カテゴリー「笑いの林」の100件の記事

2019年2月20日 (水)

笑いの林(115) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「借金と慰安旅行のためにがんばりまショー!」

2013年4月27日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分より、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「借金と慰安旅行のためにがんばりまショー!」を観る。


「祇園ネタ」の出演者は、フルーツポンチ、桜 稲垣早希、COWCOW、大平サブロー、宮川大助・花子。

フルーツポンチは、亘健太郎がバンドを脱退することに決めたドラム奏者を、村上健志がそれを引き留めるバンドの後輩を演じたのだが、村上が「ドリカムやB'zみたいになりたいって言ってたじゃないですか」と言って、「ドリカムもB'zもドラムはいない」と突っ込まれる。更に村上が亘のために曲を作ったのだが、タイトルが「お荷物」で、亘が自分のことを見下していると怒るネタであった。


桜 稲垣早希。おなじみになった「桜 稲垣早希の○○の十数年後」。早希ちゃんが35歳になったスタジオジブリアニメのかつてのヒロインに扮し、ジブリアニメの登場人物を次々登場させるというネタである。


COWCOWはいつもの回文ネタ。「竹藪焼けた」に対して、多田が「パパ、竹藪焼けた、パパ」と回文にパパをつけただけの安易な作りで返してしまう。その後、多田が女性役、山田が男性役でドライブデートの話になり、今の気持ちをしりとりで表すことになるのだが、山田の「ここでキスしないか?」に多田は「帰れ!」と言ってしまう。多田と山田が浜辺で戯れる場面。女性役の多田が「追いついたらキスしてあげる」という話になるのだが、途中で多田は車に乗って逃げてしまってどうにもならないという結末を迎える。


太平サブローは、京都のタクシーの話から入る。京都のタクシーにはカラオケ装置がついており、それでサザンオールスターズの「TSUNAMI」を歌うことになったのだが、交差点で止まると周りの運転手が自分の方を見る。不審に思って運転手に尋ねると、「あ、これスピーカーで外に流しています」とのことだった。

最近はクイズ番組の司会などもしたいのだが、今は、クイズ番組の出演者は二極化していて賢いかアホかのどちらかでないと駄目で中途半端な人には仕事が回ってこないという。ロザンの宇治原史規は新聞を4紙購入していて、それを全部読んで内容を全て記憶しているそうである。サブローも真似をしてみたが、1紙読むのに3日かかり、天気予報しか覚えられなかったという。一方、アホはジミー大西クラスでないと駄目で、ジミー大西は絵画に才能を全部つぎ込んでしまったと話す。
それからお金の話になり、バブル期に明石家さんまが出演したコーヒーのギャラが1億4千万円だったとか、高倉健の「ぽっぽ屋」で駅で列車を見送る駅員役のギャラが8千万円だったとか、JRAのCMで、高倉が「馬の気持ちが分かった気がする」というセリフ一つのみの出演でギャラが2億円だったという。


宮川大助・花子。大助が6年前に脳内出血で倒れた話から始まる。花子が「脳が無いのに出血ってどういうこっちゃ」、娘が「お母さん、お父さんが無事に戻ってきたらどうしよう」と言って笑わせる。大助が休んでいる間、花子は一人で舞台に立ったが「楽だったわ」の一言。花子が内臓癌で手術し、3ヶ月休んだときは、大助も「一緒に3ヶ月休んでくれた」「吉本には大助一人で舞台に立たせてくれと頼んだが、『頼むから休んどけ』と断られた」という話になる。
それから、大助の父親が大助そっくりだという話になり、仏壇の遺影を見た後で大助を見て噴き出さない人はいないという話になる。
最後は現在、二人が住んでいる生駒山の話。リス、タヌキ、キツネなどが出るという。花子は寒いときにはキツネを首に巻いてタヌキを頭に被るというが、「そんなことあるかいな」と大助に突っ込まれる。


吉本新喜劇「借金と慰安旅行のためにがんばりまショー!」。出演は、高井俊彦、安尾信之助、太田芳信、佐藤太一郎、奥重敦史、レイチェル、いちじまだいき、島田珠代、五十嵐サキ、前田真希、前田まみ、平田健太(新人)、チャーリー浜。

吉本温泉の「旅館ぎをん」が舞台。ぎをんはオンボロ旅館で客が来ず、借金が1000万に膨らみ倒産寸前。にも関わらず、安尾信之助、レイチェル、島田珠代ら従業員は慰安旅行でどこに行くかを検討している。久しぶりに平田健太と前田まみのカップル、そしてアラブの富豪風の男(チャーリー浜)とその秘書(五十嵐サキ)が泊まりに来るが、ヤミ金屋の太田芳信と奥重敦史が借金の取り立てに来る。奥重敦史が太田芳信を殴るシーンがあるのだが、奥重のパンチが太田の鼻に実際に入ってしまったそうで、鼻をやられた太田が涙を流しながら演技する場面があった。

ぎをん主任の高井俊彦のところに、大学の同級生で今はテレビ局のディレクターをやっている佐藤太一郎がやって来る(佐藤太一郎がアフリカ系に間違えられたりするお約束のオチあり)。佐藤は旅番組のディレクターをしていて、今度、旅館ぎをんを取り上げたいという。高井は、ぎをんの名物としてショーをやっていると嘘をつく。ただ、実際にショーをやってテレビに映れば、宣伝効果抜群で客が押し寄せ、旅館も繁昌して借金が返せるのではないかという希望が膨らむ。しかし、実際のショーの出来は酷いもので……。

実はアラブの富豪風の男はチャーリー王国の国王であり、国王はショーが面白かったといって、1億クサイ(クサイはチャーリー国の通貨単位)を旅館ぎをんにプレゼントする。しかし、1億クサイは日本円に直すとわずか800円で……、というところでドタバタとなり、幕となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月15日 (金)

笑いの林(114) 「小泉エリVS桜 稲垣早希 ~堺の筋の本の町の女の戦い~」

2013年4月4日 大阪・堺筋本町のテイジンホールにて

午後7時から大阪のテイジンホールで「小泉エリVS桜 稲垣早希 ~堺の筋の本の町の女の戦い~」を観る。
マジシャンの小泉エリとお笑い芸人の桜 稲垣早希がライバルとして対決する公演の第3回目。タイトルはテイジンホールの目の前にある大阪市営地下鉄堺筋本町(別名:船場西)駅に由来する。


新社会人をイメージしたスーツ姿で二人が登場することが告げられる。まずは早希ちゃん。まだ売れる前の5年前に、あるドラマにエキストラとして出演するために購入したというグレーのスーツである。シャツは濃い水色である。
続いてエリさん登場。正確にいうとスーツではなく礼服で10年前の法事の時に買ったという。エリさんは「南無阿弥陀仏」と唱える。
エリさんはマジシャンの娘で大学在学中にマジシャンとしてデビューしており、また早希ちゃんは吉本に入る前はフリーターをしながら大阪の小さな芸能事務所を転々としていたので二人とも普通の会社でスーツを着て働いたことはない。早希ちゃんは高校卒業の際に就職担当の教師に「女優になりたい」と言い続けて匙を投げられたことがある。彼女はOLにはなれないタイプなので、芸能人になることが出来てラッキーだったと思う。

まずはプロフィール対決だが、お互い嘘ばかり。早希ちゃんはバストサイズを誤魔化すし(早希ちゃんは胸が小さく、自虐ネタとして使うことがある。ずばり「貧乳」という名のネタもある)、ミス愛染娘の合格率が円グラフでは3%と書かれているのだが、下の方には「合格率0.03%と思いっきり嘘が書いてあり、早希ちゃんも0.03%と主張する(ミス愛染娘は複数の女性が選ばれるのだが、その中でも1位は選出されており、早希ちゃんは1位は逃している。1位のみをミス愛染娘という場合があるので注意が必要である)。そして時代劇「剣客商売」に女優として出演したと語る(これは本当だが、出演時間はトータルでも5分に満たない。なお「剣客商売」は現在はDVDで観ることが出来る。)。
エリさん。自分は小泉純一郎元首相の娘だと言い(実際は小泉純一郞似のマジシャン横木ジョージの娘である)、ミス京都審査員特別賞を受賞しているという(これは本当)。その際の水着審査の写真も舞台後方のスクリーンに映されるが、胸の膨らみが乏しいにも関わらず「胸の谷間」を評価されたと言い張る。また「新・科捜研の女」に出演。最初はマジシャンの手役だったのだが、現場で監督に出演を勧められ、役を貰って出たという。またかつてコンビを組んでおり、「さんまのまんま」に出演したこともあるという(当時の写真がスクリーンに映されるが、その頃のエリさんは本当に美人系である。なぜ今、こうなってしまったのかがわからない)。

プロフィール対決はエリさんの勝利。なお、暗転後、衣装をチェンジして出てきた際にエリさんが「第1ラウンドは私が勝ったので有利です」と言ったのは流れから言ってプロフィール対決に勝利したことだとわかるのだが、早希ちゃんは勘違いしたようで、「小泉エリVS桜 稲垣早希」が3回目で、第1回はエリさんの勝利、第2回が早希ちゃんの勝利であることから「第2ラウンドは私が勝ちました」と発言。エリさんがそうではないと言うが早希ちゃんは理解出来ず、おそらく会場内で早希ちゃんだけが勘違いしているという妙な空間が出来上がる。

ここで司会者が紹介される。早希ちゃん出演の舞台では場、ザ・プラン9のヤナギブソンが司会を務めることが多いのだが、今回もやはりヤナギブソンの司会であった。

第2ラウンドのゲームコーナー。まず、「剣玉で大皿に乗せる」という簡単な課題が出されるのだが、エリさんはミス。早希ちゃんは球を大きく振り上げたが大皿に乗せて成功した。

次からのゲームは早希ちゃんの方が簡単で、エリさんの方が難しいという明らかに贔屓ありのものが続く。早希ちゃんが「1m先のゴミ箱にゴミを入れる」であるのに対し、エリさんは「ブーメランキャッチ」という初めてやる人はまず成功不可能な課題が課されるという具合である。

二人とも天然キャラということで、テストも出る。エリさんは「リンゴを漢字で書く」というもの。林檎という字は書くのが難しいとされる漢字の中でも出題率が高く、テレビで「ふぞろいの林檎たち」をやっていた頃には、ある企業が「リンゴを漢字で書け」という出題をしたところ全員が正解したという話が残っており、比較的簡単な出題なのだが、エリさんは林檎の「檎」と車偏に倫の右側という妙な感じを書いてしまいアウトとなるちなみに早希ちゃんは椎名林檎が好きなので「林檎」は書けるらしい。

早希ちゃんには、「虎を英語で書きなさい」という超ラッキー問題が出されたのだが、早希ちゃんは問題の意味自体が分からないようで、「TORA」と書いて不正解。おまけに最初は「TOPA」と書いて書き直したらしい。ヤナギブソンが「阪神?」と聞くと早希ちゃんは「タイガース?」と答えるが、TIGERが虎だと最後まで理解出来ていないようであった。

最後はエリさんがエリさんがマシュマロキャッチに失敗。早希ちゃんもヤナギブソンがトスしたゴムボールをプラスチックバットで打ってホームランにするという課題に空振りで失敗となった。
このラウンドは早希ちゃんが勝利した。

