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2019年1月20日 (日)

笑いの林(108) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「妖怪村へようこそ!」2011年9月23日

2011年9月23日 よしもと祇園花月にて

午後4時から、よしもと祇園花月での公演を観る。二部構成で、前半が漫才とコントの「祇園ネタ」、後半が吉本新喜劇「妖怪村へようこそ!」である。一日二回公演で、内容は一緒。私が観たのは二回目の公演である。


「祇園ネタ」のトップバッターは、ソーセージ。以前もやったレストランネタ。出された料理に虫が入っていて、客が苦情を言うのだが、店員がぼけまくるという内容である。


桜 稲垣早希。「おねえさんといっしょ」をやる。今年の5月から6月にかけて行われた「桜 稲垣早希ネタイヴェント新劇場版:弐 ~YOU ARE(NOT)THE BEAST~」で披露されたネタである。

早希ちゃんはオーバーオールにツバの短い丸帽子という、Eテレの子供番組のおねえさんのような格好で登場。まず、フリップを出し、「太郎君は林檎を12個持っています。(フリップをめくり)これを二人にわけます。(またフリップをめくり)更に四人に分けます。でもみんな三十代や四十代だから林檎なんていらないよね」と言って、液体クリーナーを取り出し、「そこでこれ、一人が三人に売るとお金がどんどん入って来ます」とネズミ講の持ちかけである。早希ちゃんは「幸せなら手を叩こう」の替え歌(「幸せになりたいか、お金持ちになりたいかい」)を歌いながら、ステージを右へ左へ。

次いで葉書を読む。相談のお便りである「『人気アーティストのチケットが取れないんですけど、どうしたらいいですか?』 簡単だよ。とにかくチケットがなくても会場に行ってみよう。気さくなおじさんが『チケットあるよ』と言ってるからそこで買えばいいよ」とダフ屋の宣伝である(「新劇場版:弐」ではこれにYahoo!オークションも加わった)。
「ドレミの歌」の替え歌を歌い、次は紙芝居。「おばあさんは悲しみの余り泣き続けました。そして涙は岩になりました」「そのかけらがこれ、パワーストーン。今なら数珠も付いてくるよ」と今度は霊感商法である。「あなたにはこのネックレスがいいかな。このネックレスが(後ろを向き、声音を変え、声を小さくして)16万8000円」

次は声音を自由に操る早希ちゃんの特技を生かして、人形劇。右手にクマ、左手にウサギのぬいぐるみをはめ、台の後ろに姿を隠して手にはめた人形と声で演技。

クマ「僕、旅が趣味なんだけど、彼女がいないからいつも一人旅なんだよね」
ウサギ「そんな時はこのサイト」(ここでケータイを手にした早希ちゃんが出てきて)
早希「このサイトには女の子情報が沢山。北○景子、上○彩なども登録(○は伏せ字です一応。実際は実名を出してました)。2000万人の会員がいるよ。きっと彼女が見つかるよ」と出会い系サイトの紹介である。そして「アイアイ」の替え歌(アイアイ、アイアイ、愛はお金で買える)を歌う。

最後は「グーチョキパー」の替え歌で、歌詞にオレオレ詐欺や闇金などの内容を入れる。
最初から最後までブラックなネタであった。


次は京都出身のサバンナの二人。サバンナ高橋が、「これから八木がギャグをやります」と言い、八木がやりかけたところで、「『ブラジルの皆さん、元気ですか』とね」とネタばらし。それでも高橋は「ブラジルの皆さん、元気ですか」とやる。

サバンナ八木は、高橋がピンでの仕事を増やしていることに文句を言う(高橋はピンで、「アメトーク!」運動神経悪い芸人、お腹ピーピー芸人などに出演)。それに対して高橋は八木の失敗談を語る。八木が「胴上げしよう」と言ってみんなを集めるが、「せーの、万歳!」と八木が言ってしまい、みんなどうしたらいいかわからなかったとのこと。高橋は八木に「トミーズ雅さんですか」と聞き、八木は「顔が似てるだけじゃ!」と答える。

中学の卒様式の話に移り、中学では優等生と不良に二分されるという話になる。「不良になったら大変ですよ」。ということで、道で肩がぶつかった中学生の不良同士の喧嘩ネタ。肩がぶつかり、八木が「どこみて歩いてるんじゃ。どうなるかわかってるのか」と高橋にいちゃもんを付ける。「何だと」と高橋も八木の首根っこを掴むと八木が「37歳じゃ」と年齢を言う。「中学生の喧嘩じゃないのか、実年齢を言うのか」と高橋が突っ込む。高橋が再び、八木のシャツの首の部分を引っ張ると「37歳じゃ」と八木はまた答える。


Wヤングが登場。ヤングというが、平川は69歳である。佐藤が「若く見えるけど、69歳ですよ」と紹介する。平川は「そんなことあらへんがな」と言うが、「年金貰ってます」、「偶数月の15日に振り込まれます」と具体的なことを喋ってしまう。

平川が「アホちゃうか」というネタを紹介する。まず、左手を甲を上に向けて出す。それを右手の甲でピシッと叩いた後、右手をグルリと回して甲を上に向け、両手を内側に捻る。この動作をしながら「アホちゃうか」と言う。これを観客と一緒にやる。

次いで、平川が子供に扮し、父親役の佐藤におねだりする。
平川「パパ、UFJに行きたい」
佐藤「UFJいうたら銀行やがな」
平川「じゃなんていうの?」
佐藤「USJじゃ」
平川「じゃ、USJ行こう」
USJのお菓子売り場について、
佐藤「何が欲しい?」
平川「コンパニオン」
ここで佐藤が平川をはたくが、
平川「パパは何が欲しいの?」
佐藤「コンパニオン」
となる。

次は遊園地のジェットコースターネタ。横に並んで歩き、ジェットコースターに共に乗っているポーズをするが、途中でなぜが向かい合わせになってしまう。
最後は居酒屋ネタ。「乾杯!」と言って二人で酒を飲むが、平川が一息でいつまでも飲み続けたり、相手のコップで酒を飲んだりする。


「祇園ネタ」のトリは、オール阪神・巨人。24年前に京都花月が閉鎖された時の話をする。「京都花月は場所が悪かった。横がお寺で裏が墓地です。そりゃ人は集まりません」「京都花月の最後の公演、客が3人しかいませんでした。こちらも気を使うんですね。そしたら二人帰りましたわ。おばちゃんが一人だけ残りました」と語る。

次いで老人の話。巨人が「老人のお客さんは色々な匂いがしますね。樟脳とか、死臭とか」、ここで阪神が「死臭はせえへんがな」と突っ込む。

巨人「日本人の平均寿命が延びてます。今、85歳。2年に1歳増えてますから、ですから、50年後、今年が2011年ですから、2061年には110歳になるんですな」
阪神「そしたら、『あそこのおじいさん、85歳で若死にしはった』となりますな」
巨人「あそこのおじいさんは75歳で再婚しはったとなりますね」
阪神「仕事も変わってきますね」
二人で「80歳で受付嬢」

巨人が、「うちの母親は90歳になりました。ピンピンしてます。虫歯が一本もありません。総入れ歯です」とぼける。「若いイケメンの介護士さんにお世話して貰ってます」とも言う。

阪神「ポータブルって知ってますか? 今、おまるのことポータブルいいますねん」
巨人「母親も一句詠みます。『イケメンに抱かれて座るポータブル』」

巨人「老人ですから、おしっこのことも上品に言わないけませんね。お小水を放尿なされました」
この、「お小水を放尿なされました」を阪神が、デパートのアナウンス風、パチンコ屋の呼び込み風など様々にアレンジして披露する。

巨人が、「まだ暑いですから。お化け屋敷なんかいいですね」といい、阪神が下ネタ満載の妖怪を演じる。
最後は子供ネタ。二人で子供に「高い高い」とやるが、巨人は阪神に「お前がやると低い低いや」と言って終わる。


小休憩を挟み、次は吉本新喜劇の公演「妖怪村へようこそ!」。京都が舞台で、背景には大文字や八坂の塔などが描かれている。民宿「ふしみ屋」とその前にあるニシンそばの店のセットの前で演技が展開される小演劇。上演時間約40分。作・演出:三栗雅子。

吉本新喜劇を生で観るのは私は初めてである。

大学で民俗学、特に妖怪の研究をしている学生・清水けんじが民宿「ふしみ屋」を探している。清水けんじは「ふしみ屋」の看板に目をやるが、再び「ふしみ屋はどこやろ」と言って、ニシンそば屋の信濃に「今、看板、目に入ったやろ」と突っ込まれる。清水は「いや地図が大雑把でね」と地図を見せるが、日本地図の京都の場所を矢印が指して、「ここ」と書いてあるだけ。信濃は「大雑把過ぎるがな」と突っ込む。

「ふしみ屋」は今、女将もその娘も出ているという。そこへ「ふしみ屋」の娘、島田珠代が帰ってくる。珠代は清水に甘えるが、そこで客席から赤ん坊の泣き声が。島田珠代は「子供が泣いた」とアドリブを入れる。珠代は清水けんじを部屋に案内する。

珠代「(部屋は)10キロ先です」
清水「どんな宿や」
珠代「すぐそこです」

清水が妖怪の研究をしていると知って心配する珠代と信濃。実は彼らは妖怪の子孫なのだ。そこへ「ふしみ屋」の老女将である桑原和男(女装)が帰ってくる。三人で話した後、桑原は「こんな時、昔は救世主が現れたもんだ」と話し始める。そこへ雪女・井上安世(当初は酒井藍が出るはずだったが、代役である)が「大変、大変、吉本不動産の人達が」と駆け込んでくるが、珠代が、「あの、雪女さん、出るの早くありません?」と聞く。出を間違えたということで井上退場(終演後に話したが、井上が間違えたのではなく、信濃がきっかけ台詞を間違えたのだという)。島田珠代は客席に「なかったことにして下さい」と頼む。桑原は「なんかあったけど、こんな時、昔は救世主が現れたもんだ、胸に『HERO』の文字の刻まれた」と話したところで、清水けんじが、胸に「HERO」の青文字の入ったTシャツを着て「ふしみ屋」から出てくる。三人は自分達が妖怪の子孫であることを打ち明けるが、清水けんじは「祇園花月にソーセージを観に行ってくる」と出かけてしまう。

