カテゴリー「京都」の46件の記事

2017年5月16日 (火)

第180回「鴨川をどり」

2017年5月10日 先斗町歌舞練場にて

午後4時10分から、先斗町歌舞練場で、第180回「鴨川をどり」を観る。明治5年に始まった鴨川をどりは、以前は春・秋の年2回公演を行っていたため、五花街の舞踏公演の中でも最多の公演数を誇っている。他の花街の踊りに比べて演劇的要素が濃いのが特徴。

鴨川をどりを観るのは約12年ぶりである。


今回の演目は、「源平女人譚(げんぺいにょにんものがたり)」と「八千代壽先斗町(やちよはなのぽんとちょう)」。作:今井豊茂、振付:尾上菊之丞、作曲:常磐津文字兵衛、作詞:藤舎呂船&藤舎名生。

「源平女人譚」は、木曽義仲(源義仲)と正室の巴御前、側室の山吹、平中三位資盛(織田信長が織田氏の祖とした人物でもある)とその側室である卿の局が中心となる。
まず、丸に揚羽蝶の平氏の家紋の入った部隊で、平資盛(演じるのは市楽)と卿の局(朋佳)の別れと、山吹(久加代)が卿の局を捕らえるまでが描かれる。
第二場は、木曽義仲(豆千佳)の陣。丸に二引きの木曽源氏の家紋が描かれた陣幕が描かれている。資盛が巴御前(もみ蝶)に捕らわれてくる。義仲は猫間中納言こと藤原光隆(市兆)をもてなすのだが、木曽出身の義仲は田舎料理を出し、猫間中納言を驚かせる。巨大なおにぎりを猫間中納言が食べるシーンではある工夫がなされている。

義仲が卿の局に惹かれていることを知った山吹は、貴船神社で卿の局を呪うための五寸釘を打っている。そこへ義仲と卿の局が病の調伏のためにやって来て……。

その後の展開は書かないでおくが、移動を描く際に役者が動くのではなく、大道具が変わっていくという見せ方が面白かった。
「源平女人譚」は、女歌舞伎や邦楽版宝塚歌劇という趣である。


「八千代壽先斗町」は、今年が大政奉還150年ということで、幕末が描かれる。こちらは踊りの方がメインである。
舞妓達の舞(リズムはコンチキチンである。ラストでは「ええじゃないか」が歌われる)が終わった後で、ひな祭りの内裏雛(市乃&あや野)の場となる。その後、鶴ヶ城天守の絵をバックに会津の娘子隊の舞があり、更に西郷吉之助を慕う仲居のお玉の舞(背景の掛け軸には「敬天愛人」の文字がある)、お玉と西郷吉之助((久富美)は、「面白き事もなき世を面白く」という高杉晋作の歌に合わせて踊る。そして二条城では将軍・徳川慶喜(豆千佳)が大政奉還を決意する。
最後は、勢揃いで舞が披露される。静と動の拮抗する見事な空間が目の前に広がった。

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2017年5月 6日 (土)

「京都文化力プロジェクト推進フォーラム」@ロームシアター京都サウスホール

2017年4月26日 左京区岡崎のロームシアター京都サウスホールにて

午後1時から、ロームシアター京都サウスホールで、「京都文化力プロジェクト推進フォーラム」を観る。ネットで申し込んで、葉書が届いた人が参加出来るというシステムになっている。
 
まず、茂山千五郎家による狂言「千鳥」が上演される。先日、フェスティバルホールでも茂山千五郎家によって上演されたばかりの演目であるが、演者が異なる。出演は、茂山千三郎、茂山逸平、鈴木実。背景なしでの上演である。
主人(鈴木実)が、金がないのに「お前、酒屋の主と顔見知りだからなんとかしろ」と太郎冠者(茂山千三郎)を酒屋に使いに出す。酒屋の主(茂山逸平)相手になんとか酒樽をものにしようと、酒樽を千鳥に見立てたり山鉾に見立てたりとあらゆる手を使い……。

終演後、茂山千三郎が司会のイワサキマキ(漢字は不明)に呼ばれて登場。イワサキの「なぜ『千鳥』を選ばれたんですか?」という問いに「なんででしょうね?」と答えるが、「この作品は京都が舞台で、京都から見た地方(尾張国津島神社)の姿が描かれているから」というようなことを語っていた。


