カテゴリー「映画音楽」の13件の記事

2016年12月28日 (水)

「スター・ウォーズ」より“レイア姫のテーマ”

キース・ロックハート指揮BBCコンサートオーケストラの演奏。BBCプロムスでの映像です。

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2016年12月15日 (木)

武満徹 「乱」より

武満徹作曲による黒澤明監督作品「乱」の映画音楽。「乱」はシェイクスピアの「リア王」の翻案です。黒澤明は、予めラッシュフィルムにクラシック音楽をつけておき、「これによく似た音楽を書いてくれ」と注文することが多かったのですが、これもそのケースです。この映像には出て来ませんが、マーラーの交響曲第1番「巨人」第3楽章ほぼそのままの葬送行進曲が出てきたりします。そのことで武満は不満だったのですが、黒澤は武満が好きではなかったティンパニの多用を要求。出来上がった音楽をスタジオで試聴している際に薄笑みを浮かべている黒澤を見た武満は激昂。「あなたのような人とはもう二度と仕事はしない!」と言ってスタジオを飛び出し、関係は破綻しました。

話は変わりますが、「乱」のラストシーンに出てくる少年は、若き日の野村萬斎(野村武司)です。

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2016年10月10日 (月)

アントン・カラス(ツィター) 映画「第三の男」ハイライト

史上屈指の名画「第三の男」のハイライト映像。音楽はオーストリアの民族楽器ツィターの演奏家にして作曲家であるアントン・カラスによる「第三の男のテーマ(ハリー・ライムのテーマ)」。日本ではヱビスビールの音楽として知られています。

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2016年8月 3日 (水)

伊福部昭 「SF交響ファンタジー第1番」

遠藤浩史指揮六甲フィルハーモニー管弦楽団(アマチュアオーケストラ)の演奏です。指揮を務めた遠藤浩史がWeb上にアップした動画です。

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2016年6月24日 (金)

「夢二」のテーマ 「花様年華」より

沢田研二が竹久夢二を演じた映画「夢二」(鈴木清順監督作品)。その「夢二」のテーマ音楽を王家衛監督が香港映画「花様年華」で再度使用。全編に渡って流れる「夢二」のテーマが作るミステリアスな雰囲気が映画に奥行きを与えています。作曲は梅林茂です。

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2016年6月 7日 (火)

坂本龍一 「The Revenant」メインテーマ

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2016年1月16日 (土)

world's end girlfriend(featuring湯川潮音) 「君をのせて/ナウシカ・レクイエム」

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2015年8月20日 (木)

映画「スエーデンの城」テーマ曲

フランソワーズ・サガンの戯曲を原作にしたフランス映画「スエーデンの城」のテーマ曲です。レイモン・ル・セネシャルの作曲。映画よりもテーマ曲の方が有名というケースは多いですが、これもその一つに挙げられると思います。それにしても昔はスウェーデンをスエーデンと表記していたんですね。

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2015年1月12日 (月)

The Piano Guys 「Let It Go」&ヴィヴァルディの「四季」より“冬”

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2014年12月20日 (土)

コンサートの記(167) アサヒビールpresents佐渡裕芸術監督プロデュース2013「ジルヴェスター・ポップス・コンサート」 キース・ロックハート指揮 新妻聖子(ヴォーカル)

2013年12月30日 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて

午後3時から、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで、アサヒビールpresents佐渡裕芸術監督プロデュース2013「ジルヴェスター・ポップス・コンサート」を聴く。ジルヴェスターとはドイツ語で大晦日のことであり、今日は大晦日ではないが(語源からいくと大晦日ではある。旧暦は基本的に30日までしかないためである。旧暦には存在しないが、31日を表すと三十余り一日である)、明日も同一プログラムの公演があり、そちらが本当の本番で、カウントダウンもKOBELCO大ホール内で行われる。今日は正式にはジルヴェスター・イヴ・ポップス・コンサートということになる。

ジルヴェスター・ポップス・コンサートの演奏を受け持つのは、当然ながら兵庫芸術文化センター管弦楽団。指揮はボストン・ポップス・オーケストラの常任指揮者を28年の長きに渡って務めているキース・ロックハートである(「協力:ボストン・ポップス・オーケストラ」という記述が無料パンフレットにある)。ライトクラシックや映画音楽、ミュージカル・ナンバーを中心としたプログラム。ミュージカル・ナンバーを歌い上げるのは、日本を代表するミュージカル女優である新妻聖子である。司会を上村美穂が担当する。なお、今日、明日とテレビ収録が行われ、後日放送される予定である。