吉本不動産の宮崎と新名(にいな)が現れ、「この土地を買収して妖怪のテーマパークを作りたい」という。「その名も『水木しげるロード』」と言うが、信濃が「いや、もうそれあります」と突っ込む(終演後の話だと、ここでも信濃の突っ込みが遅れたという)。

吉本不動産の二人が帰ったところで、雪女がぐったりとした清水けんじを抱えながらやって来る。けんじは事故に遭ったという。ここで雪女・井上のかつらが取れてしまう。井上はいったん捌けて、かつらを直して再登場。

桑原が妖術を使い、舞台が暗くなってから明るくなるが、清水けんじの怪我は治っていない。「今のは暗くして明るくなる術です」と桑原。桑原は負傷した清水けんじの膝にメンタームを塗る。すると清水けんじの怪我は治る。桑原ら四人は改めて、自分達が妖怪の子孫であることを打ち明ける。珠代は猫娘、桑原は砂かけ婆、信濃は河童だという。清水けんじが珠代を見て、「いや、僕の知ってる猫娘とは違います。猫娘には耳があります」というと珠代はニシンそば屋の裏手に行って、猫耳の飾りを付けて出てくる。信濃は料理人の帽子を取ると頭頂部が皿になっている。

雪女・井上は「私は雪女、あらゆるものを凍らすことが出来ます」と言い、舞台前方に出てきて、「さっきはすみませんでした」と言って、しばらく立っている。客席が寒くなったので、「ほら寒くなりました」と雪女。「いや、寒くなるの意味が違うがな」と清水けんじ。

桑原は清水けんじに「吉本不動産をやっつけてくれたら、村一番の美女を君にあげよう」という。「人魚だ」という。だが、呼ばれて出てきたのは魚の着ぐるみを着た清水啓之。

清水けんじは、妖怪を使って、吉本不動産の人間を脅かそうと提案。珠代がシーツを被って妖怪になりすまし、雪女が「ここは妖怪の土地、出ていけ!」と叫ぶことにする。吉本不動産の新名が現れ、作戦はいったんは成功するが、仕掛けを知った新名は怒り出す。そこへ吉本不動産の宮崎がやってくる。宮崎は清水けんじに向かって「坊ちゃん」という。清水けんじは吉本不動産の社長の息子なのだった。ということで、清水けんじの話を受けて吉本不動産が引き下がって大団円となった。

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2018年12月15日 (土)

笑いの林(107) 「タナからイケダから学天即」2018年12月9日

2018年12月9日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で「タナからイケダから学天即」を観る。

まず、2組4人が揃ってのトーク。年齢順に並びが変わったり、誕生日の発表を行ったりする。
タナからイケダ・池田の誕生日が9月22日で今井絵理子と一緒。タナからイケダ・田邊が今井絵理子のファンだったということで、SPEEDでは誰が好きだったかという話になったりする。なぜか新垣……、まあこれはいいか。


タナからイケダの漫才。
田邊が、「ディベートの番組に漫才コンビから1人ずつ出られる」というので出ようとするも、池田は、「ディベートは俺の方が得意」と言い張る。田邊に、「お前、語彙少ないやんか」言われて否定するが、「語彙って何?」。そもそも「ディベートって何?」の状態である。
そして、二人で論争することになるのだが、「好きな動物は?」→二人同時に「犬」、「好きな色は?」→「黒」といつも重なってしまい、コンビ仲良し度測定ゲームのようになってしまう。
「好きな野菜は?」→「キャベツ」、「好きな肉は?」→「豚」、「好きな料理は?」→「中華」、「好きな食べ物は?」→「回鍋肉! そら、キャベツに豚肉に中華じゃそうなるよ!」という風に回る。
しかし、どちらがタナからイケダのリーダーかということになると互いに相手を推薦して褒め合い、「これディベートちゃう! キショい!」と自分から言う状態になってしまう。


学天即の漫才。
四条が、「俺、なりたい、宇宙飛行士」のように倒置法を使った言い方で夢を語るのだが、宇宙飛行士になれるだけの資質は全くないという展開である。四条は虚弱体質なのでそもそも無理らしい。


今日は、若手の女漫才師が3組登場する。花鳥風月、エルフ、ねこ屋敷の3組である。
皆、芸歴が浅いので(ねこ屋敷は1年目だという)どこで笑っていいのかわからない。やはりキャリアはものをいう。


タナからイケダの漫才、2周目。
高校卒業を控えた二人がキャッチボールをしながら卒業後の予定を語るのだが(池田は右利きなのに左手でボールを捕って左手で投げ返す)、池田が「取りあえずフリーター。でもアルバイトの初日、めっちゃ緊張する」と言ったところから、池田が突然、新人アルバイトに扮し始めたため、田邊も勢いで先輩店員として付き合うことになる。池田がたびたび設定を変えるために田邊もそのたびに振り回され、強盗に入られたコンビニの店員と犯人と警官の一人三役をやる羽目になったりする。
コロコロ状況と設定が変わるという芸はありそうで余りないので、新鮮である。


学天即の漫才、2周目。
自分が薦めた歯医者に奥田が行っていないというので、四条が怒るのだが、そもそも必要もないのに四条が勝手に薦めてきたそうで、奥田には子どもの頃から通ってある歯科医がすでにある。それでも四条が執拗に薦めるので、奥田は、「楽天カードか?」と訝る。
四条は、「診察券が印鑑なし、即日発行ですぐ作れる」というも奥田は「当たり前やん!」
それでも薦めるので、「ポイントが貯まるのか?」と奥田は聞き、四条は否定するも、更に追求すると「楽天やん!」という謎のポイント制度があったりする。


女芸人達も参加する。コーナー「クリスマスパーティー」。なのだが、小道具がちゃち。上手に置かれたクリスマスツリーはよく見ると笹に飾りを巻いただけで、前回の七夕の会の使い回しらしい。

まず、ジェンガを使ったゲーム。司会は奥田が務める。ここで特別ゲストが登場。といってもこのところよく出演しているらしい、たわたである
ジェンガを男性芸人が口にくわえた箸でつつき、女性芸人がそのまま口でくわえて引き出すというもので、奥田曰く「ハラスメントぎりぎり」を狙ったものらしい。
崩した人が罰ゲームということで、エルフ・荒川が顔面パンストの罰ゲームを受けた。

風船割りゲームではねこ屋敷・山﨑が、ロシアン辛子シュークリームでもやはり山﨑がアウトとなり、ケツバットやタライ落しの罰ゲームを受ける。ケツバットの際に、四条は右利きだが実は左打ちであることが判明、相方の奥田もそのことは初めて知ったそうだ。田邊が、「右投げ左打ちって、監督めっちゃ欲しがるやん」という。
ちなみに、たわたはケツバットの際に、受ける側を希望し、2回打たれて喜んでいた。

ティッシュペーパーを使ったゲームも行われるのだが、たわたの番になる前に、「エロ過ぎる」という理由で打ち切りになり、たわたが怒る。

最後は、洗面器に顔を着けて、7人合計で4分以上になればクリアというゲームを行う。女芸人6人にたわたが加わったメンバー。猫屋敷・山﨑は潔癖症であるため、他の人が顔を着けた洗面器が嫌だということでトップバッターとなる。
7人目は、たわただったが、すぐに顔を上げてしまい、「中途半端なボケをしました。飲んだ」という。今日は最前列に座っていたため、後ろを振り返ってみたのだが、女性客が本気で顔をしかめているのが目に入った。


おまけとして、クリスマスプレゼント椅子取りゲームが行われる。男性芸人が選んだプレゼントを椅子の上に置き、椅子取りゲームの要領で女性芸人がその周りを回ってプレゼントを取るというもの。プレゼントが6つ、たわたも参加した7人が挑戦するので、1人余ってしまうことになるが、たわたは座るも譲ってあげる。
6つのプレゼントの内、1つはダミーで、それを手にした人は罰ゲームを受ける。花鳥風月のナスエとたわたも頭に巻いた風船を破裂させられるという罰を受けていた。



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2018年11月 3日 (土)

笑いの林(106) ファミリーレストラン 「ファミレスライブ in 滋賀 Vol.76」~秋の大運動会SP~

2018年10月27日 滋賀県野洲市の野洲文化ホール小ホールにて

人口約5万人の小都市、滋賀県野洲市へ。午後3時開演の、野洲文化ホール小ホールでのファミリーレストラン単独公演「ファミレスライブ in 滋賀 Vol.76」を観に来たのである。
来ている人の話から察するに、ほとんどの人が地元・野洲在住のようである。祇園花月でのファミリーレストランの公演には若い女の子がたくさん駆けつけるが、その子達は野洲まで追いかけてきたりはしないようだ。設備が大都市のものに比べると貧弱ということもあるのかも知れない。ファミリーレストランの二人がお客さんの名前を知っているため、常連の人が多いこともわかる。

入場時にくじ引きのようなことをする。しもばやしの一発ギャグを書いた紙が入っており、引いた紙に書かれたギャグと同じものをしもばやしがラストに行った場合は、ファミリーレストランの二人のサイン入り写真を貰うことが出来る。

今日は「秋の大運動会スペシャル」と銘打たれた公演。全席自由であり、しもばやしを応援したい人は中央の通路を挟んで上手に置かれたパイプ椅子席に、ハラダを応援したい人は同じく下手の席に座ることになる。私は下手側の席を選ぶ。