続いて、主催者あいさつ。山田啓二京都府知事、門川大作京都市長、立石義雄京都商工会議所会頭の3人が挨拶を行った。


リレー対談「京都の文化力」。京都大学総長である山極壽一(やまぎわ・じゅいち)が進行役を担当して、大蔵流狂言師の茂山千三郎、料理研究家の杉本節子、京都国立博物館長である佐々木丞平の3人と、1対1でリレー形式で対談していく。

まず一人目の茂山千五郎と山極壽一の対談。山極壽一はゴリラ研究の専門家なのだが、狂言方の腰を落とした姿勢がゴリラを連想させると述べる。山極は、「西洋人は背筋を伸ばして胸を張ってという感じですが、日本人はお辞儀もこうやって(背をかがめて)しますし、なんかこう、縮まった感じ」と言う。茂山千三郎によると、西洋人相手に狂言のワークショップを行ったりもしているのだが、西洋人は足が長すぎて、日本人狂言方と同じような姿勢を取ることは「物理的に不可能」だそうである。実はチェコのプラハには白人のみによる狂言のプロ団体もあるそうだが、「腰が全体的に高い」そうである。茂山は、日本人は床に座り、部屋の中でも裸足になるということから、床の文化に着目しているという。
日本文化研究で知られるドナルド・キーンが1952年から2年ほど京都に滞在して狂言に入れ込み、「青い目の太郎冠者」と呼ばれたことなども話題として登場した。


二人目である杉本節子。四条室町にある重要文化財・杉本家住宅の出身である。町屋は軒が低いのだが、これは太陽の光が直接差さないようにということを山極が話して始まる。京都は夏暑く、冬寒いのだが、町屋は夏向けに特化した構造で、夏には涼しい風が家の中を抜けるようになっているそうである。京都の場合、夏は熱中症対策をしないと死に至るが、冬は寒くても凍死するほどではないということで、「冬は寒いけど我慢してくれ」ということなのだろう。北海道などの場合はこれとは真逆になる。
杉本家住宅の先代のご当主は、井上章一の『京都ぎらい』に登場するのだが、杉本節子の感覚だと、「京都」というと、「祇園祭で山鉾を出す山鉾町」というイメージだそうである。山極壽一は、「いろんな京都があっていい」と語った。


最後となる佐々木丞平。京都は人口約147万人であるが、首都のあった街としては人口が少ないという話から入る。ただ、これは悪いことではなくて丁度良いサイズだという風に話は進む。
自然も多くあり、山もあって車で30分も走ると山奥に着いてしまう。それでいて中心部は都会的である。そうした様々な要素が詰まっているのが京都というものなのだという。

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2017年4月28日 (金)

祇園甲部歌舞練場「祇園・花の宴」

2017年4月11日 祇園甲部歌舞練場玄関棟・別館&八坂倶楽部にて

祇園甲部歌舞練場へ。

祇園甲部歌舞練場本館(劇場棟)は現在、耐震対策工事中だが、玄関棟と別館、南にある八坂倶楽部では特別公開「祇園・花の宴」が行われており、玄関棟で行われてる土産物展やNHKによる都をどりの映像上映には出入り自由。また今年は京都芸術劇場春秋座で行われている都をどりの本番を観た人は、春秋座で配られたチラシ(無料券)を見せれば八坂倶楽部や別館にもただで中に入ることが出来る。

八坂倶楽部内では、八坂女紅場に通う舞妓の卵達の手による書や短歌などが見られる他、茶室が設けられており、庭園にも降りることが出来る。

日に数度、別館座敷のミニステージで芸舞妓による舞の披露と、ツーショットが撮れる撮影会が行われている(撮影会に参加するには500円を払う必要がある。私は撮影会には参加しなかった)。
午後4時からの公演を観る。舞の時も写真撮影はOKである。
祇園甲部の芸舞妓は都をどりに総出演しているが、都をどりはローテーション制であり、降り番の人が祇園甲部歌舞練場の座敷で舞を披露する。

今日の出演は、芸妓が紗月、舞妓が紫乃。紗月が「君に扇」を紫乃が「花笠」を舞い、最後は二人で「祇園小唄」を披露する。
舞妓さんの踊りは可愛いが、芸妓さんの舞は凄い。芸妓・紗月の舞は動きにも表情にも無駄が全くなく(常に魅力的な顔つきと仕草なのである)、流石としか言いようがない。

2階建ての建物である八坂倶楽部の2階からは、庭園で咲き誇る桜の木数本が眺められて、実に気分が良い。

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2017年4月27日 (木)