舞台後方にスクリーンがあり、そこに曲のタイトルや、ミュージカルナンバーの訳詞や歌詞が映し出される。舞台上方に星形にライトが並べられており、その下にスクリーン。左右にはオーストリアの国旗を90度傾けたような赤と白のストライプの幕が下がっている(舞台演出:小栗哲家。俳優である小栗旬の実父である)。

曲目は、前半が、ジョン・ウィリアムズの「雅の鐘」、ルロイ・アンダーソンのライトクラシック3曲(「舞踏会の美女」、「ブルー・タンゴ」、「そりすべり」)、ロジャースの「回転木馬」のワルツ(ウォーカー編曲)、バーリンの「ショウほど素敵な商売はない」(ベスターマン編曲)、ラーナー作曲&ロウ作詞の「マイ・フェア・レディ」よ“踊り明かそう”(ヴォーカル:新妻聖子)、ハマースタインⅡ世作詞&ロジャース作曲の「サウンド・オブ・ミュージック」より“サウンド・オブ・ミュージック”(ヴォーカル:新妻聖子)、ロジャース作曲の「王様と私」より“シャル・ウィー・ダンス?”(カレッジ編曲)、クロード=ミシェル・シェーンベルク作曲(佐野秀典編曲)&ブーブリルとクレッツマー作詞による「レ・ミゼラブル」より“夢やぶれて”(ヴォーカル:新妻聖子)、ライ作曲(丸山和範編曲)&ダリオン作詞の「ラ・マンチャの男」より“ラ・マンチャの男~我こそはドン・キホーテ”(ヴォーカル:新妻聖子)、ウォレン作曲(セベスキー編曲)の「フォーティーセカンド・ストリート」

後半は、ホワイティング作曲(ジョン・ウィリアムズ編曲)の「ハリウッド万歳!!」、スタイナー作曲(モーリー編曲)の「風と共に去りぬ」より“タラのテーマ”、ジャール作曲の「アラビアのロレンス」序曲、ホーナー作曲(スタロビン編曲)の「タイタニック」より“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”、エルマー・バーンスタイン作曲の「荒野の七人」組曲、そして、ロックハートの前のボストン・ポップス・オーケストラの常任指揮者、現・桂冠指揮者でハリウッド映画音楽作曲の第一人者であるジョン・ウィリアムズのトリビュートとして、「スター・ウォーズ」、「ジョーズ」、「スーパーマン」、「ハリー・ポッターと賢者の石」、「レイダース/失われたアーク」、「E.T.」の聴き所を抜粋したものが演奏される(ラヴェンダー編曲)、次はディズニー映画「ピノキオ」の「星に願いを」(ハーライン作曲、和田薫編曲)、そして、ロックハート、新妻聖子、上村美穂と共に聴衆も歌う「一緒に歌おう 名作映画主題歌集」(セベスキー編曲)が来る。「一緒に歌おう 名作映画主題歌集」に登場するのは、「時の過ぎゆくままに(As Time Goes By)」(「カサブランカ」)、「「雨にぬれても」(「明日に向かって撃て」。正式には主題歌ではなく挿入歌である)「ムーン・リバー」(「ティファニーで朝食を」。これも挿入歌という形でオードリー・ヘップバーン本人が口ずさんでいるものの方が有名。オードリー・ヘップバーンは歌は苦手であり、本人が歌っているのはこの映画のシーンだけであとは吹き替えである)、「追憶(The Way We Were)」(同名映画の主題歌)、「ケ・セラ・セラ」(「知りすぎた男」。挿入歌である)、「ジッパ・ディ・ドゥー・ダー」(「南部の唄」)、「虹の彼方(Over the Rainbow)」(「オズの魔法使い」)。邦訳よりも原題の方が有名な曲もある。

クラシックの曲だとややこしい拍子の曲(例えば第九の「歓喜の歌」は、実は8分の6拍子という、比較的難しい拍子で書かれている)や変拍子だらけの曲があったりするのだが、ライトクラシックや映画音楽、ミュージカルは基本4拍子、たまに二拍子や三拍子で、特に難しい拍子が用いられることはない。4分の4拍子は楽曲の基本で頻出するため、楽譜には4分の4ではなく、Cに似た記号が用いられる。
ロックハートの指揮も、ノンタクトで、拍子を刻んでいくという正統派のもの。たまにパフォーマンスとして飛び上がったりする。
18年前にボストン・ポップス・オーケストラの指揮者となった頃のロックハートは甘いマスクで人気を集め、コンサートホールには若い女性の黄色い声や、「結婚して!」などのラブコールが飛び交ったことでも知られるが、それから18年経ったロックハートは年相応に少し太り、53歳のちょっといけてるおじさんという印象である。今日はサスペンダーの付いた濃紺の服で指揮をする。指揮者というより作業者のような格好である。「雅の鐘」を演奏した後で、客席の方に向き直って、「こんにちは」と日本語で挨拶し、「大掃除は終わりましたか?」とこれも日本語で言って笑いを取る。