VTRを使っての絵画しりとり対決。それぞれ絵を描いてそれが何かをあて、語尾を頭文字とした絵を描いてリレーしていくというもの。早希ちゃんは画は得意である。ただ、早希ちゃんは発想が他の人と違うため(芸人としてこれはいいことなのだが)普通の人なら選ばないものを絵に描いてしまう。一方、エリさんは、キリンの絵を描いたのに首が長くないなど画は得意ではないようだ。


男性ゲストを招いての第3ラウンド。早希ちゃんは、R-1ぐらんぷりの常連で、前回では優勝こそ三浦マイルドに譲ったものの、見事準優勝に輝いたヒューマン中村を呼ぶ。早希ちゃんによるとヒューマン中村を選んだ理由は同じピン芸人だからというだけのようで、しかも二人は初対面らしく、ヒューマン中村は「まだ早希ちゃんと目を合わせていない」と語る。

エリさんは、ヤナギブソンと同じザ・プラン9のメンバーでR-1ぐらんぷり優勝経験もある浅越ゴエを呼ぶ。

ヒューマン中村はフリップ芸を披露したが、「稲垣早希を地名風にすると」という題で、「私が『どうせ稲垣崎』とかだろう」と思っていたら、漢字が違うだけの「稲ヶ木崎」であった。なんのひねりもないじゃないか。「エリさんを敵風にすると」という題に私は「コイズミエルじゃないか」と思ったら、本当に「コイズミエル」であった。ヒューマン中村、今日は不調のようである。他に小泉エリを小物に見せるということで、「長州小力、小石田純一、小泉エリ」と併記するネタを披露した。


二人一組になってクイズに答える。二人一組で使う机の間に仕切りがあり、パートナーの答えは分からないようになっている。まずは、「敵ばかりで仲間がいない状態。○○□□」。答えは当然「四面楚歌」である。「楚」の字は滅多に使わないのでひらがなでもOKということになる。○○の部分をヒューマン中村と浅越ゴエは「四面」と当てるが、□□の部分を担当した女性陣は、エリさんは「孤立」、早希ちゃんは「滅亡」と書いて不正解。

次は、「国境の○○を抜けると□□であった」という川端康成の小説『雪国』の冒頭を当てる問題。『雪国』の冒頭であることは当然伏せられている。正解は勿論、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」であるが、男性陣はともに「長い」と飛ばして「トンネル」だけで不正解。早希ちゃんは「家賃」と意味不明の答え。エリさんも知らないようで、「彦星」と解答。しかも織姫か彦星で迷ったというなんでそうなるのかよく分からないものであったが、夢があるということでエリさんチームの勝ちとなった。

ブルース・リーの名言、「Don't ○○.□□」に、小泉エリは京都外国語大学卒なの有利だと言う。答えは「Don't think.feel」で、浅越ゴエは「think」を当てたが、ヒューマン中村は「feel」と書いてしまう。
女性二人は互いに罵り合っていたが、共に「me.」と書いてしまっており、客席の笑いを誘う。

続いて、誰が書いたかもわからず、歌詞もなく、聞いたこともないメロディーの曲を二人でデュエットするというゲームを行う。即興で歌を作るのが趣味という早希ちゃん有利の問題である。

ヒューマン、稲垣組からスタート。ヒューマン中村が「午前2時、バーからの帰り道」、早希ちゃん「あなたいつも同じ服」、ヒューマン中村「これが勝負服なのさ」、早希ちゃん「あたしデニム」は嫌いなの」、ヒューマン中村「俺はお前の事が好きなのさ」、早希ちゃん「あたしあなたのことは嫌いなの。あの人が好きなの」
大まかであるがこうした内容の歌であった。

浅越ゴエ、小泉エリ組は、浅越ゴエ「あなたを残してこの部屋を出るわ」という女歌風の出だしだったが、このままでは女二人の歌になってしまうので、エリさんが「あのとき、言いたかったの、うん」と女に戻し、その後は、浅越ゴエが「エリー、エリー」と相手の名前を呼び、エリさんも「ゴエ、ゴエ」と相手の名前を叫ぶという意味不明の展開になってしまった。


ブログ対決。互いのブログを更新し、その出来を競うというもの。ブログ更新の合間は溶暗し、絵画しりとりゲームの続きが流される。

ヤナギブソンが客席の拍手の大きさで決めようというが、マジシャンで現在は準レギュラー2本のエリさんよりも、「ロケみつザワールド」の看板で、CMにも出演し、レギュラーも多く、準レギュラーもある早希ちゃんの方がどうしても人気が高くなるのは当たり前なので、エリさんは反対。しかし、結局、拍手の大きさで早希ちゃんの勝利となった。


演技対決。有名ドラマのシーンを流し、実際とは違うセリフを即興で言うというもの。最初は韓国ドラマ「冬のソナタ」。早希ちゃんは流石の頭の回転の速さを見せ、ペ・ヨンジュンの「無理だよ」という最後のセリフから逆算して、「好きだから結婚して下さい」というセリフを作って、客席を笑わせた。

次は「ごくせん」。成宮博貴演じる生徒とヤンクミこと山口久美子を演じる仲間由紀恵の口論の場面。成宮博貴演じる高校生が「ホスト」というセリフを口にすることから、縛りが多くなり、二人とも半端な出来になってしまった。

最後は、「警部補・古畑任三郎」より堺正章演じる歌舞伎役者が犯人の回。時系列的にいうと古畑任三郎シリーズ最初の事件であり、三谷幸喜が最初に書いた古畑作品で、田村正和がこの脚本を読んで出演を決めたという回である(放送時は第2話として流された、第1話の犯人役は三谷幸喜が大ファンだという中森明菜であった)。
堺正章の「3時か、良い頃合いだね」という深夜の3時を、昼の3時に入れ替えた早希ちゃんが「おやつどうですか」とセリフを挟むという頭のキレの良さを見せて勝利した。早希ちゃんは知識には乏しいけれど、こうした課題には本当に聡い。世の中には普通の人が当たり前に出来ることが出来ないのに、常人が出来ないことをさらりとやってしまう人がいる。早希ちゃんはそのタイプだろう。
ヤナギブソンにもやって欲しいという二人からの要望を受けて、ヤナギブソンも古畑に挑戦するが、「4時ですよね」と言って全く受けず、自分から下手袖に退場してしまった。


クイズ罰ゲームコーナー。クイズに答え、答えられなかった方は罰ゲームを受けるというもの。事情により罰ゲームの内容は書けない(エリさんも書かないよう客席に懇願していた)。

世界で初めて宇宙を飛んだ宇宙飛行士、ソ連のガガーリンの名言は、という問いには時間はかかったもののエリさんが「地球は青かった」と答えて正解。
地上デジタル放送の発信のために建てられた建物は? との問いには早希ちゃんが「スカイツリー」と答えて正解(東京が入っていないがよしとされたようだ)。早希ちゃんは最近、あるクイズ番組で同じ問題が出たと言っていた。

世界三大珍味の問いに、エリさんがフライングで手を挙げ、全てを出そうとするが、フォアグラとキャビアしか出ない。早希ちゃんがトリュフと言って、早希ちゃんの正解となる。

「敵は本能寺にあり」と言ったのは誰か? という問いにエリさんは「織田信長」と答えてヤナギブソンに呆れられるが、早希ちゃんも歴史は苦手なので「徳川家康」と知っている戦国武将を言っただけ。エリさんは、「豊臣秀吉」とまた変な答えをしたが、続けざまに「明智光秀」と言ってようやく正解する。

「七福神の中で唯一の女性は?」という問い(答えは勿論、弁財天、弁天様)には二人とも「??」状態で、早希ちゃんが「もう一度問題を言って下さい」と言ったため、ヤナギブソンは正解が出ないと判断。二人が代表作としている「旅」が答えの問題に変える。「可愛い子には何をさせろ」に、早希ちゃんが「旅」と答えて正解。

最終結果は早希ちゃんの勝利となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月12日 (火)

笑いの林(113) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「彼は妹に恋をする!?」2012年12月25日

2012年12月25日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「彼は妹に恋をする!?」を観る。


「祇園ネタ」の出演者は、銀シャリ、桜 稲垣早希、ファミリーレストラン、まるむし商店、ザ・ぼんち。


銀シャリは、鰻和弘(うなぎ・かずひろ)の苗字が珍しいという話になる。鰻という苗字の人は全国に6人しかおらず、そのうち4人を鰻和弘の家族が占めているということで、相方の橋本直が「後の二人とはどういう繋がりなんでしょう。というより何で全員家族じゃないの?」と突っ込む。
鰻という漢字を読んで貰えず、病院の受付で、「まむじさーん」と呼ばれたりするという(ちなみに鰻の関西では「まむし」と呼ばれることがある)、その他にも「魚さーん」と偏だけで呼ばれるといい、「『サザエさん』の家族は全員こないなくなる」と橋本は言う。

テニスのスマッシュの時の掛け声が格好良いという話になり、鰻がスマッシュをするが、ボールをトスしてから「俺のこの熱いボールを受けてみろ。行くぞ!」と言って、橋本に「長すぎる。その間にボール落ちてる」と突っ込まれた。


桜 稲垣早希。演目は「おねえさんといっしょ」。セリフが飛んだところがあったが、何とか上手くごまかす。


ファミリーレストラン。
「滋賀県住みます芸人」ということで、原田良也が「滋賀を有名にする曲を作ろう」と提案し、滋賀県出身の有名シンガーであるTMレボリューションの曲の替え歌をしようと提案する。だが「体を夏にして過激で最高」を「琵琶湖を空にして、小麦粉埋めよう」という意味不明の歌詞になってしまう。
その他、「琵琶湖わんわん王国」の歌を歌って、相方の下林朋央に「もうつぶれたわ」と突っ込まれる。原田は更に、びわ湖温泉ホテル紅葉の歌を歌って、下林に「来年の1月で閉鎖や」と再度突っ込まれる。
その他、滋賀県の特徴として、「コンビニの駐車場滅茶苦茶広い」。「平和堂(滋賀県各地にあるスーパー)滅茶苦茶でかい」などと歌う。


まるむし商店。
おなじみのしりとりネタ。
東村雅夫が「からす」で始めたしりとりを、磯辺公彦が語尾が「す」になるように返すとうわざである。「すす」、「スリッパ」、「パンパース」などとやり取りが続き、磯辺は返す度に「すんません」と言う。テンダラー・浜本に言わせるとこれが可愛いらしい。東村が客席に「何かありませんか?」と聞いてきたので、「スコットランド」と私が言うと、磯辺は「ドス」と返した。


ザ・ぼんち。
里見まさとが、「18から漫才を始めて、考えてみれば今年で還暦」というと、おさむは、「君は考えんと年を取らんのかいな」と突っ込まれる。この「君は考えんと」ネタは何度か繰り返された。
まさとが、「年を取ると、トイレが近くなる」と言うと、おさむは「いや、去年、リフォームして部屋からトイレまで遠くなった」と別の「遠くなった」で返してぐちゃぐちゃになった。


吉本新喜劇「彼は妹に恋をする!?」。出演は、清水けんじ、内場勝則、中田はじめ、安尾信乃助、高井俊彦、大島和久、森田展義、太田芳伸、いちじまだいき、前田真希、井上安世、桑原和男。

花月ラーメンが舞台。店長の清水けんじの下の妹である安世は、だいきとの結婚を考えているが、だいきの母親である桑原和子(桑原和男)は、大金持ちである桑原家の跡取りとラーメン屋の娘では釣り合いが取れないと結婚には消極的である。