ファンの数であるが、しもばやし側が多い。しもばやし側が前の方から詰めて座っているのに対し、ハラダ側は前から2列目までは全て埋まってるが、それ以降は真ん中や端の席が空いている。

しもばやし側の前の方に座っている人の中にはサイリウムを振っている熱心なファンもいる。

というわけで、登場したしもばやしは喜び、ハラダは落ち込む。サイリウムを振っている人達は以前からいたが、全員しもばやしファンだったようで、ハラダはガックリのようである。客入り時の客席の映像を二人はモニターで確認していたのだが、しもばやし側が明らかに多いため、ハラダは構成作家さんにも「これが結果ですよ」などと言われたらしい。

まずは二人によるトーク。しもばやしが最近、久しぶりにハラダが出てくる夢を見たらしい。二人でライブに出ていたところ、突然、お客さん達がキョンシーと化し、襲いかかってくるという夢である。ハラダの掴みのギャグである「いらっしゃーせー!」をお客さんとやる時に、ハラダは「まず腕を前に伸ばして下さい」と言うのだが、お客さんの様子を見て「皆さんキョンシーみたいですね」ということがあるそうで、それが頭の片隅にあっての夢らしい。二人で建物の影に隠れて息を潜めていたが、キョンシーが襲ってきたため、ハラダが「ここは俺に任せてお前は逃げろ!」と言ったそうである。ハラダのキャラではないらしいのだが、夢の中での出来事なので違う性格になったらしい。地下室に逃げ込んだしもばやしは、何故かそこに麒麟の田村裕を見つけ、田村は「みんなここに段ボールあるで」と言って段ボールを食い始める、というのは田村の『ホームレス小学生』の影響らしいのだが、その後、地上に出たしもばやしは、街が廃墟のようになっているのを見て愕然。とそこに、キョンシーがただ一人(数詞は「人」でいいのかな?)ピョンピョンとこちらにやって来ることに気づく。それがキョンシーと化したハラダであり、ハラダは立ち止まって、両手を突き出し、「いらっしゃーせー!」って、どんな夢なんだそれ。

ハラダの方は最近夢を見ないらしいのだが、それは酒を飲んで寝るからだそうで、酒を飲んで落ちるのは寝入るのではなく失神するのと一緒であり、つまり寝ているわけではないので疲れが取れないそうだ。

漫才を二つやってからコーナーがある。今日のコーナーは大運動会で、ハラダが赤の、しもばやしが白のTシャツに着替えて様々な種目を競う。観客参加のものが多い。


漫才。
まずは、ハラダが「滋賀県を盛り上げるために知事選に立候補」するようしもばやしに提案する。ハラダは「お前のためならウグイス嬢でもなんでもやったる」と言うのだが、いざ、しもばやしを候補として紹介する段になると、ボートを漕ぐ真似をして、何故か琵琶湖の真ん中で候補紹介を始めようとしたり、サービスエリアを舞台にしようとしたり(滋賀県内のサービスエリアには人が多いが、大半は滋賀県外の人達だそうである)、街中でやるのはいいが「ライバルがいない時間にアピール」ということで深夜2時に行おうとする。
最後は集まった人に袖の下を使ったり、演説が終わったと思ったら園児達の前でのものだったりする。


二つ目の漫才も滋賀県ネタ。滋賀を盛り上げるためにご当地アイドルを作ろうとしもばやしが提案し、ハラダが具体的なプランを語るのだが、女性アイドルグループの名前がE-girls。しもばやしが「E-girlsというグループはもうあるやん」と言うが、ハラダは「字が違うねん。井戸の『井』に伊藤園の『伊』で『井伊ガールズ』」と彦根藩主ネタにしたり、男性アイドルグループ「近江米ふっくら2」とKis-My-Ft2のばった物を提案したり、「ここって近畿? キッズ」と言って、しもばやしに「バリバリ近畿や!」と突っ込まれる。
今度は滋賀県を舞台にしたドラマを作ろうとしもばやしが言い、有名なドラマの滋賀版のタイトルをハラダが挙げるのであるが、「花より男子」が「滋賀より京都」になり(ハラダに言わせると、「知名度」「人口」「観光名所の数」「都市としての規模」「都会度」など全て京都の方が上だそうだ)、「世にも奇妙な物語」が「とても微妙なものばかり」になるらしい。更に朝ドラ「半分、青い。」の滋賀版を「半分、琵琶湖。」と言って、「半分もないわ! 6分の1や!」としもばやしに突っ込まれる。「絶対零度」は「絶対京都」になるそうで、ただ「ひとつ屋根の下」は「ひとつ奈良の上」となり、滋賀は奈良よりは上らしいのだが、奈良県人は奈良県人で「滋賀よりは上」と思っているそうだ。歴史的に見ると天智と天武ということになるだろか。その後は、有名ドラマに似た名前を持つ滋賀県の施設が挙げられていく。
しもばやしがCMを作ろうと提案して、ハラダがCMの内容を演じてみるのだが、すでに廃業になったホテルのCMをやったり、滋賀県人を馬鹿にする京都人の様子が演じられ、「滋賀県人を見下す京都人へ、『琵琶湖の水止めるぞ!』」というACジャパンのCMになったりする。


コーナー「秋の大運動会スペシャル」。まずは客席から男性1人女性1人を選んで、1チーム3人でその場で1人10秒間ダッシュしてバトンを繋ぎ、バトンの先につけた万歩計の歩数を競うというもの。若い人や子ども達の方が有利である。その後も、プラスチックのバットを立てて頭に当て、10回回ってからパン食い競争を行ったり、4人で卓球のドリブルとラリーを行い、4人目が筒型のケースにボールを入れるという競技があったり(元卓球部の男性が出場したが、卓球を辞めてから19年が経過ということで活躍出来ず。というより卓球は基本的にドリブルは反則になるため、やった経験がないと思われる)、パンストの端と端をかぶって引っ張るパンスト相撲を行ったり(途中でDA PUMPの「U.S.A」が流れ、その時は競技を止めて踊る)と様々な種目が行われる。ファミリーレストランの二人ももう40代であるため、一つの種目が終わるごとにヘトヘトになり、水を飲んだり小休憩を入れたりする必要がある。

最後は、借り人競争。観客は事前にアンケート用紙に書かれた「ハイテンション『 』」の『』内を単語一つで埋めておき、茶封筒に入れておく。ファミリーレストランの二人がそれを受け取って舞台上で演じるというものである。
私も、「野洲といったら野洲高校の『セクシーフットボール』だよな」ということでそう書いておき、ハラダが演じることになったのだが、ハラダは「セクシーフットボール」が何か知らなかったようで、単なる「セクシーに行うフットボール」をやっていた。ファミリーレストランのネタに、ボクサーに扮したしもばやしにハラダが「ストレートをセクシーによける」と無茶ぶりするものがあり、それも念頭にあったので良かったりもするのだが、滋賀県住みます芸人であり、野洲で何度も単独ライブを行っていながら、野洲高校の「セクシーフットボール」を知らないというのはあってはならないこと、という程ではないがかなりまずいように思う。ハラダは京都人で、サッカーに詳しくない場合は「セクシーフットボール」がなにかわからなくても仕方ないのかも知れないが、お客さんは野洲の方々で意味は当然知っているだろうし。

結果は、しもばやしチームの勝利となり、しもばやしを応援する席に座ったお客さんが全員舞台上に上がって記念写真を撮るという特典が与えられた。これは嬉しいだろうな。

ラストは先に書いたとおり、しもばやしの一発ギャグ抽選。しもばやしもくじを引いて演じる。同じくじを持っていた5名の方にプレゼントが贈られた。


色々あったが、野洲サイズの都市で毎月こうしたライブが行われているというのは素晴らしいことだと思う。地方創生のモデルとして他の自治体の参考になることだからだ。おらが街の芸人がいて、毎月会うことが出来て、プレゼントも貰える。老若男女みんなで、あるいは家族ぐるみで応援出来る。こうしたことが本当の文化だと思える。ちょっと感動してしまった。


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2018年10月 1日 (月)

笑いの林(105) よしもと祇園花月 「よしもと滋賀県人会」

2018年9月22日 よしもと祇園花月にて

午後7時30分から、よしもと祇園花月で「よしもと滋賀県人会」という公演を観る。その名の通り、滋賀県出身のよしもと芸人が一堂に会する催し。だが、ひょっこりはんや宮川大輔など東京で活躍している芸人は参加していない。

出演は、大木ひびき(彦根市出身)、横木ジョージ(高島市出身)、桂三風(草津市出身)、シンクタンク・近江のこかじろう(東近江市出身)、野性爆弾・ロッシー(守山市出身)、ファミリーレストラン(滋賀県住みます芸人。しもばやしは大津市出身)、ダイアン(愛知郡出身)、きみどり・古田敬一(大津市出身)、月亭八織(大津市出身)。

まずは、シンクタンク・近江のこかじろうと桂三風によるオープニング。
近江のこかじろうは、「イナズマロック祇園支部へようこそ」と言い、滋賀県出身の有名人はこれまで余りいなかったが、野球選手などには増えているという話をする。
桂三風は、草津市の出身なのだが、生まれたのは大津市内で2歳まで大津にいたため、大津出身と名乗りたいそうである。大津商業高校の出身で、当時の大津商業は荒れていたそうだが、商業高校ということで女子が8割を占めていたということもあり、モテモテだったそうである。その後、「京都大学へ進学」と言い、近江のこかじろうに「京大?」と聞かれて、「京都ほにゃほにゃ大学」と誤魔化す。京都学園大学(近く校名変更予定である)の出身だそうだが、在学中に桂三枝(現・文枝)に弟子入りして落語家への道を歩み始めている。