兵庫芸術文化センター管弦楽団の女性奏者は、みなカラフルな色のドレスで登場。今日はコアメンバーとされる現役の奏者(兵庫芸術文化センター管弦楽団は在籍期間基本3年と決まっているユース・オーケストラ&アカデミー・オーケストラであり、コアメンバーは3年が経つと他のオーケストラに移籍するか、ソリスト、アマチュアなどに転向することになる。日本のオーケストラは人事権が強く、欠員が出たときのみ募集が行われるため、任期終了後は日本ではなく海外に飛び出す人も多い)の他に、レジデント・プレイヤー、アフィリエイト・プレイヤー、アソシエイト・プレーヤーといった違いが余り良くわからない元団員や、ジャズなどに強い、エキストラ・プレーヤーを含めての演奏である。第1ヴァイオリンはコンサートマスターの豊嶋泰嗣(コンサートマスターはコアメンバーからではなく有名奏者を招く場合が多い。今日もそうである)を除くと女性奏者ばかりである。日本の場合、基本的に芸術大学や音楽大学、音楽学部などは女子学生の比率が圧倒的に高いので、結果としてオーケストラメンバーも女性の方が多いということになる。

在籍期間が短いプレーヤーばかりだと、どうしても成熟した音色やそのオーケストラならではの魅力に乏しくなるが、オーディションを勝ち抜き、更にこれからより良いオーケストラへと移ろうという意気込みに溢れた人が多いのでメカニックは優秀である。

兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールの音響はやはり素直な響きがして良い。

新妻聖子は、前半は黒いズボンの上に、前にスリットの入った赤いドレスという、今年、京都コンサートホールに出演したときと同じ衣装。後半はピンクのドレスで、これも京都コンサートホールで歌ったときと同じであった。「私はまだ大掃除が終わっていません」と挨拶して笑いを取る。
今日も、甘く、伸び伸びとした歌声が魅力的。

「レ・ミゼラブル」より“夢やぶれて”は、スーザン・ボイルが歌った抜粋版ではなく、レチタティーヴォ入りのミュージカルオリジナル版での歌唱であった。

後半の第1曲「ハリウッド万歳!!」は、映画音楽としてよりも「アメリカ横断ウルトラクイズ」の音楽として有名である。

「アラビアのロレンス」序曲であるが、先日、ロレンス役を演じたピーター・オトゥールが亡くなったばかりであり、図らずも追悼演奏ということになった。

ボストン・ポップス・オーケストラの前任指揮者であり、アメリカを代表する映画音楽作曲家のジョン・ウィリアムズの映画音楽を立て続けに演奏される前に、ロックハートは上村美穂の通訳付きで、「前任者が、あの偉大なジョン・ウィリアムズということで、ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者に選ばれた時は、恐縮するというか、身が縮こまる思いだったよ」と語る。上村が「よろしくお願いします」と言うと、ロックハートは「わかりました」と日本語で返して笑わせる。推進力とダイナミズム溢れる素晴らしいジョン・ウィリアムズ作品の演奏であった。

有名映画のナンバーを聴衆と共に歌うという試みは、ボストン・ポップス・オーケストラの中興の祖ともいうべきアーサー・フィドラーが始めたもので、大好評だという。

無料パンフレットにも歌詞が載っており、スクリーンにも歌詞が映し出される。

有名ナンバーであるため私も歌う。というより私が一番張り切っていたような気もする(「雨に濡れても」と「追憶」はカラオケでも良く歌い曲だったりする)。

新妻聖子は客席通路に降りて歌ったりもし、ロックハートと上村美穂はロックハートのリードでソーシャルダンスをしたりする(その間は演奏はオーケストラ任せ)。

アンコールでは、まずスーザの「星条旗よ永遠なれ」が演奏され、新妻聖子のヴォーカルによる「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」、最後は「鉄腕アトム」マーチが演奏され、スクリーンにも歌詞が映され、聴衆が歌う。新妻聖子も上村美穂この曲に関しては自らは歌うことなく、終始、客席にマイクを向けていた。

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