けんじの上の妹である前田真希は、「女優になる」と言って、けんじと喧嘩をして家を飛び出したまま何年も戻っていない。そんな真希が妊娠して帰ってくる。女優を諦めて同棲相手と結婚を考えたが、相手が突然蒸発してしまい、行き場がなくて戻ってきたのだ。妊娠しているとなると安世の結婚に響くということで、花月ラーメンの隣でクリーニング店を営む高井俊彦と真希を結婚させよう、妊娠して出っ張った腹は、太ったということにしようと強引に話を進め、高井俊彦も結婚に乗り気になる。

吉本不動産の森田展義がやって来て、グルメに力を入れてチェーン店を出したいので花月ラーメンのレシピを提供して欲しいと頼むが、けんじは断る。

その後、大島和久が花月ラーメンにやって来る。大島は真希と同棲し、妊娠させた相手だった。
大島は、200万の借金があると言い、真希に迷惑をかけたくないために消えたのだという。だが、その後ろには吉本不動産の企みがあった。

稽古期間が極端に短いため、毎回のようにミスのある吉本新喜劇であるが、今日は初日でありながら大過なく終えることが出来た。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月 5日 (火)

笑いの林(112) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」2012年4月16日

2012年4月16日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」を観る。
「祇園ネタ」の出演者は、モンスターエンジン、桜 稲垣早希、2丁拳銃、海原やすよ ともこ、桂三枝。


モンスターエンジンは、子供が自転車に乗る訓練をするのだが、西森洋一演じる子供がやたらとおっさん臭いというネタであった。


桜 稲垣早希。シンクロ率のネタ。「早朝」と「みのもんた」のシンクロ率は30%。朝からみのもんたは暑苦しい、ずばっと言われたくないですと言ったようなネタが続く。


2丁拳銃は、まず、手術を嫌がる子供を勇気づけるために小堀裕之がやって来るのだが、小堀が演じるのがサッカー「関係者」だったり、同じ患者だったり、主治医だったりと、とても勇気づけられるような相手ではない。
続いて、「適切です」というネタ。川谷修士の振った「風邪」については、小堀が37.5℃で「うどん」、38.5℃で「おかゆ」、39.5℃で「ゼリー」と答え、40.5%で「うどん、おかゆ、ゼリー戻す」だったりする。


海原やすよ ともこは、上方漫才大賞を受賞したということで、まず客席から「おめでとう」と声が掛かる。やるのはいつもの東京と大阪の比較ネタ。東京人は大阪人に比べると声が小さくて上品という。やすよの「大阪は東京の人からは怖いと思われているが」というフリに、ともこ「その通りです」と答えてしまったりする。


桂三枝は、大阪人は面白いという話から入る。なんばから梅田に向かう地下鉄御堂筋線に乗ったときに、マスクと帽子をかぶっていたら誰も三枝だと気付かなかったという話をし、誰からも気付かれないのも嫌なのでたまにマスクを外したりしていたという。本町駅でおっさんが隣の席に座ったのだが、おっさんが週刊誌を持っており、「立川談志最後の言葉」などという見出しのついた記事を読んでいて、端に三枝の写真も載っていたのでのぞき込んでいたところ、おっさんい、「おい!」と言われ、喧嘩を売られるのかと思ったら、「めくっていいか?」と聞かれたという。

名古屋ではカラオケ付きのタクシーに乗ったという話をし、天童よしみの「珍島物語」を歌ったところ、隣に来る自動車やバイクの運転手が皆こちらを見る。タクシーの運転手に聞いたら、「歌をスピーカーで外に流しています」とのことだった。
同窓会に呼ばれたところ、女性は元気だが、男性はやたらと老けていて嫌だったという話を最後にする。



吉本新喜劇「生きるために頑張りましょう」。出演:清水けんじ、吉田ヒロ、帯谷孝史、中條健一、村上斉範、吉田裕、安井まさじ、レイチェル、前田真希、金原早苗、大端絵里香、末成由実。

祇園旅館の清水けんじは、亡くなった祖母(末成由美)の残した遺産を相続して遊び暮らしている。しかし、けんじのもとに祖母がやって来て、けんじがまもなく死ぬことを伝える。善行をすれば生きながらえることを知ったけんじは懸命に働き始めるが、残りの生命値を表すインガスという数値は上がらない。そんな中、隣町で強盗事件が起こり、犯人がこの町に逃げているらしいという知らせが入る。強盗は、けんじの彼女である金原早苗が持っていたのと同じ柄の紙袋に奪った現金を入れており、金原早苗とぶつかった時に紙袋が入れ替わる。

強盗は清水けんじの妹で共に祇園旅館を経営している前田真希を人質に取り、現金を奪おうとするが、前田真希は刺されて、死んでしまう。清水けんじは前田真希の代わりに自分の命を捨てることを決意、祖母を通して神様にその意志を伝える。すると、それが最高の善行と見なされて、兄妹共に命が助かるという話であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月 2日 (土)

笑いの林(111) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「決して開けてはならない荷物」2012年3月22日

2012年3月22日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇を観る。


「祇園ネタ」の出演者は、ジャルジャル、あべこうじ、矢野・兵動、木村祐一、中田カウス・ボタン。


ジャルジャルは、コント「居酒屋」。大学の新入生(後藤)と上級生(福徳)が居酒屋でやり取りをするネタである。福徳が「大学のサークルでは同級生よりも上級生との上下関係が大切だ」と説いているのだが、突然、「あ!」という声を出す。ホコリっぽいからクシャミが出たのだという。後藤も「人間関係で悩みが」と言ったところで意味もなく「シュッ!」とやる。やはりクシャミだという。
話を続けるうちに、福徳が「ビュッ!」と声を上げる。ゲップだという。後藤も「サッカーの話をされてもこちらはわからない」といった後に「ゲ!」という言葉を放ち、やはりゲップだという。その後、福徳が「ウィーン!」、後藤が「アー!」と意味もなく声を出していく。正直、余り面白くないかな。


あべこうじによる漫談。
あべは、「(自分が)『あべ』と言ったら『こうじ!』と返して下さい」と言って、実際に客席とそれをやる。続いて、「『あべこうじ』と言ったら『見に来たよ』と返してみましょう」とやって客席とコミュニケーションを図る。
「ここまでで多少わかったと思いますが、あべこうじは『うざい』んです。小学校、中学校、高校となぜか上履きがなくなる生徒でした。それでも毎日が宝探しで」と続ける。

「人を見て、思い込んでしまうことってないですか? 色白の人を見たら『北海道出身かな? 東北出身かな?』、色黒の人をみたら『九州の生まれかな? 松崎しげるかな』、黄色い人を見たら『林家木久蔵なんじゃないか』、緑色の人を見たら『ピッコロかな?』、パンをくわえて走っている人を見たら『遅刻しそうなのかな?』。この前、知り合いかなと思って手を振ったら違う人だったので、誤魔化すために『わー、指が十本に見える』とやりました。相手は『? 手品が好きな人なのかな?』という反応でしたが。

電車に乗っていて、イヤホンから音楽が漏れていてうるさい時ってありますよね。そういう時は、その人の近くによって、音楽に合わせてステップを踏んでみましょう。相手も『あ、イヤホン音漏れ』と気づくと思います。

肩がぶつかっても謝らない人っていますよね。そういう時は、相手の後をついて行ってみましょう。

改札で、向こうから来る人と鉢合わせになってしまう時ってありますよね。そういう時、普通にゆずると負けたような気分になります。そこで(手を車庫入れの際のバスガイドのように動かして)先導してみましょう。相手は『サザエさん』のエンディングなんじゃないかなと思います。

信号が赤なのに、先走って歩こうとしている人につられて、一歩踏み出しちゃう時ってありますよね。普通に戻ると負けたような気持ちになるので、その場でステップを踏んでみましょう。周りは『陽気な人なんだな』と思います。

階段で躓いてしまった時、女の人なんかはよくスカートのせいにしますが、ほかに階段のせいにしたりします。時計を見て誤魔化す。これは良くない。ということで、次の段、その次の段でも全部躓きましょう。そうすると周りは『ああ、この人はこういう昇り方をする人なんだ』と思います」というようなネタを披露した。


矢野・兵動。まず矢野勝也が「祇園花月のお客さんは、なんばの100倍良い」と持ち上げ、「お世辞じゃありません。なんばのお客さんは、漫才をやっていてもこちらを見ない。見てくれるというだけで嬉しいです。この間、お年寄りの団体客でしたが、登場した時、1000人が全員、下向いて弁当食べてました」と続ける。
兵動大樹が、「この間、なんかは全員が85歳以上という団体客の前でやりましたが、出て行っても客席から気配がしません。しかも全員が微塵も動きません。で、なぜか口だけが(モゴモゴと)動いている」と言う。「85歳以上になるとよく躓きますね」と言って兵動が躓く真似をするが、躓いた兵動が矢野の肩にもたれながら「大丈夫ですか?」と言ってしまう。「逆やろ」と矢野が突っ込む。

兵動が「皆さん元気ですか?」と客席に聞くが、2人が「元気です」と答えただけ。矢野が「突然言われても困るやろ。『元気です』と返したらいいのか、『はい』と言ったらいいのか」。そこで、兵動が「『元気ですか?』と聞くので元気な人は『オー!』と答えて下さい。元気じゃない人はそのままでいて下さい」と言って、「元気ですか?」、「オー!」というやり取りがあるが、「本当にやるとは思いませんでした」と兵動。

電車の中で携帯電話のイヤホンモードで喋っているおじさんの話を兵動がする。見るところがないので、向かいに座った兵動の顔を見ておじさんは「今どこ?」「10分で行く」という話をしていて、10分かけて兵動の前に来るのかと思いそうになったとのこと。

二人で東京のルミネtheよしもとの話をして、

兵動「東京のマクドナルドに行きましたが待つのに凄い列で」
矢野「ああ、東京は人が多いからね」
兵藤「で、並んでたら、隣の列に長髪のヤンキーっぽい二人組がいて、『この近くに吉本の劇場があるんだって』、『俺、大阪嫌いだし』と言っているので、横で『すんません、チキンテリヤキバーガー下さい』とは頼めないじゃないですか、殴られるかもわからないし。で、『標準語でチキンテリヤキバーガー下さいと言えばいい』と思ったのですが、いきなり標準語に変えるのが難しい」
矢野「若いころは頭の回転が速くていいけどもね」
兵動「で、『オー、チキンテリヤキバーガー』と、英語の発音になってしまいました」
で、締めた。


木村祐一。
「地元(京都)出身でして、四条中学から、西京高校です。今は西京高校は入るのが難しい高校になっているようですが、自分の時は西京商業といって入るのがちょっと難しい高校で」という話から入る。
「スマフォのアプリに『あと何回』というものがあります。数字を入れると、今後の人生で何回それをするかというもので、『1』と入れてみますと、ダンディ坂野の『ゲッツ!』を1回やる。やるかいな。『ゲッツ!』とやってみましたが」と続けて、お客さんに名前と数字を言って貰い、アプリが出した答えを発表するというネタである。
「100」と言った16歳の女の子は、「おしっこもらしそうになりギリギリセーフ」という答え。「80」と言った女性は「ガソゴソという音にビクッとなる」。「3」と言った男性は「とてつもなく面白いネタを思いつく」、「48」と言った男性は「買おうかどうか迷って結局買わなかった服が、後でバーゲンセールで出る」という答えであった。