その後、出演者が次々に呼ばれる。ファミリーレストラン・原田だけが現在は大津市在住であるものの、滋賀県ではなく京都市出身である。
きみどり・古田敬一は、良いとこの子だそうで、父親はパナソニックの重役。実家のある場所はパナソニックの重役と医者しか住んでいないような高級住宅地だそうである。
大木ひびきは花道のセリから五木ひろしのナンバーを歌って登場する。

ファミリーレストラン、ダイアン、桂三風によるネタのコーナー。

きみどり・古田敬一と月亭八織が毎回、前説のようなことを行う。
古田敬一によると、ファミリーレストラン・原田は、赤いベンツに乗っているのだが、よくわからないメーカーのタイヤを使っており、中古車で28万円のものという紹介をする。

ファミリーレストラン。原田は、「新車買ったわ、国産の。120回ローンで」と語る。
原田のギャグである「いらっしゃーませー」を観客と一緒に行ってスタート。
しもばやしが、「滋賀のPRソングをTM Revolution」の替え歌で作ろうと提案する。
だが、「体を夏にして」は「琵琶湖のおかげで、ギリギリ耐えてる」、「凍えそうな季節に君は」は「凍えそうな長浜の冬」になる。滋賀県内でも長浜は別格級に寒いそうで、道路が氷結しないよう水を流しており、「あんなん関西じゃない。北陸」だそうである。
「妖精たちが夏を刺激する」は「京都の人が滋賀を刺激する。大阪府からは無視される。こうなったなら最後の手段だ。琵琶湖の水を止めたろかい!」と滋賀県人あるあるネタを繰り出す。

原田がしもばやしにバス釣りの仕方を習うというネタ。何故か原田がブラックバス役をやる。ブラックバスがルアーに釣られそうになった時、「騙されちゃ駄目!」という声がする。声の主は同じ外来魚のブルーギルで、駆除される運命にあることを告げる。ここでルアーが何故か人格を持ち、悪役のセリフを原田が発し始める。ルアーの原田がしもばやしの下部として振る舞うため、しもばやしは、「俺が一番の悪役みたいやないか!」と突っ込む。
ハチャメチャな展開になったのに、原田が「バス釣りって面白いな」とボケたところで終わる。

きみどり・古田敬一が、ダイアン・西澤が男なのに短大卒(嵯峨美術短大)という話をするが、古田も短大に進んでおり、しかも中退したという話をする。指定校推薦で短大に進学したのに中退してしまったため、古田の出身校からの指定校推薦進学枠が半永久的に取り消しになってしまったそうだ。

ダイアン。喫煙のマナーが悪い人も多いということで、津田が禁止区域で煙草を吸う人、西澤がそれを注意する人を演じる。
西澤は、いきなり煙草を取り上げて津田の額に火を押し当てたり、注意しているのに自分は煙草を吸っていたり、注意しながら実は立ちションをしているという変な人を演じる。

桂三風。高校生の頃に落語研究会に所属しており、学校内でかなり受けたことから素人大会にも参加。大賞は貰えなかったが奨励賞などは受章出来たということで落語家を目指し、桂三枝の才能に惚れ込んで弟子入りをしたという。漫才師を目指すにはNSCに行けばいいが、落語の場合は今も弟子入り制度。「新婚さんいらっしゃい」のスタジオに押しかけて弟子入りしたそうだ。三枝の場合は、「いらっしゃーい」と言ってすぐに弟子にしてくれたそうである。
三枝は創作落語を得意としており、三風も独自の落語を行おうということで、参加型落語というのを編み出したそうである。要はお客さんに声を入れて貰うのである。
テレビショッピングという設定で、三風が腕を押し出す仕草をした時に観客が「オー(感嘆)」と言い、腕を引いた時には「エー!(驚き)」という言葉を発して貰う。
テレビショッピングのはずなのだが、実は押し売りネタである。最後は警察も「押し売り判定機」なるものの押し売りを始めてしまう。

コーナー。大喜利である。「あいうえお作文」を行い、しかも滋賀県絡みにするというもの。
出演は、きみどり・古田敬一、月亭八織、大木ひびき、近江のこかじろう、野性爆弾・ロッシー。司会は桂三風が務める。お客さんに行を指定して貰い、あいうえお作文を行う。
指定されたのは「かきくけこ」
きみどり・古田「観光に行って」、月亭八織「きれいな景色を見て」、大木ひびき「苦労人が多い」、近江のこかじろう「景色がきれい」、野性爆弾・ロッシー「今年もよろしくお願いします」で、ベスビオ火山噴火級の大惨事。大喜利をやるなら、慣れているか、頭の回転の速い人を集めないと無理なようである。
ということで、「忘れて下さい」ということになってしまった。

近江のこかじろう、横木ジョージ、大木ひびき、桂三風による滋賀トーク。
大木ひびきが子供の頃には、彦根市内を馬が歩いていたそうで、国鉄彦根駅の駅舎の一部に馬を繋いでおくところがあったそうである。横木ジョージの生家は、以前は馬を飼っていたそうである。桂三風が子供の頃は草津線はまだSLだったという。
横木ジョージは、若い頃は滋賀銀行に勤めており、奥さんとも滋賀銀行での職場結婚だったという。小学校5年生の時に、ハンカチを使ったマジックを見て、「将来、マジシャンになる」と決めたものの、「安定した仕事に就きなさい」と言われて銀行員へ。しかし、30歳になったら辞めてマジシャンになると決めていたという。横木ジョージは昭和29年生まれで、30歳になった昭和59年はバブルが始まった頃でマジックの仕事も多かったそうだ。ちなみに、マジシャンの場合は、師弟関係ではなく、今でも先生と生徒の間柄になるという。
若い頃の大木ひびきは、彦根駅前にあった「岡部」というラーメン屋を気に入っており、「ここより美味い店はどこにもないだろう」と思っていたが、大阪に出たら岡部より美味しい店はいくらでもあったそうである。
大木ひびきは、最初は歌手に憧れて大阪に出たものの、オーディションにはかすりもしなかった。だが、その帰り道に寄った花月で中田ダイマル・ラケットの漫才を見て、背中に稲妻が走ったかのような衝撃を受け、その場で漫才師になることに決めたそうだ。

ラストは、「琵琶湖モーターレース」。ローラーの付いた可動式の椅子の両面にモーターボートの絵を貼り付け、一人がそれに乗り、一人が押して、コーンの置かれたところを回って戻ってくるというリレーゲーム。全員のタイムが1秒半を切れば成功なのだが、結果は1分56秒。道具もチャチだし、今ひとつ締まらない終わり方となった。


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2018年8月11日 (土)

笑いの林(104) 「祇園ネタ」&祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」 2018年8月1日

2018年8月1日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」を観る。よしもとのアプリであるラフピーで貯めたポイントを交換しての無料での観覧。

「祇園ネタ」の出演は、コロコロチキチキペッパーズ、ヒューマン中村、トレンディエンジェル、桂坊枝、宮川大助・花子(登場順)。


コロコロチキチキペッパーズ。ナダルが早口言葉に挑戦するも、「松尾芭蕉少々小食」や「年々ねんねんころり」といった聞いたこともない早口言葉を言い始めてしまい、よく知られた早口言葉は全く言えないという展開である。

ヒューマン中村。お得意のフリップ芸を披露。「だんだんしょぼくなる」。「夢」というお題で、少年時代「お父さん、僕、将来プロ野球選手になりたい」→中学生「修学旅行までには彼女が欲しい」→成人「ここにソファ置こう」と年を重ねるにつれてスケールダウンしていくというネタである。「不安」では、「明日受験だ、どうしよう」→「(駅前で)自転車盗まれたらどうしよう」→「あの、僕のウーロンハイ通ってます?」になる。そして「絶望」では、「会社をリストラされてしまった。明日からどうしよう」→「ドラマの最終回、録画するの忘れた」→「あー、やっぱり自転車盗まれてる!」で循環する。
続いて、「悪口しりとり」。悪口を言われたらしりとりで返すというもの。「あれ、おまえいたの?」→「のっけからいたよ」、「きも!」→「もっと言って!」、「あれ? その服昨日も着てなかった?」→「多分、明日も着るよ」、「お前、爆弾作ってない?」→「いくつ作ったと思う?」
地味な芸人ではあるが、かなり笑いを取っていた。


トレンディエンジェル。斉藤司が歌が得意ということで、今日誕生日の人と聞いて手を上げた10歳の少女のために「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を歌う。思いっきりナルシストな態度で、客席から「怖い! 怖い!」という声が上がるが、確かに歌は上手い。次いで、ポケモンGOネタ。斉藤がピカチュウをやるのだが、やたらと渋い態度で煙草を吸ってはポイ捨てしたりする。ピカチュウはピカチュウでも正体はピカッとした中年だったりする。


桂坊枝。落語よりも、「10分しか仕事をしない」「15分、20分仕事をすると怒られる」という話の方が印象的である。「楽な仕事ではあるが、お金にはならない」とも言う。
「落語は漫才とは違いまして、すぐには面白くならない。物語がありまして落ちがある。もう面白くなるかな、もう面白くなるかなと思っているうちに私の落語は終わっております」と自虐ネタもやる。


宮川大助・花子。大助も年なので色々と病気をする。背中の病気で手術をしたそうだが、花子に「背開きで」と言われる。以前は脳内出血で倒れたこともあったのだが、花子に「びっくりしたわ、脳ないのに出血って」
大助は鳥取県境港市出身なのだが、境港は水木しげるの出身地で「妖怪ロード」があり、花子に大助の母親は砂かけ婆などと勝手に紹介されてしまう。
現在は二人は奈良県の生駒の山奥に住んでおり、大助は植物を育てていて毎朝、水をやるという。花子は「雨の日でも水をやる」と嘘をつく。イノシシが現れることもあるのだが、ある日、イノシシが家のチャイムを押して玄関のドア越しに中を覗いていたという。実はイノシシではなく大助の母親だったということに花子はしてしまっていた。


