カテゴリー「映画音楽」の14件の記事

2017年11月26日 (日)

楽興の時(17) 「テラの音 圓光寺第10回公演」

2017年11月19日 左京区北白川の真宗大谷派圓光寺にて

午後4時から、北白川にある真宗大谷派圓光寺で、「テラの音(ね) 圓光寺第10回公演」を聴く。今日は弦楽四重奏のコンサートである。
真宗大谷派圓光寺から、北に歩いて20分ほどのところに、紅葉の名所としても知られる臨済宗圓光寺があり、混同されることが多いそうだ。樋口住職によると、真宗大谷派圓光寺は、1970年に西本願寺のそばから北白川に移ってきたそうである。

北白川は、京都大学の教授達が疎水沿いに住んだことに端を発する高級住宅街であるが、真宗大谷派圓光寺があるのは、白川通より東の茶山の裏手であり、「熊出没注意」の看板もある山深いところである。京都の街は少し位置が変わるだけで表情が大きく変わる。

出演は全員、同志社女子大学学芸学部音楽科のOGである、高木玲(第1ヴァイオリン)、牧野貴佐栄(まきの・きさえ。第2ヴァイオリン)、野田薫(ヴィオラ)、桜井裕美(チェロ)の4人。弦楽四重奏曲は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが並ぶ布陣になることが多いが、今日は下手から時計回りに、第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンと並ぶヴァイオリン両翼のポジショニングである。
トークは、テラの音主催である牧野貴佐栄が受け持ったが、牧野さんは一週間前に風邪を引いてしまったそうで、濁声であった。


曲目は、第1部が、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーブス幻想曲」、モーツァルトのディヴェルティメント K.136、モーツァルトの歌劇「魔笛」より夜の女王のアリア(「復讐の心は炎と燃え」)と「パパパの二重唱」、プッチーニの「菊」、ハイドリヒ名義の「ハッピーバースデー変奏曲」。第2部が、菅野よう子の「おんな城主 直虎」のテーマ、伊福部昭の「ゴジラ」よりメインテーマ、久石譲の「もののけ姫」よりと「いのちの名前」(「千と千尋の神隠し」より)、荒井由実の「ルージュの伝言」(「魔女の宅急便」より)、幸松肇の「日本民謡組曲」(「さんさ時雨」、「ソーラン節」、「五木の子守唄」、「茶切節」)


全員、大学の音楽科卒で、ある程度のレベルは保証されているもののプロの専業演奏家ではないため、感心するほどの出来映えにはやはりならない。ただ、曲目がバラエティに富んでいて楽しめる。

第1部のラストでは、「新たに作曲された」という設定で、「ハッピーバースデー」の変奏曲が3曲演奏される。ハイドリヒ名義であるが、おそらくはメンバーによる編曲で、名義はスティーヴンソンのハイド氏と弦楽四重奏の父・ハイドンに由来するのだろう。3曲目はドヴォルザークの「アメリカ」カルテットを模した編曲であった。


第2部では、スタジオジブリの映画音楽が並ぶ。「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」は観ているが、「魔女の宅急便」はまだ観ていない。ジブリ作品自体、観たことのないものの方が多い。


「日本民謡組曲」。私の好きな「五木の子守唄」が入っている。被差別階級(農奴同然)の子守女の悲哀が歌われている曲であり、演奏も入魂といった感じで良かった。


アンコールとして、さだまさしの作曲で山口百恵の歌唱でも知られる「秋桜」が演奏された。

テラの音(ね) 真宗大谷派圓光寺10回記念公演

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月28日 (水)

「スター・ウォーズ」より“レイア姫のテーマ”

キース・ロックハート指揮BBCコンサートオーケストラの演奏。BBCプロムスでの映像です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月15日 (木)

武満徹 「乱」より

武満徹作曲による黒澤明監督作品「乱」の映画音楽。「乱」はシェイクスピアの「リア王」の翻案です。黒澤明は、予めラッシュフィルムにクラシック音楽をつけておき、「これによく似た音楽を書いてくれ」と注文することが多かったのですが、これもそのケースです。この映像には出て来ませんが、マーラーの交響曲第1番「巨人」第3楽章ほぼそのままの葬送行進曲が出てきたりします。そのことで武満は不満だったのですが、黒澤は武満が好きではなかったティンパニの多用を要求。出来上がった音楽をスタジオで試聴している際に薄笑みを浮かべている黒澤を見た武満は激昂。「あなたのような人とはもう二度と仕事はしない!」と言ってスタジオを飛び出し、関係は破綻しました。