「都をどり in 春秋座」2017年4月3日

2017年4月3日 京都芸術劇場春秋座にて

午後4時30分から、京都芸術劇場春秋座で、「都をどり in 春秋座」を観る。
祇園甲部の都をどりは、その名の通り祇園甲部歌舞練場で毎年行われているのだが、今年は祇園甲部歌舞練場が耐震対策工事で使えないため、井上八千代が教授を務める京都造形芸術大学内にある、京都芸術劇場春秋座で行われることになった。
1日3回公演で、午後4時30分開演の回が、その日の最終公演になる。

これまで、先斗町の鴨川をどり、祇園東の祇園をどり、宮川町の京おどりは観ているが、一番の老舗である都をどりは観ていなかった。何故といっても大した理由があるわけではなく、たまたま観る機会がなかったのである。
ただ、場所を変えての都をどりは今後いつまたあるかわからないし、春秋座には歩いて行けるということで、観に行くことにした。

毎年テーマを決めて行われる都をどりであるが、今年は春秋座が洛北にあるということで、「洛北名所逍遙(そぞろあるき)」という題で、「置歌」(今年はこれから演じられる洛北の光景が歌われる)、「貴船川床納涼」、「鞍馬山牛若丸兵(いくさ)修行」、一乗寺にある「圓光寺錦紅葉」、大原の「寂光院懐旧雪」といった演目が上演される。最後は洛北ではなく、「甲部歌舞練場盛桜」である。
今日は2階席の下手側バルコニー席。ということで、残念ながら花道が見えない。ただ、踊り手が花道にいる時間は比較的短いため、贅沢を言わなければ楽しめる席である。
2階下手側バルコニー席には白人の観客が多く陣取っている。

「置歌」、「貴船川床納涼」と純粋な踊りが続くが(「貴船川床納涼」では蛍が舞うという演出がある)、「鞍馬山義経兵修行」には筋書きがある。鞍馬山で修行している牛若丸(里美)を母である常盤御前(孝鶴)が訪ね、「父親の義朝の敵を必ず討つように」と告げる。常盤御前が去ると、鞍馬の天狗がやって来て、牛若丸に勝負を挑む。牛若丸の腕に感心した天狗達は牛若丸に秘伝の兵法を授けるというものである。

「圓光寺錦紅葉」の舞台となる圓光寺は、春秋座から徒歩15分ほどのところにある臨済宗の名刹。開山は徳川家康であり、家康公の名前は謡に登場する。

「寂光院懐旧雪」は、建礼門院徳子が主人公。大原寂光院に閑居している建礼門院徳子(まめ鶴)が、高倉天皇(そ乃美)と過ごした日々(懐旧の平徳子を舞うのは豆千鶴)を懐かしむというものである。

ラストの「甲部歌舞練場盛桜」は、人海戦術で華やかに決めた。

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2017年2月 5日 (日)

楽興の時(13) ロームシアター京都オープン1周年記念イベント「Kyoto Gathering」

2017年1月31日 左京区岡崎の京都モダンテラスにて

午後6時から、ロームシアター京都パークパレス2階にある京都モダンテラスで、ロームシアター京都オープン1周年記念イベント「Kyoto Gathering」に参加する。写真、映画、音楽などの芸術を取り上げる催し。映画監督の林海象(京都造形芸術大学時代に見知った関係である)、女優の鶴田真由、DJ・作曲家&プロデューサーの沖野修也(おきの・しゅうや)らが参加する。バンド演奏は、Based on Kyoto.とNAOITO☆.Aの2組。


京都モダンテラスに入るのは初めてである。入ってすぐに林海象とバッタリ出会ったので挨拶。林さんは、「取材?」と聞く。取材ではないが、色々なものに接して取り入れようとしているのは事実である。林監督が「取材?」と聞いたのは、おそらく私が色々聞く性分だったからだと思われる。林監督にお目にかかるのは13年ぶりぐらいである。Facebookで繋がっているので、そう遠い感じはしなかったのだけれど。林監督は少し小さくなられたように見えた。林監督は元田中で「バー探偵」という店も経営されているのだが、私は酒が飲めないので行きようがない。