中田カウス・ボタン
カウスが「健康でいるには食べ物が大切です」と言い、女の子の真似をして「あんな、美味しいもの持ってきてん。芋」とボタンに渡し、ボタンが「ホクホクして美味しい」とやるとカウスは「それ生」とやる。

ボタンが女房の話をするとカウスは、「どちらの女房?」と返す。ボタンは「どちらも何もあらへんがな」と言うと、カウスは「二人いるでしょ」と答える。
そして、梅田で奥さんと出会ったという設定で、「本妻さんですか?」と聞く。ボタンは「本妻はおかしいやろ」と言うと、カウスは「戸籍上の配偶者さんですか」と聞き直す。それもおかしいとボタンは言うが、カウスが「奥さんですか?」とカウスが聞くとボタンは「どっちの?」と答えてしまう。

ボタンが泳ぎに行っているという話をする。カウスは「どこで? 淀川?」と聞き、客席に「これから井戸で泳ぐ人を見ることが出来ます。今、頭の中で整えております」と言い、ボタンが井戸の中で泳ぐ人をやってみせる。
ボタンが「スポーツクラブに泳ぎに行っている」と言うと、カウスは「泳ぎに行っても健康にはなりません」と返し、ボタンに「今年、何歳ですか」と聞く。ボタンは色々やった末に「64歳」と答えた。

ボタンが「風邪ひいて寝てました」というと、カウスは「そんなことしたらあきません、布団引いて寝なさい」と言う。ボタンは「風邪ひいて布団引いて寝てたんや」と返す。そして「風邪薬飲んでも効かん。風邪薬が風邪ひいてましてん」と言うと、カウスは「じゃ、風邪ひく前の風邪薬に風邪ひく前の風邪薬を飲ませて、風邪薬の風邪が治って、その風邪の治った風邪薬をあんたが飲むと風邪ひていたあんたが風邪ひく前の風邪薬を飲んだから、風邪が治る」というようなことを言う。ボタンが「どういう意味かわからん」と言うと、カウスも「自分でもよくわからん」といって終わる。


吉本新喜劇「決して開けてはならない荷物」。出演は、烏川耕一、中条健一、島田珠代、宮崎高章、太田芳伸、信濃岳夫、レイチェル、井上安世、末成由実。

祇園旅館の主、末成耕一(烏川耕一)は、末成由実と結婚。婿養子に入る。何もしなくてもいいという条件だった。耕一と由実はバーで知り合い、その後、気がついたら相手の部屋で二人並んで寝ていた。それで一緒になることにしたという。
末成由実は「掃除に掃除して」とセリフを間違え、「今日(大阪から祇園花月に来るのに乗った)、京阪電車で枚方(京都と大阪の中間地点にある)まで立っててん」と言い訳をする。末成由実は「風呂掃除して、それから私の肩もみして」と注文する。祇園旅館はかかあ天下のようである。

祇園屋の島田珠代が野菜を運んできて、耕一にいきなり「好き」と言い、「末成さん、下の名前なんていうの?」と聞いて、「耕一」との答えを受け、「下の名前で呼んでもいいかな」と聞き、「ええわ」と耕一が答えると、「ヨネスケ」と呼んで耕一に抱きつく。

京都府警の中条健一が現れ、隣町で、郵便局強盗があり、犯人を捕まえたが護送中に逃げられ、犯人がこの町に来ている可能性が高いという。

井上安世がやって来て、耕一が昨晩、安世の部屋で一緒に過ごしたことを、祇園旅館の向かいにあるうどん屋の主の信濃岳夫と耕一に告げる。耕一は「昨夜、バーで飲んでいて、気が付いたら一緒に寝ていた」という。安世は、「パンツをコンビニで買ってきたものと履き替えたでしょう。それで脱いだものを置いて行ってしまったから、洗濯して宅配便で送っておいた」と言う。由実に知られたら浮気されたとばれて半殺しの目に合うと耕一。信濃岳夫は「目の前で人が殺されるのを見たことはありません」とセリフを間違え、耕一に突っ込まれて、「目の前で人が殺されるのを見たくはありません」と言い直す。

末成由実が耕一に「週刊誌買ってきて」と言うが、セリフを間違えたようで、本当は「週刊誌買いに行ってきた?」と聞き、耕一が週刊誌のほかにバターやジャムも買ってきたが、パンは買ってこなかったという。耕一は「セリフを少し間違えるだけで意味が変わってくる」と突っ込む。耕一はパンを買いに行くが、その間に配達員の宮崎高章がやって来る。買い物から帰って由実が受け取るところを見た耕一は「ごめんなさい」と謝るが、届いたのは由実がネットで注文した下着であった。

島田珠代がやって来て、信濃岳夫は遠慮して下がり、島田珠代が耕一と二人になって耕一に甘える。島田珠代がやってきた警官の芳田(太田芳伸)に「この人(耕一)が襲ってきたんです」と嘘をついたので、耕一は連行される。
耕一が再び戻って来たところで、宮崎高章が再度来訪して、由実に配達物を渡す。そこへ短刀を手にした郵便局強盗(レイチェル)が現れ、由実を人質に取り、「この女を殺すぞ!」と言うが、耕一は「どうぞ」と言ってしまう。耕一と強盗が争って今度は耕一が人質に取られるが、島田珠代が郵便局強盗に惚れて抱きつき、強盗は持っていた短刀を落として逮捕される。由実が配達物の段ボールを開けると中身は饅頭であったが、井上安世がやって来て、「親戚に送るお饅頭と、耕一さんのパンツを逆にしちゃった」と打ち明けたため、安世と耕一が一緒にいたことを知った由実は激怒。耕一をこき使ってやると宣言したところで幕となった。

なお、宮崎高章は、今日で吉本新喜劇を引退し、今後は作家活動に専念することになったという。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月29日 (火)

笑いの林(110) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「茂造のラーメン屋台に春が来た!」2012年3月10日

2012年3月10日 よしもと祇園花月にて

午後4時から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「茂造のラーメン屋台に春が来た!」を観る。
よしもと祇園花月はほぼ満員。土日は子供デーということで、小学生も沢山劇場に駆け付けている。


「祇園ネタ」の出演者は、桜 稲垣早希、サバンナ、チュートリアル、ケツカッチン、桂三枝。


桜 稲垣早希。単独公演「新劇場版:九」でも披露した、フリップを使ったシンクロ率ネタ。今回のために新たに作ったものも多い。

客席とのシンクロ率を上げるということで、まず、「エヴァンゲリオン弐号機パイロット、惣流・アスカ・ラングレーこと稲垣早希です。私のことを知っている人」と挙手を求めるが、2階席がライトが逆光で見えにくいということで、拍手に変える。「『エヴァンゲリオン』を知っている人」という問いには「拍手が減りましたね」と言う。それから「私のことを『ロケみつ』で知ったという人」と問いかける。大きな拍手。そして「ブログ旅のブログに1度でもコメントしたことのある人」と言う。私は最前列だったが、拍手をすると、早希ちゃんは見つけてくれて、私の方を向いた。早希ちゃんは、「拍手した方、どうぞ前の方で観て下さい」と冗談を言って笑いを取る。

更に、「私が『エヴァン』と言ったら『ゲリオン』と返して下さい」と言って、それをやる。「1時からの公演には(今日は午後1時開演と午後4時開演の2回公演である)、子供さんが沢山いてくれて、もっと(客席からの)声が大きかったんですけど」と早希ちゃん。更に最前列の女性(私の左2つ隣り)に「お昼は食べましたか?」と聞く。女性は「食べた」と答えるが、「何を食べましたか?」という質問には答えられず、「お昼に食べたものをもう忘れてしまった。ということで、『お昼ご飯は』と聞くので『食べた』と返して貰うしかありません」といってそれもやる。

フリップに書かれた2つのもののシンクロ率を解説するというネタ。まず左側だけを見せて、それから前のフリップをずらして右側も公開するという方式。
「『カレーライス』と『福神漬け』はシンクロ率80%。これが『らっきょう』だと60%に落ちます。個人的に余り好きでないのでね」
「『板垣退助』と『ヒゲ』のシンクロ率は100%。ヒゲがないともう誰かわかりません」
「『カイジ』(注:マンガのタイトル)と『ハイジ』(『アルプスの少女ハイジ』のシンクロ率は2%。ともに高い所にいますが、ハイジはブランコに乗っていて、カイジは鉄筋を渡ってお仕事をしています」
「『高校生の美少女』と『ブスのお友達』のシンクロ率は60%。美少女の横にはどういうわけかブスのお友達がいて、(男の子に)振られた時などに慰めてくれます」
そして、「『仔犬』と『段ボール』のシンクロ率は89%」とやった後で、「『おじさん』と『段ボール』のシンクロ率は92%。暑いときも寒いときも段ボールが特殊装備となって」とホームレスを題材にしたブラックなネタをやったが、大笑いした子供がいたので、「今、お子さんが一人、大きな声で笑ってはりましたけど、大丈夫でしょうかね? 将来が心配になります」と言う。
その他にも、
「『笑点』と『ちびまる子ちゃん』のシンクロ率は60%。『笑点』から『ちびまる子ちゃん』というのは王道です。そのうちに友造さんが桂歌丸に見えてきます」
「『おばさん』と『韓国旅行』のシンクロ率は78%。何回行くんでしょう?」
「『カジキマグロ』と『松方弘樹』はシンクロ率79%。もうこれは俳優ではなくて漁師になるシンクロ率です。梅宮辰夫が入ると100%になります」
「『草彅剛』と『冨永愛』のシンクロ率は85%。良く見ると髪型が違うだけで同じ顔をしています。これに黒木メイサが加わると100%になります」
「『浜田ブリトニー』と『倖田來未』。これはほぼ同一人物なのでシンクロ率100%になります」
などと続ける。
最後は、
「『惣流・アスカ・ラングレー』と『美少女戦士セーラームーン』のシンクロ率は3%。でも私が営業先で『セーラームーン』に間違われるのは98%です」という流れから、「『アスカ』と私、稲垣早希のシンクロ率は100%」と言って締めた。

サバンナ。
まず、高橋が、「八木に一発ギャグをやって貰おう」と提案するが、「『ブラジルの人聞こえますか!?』という」とネタを明かしてしまう。「本当に面白いネタならわかっていても受ける」と高橋は言うが、八木が「ブラジルの人聞こえますか!?」とやっても当然受けない。
ということで、八木に二つめのギャグをやらせることになる。八木は両手を左右に掻きながら「わー、空気の海ってどこまでも泳げる」とやるが受けない。すべりギャグ2つを続けるというのはサバンナのお約束である。

高橋が「スーパーユリオブラザーズ」というネタをやると言い、ベルトを外して、金具を八木に持たせ、中央の穴に指すピンを上げてファミコンのコントローラーのようにするが、高橋はただ揺れているだけである。
それから、「中学校の頃は、男子は真面目と不良に分かれていて、不良の方に入ると大変。街で肩がぶつかっただけで喧嘩になる」と言って、肩がぶつかるコントをするが、肩がぶつかって怒る八木のシャツの襟を高橋が掴む。このネタは何度もやっているので、八木のシャツは伸びてベロベロになっている。
高橋が、「お前はどこ中だ?」と聞くと、八木は「広川中じゃ」と答えるが、
高橋「なら、為永知ってる?」
八木「おう、知ってる」
高橋「小学生の時、そいつと公文で一緒だった」
という知り合いネタに変えてしまう。
更に高橋が、「お前いくつだ?」と聞くと、八木は「37歳」と実年齢を答えてしまい。「中学生で37歳ってどういうこと?」と高橋に突っ込まれる。
最後は高橋が、八木に「トミーズ雅さんですよね」と八木とトミーズ雅の顔が似ていることをネタにして終わった。

