイラッとした声で、「早希ちゃん、俺ら二人とも中卒なんやけど」と言ったことがあった)。

能舞台をイメージした、大きな松の描かれた木目調の背景が下りてきて、下手から白川が、上手から浜本が登場する。
浜本がキーボードを弾く仕草をして、「僕はこれ出鱈目ですけどね」と言うと、高い声で大笑いする女性がいたので、浜本は「そんなにいけます?」と言って、弾く真似を繰り返す。

多くの劇場がそうであるように、NGKも下手列、中央列、上手列の3つに分かれているのだが、今日の私の席は上手列中央付近の真ん中辺り。最初は下手にいる舞台監督が出すカンペが見えていたが、その後、舞台監督は引っ込んだ場所に移る(それでもカンペの一部が見えることもあったが)。

まずは漫才。「カッコ悪いこと」について語る。白川は、「おなかの鳴る音がするとカッコ悪い」と言うが、浜本は、「大食い大会でホットドッグ28個目食べた後に腹鳴ったら格好いいやん。え? まだ余裕あるのって」とよく分からない反論をする。向こうで手を挙げている人を見て、自分に向かって挙げているのだと思って自分も手を挙げたら、自分の後ろにいる人に向かってだった時はカッコ悪い」となるが、浜本は、「挙げた手をかっこよく下ろす方法がある」という。実際にやってみようとするが、白川が手を挙げると、浜本もすぐに手を挙げて、白川が「早い早い!」と駄目出しする。
今度は白川が手を挙げても、浜本は延々と確認して手を挙げない。白川が手を挙げて、浜本がそれに応えるように手を挙げ、白川が浜本の後ろにいる人に話しかけるという設定の演技を行うと、浜本はさりげなく会話に加わろうとしていた。

白川が、「自分の息子が芸人になろとしたら嫌だよね」という話をするが、浜本は、「その前に結婚せえよ」と駄目出し。「子供作るのは結婚した後や、その前の結婚の話せんと」
白川は、「俺がお前の子供だったとして、芸人になることに賛成するか?」と聞くが、浜本は、「その前にお前が俺の子供なのが嫌やわ」と返す。
白川が浜本の子供(18歳)という設定で、浜本に「芸人になりたい」と打ち明ける演技。浜本はあっさり「ええよ」と言ったり、「そういうことはお母さんに相談しなさい」と頼りないのか関心がないのか面倒くさいのか、とにかく無責任な父親を演じてしまう。
浜本は、「小さい頃はお母さんと結婚するって言ってたじゃないか。果たしなさい」「プロ野球選手になるのが夢だって言ってたじゃないか。叶えなさい」と無茶苦茶を言う。だが、「お前みたいな奴は芸人になっても、給料が安い、水着にさせられたと言って出家して辞める」と別の人のことを言ってしまったり、「クスリをやっていると週刊誌に書かれて、ゲイだとバラされて、海外に逃亡する」とこれまた別の人の話を始めてしまう。
白川がやる芸が面白ければ芸人になってもいいということになる。白川は両手で顔を覆い、「いないいない(手を開いて)バーミヤン」とやる。思いっきり滑っているが、浜本は「いいだろう」と言ってしまう。

「テレビ番組に出たいよね」という話になり、浜本はゴルフ番組の司会をしたいと夢を語って、白川は料理番組をやりたいという希望を述べる。3分間クッキングで、シチューを作ることになり、浜本が実演してみせるのだが、料理中に鼻を拭ったり、髪を触ったり、股間に触れたりと不衛生なことばかりする。かと思えばシチューではなく鮪の解体ショーを始めてしまったり、イエッセル作曲のメロディーに、「どうして人は争いや諍いばかりするのだろう。肌の色や考え方で」とやたらシリアスな歌詞をつけて歌ってしまったりする。浜本は、「トランプさん、見てますか!?」と言う。

CMに出たいという話になり、浜本が、「でも他のものが売れたりするよね。アイフルのCMでチワワが売れたり、auのCMで桐谷健太君の歌が売れたり」という言うが、「マクドナルドのCMでハンバーガーが売れたり」と続けて、白川に「そりゃそうやろ!」と突っ込まれる。
ハンドルを握って、レーシングカーのCMをやっているのかと思いきや、実は阪神高速のCMで、「28日から工事のため通行止めになります」というナレーションが入ってしまう。
更に、「スマホがあるとき」(白川がスマホで喋るふりをする)、「ないとき」(白川があたふたする仕草をする)と551蓬莱の豚まんのCMのパクりが始まってしまう。