祇園吉本新喜劇「歓迎されないお義兄さん!?」。出演は、川畑泰史(座長)、諸見里大介、井上安世、小寺真理、中條健一、前園健太、たかおみゆき、山田花子、帯谷孝史、白原昇、今別府直之、親泊泰秀、音羽一憲、大塚澪、松元政唯、速見めぐみ。
花月うどんが舞台である。舞台下手の壁にお品書きが貼られており、上手にも一品ずつメニューが貼られているのだが、上手と下手のメニューが一致していないのが気になる。単なるイージーミスだと思うが。

花月うどんの店主は井上安世。だが、元々は兄の健一が店をやっていたのだが、5年前に多額の借金をこしらえて逃亡してしまったのである。安世は泰史と結婚し、今日アルバイトとして入ったばかりの諸見里大介と三人で店をやろうとしている。諸見里大介は滑舌が悪いのだが、失言したときも全て滑舌のせいにしようとする。
安世の妹の真理は、吉本物産の御曹司である前園健太と婚約している。しかし、健太の母親のみゆきと秘書の山田花子は真理の兄が借金を作って逃亡したことを知り、破談にしようとしていた。

やくざの子分役の白原昇が、相変わらず演技が出来ておらず、そもそも佇まいが不審ということで公開だめ出しされる。白原の存在のおかげで目立つことはなかったが、前園健太の演技もかなり素人くさいものであった。諸見里大介などは個性を生かして伸びているが、吉本新喜劇の若手男優陣は将来が不安である。
一方で若手女優陣は、演技力や笑いのセンスはともかくとして美形が揃い、マドンナの座を巡るバトルが今後繰り広げられそうな予感がある。 ちょい役での出演だったが、大塚澪は声楽が特技だそうで、今日もソプラノ歌手の発声を披露していた。

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2018年6月 1日 (金)

笑いの林(103) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&祇園吉本新喜劇「空き巣犯を逮捕しろ!」 2018年5月26日

2018年5月26日 よしもと祇園花月にて

午後3時30分から、よしもと祇園花月で「祇園ネタ」と祇園吉本新喜劇「空き巣犯を逮捕しろ!」を観る。昨日、夜も遅くなってからチケットを取ったのだが、い列(2列目)3番という席であり、土曜日ではあるがチケットは余り売れていないようである。祇園花月ににとっては団体客が生命線であるようだ。


祇園ネタの出演者は、ニューヨーク、プリマ旦那、ガレッジセール、ティーアップ、桂文枝。

ニューヨーク。突っ込みの屋敷裕政は同志社大学の出身である。
憧れのドラマのシーンを演じるという設定で、黙って海外留学に出掛ける彼女を引き留めるという設定なのだが、ボケで引き留め役の島佐が滅茶苦茶なことを言って、結局止められないというものである。


プリマ旦那。例によって河野が「お笑いをやっていなかったら教師になりたかった」という話をし、河野が教師役を野村が不良生徒役を演じるのだが、野村が煙草を吸っているとみせて「人差し指と中指を近づけたり遠ざけたりしているだけ」だったり、煙草を吸っているという設定に変えると「留年を重ねて今24歳」という設定にしてしまったりする。
河野が「ちゃんとした不良やれ!」と言うと、野村は「はあ? ちゃんとした不良? 不良やぞ、良でないっていう。ちゃんとした不良がどこにおんねん?」と突っ込まれていた。


ガレッジセール。今日はコントをやる。川田が沖縄の不動産屋の主、ゴリが転勤で沖縄に来たサラリーマンという設定である。沖縄の音楽を掛けて踊りまくっている川田。ゴリは「沖縄の不動産屋さんってこんなにハイテンションなのか」と戸惑う。川田は契約がまとまったり洒落が成立した時は音楽を掛けて踊ることにしているという。
ゴリが「海が見える」物件を希望すると、川田はすぐに該当する物件を紹介するのだが、なぜか「インド洋に面した」部屋である。当然ながらインドにある。インドから沖縄までは通えないので別の物件にして貰うと、今度はユニットバスの物件を紹介される。ユニットバスは「UB」で表記されているのだが、「HB」表記の部屋もある。ハブのことだそうで、沖縄らしさの演出のよう。ゴリが「ハブはいらない」と言うと、川田は「ハブは省く」とだじゃれを言ってラジカセのスイッチを押して踊りだそうとしてしまう。今度は100ヘーベーの部屋を紹介されるが、よく見ると100ヘーベーではなく、100べーへーで、100人の米兵がガードにつくのだそうだ。セコムに入るよりも安心らしい。


ティーアップ。今日も長谷川が「女が男の裾持って歩いてる」と言って、前田に「裾いったら(ズボンの)ここや」といって、袖と直される。
車の当たり屋のネタをやるのだが、二人とも直前で止めたり避けたり当たったら謝ったりと、どうしても普通の人を演じてしまう。


桂文枝。西城秀樹が亡くなったという話から入り、「ローラ」の西城秀樹が63歳、「僕たち男の子」の郷ひろみが62歳、「改札口で君のこと」の野口五郎が62歳(「別に歌わなくていいんですが」と自身に突っ込んでいた)ということで時の流れの速さを感じるという。
年を取ると、耳鼻咽喉科に通うことが多くなるのだが、先日、ある耳鼻咽喉科で検査を受け、「もうそろそろ軽いのどうですか?」と言われたという。なんことかと訝しんでいると、「補聴器を付けてみないか」ということだったらしい。文枝はセカンドオピニオンということで別の医者に行き、検査でもずるをしようとしたのだが、結果はやはり「補聴器を付けた方がいい」、そこで3件目の耳鼻科に行き、検査の時に「音が鳴らなくてもボタンを押す」作戦に出たのだが、検査室のドアががらりと開いて、「まだ鳴らしてません」と言われたそうだ。吉本屈指の音楽好きである文枝だけに補聴器は嫌なのではないだろうか。
耳鼻科は耳の遠い人が多いので、呼び出しの声も「吉村さーん! 吉村さんいらっしゃいますか!」と他の科に比べて声が大きいそうだ。また文枝の横に座っていたおじいさんが、「今、中田って呼びませんでしたか?」と受付に聞いていたそうだが、「中田さーん!、中田さーん!」と呼び出しがあっても隣のおじいさんは動かない。そこで文枝が「中田さんて呼んでますよ」と教えたのだが、「わしゃ田中や」とわけのわからない展開になったそうである。
文枝も声が小さくなり、張りもなくなったように感じる。


祇園吉本新喜劇「空き巣犯を逮捕しろ!」。出演は、内場勝則(座長)、浅香あき恵、信濃岳夫、青野敏行、佐藤太一郎、鮫島幸恵(ゆきえ)、伊賀健二、前田真希、タックルながい、安尾信乃助、新名徹郎、カバ、チャーリー浜。

信濃岳夫が花月交番勤務の警官、内場勝則が新任の警官という設定である。内場の方が年上だが、内場は転職組なので階級は信濃の方が上だ。信濃には鮫島幸恵という彼女がおり、幸恵は毎日信濃にお昼ご飯のお弁当を届けてくれるのだが、内場は幸恵に「ほっともっとの方?」と勘違い発言をしてしまう。交番の向かいの喫茶店は浅香あき恵が、年配アルバイトの青野敏行と共に経営している。青野は若い頃放蕩者で、妻と息子を捨てて家を飛び出し、あちこちを転々としていた。
近くで空き巣事件が多発しているというので、県警の刑事である伊賀健二と前田真希が見回りにやってくる。内場は「刑事ってやっぱり渾名で呼び合うんですか?」と聞き、伊賀は「犯人を捕まえるのが早いのでハヤブサと呼ばれています」というが、内場は「もっと速い方がいい、顔もそんな感じだし、新幹線」と決めてしまう。前田真希は「潜入捜査が得意なので潜入の真希」と呼ばれているそうだが、内場は「貧乳の真希?」
青野の息子の名前だが、今は母方の苗字である佐藤を名乗って、佐藤太一郎であることがわかる。そこに佐藤太一郎を名乗る男が現れて……。

今回も台本は突っ込みどころだらけで、出演者の持ち味で見せる芝居であった。まあ、軽演劇だから台本が出しゃばってはいけないだろう。

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2018年3月 1日 (木)

笑いの林(102) 「超・笑激的!SP! ~人気芸人達のネタとコーナーライブ~」 2018年2月24日

2018年2月24日 大阪・なんばのYES THEATERにて

午後2時から、大阪・なんばのYES THEATERで、「超・笑激的!SP! ~人気芸人達のネタとコーナーライブ~」を観る。
出演は、ネイビーズアフロ、ラニーノーズ、吉田たち、桜 稲垣早希、ゆりやんレトリィバァ、見取り図、学天即、かまいたち、モンスターエンジン(登場順)。今回はコーナーはネタの出演者とは別の若手芸人達が務める。

ネイビーズアフロ。二人とも京都市立堀川高校を経て神戸大学を出ている高学歴コンビである。皆川が「誕生日当日に振られた」というので、はじりが彼女に扮してその時の様子を再現するのだが、はじりが演じる彼女が「ハッピーバースデー! お誕生日おめでとう!」と言うと、皆川が「同じこと2回いうの? サハラ砂漠と一緒? サハラも砂漠って意味だから砂漠砂漠だもんね? あ、フラダンスもそうだ! フラはダンスって意味だからダンスダンス」と蘊蓄がうるさい。はじりが「お手紙書いてきた」というと皆川も「俺も!」と返すが、皆川が書いたのは未来の自分への手紙。そして午前0時になると自分が自分宛に書いた手紙を読み始めるなど、明らかに袖にされそうな男子を演じていた。