チュートリアル。
徳井義実が「祇園花月ということで、僕らは京都出身ですから思い入れがあります。修学院出身です」と紹介。そして「今も修学院に住んでいます」といって福田に「思いっ切り嘘つくな」と突っ込まれる。

徳井が、「高学歴芸人というのが流行りだ」「俺らも大学に行っている」という話をして、福田に行っていた大学を言ってみろと言う。
福田は「大阪学院大学(福田が受験生の頃はそれなりに難度もあったが、現在は俗にいうFランク大学に当てはまる)」と言ってみるが、徳井に「微妙な反応やないか」と突っ込まれる。「立命館大学卒の二人(サバンナ)の後で何を言ってんねん」と福田を責めた徳井は出身大学を「花園大学(徳井が入った仏教学科は現在、俗にいうFランクである)」と紹介して、福田に「もっと微妙やないか」と突っ込まれるが、徳井は「関関同花」、「花関同立」、「京大の下に花園大学があって、その下に同志社」と嘘を言う。

徳井がスキューバダイビングに嵌っているということで、その話になる。沖縄にスキューバダイビングに行ったという設定だが、コーチが32歳で19歳の若い奥さんを貰っていて、馴れ初めは奥さんが高校生の時に修学旅行で沖縄にスキューバダイビングに来て、ということ細かな設定を言う。そして福田に同じことを言ってみろと強要する。福田も徳井を真似て同じことを言う。
次に、タンクが重いという話になり、徳井が「(タンクが)思ったより重いですね。あ、蟹踏んづけました。すみません。で、こうやる。わ、おも!」とやって福田がやはり同じことをするというネタになった。

ケツカッチン。
高山トモヒロが、「阪急電車で(祇園花月まで)来た」という話をし、和泉修とともに、「大阪から京都に行く、おばちゃんの凄さがわかる」という展開に持っていく。駆け込み乗車をしたおばちゃん二人組のうち、一人は車両に乗り込めたが、一人は顔がドアに挟まり、「河原町で待ってて」という話である(磯野貴理子が実話として同じような話をしていたのを覚えている)。

和泉修が、ニュースキャスターに憧れるという話をし、実際にアナウンスをしてみる。その横で高山がジェスチャーをする。「今日、午後7時頃にマダガスカルで」と和泉は言うが、「なんでマダガスカルやねん。京都だから近畿地方でええやん」と高山に突っ込まれて、「今日、午後5時35分頃に」と清水は言い直すが、高山はポーズが取りにくいと文句を言う。「大阪府(体を傾けて大阪府の形を示す)堺市(堺市に当たる体の部分を指さす)のサークルK(両手で輪を組んでからKのポーズ)でコンビニ強盗がありました。犯人は一輪車に乗って逃走。電車に乗り換えたところでドアに顔を挟まれました」と最初のネタに回帰する。
なお、和泉修が、高山のジェスチャーの補助をした際に、自分が穿いていたジーンズの尻の部分を破ってしまうというハプニングがあった。


トリは桂三枝師匠。
京都の女性はしっとりとしていていいという。大阪の女は、千日前などを歩いていると携帯電話で「今、千日前。凄い人。超、人だらけ。三枝、三枝がいる。代わる?」などと話しているとのこと。
それから、女性は「女」という形のようなポーズを取るのが美しいという話になり、右にあるものを左手で、左にあるものを右手で取ると「女」のような姿勢になって綺麗に見えると話す。
それから、女性が最も輝いているのが新婚の時という話になり、「『新婚さんいらっしゃい』も41年目になりました」と言って、客席から拍手を受ける。

「新婚さんいらっしゃい」でタンザニアに取材に行ったときの話をする。「タンザニアというのはアフリカの国です。アフリカの(と指でアフリカ大陸の形を空に描いて)この辺です(わざと大雑把に円を描く)」。「タンザニアのある村では電気が来ていない。ただどういうわけかみんな携帯電話は持っている。ただ、電波が届かない。300mぐらいの山の上に岩がありまして、そこだと電波が届く。ということでみんなその岩に登るのですが、他の所に電波が飛ばないのでその場にいる者同士で語り合う」と言って笑わせる。
新婚の頃はいちゃいちゃ出来ていいが、そのうちに関係が冷えるという話。夫が「行ってくるぞ」と行っても女房は寝ていて応えないという。昔、川柳で「まだ寝てる帰ってみたらもう寝てる」というのがあったと紹介する。
結婚50周年になると大変だという話を一人二役でやる。
おばあさん「おじいさん」
おじいさん「え?」
おばあさん「おじいさん、今日が何の日か覚えてる」
おじいさん「何の日やったかな?」
おばあさん「結婚記念日よ。私達の結婚50周年」
おじいさん「ああ、そうか」
おばあさん「新婚の頃は良かったわね」
おじいさん「じゃ、あの頃のときめきを思い出して、裸になってみるか」
おばあさん「そう、そうね」
おじいさん「どんな感じや」
おばあさん「熱いわ」
おじいさん「そりゃそうや、おっぱいが垂れてお茶の中に浸かっとる」
おばあさん「ああ、そうか。あ、おじいさん、結婚50周年は来年だったわ」
と演じる。

最後は、「結婚50年目となるともう体にガタが来ております。普通は女性の方が若いので女性はいいのですが、男性は病院で診察を受けると大変なことになるという。それを一人三役でやる。
医師「おいくつですか?」
おじいさん「え?」
医師「お年はいくつですか?」
おじいさん「ふにゃあふにゃあふにゃあ」
おばあさん「あなた、しっかりしなさい。年を聞いてるの」
おじいさん「83歳です」
おばあさん「あなた85歳でしょう」
医師「どうされました?」
おじいさん「ふにゃあふにゃあふにゃあ」
おばあさん「あなた、ちゃんと応えなさい」(バシッとおじいさんの肩を叩く」
おじいさん「取り敢えず、今、おばあさんに叩かれた肩が痛いです」
と言って締めた。



吉本新喜劇「茂造のラーメン屋台に春が来た!」。出演は、辻本茂雄(座長)、青野敏行、伊賀健二、平山昌雄、小米良啓太(こめら・けいた)、信濃岳夫、若井みどり、高橋靖子、家紋鈴乃。

祇園で「花月ラーメン」という屋台を営む平山昌雄は元はNGK企画という大企業の課長というエリートだった。しかし、リストラされてしまい、難波の「花月ラーメン」に弟子入りした後、のれん分けして貰って祇園で「花月ラーメン」をやっているという。「花月ラーメン」は近く、京都駅前の繁華街に移る予定だ。平山はNGK企画時代に結婚と離婚をしており、娘もいる。

「花月ラーメン」の隣りで、信濃岳夫と若井みどりが開いている「甘味処・祇園」。その新しいパート従業員として高橋靖子がやって来る。実は平山昌雄と高橋靖子は元夫婦であった。高橋靖子は、伊賀商事の伊賀健二と付き合っている(伊賀健二は横顔が新幹線に似ていると、例によっていじられる)。
しかし、信濃岳夫は、平山昌雄と高橋靖子のよりを戻そうと計画。「花月ラーメン」の茂造(辻本茂雄)の協力を得て一芝居打つことにする。強盗に高橋靖子を人質に取らせて、平山が命がけで強盗を説得。強盗は情にほだされて、靖子を解放するという台本である。強盗役を誰がやるかということになるが、ラーメンを食べに来た祇園運送の小米良啓太が強盗役に抜擢される。小米良啓太は祇園運送のユニフォームを脱がされたブリーフ一丁になり(実際はその下にも一枚穿いている)、仮面舞踏会で使うような目の周りを飾る仮面をつける。辻本茂雄に一発芸をするよう強要された小米良啓太は「飴と鞭」とやるが受けない。小米良啓太は更に一発芸をするよう言われて「豚キムチ」とやる。

そこに青野エージェンシーの青野敏行がやって来て、平山昌雄が新たに繁華街に移転する「花月ラーメン」開業予定地横の土地に商業ビルを建てる計画の許可を求める。平山昌雄は「風俗店の入ったビルの建設は認めない」と突っぱねる。青野敏行は短刀を出して、脅し、立ち回りをしたため信濃の計画は失敗する。
青野は再度襲撃し、ピストルを取り出すが、撃った弾は全て茂造の杖によって弾かれる。茂造が平山昌雄の娘の家紋鈴乃を人質に取るのがいいと、青野に唆したため、青野は短刀を手に、その場にいた鈴乃を人質に取るが、茂造の小便を漏らしたおむつ攻撃によって撃退され(茂造がおむつを足で蹴るのだが、上手く飛ばず、家紋鈴乃がいったん舞台上手に行ってから、再度、人質に取られるために自分から舞台下手に移るというシーンあり)、高橋靖子も平山昌雄と情の深さと立ち回りでの強さ、更に父親と一緒に過ごしたいという家紋鈴乃の意見によって復縁を決め、大団円となった。

なお、伊賀健二は潔く身をひこうとしたが、やはり未練たらたらというのがラストシーンであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月25日 (金)

笑いの林(109) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「アイラブ時代劇」2011年12月13日

2011年12月13日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇公演「アイラブ時代劇」を観る。

祇園ネタの出演者は、銀シャリ、桜 稲垣早希、オリエンタルラジオ、博多華丸・大吉、月亭八方。


銀シャリの鰻和弘(うなぎ・かずひろ)の鰻という苗字が珍しいという話をする。鰻という苗字の人は日本全国で6人しかいないという。しかもそのうち4人は銀シャリ・鰻の家族である。「他の2人がどういう関係なのか、そっちの方が気になる」と銀シャリ・橋本直。普通のお店に出前を頼もうとして「鰻です」というと、「うちは鰻の蒲焼きはやっていません」などと切られるとそうだ。更に「鰻」という字が読めない人も多い。「まむしさん」などと呼ばれるという。ちなみに関西で「まむし」というと鰻のことである。「さかなさん」と偏しか読まない人もいるそうだ。銀シャリ・橋本は普通の苗字だが、そのせいで、損するという。大抵、「銀シャリの鰻じゃない方」と言われるそうだ。「穴子さん」と勝手に名前を付けられる場合もあるそうだ。


桜 稲垣早希。単独ライブ「新劇場版:九」で披露したコント「アスカがバスガイドだったら」。キャリア弐ヶ月(アスカはエヴァンゲリオン弐号機パイロットである)のバスガイド、惣流・アスカ・ラングレーが大阪の街を案内して回るという内容。JR大阪駅がリニューアルされたという話から始まり、天神橋筋商店街を「おばちゃんが飴をくれる場所」と言ったり、茶屋町の毎日放送を「突然、サイコロを振らされる旅に出る羽目になる場所」と紹介したりする。かに道楽道頓堀本店のカニの看板は、「使徒・カニエル」になってしまう。最後は、「大阪で生まれた女」、「悲しい色やね」、「やっぱ好きやねん」など、大阪が舞台の名曲をダイジェストにしたCDが出ていると言って終わる。