先のネタに続いて、ケータイやスマホがなくなると不安になるという話。スマホを落としたら、公衆電話から自分の電話番号に電話すれば良いという話になるのだが、スマホを落とした白川が自分の番号に電話を掛けると、浜本はおかしな声をした「怪物」がスマホを拾ったという話にしてしまう。もう一度やるが、浜本は今度は「はい、森○学園です」と言う。「○友学園の校庭のゴミの中に(スマホが)混ざってました」「籠○に100万円払えば返します」
今度は浜本は、「兄貴に変わります」「おじきに変わります」「組長に変わります」「総帥に変わります」と、その手の人の間をリレーする設定にしてしまう。

任侠に憧れるというので、組長が刑務所から出てきた時の様子を演じるのだが、手下に扮した浜本は組長役の白川を電車に乗せようとしてしまう。もう一度やるが、今度は自転車に乗せてしまう。もう一度。今度はセグウェイ、その次は人力車である。白川は、「ここ京都か?」と言う(京都の観光地には人力車が沢山走っている)。更にボートに乗せてしまったりと、なかなか高級車にたどり着かない。ようやく車に乗ったと思ったら、「阪神高速は28日から工事のため通行止めになります」

白川が運動不足で太ってきたというので、浜本がヨガを勧める。浜本が、「チャクラを感じて」と専門用語を使いながら、両手を拡げて、「GLAYのTERUチャクラ」「『HOWEVER』チャクラ」と訳のわからないことをやる。浜本は、「これ1日5時間やれば痩せる」と言うが、白川は、「1日5時間やれば何やっても痩せる」

WBCの話。白川が侍ジャパンの4番をやることになるのだが(立ち位置の関係上、白川は左打ちの構えをする)、「白川、ホームラン! 日本、1点を返しました。68-1」と敗色濃厚の中での焼け石に水の一発だったりする。
小久保監督が白川よりも年下だというので、白川が侍ジャパンの監督という設定でアンパイアに抗議をすることになる。浜本が「セーフ!」とやって、白川が詰め寄るが、浜本は途端に「退場!」。かと思えば、浜本は白川から逃げまくり、最後は欽ちゃん走りで逃げたりする。そして判定を覆したいなら金をくれと要求。白川が渡すと「逮捕!」になる。VTR検証をすることになるのだが、VTRの様子を演じる浜本は、「退場! から欽ちゃん走りで逃げ回り、金を要求」というこれまでの流れを再現して、白川に「そこじゃなくて!」と駄目出しされる。


コント「カラオケボックス」。暗転の間、白川が歌う「2億4千万の瞳(エキゾチック・ジャパン)」が流れるのだが、微妙に音痴なので客席から笑いが起こる。
カラオケボックスに一人カラオケをしにやってきた白川。電話でメロンソーダを注文するのだが、フロントの浜本から「メロンソーダでございますか? 本当にメロンソーダでございますか?」と聞かれ、更に白川の部屋(7号室)にフロントから電話が掛かってきて、「本当にメロンソーダですか? 厨房がざわついております」と言われる。46歳の男性がメロンソーダを注文することはまずないかららしい。フロントは「上のチェリーは乗せなくてもよろしいですよね?」と聞いて、白川に「乗せて!」と言われる。

白川が使う予定のハンドマイクがないというアクシデントがあったが、とにかく白川は歌い始める。B'zの「ウルトラソウル」。白川が「ウルトラソウル! ハイ!」と歌った時に、後ろのメニューの絵の部分がガラッと緒開いて、カツラを被って女性に扮した浜本が現れ、メロンソーダを置いていく。
採点モードがあるので、白川は「鏡の中のマリオネット」でやってみるのだが、採点するのは浜本扮する女性で、しかも「24点」と異様に低い点。選曲もマイナスだったらしい。
ライブモードで白川はX JAPANの歌を歌い始めるのだが、サビで浜本が両手でバッテンを作って現れ、「X」と仕草と声がけを行うというモードであった(そういえば、連続ドラマ「カルテット」で、松田龍平演じる別府司がカラオケで「紅」を歌っている時に、他のカルテットのメンバーが、「X! X!」とやり、別府が「それこの歌じゃない」と言うシーンがあったが、アドリブっぽかったな)。