鶴田真由さんも普通にいる。舞台でお見かけした時には気がつかなかったのだが、小柄な方である。

芸術紹介のイベントなのだが、参加者は多くは賑やかに歓談しており、写真や映像をじっくり見ている人は余りいない。

沖野修也のDJタイムが1時間ほど続く。ジャズセッションの音楽が流れていたので、私もコードに合わせて口笛を吹いたりした。


午後7時過ぎから、まず、写真のイベントが行われる。スクリーンが降りており、そこに写真が投影される。
まずは、志津野雷(しづの・らい)による水の写真集『ON THE WATER』(青幻舎)からの映像。その他にバスク地方(フランスとスペインの境にある地域。著名な出身者にモーリス・ラヴェルなど)の男性などの写真もある。
 
鶴田真由は、「今日、新幹線で来たんですけど、富士山が見えたので、写真を撮ろうと思ったら(撮っている間に)すぐ終わってしまって」と言って、写真を撮る時も「撮るよりまず見る」ことが大切だというようなことを語っていた。
 
アラーキーこと荒木経惟の最新作も投影される。荒木経惟は近年は病気のため、自宅から出ることもままならないそうだが、自宅にオブジェを置いて、それを撮ることで活動を続けているという。


続いて映画のイベント。まず、鶴田真由が監督したドキュメンタリー映画の予告編3本が流される。それぞれ、日本の伝統工芸である染め物、石垣島の女性、アイヌの人々の姿を収めている。
鶴田真由は、「現代に生きることに慣れてしまって、他の部分が弱っているような気がする」と語る。ポール・ボウルズ原作、ベルナルド・ベルトリッチ監督の「シェルタリング・スカイ」にも繋がる考え方である。

林海象監督は、日本映画は京都が発祥の地であることを述べ、牧野省三が日本各地を巡回上映していたと語る。更に京都モダンテラスのある左京区岡崎について、「夜に来るところじゃない」と語る。左京区岡崎は白河上皇の時代に、京・白河と並び称された白河の地である。六勝寺という、6つの「勝」の寺の入る寺院がかつては建ち並んでいた。今でも岡崎は平安神宮を始めとする神道、金戒光明寺や真宗大谷派岡崎別院などの寺院、更には新宗教の施設も多い宗教地域でもある。
林監督によると、「今でも祇園の石塀小路なんかに行くと、新選組の幽霊が出るといわれている」と語る。ただ、「一番会いたい人って、もういない人じゃない」とも言う。野田秀樹の「パンドラの鐘」にも、「(亡くなった知り合いに会ったら、退きながら嫌悪の)おお! ではなくて(手を取って喜びの)おお!」だろうというセリフを書いている。映画の宗教的側面である。村上春樹もエッセイでそうしたことを書いている。なんだか人の意見ばかり引用しているようだけれど。
林監督は、下鴨神社で映写会も行っているという。「神様は映画知らないから(映画が出来たのは100年ちょっと前に過ぎないという意味)」ということで、映画を神事として奉納したのだという。下鴨神社の関係者も喜んで協力してくれたそうだ。

林監督の映画「BOLT」の予告編が流れた後で、同じく林監督による短編映画「GOOD YEAR」が上映される。上映時間は23分である。出演は、永瀬正敏と月船さららの二人。子役二人も登場するが重要な役ではない。2014年12月24日の山形が舞台。永瀬正敏演じる男は零細工場を営んでる。その工場には「幽霊が出る」という噂や「水槽には人魚がいる」などという噂がある。
品川ナンバーの車に乗った女(月船さらら)が、雪道でハンドルを取られ、零細工場のそばに突っ込む。男は女を助け、工場内に運ぶ。シューベルトの「アヴェ・マリア」の音に気づいて女は目覚める。女は自分の名前を「あべ・まりあ」だと告げる……。

林監督が、山形にある東北芸術工科大学(京都造形芸術大学の姉妹校)の教授を務めているということもあって、雪の山形で撮られた映画である。東北ということで東日本大震災にも触れている。

私が、ちょうど今取り組んでいる戯曲に少し重なる部分もある。
ラストはバンドタイム。ノリノリである。Based on Kyoto.もNAOITO☆.Aも変拍子の多い曲を奏でる(4分の4拍子の曲もある)。空いたスペースでは人々が踊り、一昔前のディスコ(クラブよりもディスコだろうな)のようになっていて楽しい。私も拍を取りながら動いた。

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2017年1月31日 (火)