話は変わりますが、「乱」のラストシーンに出てくる少年は、若き日の野村萬斎(野村武司)です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月10日 (月)

アントン・カラス(ツィター) 映画「第三の男」ハイライト

史上屈指の名画「第三の男」のハイライト映像。音楽はオーストリアの民族楽器ツィターの演奏家にして作曲家であるアントン・カラスによる「第三の男のテーマ(ハリー・ライムのテーマ)」。日本ではヱビスビールの音楽として知られています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 3日 (水)

伊福部昭 「SF交響ファンタジー第1番」

遠藤浩史指揮六甲フィルハーモニー管弦楽団(アマチュアオーケストラ)の演奏です。指揮を務めた遠藤浩史がWeb上にアップした動画です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月24日 (金)

「夢二」のテーマ 「花様年華」より

沢田研二が竹久夢二を演じた映画「夢二」(鈴木清順監督作品)。その「夢二」のテーマ音楽を王家衛監督が香港映画「花様年華」で再度使用。全編に渡って流れる「夢二」のテーマが作るミステリアスな雰囲気が映画に奥行きを与えています。作曲は梅林茂です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月 7日 (火)

坂本龍一 「The Revenant」メインテーマ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月16日 (土)

world's end girlfriend(featuring湯川潮音) 「君をのせて/ナウシカ・レクイエム」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年8月20日 (木)

映画「スエーデンの城」テーマ曲

フランソワーズ・サガンの戯曲を原作にしたフランス映画「スエーデンの城」のテーマ曲です。レイモン・ル・セネシャルの作曲。映画よりもテーマ曲の方が有名というケースは多いですが、これもその一つに挙げられると思います。それにしても昔はスウェーデンをスエーデンと表記していたんですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月12日 (月)

The Piano Guys 「Let It Go」&ヴィヴァルディの「四季」より“冬”

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

2346月日 | DVD | YouTube | …のようなもの | おすすめCD(TVサントラ) | おすすめサイト | おすすめCD(クラシック) | おすすめCD(ジャズ) | おすすめCD(ポピュラー) | おすすめCD(映画音楽) | お笑い | アニメ・コミック | アメリカ | アメリカ映画 | イギリス | イギリス映画 | イタリア | ウェブログ・ココログ関連 | オペラ | カナダ | グルメ・クッキング | ゲーム | コンサートの記 | コンテンポラリーダンス | コンビニグルメ | サッカー | シェイクスピア | シベリウス | ショートフィルム | ジャズ | スペイン | スポーツ | ソビエト映画 | テレビドラマ | トークイベント | ドイツ | ドキュメンタリー映画 | ニュース | ノート | ハイテクノロジー | バレエ | パソコン・インターネット | パフォーマンス | パーヴォ・ヤルヴィ | ピアノ | ファッション・アクセサリ | フィンランド | フランス | フランス映画 | ベルギー | ベートーヴェン | ミュージカル | ミュージカル映画 | ヨーロッパ映画 | ラーメン | ロシア | 中国 | 中国映画 | 交通 | 京都 | 京都市交響楽団 | 伝説 | 余談 | | 動画 | 千葉 | 占い | 台湾映画 | 史の流れに | 哲学 | | 大河ドラマ | 大阪 | 大阪フィルハーモニー交響楽団 | 学問・資格 | 室内楽 | 小物・マスコット・インテリア | 広上淳一 | 心と体 | 意識について | 携帯・デジカメ | 政治・社会 | 教育 | 散文 | 文化・芸術 | 文学 | 文楽 | 旅行・地域 | 日本映画 | 日記・コラム・つぶやき | 映画 | 映画音楽 | 映画館 | 書店 | 書籍・雑誌 | 書籍紹介 | 朗読劇 | 来日団体 | 東京 | 楽興の時 | 歌舞伎 | 正月 | 歴史 | 海の写真集 | 演劇 | 無明の日々 | 猫町通り通信・鴨東記号 | 祭り | | 笑いの林 | 第九 | 経済・政治・国際 | 絵画 | 美容・コスメ | 美術回廊 | 習慣 | 能・狂言 | 花・植物 | 芸能・アイドル | 落語 | 街の想い出 | 言葉 | 趣味 | 追悼 | 邦楽 | 野球 | 関西 | 雑学 | 雑感 | 韓国 | 韓国映画 | 音楽 | 音楽劇 | 食品 | 飲料 | 香港映画