白川は、「レッスンモード」というものを試してみる。歌うのは久保田利伸の「LA・LA・LA・LOVE SONG」。「土砂降りの午後を待って」と歌ったところで、舞台下手から、ちゃらんぽらん・冨好真がゲストとして登場。マンツーマンでレッスンを行う。冨好は、「スラーでは駄目。スタッカートで歌わないと」と言い、久保田利伸はスタッカートで歌っているとして久保田利伸本人の歌が流れるが、肝心なところで音を切ってしまうため、真相がわからない(冨好が言っていることは一応は正しい)。
レッスン料は7500円と高い。白川は1万円札を出すが、冨好はおつりを渡さずに帰ってしまう。

ここで、白川は相席を頼まれる。やって来たのは、今別府直之と岡田直子(共に吉本新喜劇)。岡田が、「40代で一人カラオケですか? 独身で?」と聞き、今別府が「見ればわかるだろ。彼女いる顔してない」と言ったため、白川が怒る。今別府が歌うのだがかなりの音痴である。今別府は、「歌で大切なのは上手さじゃない。ここだ」と言って、自分の胸を叩くのだが、途端に、「ピュ!」と例のネタが飛び出し、ネタをやって帰って行った。

灰皿がないので、白川はフロントに電話。すると、カツラを変えた浜本が登場する。白川が、「あれ? さっきの人ですよね?」と聞くが、浜本は首を横に振り、メニューの絵を指しながらデンモクを操作して、「妹よ」と歌を流して応える。喉が痛くて声が出ないようだ。白川が2杯目からのドリンクバーの場所を聞くが、「急行待ちの踏切辺り」(山崎まさよし 「One more time,One more chance」)ととんでもないところを答える。
隣の部屋では妹が店長に言い寄られているが、浜本は「何も聞こえない」(徳永英明 「壊れかけのRadio」)と流してしまう。「でも妹さんでしょ?」と白川が聞くと、「私以外私じゃないの」(ゲスの極み乙女。)。
浜本が白川に気がある素振りをするので、白川が「いつから好きなの?」と聞くと、浜本は、「君の前前前世から」(RADWIMPS)と答えて、白川に「そんな訳あるか!」と突っ込まれる。
ちなみに二人が一緒になると、「ゆっくりゆっくり下ってく」(ゆず「夏色」)そうである。


コント「淋しい夜」。シャ乱Qの「いいわけ」が流れ、巨大モニターに映像が映る。会社員役の白川が、同僚の井上安世(吉本新喜劇)と親しげにしている映像。
居酒屋が舞台。会社員の白川が、学生時代の友人である浜本と待ち合わせをしている。白川は井上安世に恋しており、告白しようと思っているのだが、フラれた時に誤魔化すために浜本を呼んだのだった。
浜本がトイレに行っている間に井上安世が登場。しかし、戻ってきた浜本と井上が顔を合わせた途端にシャ乱Qの「いいわけ」が流れて、二人の間に気まずい空気が流れる。明らかに元彼と元カノである。
浜本も井上も互いに、久しぶりに出会った知り合いを装うが、注文した飲み物が二人とも「焼酎ソーダ割り、芋で」の上に、おつまみまで一緒。乾杯も白川を飛ばして二人でする。白川がビールの一気飲みをすることになるのだが、一気コールが、「百姓一揆、小堺一機(「いっき」と読んでいた)」独特のもので、白川は怪しむ。浜本が酒を自分のズボンにこぼすと、井上は自分のハンカチを取り出して拭うのだが、白川がビールをズボンにこぼしても井上は、「すみませーん! おしぼり下さい!」と店の人に頼んでしまう(吉本新喜劇の清水啓之が店員を演じていた)。

遂には、互いの浮気を責める内容に発展してしまい、浜本は「安世!」と呼び捨て、安世は浜本のことを「広くん!」とあだ名で呼ぶ。そしてかつて二人は同棲していたことまでわかる。更には、浜本は井上の体や年齢を気遣うも、それは以前、井上が浜本の子供を堕ろしたことがあったからであることがわかり……。


コント「警察官」。「踊る大捜査線」のテーマが流れ、溶明すると、黄色と黒のロープの前に警官の制服を着た白川が立っているのが見える。無線の声が響き、どうやらこの場所で殺人事件が起こったらしいということがわかる。そこに通り掛かった小学生の浜本。黄色い通学帽をかぶり、ランドセルを背負っている。ロープの向こうにある同級生の家にノートを渡しに行かねばならないのだが、ロープが邪魔して行かれない。そこで、あらゆる手を使ってロープを潜ろうとする。リンボーダンスを行ったり、警察が敬礼をしてロープを潜るのを見て自分も敬礼をしたり、警察手帳の代わりに昆布を見せて通ろうとしたり。
「居酒屋」を歌いながら居酒屋の暖簾をロープにぶら下げて潜ろうとしたり、同じく「神田川」を歌いながら風呂屋の暖簾を潜ろうとする浜本。いずれも止められると、今度は赤い布を垂らして、牛のかぶり物をして闘牛として突っ込もうとする。止められると、バンビーノの「ダンソン」をして、白川にニーブラを決めるも、「逆やろ!」と突っ込まれる。