オリエンタルラジオは、藤森慎吾のチャラ男ネタをまずやる。流行語大賞に、藤森の「あげぽよ」、「君、くぅわいいねー」などが候補になったという。中田敦彦が「大賞は、あやまんJAPANでした」と言って、藤森に「なでしこJAPANだ」と突っ込まれる。

中田も「あげぽよ」と言うが、歌舞伎調のようななんだかわけのわからないものになってしまう。それから「可愛いねと言って貰いたい人」と中田が言って、手を挙げた女性に中田は、「君、可愛かったね」と過去形にしてやはり藤森から突っ込まれる。

中田敦彦のニックネームがAKB48の前田敦子と同じ、「あっちゃん」だというので、AKBの「会いたかった」、「ヘビーローテーション」を中田が歌い、藤森がそれにチャラ男で合いの手を入れるということになるのだが、中田が歌いながらダンスをして、そのキレが良すぎるので、藤森の合いの手が全く引き立たないことになる。
最後は、中田が、「僕らの往年のヒット曲です」と言って、武勇伝を歌い、踊る。


博多華丸・大吉。大吉は体調不良のようである。まず、「オリエンタルラジオと同じ若手芸人という括りになっていますが、僕らは二人とも1970年生まれということで、41歳です」と紹介する。「『見えない、若い』という声が挙がるかと思ったのですが挙がりませんでした」、「見えるということでしょうね」と二人。「第二次ベビーブーマーです」ともいうが、正式には第二次ベビーブーマーは、1971年から1974年までの4年間に生まれた人達ということに一応はなっている。ただ、1970年生まれもかなり多いだろうから、別にいいのだろう。子供が多くて、小学校などでも、40人一クラスで、10組まであるのが当たり前だったという。華丸は男子校の出身(甲子園でお馴染みの福岡大大濠高校。現在は共学化)だが、一クラス50人で20組まであったという。1学年1000人である。
それに比べると、今は少子化で子供を巡る環境が違いすぎて、若い人向きのネタが作れないという。
華丸が川平慈英の物真似をし、最後は博多華丸といえば、という児玉清の物真似で終わる。


月亭八方師匠は、明日が、赤穂浪士の討ち入りの日ということで、前回もやった、赤穂四十七士ならぬAKO47(エーケーオーフォティーセブン)の新作落語を披露した。


吉本新喜劇「アイラブ時代劇」の出演は、すっちー、吉田ヒロ、佐藤太一郎、信濃岳夫、新名徹郎、レイチェル、五十嵐サキ、服部ひで子、チャーリー浜。

京都東映太秦映画村の大部屋俳優が殺陣の練習をしているところからスタート。旅館「ふしみ屋」を営むのはヒロと、ひで子の兄妹であるが、ひで子は手術を受けなければならないという。うどんを食べに佐藤太一郎がやって来るが、佐藤は自分が時代劇の主役を張っていると嘘をつく。しかし、実際は脇役でしかなかった。チャーリー浜は、町医者として登場。「ごめんくさい、こりゃまたくさい、ああくさ」の持ちネタを披露した後で、ひで子の病気について語る。のだが、「師匠、呑んでません?」と、他の役者に言われるくらいテンションがおかしい。
ひで子が重病だということで、大部屋俳優達が、時代劇ファンだという、ひで子のために、芝居をして、手術を決意して貰おうということになる。
しかし、上演最中にチャーリー浜が現れてしまう。「あれは、現代の医師が江戸時代にタイムスリップしたという設定です」と、テレビドラマ「仁」と同じだということにしてしまい、チャーリー浜は「大沢たかおだと思えばいい」ということになる。うどん屋パートの、すちこことすっちーは、「私は綾瀬はるか」だというが、却下される。
本番でも、大部屋の俳優はアドリブ入れまくりで、わけがわからないということになるが、実は重病だと思われていた、ひで子は……、というところで幕となる。

カーテンコールで、チャーリー浜は、最前列に座った若い女性二人(オリエンタルラジオのファンである)が可愛いというので、ずっと見続けていて、他の役者から突っ込まれ、笑いを誘っていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月20日 (日)

笑いの林(108) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「妖怪村へようこそ!」2011年9月23日

2011年9月23日 よしもと祇園花月にて

午後4時から、よしもと祇園花月での公演を観る。二部構成で、前半が漫才とコントの「祇園ネタ」、後半が吉本新喜劇「妖怪村へようこそ!」である。一日二回公演で、内容は一緒。私が観たのは二回目の公演である。


「祇園ネタ」のトップバッターは、ソーセージ。以前もやったレストランネタ。出された料理に虫が入っていて、客が苦情を言うのだが、店員がぼけまくるという内容である。


桜 稲垣早希。「おねえさんといっしょ」をやる。今年の5月から6月にかけて行われた「桜 稲垣早希ネタイヴェント新劇場版:弐 ~YOU ARE(NOT)THE BEAST~」で披露されたネタである。

早希ちゃんはオーバーオールにツバの短い丸帽子という、Eテレの子供番組のおねえさんのような格好で登場。まず、フリップを出し、「太郎君は林檎を12個持っています。(フリップをめくり)これを二人にわけます。(またフリップをめくり)更に四人に分けます。でもみんな三十代や四十代だから林檎なんていらないよね」と言って、液体クリーナーを取り出し、「そこでこれ、一人が三人に売るとお金がどんどん入って来ます」とネズミ講の持ちかけである。早希ちゃんは「幸せなら手を叩こう」の替え歌(「幸せになりたいか、お金持ちになりたいかい」)を歌いながら、ステージを右へ左へ。

次いで葉書を読む。相談のお便りである「『人気アーティストのチケットが取れないんですけど、どうしたらいいですか?』 簡単だよ。とにかくチケットがなくても会場に行ってみよう。気さくなおじさんが『チケットあるよ』と言ってるからそこで買えばいいよ」とダフ屋の宣伝である(「新劇場版:弐」ではこれにYahoo!オークションも加わった)。
「ドレミの歌」の替え歌を歌い、次は紙芝居。「おばあさんは悲しみの余り泣き続けました。そして涙は岩になりました」「そのかけらがこれ、パワーストーン。今なら数珠も付いてくるよ」と今度は霊感商法である。「あなたにはこのネックレスがいいかな。このネックレスが(後ろを向き、声音を変え、声を小さくして)16万8000円」

次は声音を自由に操る早希ちゃんの特技を生かして、人形劇。右手にクマ、左手にウサギのぬいぐるみをはめ、台の後ろに姿を隠して手にはめた人形と声で演技。

クマ「僕、旅が趣味なんだけど、彼女がいないからいつも一人旅なんだよね」
ウサギ「そんな時はこのサイト」(ここでケータイを手にした早希ちゃんが出てきて)
早希「このサイトには女の子情報が沢山。北○景子、上○彩なども登録(○は伏せ字です一応。実際は実名を出してました)。2000万人の会員がいるよ。きっと彼女が見つかるよ」と出会い系サイトの紹介である。そして「アイアイ」の替え歌(アイアイ、アイアイ、愛はお金で買える)を歌う。

最後は「グーチョキパー」の替え歌で、歌詞にオレオレ詐欺や闇金などの内容を入れる。
最初から最後までブラックなネタであった。


次は京都出身のサバンナの二人。サバンナ高橋が、「これから八木がギャグをやります」と言い、八木がやりかけたところで、「『ブラジルの皆さん、元気ですか』とね」とネタばらし。それでも高橋は「ブラジルの皆さん、元気ですか」とやる。

サバンナ八木は、高橋がピンでの仕事を増やしていることに文句を言う(高橋はピンで、「アメトーク!」運動神経悪い芸人、お腹ピーピー芸人などに出演)。それに対して高橋は八木の失敗談を語る。八木が「胴上げしよう」と言ってみんなを集めるが、「せーの、万歳!」と八木が言ってしまい、みんなどうしたらいいかわからなかったとのこと。高橋は八木に「トミーズ雅さんですか」と聞き、八木は「顔が似てるだけじゃ!」と答える。

中学の卒様式の話に移り、中学では優等生と不良に二分されるという話になる。「不良になったら大変ですよ」。ということで、道で肩がぶつかった中学生の不良同士の喧嘩ネタ。肩がぶつかり、八木が「どこみて歩いてるんじゃ。どうなるかわかってるのか」と高橋にいちゃもんを付ける。「何だと」と高橋も八木の首根っこを掴むと八木が「37歳じゃ」と年齢を言う。「中学生の喧嘩じゃないのか、実年齢を言うのか」と高橋が突っ込む。高橋が再び、八木のシャツの首の部分を引っ張ると「37歳じゃ」と八木はまた答える。


Wヤングが登場。ヤングというが、平川は69歳である。佐藤が「若く見えるけど、69歳ですよ」と紹介する。平川は「そんなことあらへんがな」と言うが、「年金貰ってます」、「偶数月の15日に振り込まれます」と具体的なことを喋ってしまう。

平川が「アホちゃうか」というネタを紹介する。まず、左手を甲を上に向けて出す。それを右手の甲でピシッと叩いた後、右手をグルリと回して甲を上に向け、両手を内側に捻る。この動作をしながら「アホちゃうか」と言う。これを観客と一緒にやる。

次いで、平川が子供に扮し、父親役の佐藤におねだりする。
平川「パパ、UFJに行きたい」
佐藤「UFJいうたら銀行やがな」
平川「じゃなんていうの?」
佐藤「USJじゃ」
平川「じゃ、USJ行こう」
USJのお菓子売り場について、
佐藤「何が欲しい?」
平川「コンパニオン」
ここで佐藤が平川をはたくが、
平川「パパは何が欲しいの?」
佐藤「コンパニオン」
となる。

次は遊園地のジェットコースターネタ。横に並んで歩き、ジェットコースターに共に乗っているポーズをするが、途中でなぜが向かい合わせになってしまう。
最後は居酒屋ネタ。「乾杯!」と言って二人で酒を飲むが、平川が一息でいつまでも飲み続けたり、相手のコップで酒を飲んだりする。


「祇園ネタ」のトリは、オール阪神・巨人。24年前に京都花月が閉鎖された時の話をする。「京都花月は場所が悪かった。横がお寺で裏が墓地です。そりゃ人は集まりません」「京都花月の最後の公演、客が3人しかいませんでした。こちらも気を使うんですね。そしたら二人帰りましたわ。おばちゃんが一人だけ残りました」と語る。

次いで老人の話。巨人が「老人のお客さんは色々な匂いがしますね。樟脳とか、死臭とか」、ここで阪神が「死臭はせえへんがな」と突っ込む。

巨人「日本人の平均寿命が延びてます。今、85歳。2年に1歳増えてますから、ですから、50年後、今年が2011年ですから、2061年には110歳になるんですな」
阪神「そしたら、『あそこのおじいさん、85歳で若死にしはった』となりますな」
巨人「あそこのおじいさんは75歳で再婚しはったとなりますね」
阪神「仕事も変わってきますね」
二人で「80歳で受付嬢」

巨人が、「うちの母親は90歳になりました。ピンピンしてます。虫歯が一本もありません。総入れ歯です」とぼける。「若いイケメンの介護士さんにお世話して貰ってます」とも言う。