ラニーノーズ。ギターネタが多いラニーノーズだが、今回は音楽ネタであるがギターは用いない。
ヒロミという女性に振られた山田は、洲崎と共に登山に来る。山田が「ヤッホー!」と叫ぶと山彦が帰ってくるのだが、「It's a Beautiful Day」と言っても山彦は帰ってこない。
洲崎は「山に登り慣れてるから山彦操れるねん」と言って、「下手なボイスパーカッション」をやるとパーカッションで奏でた音が帰ってくる。そして、洲崎はヒロミとつき合い始めたことを告白する。

一卵性双生児の漫才コンビ、吉田たち。こうへいが「歌が上手いとモテる」というので、一人カラオケなどで練習しているというが、歌ってみると上手くない上に、ゆずの「夏色」の歌詞を「ゆっくりゆっくり火を付ける」と1番と2番をごっちゃにしたものを歌って、ゆうへいに「なんや、そののんびりした放火魔は?」と突っ込まれる。
KinKi Kidsをキンキキキキッズと言い間違え、「硝子の少年」を歌い出すが、出だしを2番冒頭のメロディーで歌ってしまい、2番を歌うと「絹のようなバスストップ」と1番の歌詞を混ぜて歌ってしまう。ゆうへい「なんやその上質そうなバスストップは? シルキーバスストップか?」

桜 稲垣早希。今日は「キスから始めよう」をやる。持ち時間が短めであるため、エヴァンゲリオンネタはカットして、途中のアンパンマンとバタコさんの下りから行う。「ドラえもん」のジャイアンとしずかちゃんの壁ドンはかなり受けていた。今日は、一休さんの「慌てない慌てない一休み一休み」というセリフがラブホテルで一休みという意味で使われるというネタが久しぶりに復活していた。

ゆりやんレトリィバァ。街角で見かけるちょっと迷惑な人ネタをやる。「傘、横に持つな!」、「エスカレーターで昇っている人、一番上でちょっと止まるの止め!」といった人達を挙げる。その後で突然踊り出して笑いを取るのだが、どういう動きをしたら人が笑うのかよくわかているようだ。

見取り図。盛山が「都道府県あるある」というゲームをやろうと提案する。都道府県の名称を挙げて、その都道府県にゆかりのものを挙げていくというゲームである。「大阪だったらたこ焼きという風に」。相方のリリーが都道府県の名前を言い、盛山が答えるのだが、
リリー「愛媛」
盛山「みかん」
リリー「香川」
盛山「うどん」
リリー「徳島」
盛山「鳴門」
リリー「高知」
盛山「坂本龍馬」
リリー「愛媛」
盛山「なんで、四国だけ?」
となる。
今後は盛山が都道府県を挙げることになるが、
盛山「鳥取」
リリー「鳥取砂丘」
盛山「山形」
リリー「山形砂丘」
盛山「宮城」
リリー「宮城砂丘」
と砂丘だらけになってしまう。
今度はリリーが「出雲大社以外で、島根」と言うが盛山は「ないよ! 無理!」

楽天即。四条が小学校時代のことを聞かれて、「賢かった。勉強出来た。図工、音楽、体育、道徳みな100点」と言って、奥田に「みんな副教科」と指摘される。
奥田が「トントンとやって振り返ってたら指立ててる」という小学生がよくやるいたずらを語るが、四条が奥田の肩をトントンとやり、奥田が振り向くと四条は思いっきり中指を立ててみせ、奥田に「違う違う、お前の中学校、治安悪かったん? デトロイトの中学校やったん? よく道徳100点やったな」と言われる。

かまいたち。山内が「この間、UFJ行ったらゾンビが出てきて」とハロウィンの話をするが、濱家に「UFJやなくてUSJやろ。UFJにゾンビ出たら、そりゃびっくりするわ。ゾンビが残高確認してるのか」と突っ込まれる。だが山内は自分ではなく濱家がUSJとUFJを間違えたという展開に持ち込もうとして、「僕が言い間違えたとしたらなんでこんなに堂々としてるの?」と開き直る。
だが、山内が再度、同じ話をしようとすると「UFJ」とまた間違えてしまい、濱家に「間違えてるやん!」と頭をはたかれて終わる。

モンスターエンジン。西森が、「最近は芸人も副業をしていることが多いので副業を始めたい。パン屋をやりたい」というのだが、特にパンに詳しいわけでも思い入れがあるわけでもない。目指すパンに関しても「外はもちっと中はかりっと」など理想論を述べるばかり。新しいパンに関してもマヨネーズコーンなど、すでのあるパンを語ったり、卵ロールの上に蟻を乗せるなど、誰も買いに来そうにないパンを提案したりしてしまう。店名は「ノーパンライフ」だそうだが、相方の大林が「ノーパン、ノーライフやろ(パンは英語ではないので、そうした言い方も存在しないのだが)。ノーパンライフやったらノーパンでの生活や」と突っ込むも西森は「そのつもりだった」と答えていた。


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2018年2月26日 (月)

笑いの林(101) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」2018年2月15日

2018年2月15日 よしもと祇園花月にて

12時30分から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇・川畑座長の京都伝統工芸新喜劇「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」を観る。

「祇園ネタ」の出演は、ヘンダーソン、ギャロップ、桜 稲垣早希、矢野・兵動、月亭八方(登場順)

ヘンダーソン。子安が氷川きよしに似ているという話(氷川きよしのバッタもんと紹介される)をしてから、中村も嵐の二宮和也に似ているという話をするのだが、客席からは微妙な反応。少なくとも「よく似ている」という印象を受ける人はほとんどいないと思われる。女性はジャニーズ似の判定には厳しいし。
子安が31歳なので結婚したいという話になるが、中村は「でも最近は不倫とか」と話して、子安が不倫をしている夫を中村が奥さんを演じることになるのだが、子安が「ただいま」と言って家に帰ってくると、中村は「ああ、どうも」と言ってすれ違い、出て行くという妙な設定で始まる。後に中村が演じていたのは奥さんの不倫相手だったとわかる。「不倫してるでしょう?」と言われて、「え? なんで?」と答えると確実に不倫しているので、子安は別の反応をするのだが、中村演じる奥さんは「お前こそ不倫してない」と言われて「え? なんで?」と答え、子安に「不倫してるやん!」と責められる。
続いて、中村が「学生時代は楽しかった。戻りたい」と言い、子安が「でも、受験勉強とか大変だった。集中出来なくて」ということで、子安が受験生を演じ、中村が集中を妨げる役をやる。中村は、「石焼き芋、お芋!」と焼き芋屋をやるのだが、「このときめき、好きも嫌いも、この出会いも、酸いも甘いも」と「いも」でライム(韻)を踏むラップにしてしまう。勉強に集中出来ないので子安が文句を言いに行くと、中村は子安を指さして「あ、変な奴来た!」という。だが実は中村の方がハンドルを持って歩いているだけというかなりおかしな人であった。

ギャロップ。林が例によって、「皆さん、生えすぎですね」というボケをやる。林も毛利も結婚していた子供もいるのだが、林は子供から「お父さんはどうしてそんなにツルツルなの?」と聞かれる日が来るのではないかと不安に思っている。毛利が、「これから生えてくるんだよ」と言えばいいと勧めるのだが、「そんなん、半年ですぐばれるやん。生えてくるどころか更に薄くなってる」。毛利が「ネズミに囓られたんだよ」という提案をすると、「お父さん、囓られてる間何してたの? って言われる」と否定する。毛利は今度は「ライオンに食べられたんだよ」という作り話をすると、「獰猛やろライオンは! なんでここ(頭)だけで助かってん? 傷一つなく」
最後は、「コウノトリが持っていたんだよ」という話を毛利がするが、「僕が生まれたせいでお父さん薄くなっちゃったの?」となると林は言い、「なんでお父さんだけ薄くなっちゃったの? 隣近所みんなフサフサなのに」ということになるというので、毛利が「お父さんだけ毛根が弱かったんだよ」と言うと林は、「だったら最初からそれでええやん!」
今日も林が「運動会に行きたい」という話をして、毛利に「そのまんまでか?」と言われる。ハゲ隠しのため、毛利は「帽子かぶれ」→「林「走ってる時に取れたら困る」、毛利「絶対に取れない帽子かぶれ」→林「水泳帽やろ! 水泳帽かぶってたら変やん。『お父さん、今日は陸上ですよ』って言われる」、毛利「バンダナ巻け。テニスの選手はバンダナ巻いてる。松岡修造とか」→林「ここ(頭頂部)丸出しやん! 生えてないとこ隠してる」、毛利「包帯巻け!」→林「6年間ずっと治らない頭の怪我ってなに?」、毛利「かつらでええやん!」→「幼稚園からの知り合いもいるんやで。『うわ、あの人、子供が小学校に入ってからはもともと生えてるってことにしたんや』」

桜 稲垣早希。ずっとアスカのコスプレをしており、矢野・兵動の兵動から、「早希ちゃん、ずっとその格好してるね。ぶれないね」と言われたという話をする。「ロケみつ」にアスカのコスプレをして出演してから10年が経ち、今は34歳。20代の頃は「ああコスプレ、可愛いね」と言って貰えたのだが、30代になると「痛い」と言われるようになったという(ただ早希ちゃんは現在、テレビのレギュラーを3本持っているが、いずれもコスプレはしていない)。ただし中途半端が一番痛いので、40や50になれば突き抜けられると考えており、その時はかつみさゆりのさゆり(尾崎小百合)の「ボヨヨーン!」を持ちネタにしようと考えているという。
ちなみに今日は桟敷席(中2階)のお客さんがいなかったからか、「あんたバカぁー?!」の掛け合いはやらなかった。
「関西弁でアニメ」をやる。今日は中国地方からのお客さんが二人いただけで、関東圏からのお客さんはいなかったようだ。
プロゴルファー猿が何故か関西弁キャラというネタがあるのだが、自分で「猿」と言ってしまうようなトリックスターは得てして関西弁だったりするものだ。