「凄腕の探偵が知り合いにいるので連れてくる」と言って、いったん上手にはける浜本。だが、「名探偵コナン」の江戸川コナンの格好に化けた浜本本人であり(スケートボードで出てくるが下手で、白川に「それ乗るの初めてやろ」と突っ込まれる)、白川に拒否される。「名刑事」がいるので連れてくる」と言って再びはける浜本。「古畑任三郎」のテーマが流れ、浜本は黒のコートを羽織って登場するが、「えー、えー」と言うだけ。セリフの物真似は出来ないそうで、白川に追い返される。
その後も、「太陽にほえろ!」の山さんのふりをしたり、「隣の人間国宝」の円広志に扮したり、ダンスで強引に突破しようとする浜本だが、通れずに諦めて帰ってしまう。だが、唯一の目撃者が、「小学生。背が高く、玉置浩二似、ただし安全地帯時代の」であることが判明し……。


ここで映像のコーナー。なんばグランド花月の楽屋から出るときの白川の服装を隠し撮りした映像を、ファッションチェックとして流す。月曜日、Tシャツ、ジーンズ、ジャンパー。火曜日、月曜日と同じ、水曜日も前日と同じ。木曜日も前日と同じかと思いきや靴が微妙に違う。金曜日は水曜日までと一緒の格好に戻る。土曜日、いきなり全てブランドものに変わる。日曜日、また戻る。
まあ、これを読んでも何が面白いのかわからないだろうな。画が勝負のコーナーなので、実際に映像を見ないと面白さは伝わらない。


「もう一度漫才」。過去の単独公演でやったものの埋もれてしまっている漫才作品の中から良いと思われるもの構成作家の人に選んでもらい、もう一度やってみるという試み。
若い頃に作った、「ホウ・レン・ソウ」。サラリーマンやOLの「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」を題材に、浜本は「『チャーシューメン』」も大事だよね」と言う。「チャレンジ・習得・メンタル」の略だという。「チンゲンサイ」も大事だというが、「チンチン・元気・最高!」という下ネタであった。

「白男と浜子」というネタもあり、白川と浜本がカップルでデートに出かけるというものなのだが、ゲームセンターで白川が「太鼓の達人」をやると、浜本がギターで入ってこようとし、ストラックアウトに挑戦した白川が2球連続で外すと浜本が、「なにやってんのよ! 死んでしまえばいいのに」と突然毒づいたりする。浜本演じる浜子はストラックアウトをやったことがないという設定なのだが、いきなりサブマリンで見事な投球を行ったりする。

浜本は、「次に(もう一度漫才を)やるときは、『いないいないバーミヤン』も入るんやろな」と言う。


ラストは漫才。浜本が子供の頃、よく転校していたといい、転校する日には独特の雰囲気があるというので、白川が転校する児童、浜本が担任教師という設定でやってみる。
浜本が、「残念なお知らせがあります。白川君が今日で転校します」と言うと、白川は、「今日ちゃう! 今月いっぱいや」と駄目出し。浜本が言い直すが、「残念ながら今月いっぱいまでいる」
白川がお別れの挨拶を始めるのだが、浜本は退屈そうで、時計を見たり、貧乏揺すりをしたり、鼻をほじったりと白川にとっては目障りなことを続ける。
更には、白川がお別れを言っている間に授業を始めてしまったり、黒板消しの掃除を始めて騒音を立てたり、「あ! 犬入ってきた。あ! ジャスティン・ビーバー入ってきた!」と言って、白川に、「それ、ソフトバンクのCMや!」と突っ込まれたりしていた。

カーテンコール。浜本によると、「テンダラーNGKライブ ~vol.9」の正規のチラシではなく、白紙に情報と吉本の公式サイトに載っているテンダラーのプロフィール写真を載せた簡易チラシが勝手に作られて電柱に貼られるという謎の現象が起こっているという。更にはポスティングまで始まったそうで、誰がなんのためにやっているのかはわからないが、「勝手に張ると違反になるので、見かけたら剥がしておいて下さい」と浜本は言う。
緞帳が下りる時には、白川が「いないいないバーミヤン」をやって、観客を笑わせていた。

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