阪神「ポータブルって知ってますか? 今、おまるのことポータブルいいますねん」
巨人「母親も一句詠みます。『イケメンに抱かれて座るポータブル』」

巨人「老人ですから、おしっこのことも上品に言わないけませんね。お小水を放尿なされました」
この、「お小水を放尿なされました」を阪神が、デパートのアナウンス風、パチンコ屋の呼び込み風など様々にアレンジして披露する。

巨人が、「まだ暑いですから。お化け屋敷なんかいいですね」といい、阪神が下ネタ満載の妖怪を演じる。
最後は子供ネタ。二人で子供に「高い高い」とやるが、巨人は阪神に「お前がやると低い低いや」と言って終わる。


小休憩を挟み、次は吉本新喜劇の公演「妖怪村へようこそ!」。京都が舞台で、背景には大文字や八坂の塔などが描かれている。民宿「ふしみ屋」とその前にあるニシンそばの店のセットの前で演技が展開される小演劇。上演時間約40分。作・演出:三栗雅子。

吉本新喜劇を生で観るのは私は初めてである。

大学で民俗学、特に妖怪の研究をしている学生・清水けんじが民宿「ふしみ屋」を探している。清水けんじは「ふしみ屋」の看板に目をやるが、再び「ふしみ屋はどこやろ」と言って、ニシンそば屋の信濃に「今、看板、目に入ったやろ」と突っ込まれる。清水は「いや地図が大雑把でね」と地図を見せるが、日本地図の京都の場所を矢印が指して、「ここ」と書いてあるだけ。信濃は「大雑把過ぎるがな」と突っ込む。

「ふしみ屋」は今、女将もその娘も出ているという。そこへ「ふしみ屋」の娘、島田珠代が帰ってくる。珠代は清水に甘えるが、そこで客席から赤ん坊の泣き声が。島田珠代は「子供が泣いた」とアドリブを入れる。珠代は清水けんじを部屋に案内する。

珠代「(部屋は)10キロ先です」
清水「どんな宿や」
珠代「すぐそこです」

清水が妖怪の研究をしていると知って心配する珠代と信濃。実は彼らは妖怪の子孫なのだ。そこへ「ふしみ屋」の老女将である桑原和男(女装)が帰ってくる。三人で話した後、桑原は「こんな時、昔は救世主が現れたもんだ」と話し始める。そこへ雪女・井上安世(当初は酒井藍が出るはずだったが、代役である)が「大変、大変、吉本不動産の人達が」と駆け込んでくるが、珠代が、「あの、雪女さん、出るの早くありません?」と聞く。出を間違えたということで井上退場(終演後に話したが、井上が間違えたのではなく、信濃がきっかけ台詞を間違えたのだという)。島田珠代は客席に「なかったことにして下さい」と頼む。桑原は「なんかあったけど、こんな時、昔は救世主が現れたもんだ、胸に『HERO』の文字の刻まれた」と話したところで、清水けんじが、胸に「HERO」の青文字の入ったTシャツを着て「ふしみ屋」から出てくる。三人は自分達が妖怪の子孫であることを打ち明けるが、清水けんじは「祇園花月にソーセージを観に行ってくる」と出かけてしまう。

吉本不動産の宮崎と新名(にいな)が現れ、「この土地を買収して妖怪のテーマパークを作りたい」という。「その名も『水木しげるロード』」と言うが、信濃が「いや、もうそれあります」と突っ込む(終演後の話だと、ここでも信濃の突っ込みが遅れたという)。

吉本不動産の二人が帰ったところで、雪女がぐったりとした清水けんじを抱えながらやって来る。けんじは事故に遭ったという。ここで雪女・井上のかつらが取れてしまう。井上はいったん捌けて、かつらを直して再登場。

桑原が妖術を使い、舞台が暗くなってから明るくなるが、清水けんじの怪我は治っていない。「今のは暗くして明るくなる術です」と桑原。桑原は負傷した清水けんじの膝にメンタームを塗る。すると清水けんじの怪我は治る。桑原ら四人は改めて、自分達が妖怪の子孫であることを打ち明ける。珠代は猫娘、桑原は砂かけ婆、信濃は河童だという。清水けんじが珠代を見て、「いや、僕の知ってる猫娘とは違います。猫娘には耳があります」というと珠代はニシンそば屋の裏手に行って、猫耳の飾りを付けて出てくる。信濃は料理人の帽子を取ると頭頂部が皿になっている。

雪女・井上は「私は雪女、あらゆるものを凍らすことが出来ます」と言い、舞台前方に出てきて、「さっきはすみませんでした」と言って、しばらく立っている。客席が寒くなったので、「ほら寒くなりました」と雪女。「いや、寒くなるの意味が違うがな」と清水けんじ。

桑原は清水けんじに「吉本不動産をやっつけてくれたら、村一番の美女を君にあげよう」という。「人魚だ」という。だが、呼ばれて出てきたのは魚の着ぐるみを着た清水啓之。

清水けんじは、妖怪を使って、吉本不動産の人間を脅かそうと提案。珠代がシーツを被って妖怪になりすまし、雪女が「ここは妖怪の土地、出ていけ!」と叫ぶことにする。吉本不動産の新名が現れ、作戦はいったんは成功するが、仕掛けを知った新名は怒り出す。そこへ吉本不動産の宮崎がやってくる。宮崎は清水けんじに向かって「坊ちゃん」という。清水けんじは吉本不動産の社長の息子なのだった。ということで、清水けんじの話を受けて吉本不動産が引き下がって大団円となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月15日 (土)

笑いの林(107) 「タナからイケダから学天即」2018年12月9日

2018年12月9日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で「タナからイケダから学天即」を観る。

まず、2組4人が揃ってのトーク。年齢順に並びが変わったり、誕生日の発表を行ったりする。
タナからイケダ・池田の誕生日が9月22日で今井絵理子と一緒。タナからイケダ・田邊が今井絵理子のファンだったということで、SPEEDでは誰が好きだったかという話になったりする。なぜか新垣……、まあこれはいいか。


タナからイケダの漫才。
田邊が、「ディベートの番組に漫才コンビから1人ずつ出られる」というので出ようとするも、池田は、「ディベートは俺の方が得意」と言い張る。田邊に、「お前、語彙少ないやんか」言われて否定するが、「語彙って何?」。そもそも「ディベートって何?」の状態である。
そして、二人で論争することになるのだが、「好きな動物は?」→二人同時に「犬」、「好きな色は?」→「黒」といつも重なってしまい、コンビ仲良し度測定ゲームのようになってしまう。
「好きな野菜は?」→「キャベツ」、「好きな肉は?」→「豚」、「好きな料理は?」→「中華」、「好きな食べ物は?」→「回鍋肉! そら、キャベツに豚肉に中華じゃそうなるよ!」という風に回る。
しかし、どちらがタナからイケダのリーダーかということになると互いに相手を推薦して褒め合い、「これディベートちゃう! キショい!」と自分から言う状態になってしまう。


学天即の漫才。
四条が、「俺、なりたい、宇宙飛行士」のように倒置法を使った言い方で夢を語るのだが、宇宙飛行士になれるだけの資質は全くないという展開である。四条は虚弱体質なのでそもそも無理らしい。


今日は、若手の女漫才師が3組登場する。花鳥風月、エルフ、ねこ屋敷の3組である。
皆、芸歴が浅いので(ねこ屋敷は1年目だという)どこで笑っていいのかわからない。やはりキャリアはものをいう。


タナからイケダの漫才、2周目。
高校卒業を控えた二人がキャッチボールをしながら卒業後の予定を語るのだが(池田は右利きなのに左手でボールを捕って左手で投げ返す)、池田が「取りあえずフリーター。でもアルバイトの初日、めっちゃ緊張する」と言ったところから、池田が突然、新人アルバイトに扮し始めたため、田邊も勢いで先輩店員として付き合うことになる。池田がたびたび設定を変えるために田邊もそのたびに振り回され、強盗に入られたコンビニの店員と犯人と警官の一人三役をやる羽目になったりする。
コロコロ状況と設定が変わるという芸はありそうで余りないので、新鮮である。


学天即の漫才、2周目。
自分が薦めた歯医者に奥田が行っていないというので、四条が怒るのだが、そもそも必要もないのに四条が勝手に薦めてきたそうで、奥田には子どもの頃から通ってある歯科医がすでにある。それでも四条が執拗に薦めるので、奥田は、「楽天カードか?」と訝る。
四条は、「診察券が印鑑なし、即日発行ですぐ作れる」というも奥田は「当たり前やん!」
それでも薦めるので、「ポイントが貯まるのか?」と奥田は聞き、四条は否定するも、更に追求すると「楽天やん!」という謎のポイント制度があったりする。


女芸人達も参加する。コーナー「クリスマスパーティー」。なのだが、小道具がちゃち。上手に置かれたクリスマスツリーはよく見ると笹に飾りを巻いただけで、前回の七夕の会の使い回しらしい。

まず、ジェンガを使ったゲーム。司会は奥田が務める。ここで特別ゲストが登場。といってもこのところよく出演しているらしい、たわたである
ジェンガを男性芸人が口にくわえた箸でつつき、女性芸人がそのまま口でくわえて引き出すというもので、奥田曰く「ハラスメントぎりぎり」を狙ったものらしい。
崩した人が罰ゲームということで、エルフ・荒川が顔面パンストの罰ゲームを受けた。

風船割りゲームではねこ屋敷・山﨑が、ロシアン辛子シュークリームでもやはり山﨑がアウトとなり、ケツバットやタライ落しの罰ゲームを受ける。ケツバットの際に、四条は右利きだが実は左打ちであることが判明、相方の奥田もそのことは初めて知ったそうだ。田邊が、「右投げ左打ちって、監督めっちゃ欲しがるやん」という。
ちなみに、たわたはケツバットの際に、受ける側を希望し、2回打たれて喜んでいた。

ティッシュペーパーを使ったゲームも行われるのだが、たわたの番になる前に、「エロ過ぎる」という理由で打ち切りになり、たわたが怒る。

最後は、洗面器に顔を着けて、7人合計で4分以上になればクリアというゲームを行う。女芸人6人にたわたが加わったメンバー。猫屋敷・山﨑は潔癖症であるため、他の人が顔を着けた洗面器が嫌だということでトップバッターとなる。
7人目は、たわただったが、すぐに顔を上げてしまい、「中途半端なボケをしました。飲んだ」という。今日は最前列に座っていたため、後ろを振り返ってみたのだが、女性客が本気で顔をしかめているのが目に入った。


おまけとして、クリスマスプレゼント椅子取りゲームが行われる。男性芸人が選んだプレゼントを椅子の上に置き、椅子取りゲームの要領で女性芸人がその周りを回ってプレゼントを取るというもの。プレゼントが6つ、たわたも参加した7人が挑戦するので、1人余ってしまうことになるが、たわたは座るも譲ってあげる。
6つのプレゼントの内、1つはダミーで、それを手にした人は罰ゲームを受ける。花鳥風月のナスエとたわたも頭に巻いた風船を破裂させられるという罰を受けていた。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 3日 (土)