矢野・兵動。やはり東京と大阪の違いの話になり、東京では上品そうな中年の女性が、「兵動大樹さんですね。この間、『すべらない話』見ました。もっと色々お出になれるといいですね」と話しかけてくれるのだが、大阪では30mぐらい向こうからチャリンコに乗ったおばちゃんが、「ひょーどー!!」と叫びながら近づいてきたそうである。通天閣の下では、おじさんが転んで頭を怪我し、血を出しながら担架に乗せられた救急車で運ばれるという場面に出くわしたのだが、そのおじさんは兵動を知っていたようで、「おう! なにしとん?」と本来なら兵動が言うべき内容の言葉を掛けてきたそうである。
ただ東京でも変わったおじさんはいて、横断歩道で信号を待っていたおじさんが、後ろから自転車に突っ込まれ、大腿部にタイヤがめり込んだときに、「そうだと思った」と言ったそうである。
矢野も兵動も48歳だが、若い頃には想像していなかったほど老けたそうで、兵動が新幹線での移動を終えて、なんばグランド花月に向かうため新大阪から大阪市営地下鉄御堂筋線に乗った時のこと。リュックを持っていたので、防犯のためリュックを背負わずに前で抱えた。そして普段はリュックの紐を体に回すのだが、年のせいか無意識に地下鉄車内のポールに回してしまった。そして降りるとき。満員だったので周囲は人だらけ。ポールに紐を回していたので、同然ながらリュックは引っ張られ、兵動は「なんや!」と言ったのだが、人が少なくなると自分のミスだと気づいたそうである。大阪の人はそうした時でも、「すべらんかったな!」と声を掛けてきたそうである。

月亭八方。「京都は寒いですね。今日はこれでも暖かいそうですが風が冷たい。気温も違います。京都は12℃だそうですが、大阪は15℃。ところによっては18℃、あるいは20℃」と嘘の数字を言い始めてしまう。
平昌オリンピックの話から、浅田真央の引退の話になり、「26歳で滑れなくなったから引退する。落語だったら26歳で滑らなくなったら名人ですよ」という話をする。ゴルフの宮里藍の引退の話になるが、「英語なのでよくわかりません。(モチベーションのことを)餅がべたべたになったからということで」。卓球の福原愛については、「もう引退でしょう。ただ、旦那さんがイケメン。台湾のイケメンで。こう・こうけつ(江広傑)、日本語の読みでですよ。向こうの読みだと、ピン・ポンパン(実際は、ジャン・ホンジェである)」
安室奈美恵の引退の話にもなるが、安室奈美恵という名前をど忘れしてしまい、客席から教えて貰っていた。「安室奈美恵のCDの売り上げが642億円。ただケインズ経済の話をしますと、CDを買いに行くまでの交通費、出先での飲食代などを含めると数千億になる。ということは、安室奈美恵が引退することで、その数千億がなくなる。するとその分、消費税を上げなければならない。ということで、本来は安室奈美恵が引退していいかどうか国民投票をしないといけない(?)。で引退が決まったら消費税が上がる」と、バタフライ効果のような話になってしまう。
最後にいつもやる悪天候時の出雲空港までの旅客機内での話もしたが、今日は残り時間の関係か、途中までで終わった。

2月13日から18日まで行われる祇園吉本新喜劇は、京都国際映画祭連携企画として、よしもと祇園花月×伝統産業の日「川畑座長の京都の伝統工芸新喜劇」という特別な上演が行われる。京都市と吉本興業の連帯によって劇中で京都の伝統工芸に関する紹介がセリフに登場し、小道具として京提灯や京駒が用いられる。
その「バタヤンの伝統工芸と娘に秘密は奥が深いのだ!」。出演:川畑泰史、清水けんじ、金原早苗、西川忠志、前田真希、木下鮎美、帯谷隆史、白原昇(しろはら・のぼる)、今別府直之、いがわゆり蚊、山田花子、音羽一憲(おとわ・かずのり)、小寺真理(こてら・まり)。
影アナは、いがわゆり蚊が行ったが、先日、歯が欠けたとのことで、笑いながらのアナウンスであった。

花月うどんが舞台。店主の川畑には鮎美という娘がいるが実子ではない。今は亡き妻の連れ子なのだ。鮎美は高校生になっているが、亡き妻の姉である真希と西川忠志の夫妻が、鮎美を養子にしたいと申し出てくる。川畑はその申し出を断るのだが……。
音羽一憲と小寺真理のカップル、西川忠志と前田真希の夫婦はいずれも着物姿で登場。3月には着物で聴くコンサートがあることや、門川大作京都市長が着物姿で執務を行っていること、みやこめっせの地下1階にある京都伝統産業ふれあい館で現在、着物と展示が行われていることが紹介された。
暴力団・花月組の舎弟として登場した白原昇は新人だそうだが、演技が出来ていない上に挙動不審で、公開ダメ出しが行われ、終演後には川畑座長から「今日が最後の舞台」などと言われていた。


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2018年2月 1日 (木)

笑いの林(100) よしもと祇園花月 「祇園ネタ」&吉本新喜劇「ファーザー、ファーザー」 2018年1月26日

2018年1月26日 よしもと祇園花月にて

12時30分から、よしもと祇園花月で、「祇園ネタ」と吉本新喜劇「茂造のファーザー、ファーザー」を観る。当初は今日は仕事のはずで、前売り券を買っていなかったのだが、早希ちゃんがTwitterで祇園公演の告知を行ったため、急遽、観に行くことに決める。窓口で当日券を買い(2階席す列9番の席であった)、八坂神社にお参りに行ってから、祇園花月に入る。今日は団体客が多く、どちらかというとお弁当を食べるのに熱心な客の方が多数派を占めている。

祇園ネタの出演者は、タナからイケダ、SPAN!、桜 稲垣早希、桂三風、西川のりお・上方よしお。

タナからイケダ。田邊が、「まだ漫才で食べて行けてないんですが」と言った後で、「結婚していて」「子供が3人いて」と続けて、相方の池田に止められる。
池田「『まだ漫才で食べて行けてない』ゆうたやん。『結婚してる』で、奥さん、可哀想ってなってるのに、『子供が3人いて』って、あ、こいつら終わったわ! 思われる」

いつもの野球部の女子マネージャーネタ。自転車に二人乗りのシーンはカットになっている。「忘れ物です」と「渡り鳥です」に変えるネタは今まで一度も受けたところを見ないのだが、なぜか続いているようである。
結構、良いネタだと思うのだが、今日は客層の関係か、タナからイケダとSPAN!の受けは今ひとつであった。


SPAN!は、水本が、「有名人になりたい、顔指されたい(顔を指で指されることを「顔指される」というらしい)」というので、水元が有名人、相方のマコトが顔指す人になるのだが、まことはスクーターで通り過ぎながら「水本!」と叫んだり、「SPAN!の水本さんですよね! SPAN!のマコトです」と相方そのままの設定にしてしまう。
ちなみにマコトとは帰りの京阪電車で同じ車両に乗り合わせたことがあるが、普通の兄ちゃんだった。

次いで、水本が提案する歌しりとり。歌詞でしりとりを行うというもの。まずマコトが「水本の、と」と決めると、水本が「とどまること知らない時の中でいくつもの」とMr.Childrenの「Tomorrow Never Knows」を歌う。水本は切りの良いところまで歌うのだが、マコトは3文字程度で終えてしまうので変になるという展開であった。


桜 稲垣早希。まず「あんたバカぁ~?!」を1階席、2階席、桟敷席の人に分けて言って貰う。ただ、下手側桟敷席の人達が完全なサボタージュを決め込んでいたため、早希ちゃんは、「右!」と突っ込んでいた。
今日は「関西弁でアニメ」をやる。「関東弁でやってるアニメを見ると、『ぷっ!』となる」そうだが、私は骨の髄まで関東人なのでピンとこない。
今日は客層が合うためか結構受けていた。「天空の城ラピュタムスカの「見ろ! 人がゴミのようだ」を変えた、「見ろ! おばはんがおっさんのようだ」はかなり受ける。やはり客は大事である。


桂三風。東京と大阪の比較ネタで、「東京で子供が、『お母さん、なんで電車こんなに混んでるの?』と聞くと、母親は『まだ会社が学校に行く人が沢山いるんでしょう』とお上品に返す。大阪だと、『なあなあ、おかん、なんで混でるん? なあ?』『知るか! アホ!』になる」という枕を語った後で、今時の子供に聞かせる昔話ネタ。
「もう寝なさいと言って、むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。おばあさんが洗濯をしていると川上から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ、と話していると子供はスーッと。ただこれは昭和の子供です。今の子には通じません」
今の子供を寝かそうとしても、「眠くない。え? 眠くないのに寝なさいって君何を言ってるん? と上からの物言いになり、むかしあるところに、『むかしむかしっていつ? 元号あるでしょ、元禄文久明治昭和と。いつ?』『あるところってどこ? 摂津河内和泉丹波といっぱいあるでしょ?』」という風に理屈っぽく聞いてくるらしい。そして、「おじいさんおばあさんって、お父さんお母さんのことだよね。山と川というのは世の中には上と下があるということ」と解説を始めて、親が退屈して寝てしまうというオチであった。


西川のりお・上方よしお。のりおが「私が本当の津川雅彦です」と言ってスタート。よしおのことは「籠池理事長」と紹介していた。
今日も「最近は綺麗な女性が観に来てくれる。以前は、お笑い見に来る女性といったら漫才師よりも面白い顔をしていた。お金払って入るんですね、お金貰えるのに」と言って、「(綺麗な人)1列目、アウト! 2列目、全滅!」とやる。その後、メジャーリーグのネタになり、田中将大はメジャーに入ってから肘を怪我したと言いながらのりおは膝を押さえ、イチローのことをハチローと言い、「奥さんが綺麗。野球選手というと大体、奥さんが美人。その点、元中日の落合監督は立派」と言う。
その後はいつも通り時事ネタ。トランプ大統領のことをトランポリン大統領と言ったり、TPPのことを「おなか下してんの?」と言ったりする。