笑いの林(80) 「大(だい)どすえらいぶ」

2017年1月15日 よしもと祇園花月にて

午後7時から、よしもと祇園花月で、「大(だい)どすえらいぶ」を観る。副題は、“京都にゆかりのある芸人が仕切られる夜”であり、京都出身もしくは京都に関係のある芸人達が、京都の地名をコンビの名前としている祇園と、初代京都府住みます芸人であるタナからイケダの二組をゲストとして招いて行う公演である。これまでも各々のコンビがしきり役を行う「どすえらいぶ」というものが行われていたそうだが、今回の公演は、その集大成となる。

出演は、祇園とタナからイケダの他に、ネイビーズアフロ、コーンスターチ、ツートライブ、ミキ。

まずは祇園とタナからイケダを除いた「どすえらいぶ」組が総出演して、自己紹介を行う。中には祇園花月史上最低の入りを記録したコンビもいるそうだが、まだそれほど有名な芸人達でもないので、ソロでやっても集客がそれほど見込めないのは仕方ない。今日も入りは良いとは言えないが、雪の中で行われた公演ということを考えるとかなり健闘した方ではないだろうか。

ゲストのタナからイケダと祇園が呼ばれてのトーク。12人中10人が京都ゆかりの人ということになる。祇園の木﨑太郎は「ぎりぎり京都」と言いつつ大阪府枚方市の出身なのだが(京都市と大阪市の中間に位置する枚方市は立場的に微妙であり、大阪市民から「枚方は京都みたいなもんやろ」と言われる一方で、京都市民からは「絶対に大阪!」と拒絶されたりしている)、龍谷大学中退であるため、京都市内通学者だった時期はあったのだと思われる。タナからイケダの池田周平は大阪府堺市出身だ。
ネイビーズアフロの皆川勇気が最近テレビによく出ているという話になる。皆川は「テレビに出ても女装した役なので誰にも自分だと気づかれない」という話をしたそうだが、それが膨らんでしまったらしい。
そこで、ネイビーズアフロが「陳謝」というネタをやることになる。ネイビーズアフロは二人とも神戸大学卒のインテリコンビである。羽尻紘規(はじり・ひろき)が頭の良い女性が好きだということで、その女性と待ち合わせしている。そこへ、皆川演じる彼女がやって来たのだが、時間のことも「丑の刻(丑の刻は真夜中なので多分、午の刻のことなのだろう)」という武士口調の女性で、待ち合わせに遅れたことも、「陳謝」と言って詫びる。

実は、ネイビーズアフロの今日のネタにも「陳謝」は含まれていたので、「陳謝」を2度観ることになった。


漫才やコントの内容も書けると良かったのだが、余り良く覚えられなかったため、祇園とタナからイケダのネタのみ書き記しておきたい。

祇園は木﨑が例によってナルシストキャラとして登場。ただ木﨑は背が低いのでマイクを下げる必要がある。
木﨑は客席に、「キザキッス(投げキッス)、キザキッス、一つ飛ばさないでキザキッス」をする。誰でもウェルカムであるらしい。
そして木﨑は唐突に、「私の名前はヒロミ」と一人芝居を始め、相方の櫻井健一朗に止められる。
改めて木﨑の一人芝居。「私の名前はヒロミ。東京都内の大学に通う女子大生。大学に入ったら、ホワホワのパンケーキのような甘いキャンパスライフを送れるものだと思っていたら(櫻井に「偏差値22くらいの大学や」と言われる)、実際は友達も出来ず、家と大学を往復するだけの日々。あ、母親から電話。『もすもす(訛っている)、わたす。今? とってもハッピー』」と嘘をつく。
ヒロミの家に宅配便が届く。やたらと大きな荷物だが、木﨑は段ボールから飛び出す仕草をして、「君の彼氏、木﨑太郎だよ!」とサプライズ(?)な展開(??)。
ヒロミが目覚める。夢だったのかと思ったら、まな板を包丁で叩く音がする。木﨑がキッチンで朝食を作っていた。木﨑はヒロミに「おはよう。私のマイハニー」と言い、木﨑の一人二役のヒロミは「私のマイダーリン」と返して、櫻井に「マイは私のという意味や。重複している。偏差値低い」と言われることになる。