笑いの林(106) ファミリーレストラン 「ファミレスライブ in 滋賀 Vol.76」~秋の大運動会SP~

2018年10月27日 滋賀県野洲市の野洲文化ホール小ホールにて

人口約5万人の小都市、滋賀県野洲市へ。午後3時開演の、野洲文化ホール小ホールでのファミリーレストラン単独公演「ファミレスライブ in 滋賀 Vol.76」を観に来たのである。
来ている人の話から察するに、ほとんどの人が地元・野洲在住のようである。祇園花月でのファミリーレストランの公演には若い女の子がたくさん駆けつけるが、その子達は野洲まで追いかけてきたりはしないようだ。設備が大都市のものに比べると貧弱ということもあるのかも知れない。ファミリーレストランの二人がお客さんの名前を知っているため、常連の人が多いこともわかる。

入場時にくじ引きのようなことをする。しもばやしの一発ギャグを書いた紙が入っており、引いた紙に書かれたギャグと同じものをしもばやしがラストに行った場合は、ファミリーレストランの二人のサイン入り写真を貰うことが出来る。

今日は「秋の大運動会スペシャル」と銘打たれた公演。全席自由であり、しもばやしを応援したい人は中央の通路を挟んで上手に置かれたパイプ椅子席に、ハラダを応援したい人は同じく下手の席に座ることになる。私は下手側の席を選ぶ。

ファンの数であるが、しもばやし側が多い。しもばやし側が前の方から詰めて座っているのに対し、ハラダ側は前から2列目までは全て埋まってるが、それ以降は真ん中や端の席が空いている。

しもばやし側の前の方に座っている人の中にはサイリウムを振っている熱心なファンもいる。

というわけで、登場したしもばやしは喜び、ハラダは落ち込む。サイリウムを振っている人達は以前からいたが、全員しもばやしファンだったようで、ハラダはガックリのようである。客入り時の客席の映像を二人はモニターで確認していたのだが、しもばやし側が明らかに多いため、ハラダは構成作家さんにも「これが結果ですよ」などと言われたらしい。

まずは二人によるトーク。しもばやしが最近、久しぶりにハラダが出てくる夢を見たらしい。二人でライブに出ていたところ、突然、お客さん達がキョンシーと化し、襲いかかってくるという夢である。ハラダの掴みのギャグである「いらっしゃーせー!」をお客さんとやる時に、ハラダは「まず腕を前に伸ばして下さい」と言うのだが、お客さんの様子を見て「皆さんキョンシーみたいですね」ということがあるそうで、それが頭の片隅にあっての夢らしい。二人で建物の影に隠れて息を潜めていたが、キョンシーが襲ってきたため、ハラダが「ここは俺に任せてお前は逃げろ!」と言ったそうである。ハラダのキャラではないらしいのだが、夢の中での出来事なので違う性格になったらしい。地下室に逃げ込んだしもばやしは、何故かそこに麒麟の田村裕を見つけ、田村は「みんなここに段ボールあるで」と言って段ボールを食い始める、というのは田村の『ホームレス小学生』の影響らしいのだが、その後、地上に出たしもばやしは、街が廃墟のようになっているのを見て愕然。とそこに、キョンシーがただ一人(数詞は「人」でいいのかな?)ピョンピョンとこちらにやって来ることに気づく。それがキョンシーと化したハラダであり、ハラダは立ち止まって、両手を突き出し、「いらっしゃーせー!」って、どんな夢なんだそれ。

ハラダの方は最近夢を見ないらしいのだが、それは酒を飲んで寝るからだそうで、酒を飲んで落ちるのは寝入るのではなく失神するのと一緒であり、つまり寝ているわけではないので疲れが取れないそうだ。

漫才を二つやってからコーナーがある。今日のコーナーは大運動会で、ハラダが赤の、しもばやしが白のTシャツに着替えて様々な種目を競う。観客参加のものが多い。


漫才。
まずは、ハラダが「滋賀県を盛り上げるために知事選に立候補」するようしもばやしに提案する。ハラダは「お前のためならウグイス嬢でもなんでもやったる」と言うのだが、いざ、しもばやしを候補として紹介する段になると、ボートを漕ぐ真似をして、何故か琵琶湖の真ん中で候補紹介を始めようとしたり、サービスエリアを舞台にしようとしたり(滋賀県内のサービスエリアには人が多いが、大半は滋賀県外の人達だそうである)、街中でやるのはいいが「ライバルがいない時間にアピール」ということで深夜2時に行おうとする。
最後は集まった人に袖の下を使ったり、演説が終わったと思ったら園児達の前でのものだったりする。


二つ目の漫才も滋賀県ネタ。滋賀を盛り上げるためにご当地アイドルを作ろうとしもばやしが提案し、ハラダが具体的なプランを語るのだが、女性アイドルグループの名前がE-girls。しもばやしが「E-girlsというグループはもうあるやん」と言うが、ハラダは「字が違うねん。井戸の『井』に伊藤園の『伊』で『井伊ガールズ』」と彦根藩主ネタにしたり、男性アイドルグループ「近江米ふっくら2」とKis-My-Ft2のばった物を提案したり、「ここって近畿? キッズ」と言って、しもばやしに「バリバリ近畿や!」と突っ込まれる。
今度は滋賀県を舞台にしたドラマを作ろうとしもばやしが言い、有名なドラマの滋賀版のタイトルをハラダが挙げるのであるが、「花より男子」が「滋賀より京都」になり(ハラダに言わせると、「知名度」「人口」「観光名所の数」「都市としての規模」「都会度」など全て京都の方が上だそうだ)、「世にも奇妙な物語」が「とても微妙なものばかり」になるらしい。更に朝ドラ「半分、青い。」の滋賀版を「半分、琵琶湖。」と言って、「半分もないわ! 6分の1や!」としもばやしに突っ込まれる。「絶対零度」は「絶対京都」になるそうで、ただ「ひとつ屋根の下」は「ひとつ奈良の上」となり、滋賀は奈良よりは上らしいのだが、奈良県人は奈良県人で「滋賀よりは上」と思っているそうだ。歴史的に見ると天智と天武ということになるだろか。その後は、有名ドラマに似た名前を持つ滋賀県の施設が挙げられていく。
しもばやしがCMを作ろうと提案して、ハラダがCMの内容を演じてみるのだが、すでに廃業になったホテルのCMをやったり、滋賀県人を馬鹿にする京都人の様子が演じられ、「滋賀県人を見下す京都人へ、『琵琶湖の水止めるぞ!』」というACジャパンのCMになったりする。


コーナー「秋の大運動会スペシャル」。まずは客席から男性1人女性1人を選んで、1チーム3人でその場で1人10秒間ダッシュしてバトンを繋ぎ、バトンの先につけた万歩計の歩数を競うというもの。若い人や子ども達の方が有利である。その後も、プラスチックのバットを立てて頭に当て、10回回ってからパン食い競争を行ったり、4人で卓球のドリブルとラリーを行い、4人目が筒型のケースにボールを入れるという競技があったり(元卓球部の男性が出場したが、卓球を辞めてから19年が経過ということで活躍出来ず。というより卓球は基本的にドリブルは反則になるため、やった経験がないと思われる)、パンストの端と端をかぶって引っ張るパンスト相撲を行ったり(途中でDA PUMPの「U.S.A」が流れ、その時は競技を止めて踊る)と様々な種目が行われる。ファミリーレストランの二人ももう40代であるため、一つの種目が終わるごとにヘトヘトになり、水を飲んだり小休憩を入れたりする必要がある。

最後は、借り人競争。観客は事前にアンケート用紙に書かれた「ハイテンション『 』」の『』内を単語一つで埋めておき、茶封筒に入れておく。ファミリーレストランの二人がそれを受け取って舞台上で演じるというものである。
私も、「野洲といったら野洲高校の『セクシーフットボール』だよな」ということでそう書いておき、ハラダが演じることになったのだが、ハラダは「セクシーフットボール」が何か知らなかったようで、単なる「セクシーに行うフットボール」をやっていた。ファミリーレストランのネタに、ボクサーに扮したしもばやしにハラダが「ストレートをセクシーによける」と無茶ぶりするものがあり、それも念頭にあったので良かったりもするのだが、滋賀県住みます芸人であり、野洲で何度も単独ライブを行っていながら、野洲高校の「セクシーフットボール」を知らないというのはあってはならないこと、という程ではないがかなりまずいように思う。ハラダは京都人で、サッカーに詳しくない場合は「セクシーフットボール」がなにかわからなくても仕方ないのかも知れないが、お客さんは野洲の方々で意味は当然知っているだろうし。

結果は、しもばやしチームの勝利となり、しもばやしを応援する席に座ったお客さんが全員舞台上に上がって記念写真を撮るという特典が与えられた。これは嬉しいだろうな。

ラストは先に書いたとおり、しもばやしの一発ギャグ抽選。しもばやしもくじを引いて演じる。同じくじを持っていた5名の方にプレゼントが贈られた。


色々あったが、野洲サイズの都市で毎月こうしたライブが行われているというのは素晴らしいことだと思う。地方創生のモデルとして他の自治体の参考になることだからだ。おらが街の芸人がいて、毎月会うことが出来て、プレゼントも貰える。老若男女みんなで、あるいは家族ぐるみで応援出来る。こうしたことが本当の文化だと思える。ちょっと感動してしまった。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2346月日 DVD YouTube …のようなもの いずみホール おすすめCD(TVサントラ) おすすめサイト おすすめCD(クラシック) おすすめCD(ジャズ) おすすめCD(ポピュラー) おすすめCD(映画音楽) お笑い その日 びわ湖ホール アニメ・コミック アニメーション映画 アメリカ アメリカ映画 イギリス イギリス映画 イタリア ウェブログ・ココログ関連 オペラ カナダ グルメ・クッキング ゲーム コンサートの記 コンテンポラリーダンス コンビニグルメ サッカー ザ・シンフォニーホール シアター・ドラマシティ シェイクスピア シベリウス ショートフィルム ジャズ スタジアムにて スペイン スポーツ ソビエト映画 テレビドラマ トークイベント ドイツ ドキュメンタリー映画 ニュース ノート ハイテクノロジー バレエ パソコン・インターネット パフォーマンス パーヴォ・ヤルヴィ ピアノ ファッション・アクセサリ フィンランド フェスティバルホール フランス フランス映画 ベルギー ベートーヴェン ミュージカル ミュージカル映画 ヨーロッパ映画 ラーメン ロシア ロームシアター京都 中国 中国映画 交通 京都 京都コンサートホール 京都フィルハーモニー室内合奏団 京都四條南座 京都市交響楽団 京都芸術センター 京都芸術劇場春秋座 伝説 住まい・インテリア 余談 兵庫県立芸術文化センター 動画 千葉 占い 台湾映画 史の流れに 哲学 大河ドラマ 大阪 大阪フィルハーモニー交響楽団 学問・資格 室内楽 小物・マスコット・インテリア 広上淳一 心と体 恋愛 意識について 携帯・デジカメ 政治・社会 教育 散文 文化・芸術 文学 文楽 旅行・地域 日本映画 日記・コラム・つぶやき 映画 映画音楽 映画館 書店 書籍・雑誌 書籍紹介 朗読劇 来日団体 東京 楽興の時 歌舞伎 正月 歴史 海の写真集 演劇 無明の日々 猫町通り通信・鴨東記号 祭り 笑いの林 第九 経済・政治・国際 絵画 美容・コスメ 美術回廊 習慣 能・狂言 花・植物 芸能・アイドル 落語 街の想い出 言葉 趣味 追悼 邦楽 野球 関西 雑学 雑感 韓国 韓国映画 音楽 音楽劇 食品 飲料 香港映画