よしもと新喜劇「茂造のファーザー、ファーザー」。出演は、辻本茂雄(座長)、大島和久、伊賀健二、五十嵐サキ、谷川友梨(たにかわ・ゆり)、桜井雅斗、若井みどり、平山昌雄、奥重敦史、アキ、島田珠代、森田展義、玉置洋行。

例によって旅館が舞台であり、今日からアルバイトに入った茂造が無茶苦茶するという展開。五十嵐サキがまた随分と太ったのだが、年のせいかな? 谷川友梨は、新喜劇の中では新人であるが、芸歴は15年目。元々はまんてんという漫才コンビで活動していたが、解散後に東京・新宿のルミネ新喜劇の座員となり、昨年の3月に新喜劇の金の卵オーディションに合格して大阪に戻ってきたという。
辻本茂雄も東京に進出して2年ほど過ごしていた時があったのだが、水が合わなかったようで、「そん時の悪口ならずっと言える」そうである。

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2018年1月18日 (木)

笑いの林(99) タナからイケダ単独ライブ「神方MANZAI~白虎~」

2018年1月12日 道頓堀ZAZA POCKET'Sにて

午後8時45分から、道頓堀ZAZA POCKET'Sで、タナからイケダ単独ライブ「神方MANZAI~白虎~」を観る。
京都府住みます芸人のタナからイケダ。といっても田邊猛德が3児(うち双子一組)の父ということもあり、現在は大阪に戻っているのだが、京都府内のイベントに参加しているほか、祇園花月でのレギュラー公演、KBS京都への番組出演などを継続している。ということで京都府在住者が応援したくなる漫才コンビである。といっても私は京都人ではなくバリバリの関東人なんだけどね。

京都でも単独ライブを行って欲しいのだが、京都でやっても集客が見込めないということもあり、単独ライブは比較的小さなZAZA POCKET'Sを常打ち小屋のようにしている。

隣のZAZA HOUSEには何度も入ったことがあるが、ZAZA POCKET'Sは初めて。いかにもライブハウス然としているZAZA HOUSEに比べてZAZA POCKET'Sはブラックボックスタイプの小劇場のような感じである(実際にそう使われている)。

登場の挨拶に続き、まずは1本目の漫才。
イケダの方の池田周平が、ミュージシャンに憧れているということで、2週間前に音楽家を志したばかりのノセタカシというミュージシャンに扮してサンメゾン502という場所でライブを行う。田邊は観客役である。
サンメゾン502という場所はマンションの一室。しかもノセタカシの自宅だそうである。ノセは「2階席のみんな!」と呼びかける。ロフトにオーディエンスがいるらしい。更に「寝室のみんな!」と言うが返事がない。田邊が「寝てるんじゃないですかね」と言う。ちなみにお隣の501の住民は壁を叩くことで騒音苦情を言ってくる。
ノセは、「いくぞ! いくぞ!」と連呼するが、それが1曲目の「いくぞ」であったという謎の展開。バンドメンバーの紹介になるが、紹介されるのはノセの父と母で単なる家族紹介に終わる。
ノセの小学校、中学校、高校と一緒だった同級生が昨年、ガンで亡くなったという話をするのだが、「47歳の若さで」と語り、田邊に「え?! お前、今、48なん?! そんで2週間前にミュージシャンになったん? きっしょ!」と言われる。

フリップで8人漕ぎの自転車と、なぜかおじさんが乗っかっている9人乗りの自転車の写真が紹介され、田邊と池田が音声で語る場面の挟み、2つめの漫才。
池田が、「若い女の子の話す日本語が乱れている」という話をするのだが、スターバックスコーヒーのことを「スタコ」と略したり、激怒(「げきど」ではなく「激おこ」)のことを「げきいか」と読んだり、無理に若者言葉を使おうとして変になるというネタである。スターバックスにまんじゅうを持ち込んでいるおじいさんがいたそうで、「まじまんじゅう(まじ卍を間違えて覚えていた)」と言ったかと思えば、「まんじゅう持ち込んだらあきまへん」と急に古くさい言い方になったりする。実はそのおじいさんが親戚だったというオチなのだが、田邊に「なにその謎のオチ」と言われていた。


心霊写真ネタのフリップ&音声ネタは挟んで3つめの漫才。
田邊と池田と後輩芸人2人と計4人で、来週、日帰り旅行に出掛けるそうだが、後輩芸人は二人とも運転免許を持っていないそうで、田邊と池田の二人が運転しなければならないのだが、池田が、「行きしなは俺が運転してやるよ」と言い、田邊に「なに? してやるよ。って俺も行きしなの方が良い。帰り疲れるやん」と言う。池田は「行きしなーいと(息しないと)疲れるよ」とだじゃれで返す。
池田のプランではスキー場に行って6時間スキーをするそうなのだが、その後、温泉に行き(田邊「粋やん!」)、その後、4時間ほど蟹パーティーをしながら酒を飲むのだが、田邊が「俺、飲めへんやん?!」となる。池田は、「俺も飲みたくないねん。でも先輩の俺が飲まんと後輩の二人が飲めへんから」ということで飲むそうで、やはり飲みたいがために田邊を帰りのドライバーにしたいようだ。更にバーに行く予定も入っているようで、田邊に「最初から飲む気満々やん!」と突っ込まれる。


池田がエジプトの滞在2時間の旅行に行ったという設定の写真が出て、音声が流れる。ギザの三大ピラミッドを背景に池田が記念写真に収まっているのだが、ピラミッドを先ほどのおじさんが乗っかった9人乗り自転車が昇ろうとしているという意味不明の絵が出てくる。


最後の漫才。「新幹線のワゴン販売」。田邊がワゴン販売員、池田が客に扮するのだが、池田はワゴンのところまでズンズン歩いてきて注文するというあまりいないタイプの客を演じる。すぐそばにいるひげもじゃのお客さんを池田は、「海賊だ、海賊だ」といじる。田邊は「海賊じゃないですから! 海賊は陸路を通らない!」
で、注文するのだが、「キャベツある? 豚肉ある? 小麦粉ある?」で新幹線の中でお好み焼きを作ろうとする変な客になってしまう。「大阪に住んでて東京に行くのに2時間半掛かるっていうからその間に」お好み焼きを作ろうと考えたそうだ。池田は、大阪銘菓「りくろーおじさん」の焼きたてチーズケーキをお土産として10人分持っているのだが、それだけでは足りないようで、「コーヒー容れて、ホットで10人分」と社内販売のコーヒーをお土産にしようとする。更に先ほどのおじさんを「海賊が陸路を取ってるから、りくろーおじさんだ」と茶化して、田邊はつい「あの人は、りくろーおじさんじゃありません! 海賊です!」と言ってしまう。
田邊はポテトチップスを勧める。関西限定の関西だし醤油味である。やはり10個買おうとする池田だが、田邊に「4000円です」と言われて、「高!」と普通の反応。田邊に突っ込まれていた。


ラストはコーナー。池田軍団格付けランキング。池田の子分のようなものであるTHIS IS パンのTHIS IS 岡下、絶対アイシテルズのラブおじさん、マユリカ・中谷、ニメートルズの欅が参加する。
まずは、池田の良いとこしりとり。池田の良いところをしりとりで挙げていくのだが、池田が指定した「池田の『だ』」に岡下は、「大事な子供を三人抱えて頑張っている」と言って、田邊に「それ俺や!」と突っ込まれていた。その後、語尾が「る」になる言葉が続くのだが、岡下が「ルーマニア人……だっけか」と言って、「ん」でアウトになりそうだったが、結局タイムアウトまで続いた。

次は、「池田が最近、一番驚いたこと早押しクイズ」。タイトル通り、池田が最近、一番驚いたことを当てるのだが、池田自身が答えを忘れているというハプニングがある。答えは、「ニメートルズ・欅の結婚披露宴に行ったところ、客が芸人しかおらず、昔なじみは一人も呼ばれていなかったこと」。欅は余り売れていない芸人だといういうのが恥ずかしくて、昔なじみを一切呼ばなかったらしい。

最後は、様々な飲み物を池田軍団のメンバーが飲んで、飲み残しを池田がちゃんぽんにして一人で飲むというもの。飲み物の中には、コーラ、オレンジジュース、栄養ドリンク、コーヒーなどの他に、だし汁、青汁、タバスコドリンク、センブリ茶などがある。THIS IS 岡下がタバスコドリンクをトマトジュースだと勘違いして一気飲みするというハプニングがあったが、飲み残されたのはコーヒー、青汁、センブリ茶。混ぜて飲むのだが、「ザリガニがいる池みたいな色」と中谷が言い、田邊も「深泥池(京都市の北部に太古からある池。心霊名所としても有名である。読みは「みぞろがいけ」と「みどろがいけ」の2種類があるが、田邊は「みぞろがいけ」を採用していた)の水みたい」と例える。
池田の感想は、「苦いけど、後からコーヒーが鼻に抜けてくるから」案外美味しいらしい。センブリの苦さはコーヒーの苦みによって中和されるようだ。

ランキング1位は、なぜかこの場にいないマルセイユ・津田に決定。池田が津田に向けて書いた「風邪を引いてないですか、私は風邪を引かないよう気をつけていたら、めばちこ(ものもらい)が出来てしまいました」という変な内容の感謝状が朗読された。


タナイケさんも、3年後ぐらいにはM-1チャンピオンを狙えるだけの力はあるように思う。

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