タナからイケダ。田邊猛徳が、「キザキッズの後はマイクが低いですね」と言ってスタンドマイクの位置を調整してから、「スマホは凄い」という話になる。会話できるアプリがあるので、池田周平がコンピューターの声を担当してやり取りをするのだが、池田が最初は訛っていたり、「名前を教えてください」と言って田邊が「タナベ・タケノリ」と答えると、「タナ/ベタケノリ」と、ぎなた読みして、「ベタケノリ様」と名前を呼んだりする。
年齢を田邊が「33歳」と言うと、池田演じるコンピューターは、「え! 嘘やん? タメや。これから敬語なしで良いですか」とコンピューターが何故か同い年になってしまったりする。
池田が例によって田邊に「パーキュットですね」と言って、「顔のパーツが真ん中にキュッと寄っている。あなたのことです」と説明する。田邊は怒って、「壊すぞ!」と言うが、コンピューターは「困るのはあなたの方です」と冷静である。池田は、「でもあなただって更新期限が切れる2年で私のこと放り出してしまうんでしょ? それからは私のことなんてどうでもよくなって忘れてしまうんでしょ?」と続けて、田邊から「そんな悲しいこと言うなよ。僕は悲しいよ」と言われる。
そういえば、大分前にOBP円形ホールで観た「プライベート・ライブズ」に同じようなセリフがあり、セリフを言っていた西川浩幸と田邊孟徳の雰囲気がどことなく似ているのに気がついた。似ているからといって別にどうということもないのだけれど。


田邊をMCとするコーナー、「ぶぶ漬けロワイヤル」。祇園花月の舞台上に池田の自宅を再現した(えらく簡素である)という設定で、各コンビが池田の家を訪問し、「ぶぶ漬け出しましょか?(京都では「お帰りください」の婉曲表現とされる。実際に言われることはまずないが、今でもたまにそういう事例はあるそうで、都市伝説とも言い切れない)」と言われた回数の多いコンビが罰ゲームを受けることになる。ただ「枷(かせ)」という条件付けがあり、くじ引きにより、「アニマル浜口キャラ」(祇園)、「ヤンキー」(ネイビーズアフロ)、「外国人」(ツートライブ)、「腕を縛られる」(コーンスターチ)、「低周波治療器」(ミキ)。コーンスターチの岡下雅典は、「こういう(縛られる)のは日常」とMキャラになって、田邊に、「きしょいわ!」と言われていた。ネイビーズアフロの二人はインテリキャラであるため、ズラとサングラスをしてもヤンキーには見えない。ミキが受け持った低周波治療器だけやたらと過酷である。
ちなみに、池田の家はマンションの4階にあるそうで、アニマル浜口を真似て威勢良く足踏みした木﨑がまず「ぶぶ漬け!」とアウトを宣告される。「3階の人に迷惑」だからだそうだ。
途中で、ロシアン辛口シュークリームや(木﨑と皆川が激辛を引いてしまう)大喜利のコーナーがあり、「新作映画『ゴジラVS○○』」というお題が出される。ただでさえ難しいお題なのに、それぞれのキャラで言わなくてはいけない。木﨑は、「浜口」「京子」とそのまま出して成功するが、他は苦戦。岡下は「女王様」とそのまま言うも微妙。ツートライブの周平魂(しゅうへいだましい)は、「シン・ゴジラ」ならぬ「Newゴジラ」と出したが、受けが今一つだったため、その後、更に説明を続けようとする。
最後はマシュマロキャッチ。キャラのままマシュマロキャッチを行う。ネイビーズアフロはヤンキーキャラという設定なので、皆川が投げたマシュマロを羽尻がはたき落として拒否するという謎の解釈を披露していた。その後は、女性客の悲鳴が上がったりする場面もあったが、書かないでおこう。

ぶぶ漬けポイントが最も多かったミキには罰ゲームがある。激辛ぶぶ漬けが用意され、ミキの二人は一口入れただけで戻したり悶絶したりしていた。


ラストのコーナーは祇園の二人の司会による、「全て木﨑の思うがまま」。①から⑩までの番号が書かれたボードの後ろに芸人10人が隠れ、櫻井が無茶ぶりの内容を、木﨑が番号のボードを引き、該当する芸人が無茶ぶりに応えるというもの。
「お婆さんの名前を絶叫」、「初恋の相手の名前を絶叫」というOKしか出ないものもあるが、「他の芸人のネタを全力で」のように上手くいかない場合はNGとなるものの方が多い。「嫌いな先輩芸人の名前」は、舞台とはいえ本音は言えないようで、その場にいる芸人の名前を出していた。私はそういうことはWeb上に絶対書かないけれど、書いてしまうお客さんもいるだろうし。
「SMAPの『青いイナズマ』の『ゲッチュー!』を格好良く」では、田邊しか決まらず(それでも微妙だったが)、それが功を奏してか、田邊が優勝者となった。

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2015年11月 1日 (日)

観劇感想精選(166) 上賀茂神社奉納劇「降臨」

2015年10月24日 上賀茂神社特設野外ステージにて観劇

午後5時から、上賀茂神社(賀茂別雷神社)特設野外ステージで、奉納劇「降臨」を観る。作・演出:宮本亜門、脚本:齋藤雅文、音楽:福岡ユタカ、美術:松井るみ。

出演:小雪(語り部)、尾上紫(おのえ・ゆかり。玉依姫=玉依日賣)、藤間信乃輔(玉依日子)、団時朗(だん・じろう。賀茂建角身命)。竹笛・能管:澄川武史(すみがわ・たけし)、パーカッション:澤田聡(さわだ・さとる)

『山城国風土記』(一部を残してほぼ散逸)の、賀茂神社(上賀茂神社と下鴨神社)創建と至るまでの物語を、小雪の語りと、主要キャスト三名、その他にも多くの出演者を使って狭い場所にしては結構な人海戦術が採られている。

上演時間約50分の中編であるが、午後5時過ぎに、演出家である宮本亜門が登場し、次いで門川大作京都市長が呼ばれてプレトークがある。宮本亜門は、「神道ではご神体は像や鏡やお札やそういうものではないということで、どう表現するかに苦労した」という。また、『山城国風土記』で現存しているのは十数行だけであり、そこから話を膨らますのも簡単ではなかったそうである。
なお、来場者には賀茂神社の社紋である双葉葵が描かれた紙の額縁に特殊フィルムが挟まれたものが配られており、小雪が「皆様、双葉葵の額を御覧下さい」と言ったら、特殊フィルムを通して舞台を見ることになるのだという。

門川市長は、子供の頃から上賀茂神社には良く訪れており、小学生時代の写生会なども上賀茂神社で行われたという。今回、上賀茂神社の田中宮司に「あの頃と全然変わっていないですね」と言ったところ、宮司は「市長、ここは千年間全く変わっていないんですよ」と返されたという。
更に、賀茂川を越えて上賀茂神社に至る橋が老朽化した上に、幅が狭くて混雑するという苦情が来ているので、近く、幅が広くて趣のある外観の橋に架け替える計画があると述べる。

細殿、橋殿、土舎が主舞台となるほか、橋殿から続く花道が作られており、そこでも演技が行われる。

天気が悪いと趣は今一つとなってしまうのだが、今日は快晴。月も出て、良い雰囲気である。

上演に先立って、神主が、舞台と観客のお祓いを行う。

まず細殿から、語り部である小雪が登場。元々色気のある女優のイメージであるが、実際に生で見てみると、匂い立つような妖艶さを持っていることがわかる。

小雪は、賀茂建角身命(団時朗)が八咫烏となって、神武東征に貢献したこと、その後、山城国に赴き、葛野川(現在の高野川)と賀茂川の合うところ(現在の下鴨神社付近。賀茂神社の社紋の双葉葵は二つの川が相合うことが由来になったと思われる)に赴き、賀茂川を「石川の瀬見の小川」と名付け、その地より北上して北山に居を置いたという。賀茂建角身命は、丹波国の神伊可古夜日女(かむいかこやひめ。かぐや姫に似た名前だが偶然だろうか?)と契りを結び、玉依日子(藤間信乃輔)と玉依姫(尾上紫)を生んだことを語る。

その後、小雪の語りに合わせて、玉依姫が登場する。太古、神々は荒れていた、自分が一番強いということを示したいという、ただそれだけのために互いに諍い合っていたのだ。

賀茂建角身命は病身であり、玉依姫を守るのは兄の玉依日子しかいない。神々は大勢登場し、音楽に合わせて踊り、玉依姫に襲いかかる。玉依日子が何とか玉依姫と賀茂建角身命を逃す。

玉依姫は、神々が戦いに明け暮れる世を嘆き、石川の瀬見の小川(鴨川)で禊ぎを行う。すると、大きな丹塗りの矢が姿を現す(その直前に照明が明滅し、丹塗りの矢の登場を悟らせないよう工夫されている)。そして、「丹塗りに矢を枕元に立てて眠れ」と神のお告げがある。

その後、玉依姫は身籠もるが、父親が誰なのか自身にも分からない。玉依姫は、息子に父親の名前を聞くが、答えようとはしない。そもそも処女懐胎であるため答えられないのである。賀茂建角身命は八尋の家を作り(切り株の形をした楽器が賑やかなリズムを刻む。土舎が八尋の家に見立てられる)、神々を酒宴に招いて誰が玉依姫の父親なのか問いただすが、神々は皆が皆、「自分が玉依姫の子の父親である」と名乗って、玉依姫を自分のものにしようとする。逃げ惑う玉依姫。そして玉依姫の子供は、「我が父は天津神なり」と言い残して姿を消してしまう。この間は結構、アクロバティックな演技も用いられている。

数年が経ち、苦悩し続ける玉依姫であったが、その時、女神(小雪。この時は台本から離れてセリフを発する)が現れ、玉依姫に「石川の瀬見の小川で沐浴した時のことを思い出しなさい」と言い、共に舞う。尾上紫は苗字からも分かるとおり日本舞踊尾上流の血を引く舞の名手であるが、小雪の舞もなかなか堂に入ったものである。また、小雪には歌うイメージは全くないが、いざ歌わせると驚くほど上手い。余り好きなタイプの女優ではないのだが、やはり実力者なのだろう。

石川の瀬見の小川で、再び禊ぎをする玉依姫。すると、橋殿から布に覆われた神が姿を現す。ここで双葉葵の縁に入った特殊フィルムを通して幕陣の中を見ると、青い人影が動いているのが見える。ただ、特殊フィルムを外すと、陣幕の光しか見えない。こうすることで神格を保つという演出を行ったのである。なお、特殊フィルムは持ち帰っても意味がないので、帰る際に返却となる。

玉依姫の子供の正体は賀茂別雷神(雷をも引き裂く強力な神)。雷神の子供であった。賀茂別雷命は、「我を祀れば、国はとこしえに安寧となる」と告げる。かくして上賀茂神社(賀茂別雷神社)が建てられ、今に至るまで日本は続いているのである。

賀茂別雷神は上賀茂神社の祭神、賀茂建角身命と玉依姫は下鴨神社(賀茂御祖神社)の祭神である。

宮本亜門は、実際の馬(上賀茂神社は馬ゆかりの社であり、実際に白馬が飼われている)、矛に錦の直垂などを用いて、外連にも溢れた演出を行い、奉納劇ではるが、舞台上演の面白さを存分に楽しませてくれた。

小雪の安定した朗読、尾上紫の可憐な演技や舞(尾上紫は私と同い年なので、実は小雪よりも年上である)なども見所聴き所。総体的に男優陣は弱くなるが、そういう展開の劇なのでこれは仕方ないだろう。

今日は前から2列目、と思っていたら、1列目があるのは花道に近い位置だけで、実際は最前列であった。「こんな近くで良いのかな」とも思ったが、存分に楽しませ貰った。三柱の神に感謝したい。

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2012年10月21日 (日)

5代目おけいはんWEB投票

5代目おけいはん選挙

京阪電鉄のイメージガールである「おけいはん」決定投票が京阪のWEBサイト内で行われています。お気に入りの子に1票入れてみませんか。

http://www.okeihan-daiboshu.com/

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2011年8月16日 (火)

大文字送り火

大文字送り火

京都の夏も終わりです。

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2009年7月 3日 (金)

日本のオーケストラを聴こう(2) 京都市交響楽団 ウーヴェ・ムント指揮 バルトーク 管弦楽のための協奏曲&「中国の不思議な役人」組曲

日本のオーケストラを聴こうシリーズの第2回目は私の地元、京都市交響楽団。
1956年に日本初の自治体直営オーケストラとして誕生。創立当初はモーツァルトの演奏で高い評価を受け、「モーツァルトの京響」と呼ばれました。
現在まで53年間の歴史を誇り、12人の常任指揮者を迎えてきました。
ウーヴェ・ムントは第10代目の常任指揮者で、1998年から2001年までの3年間、その座にありました。

ウーヴェ・ムント指揮京都市交響楽団 バルトーク 管弦楽のための協奏曲&「中国の不思議な役人」組曲 ムントの在任期間中、京響はBMG傘下の廉価盤レーベルであるアルテ・ノヴァと契約し、4枚のアルバムを作成しています。

今日紹介するバルトークの管弦楽のための協奏曲とバレエ音楽「中国の不思議な役人」組曲を収録した1枚はその中でも高い完成度を誇っています。

録音にやや問題があり、音のパワーには欠けますが、京響のアンサンブルの精度の高さは十分に伝わってくる優れたアルバムです。

ウーヴェ・ムント指揮京都市交響楽団 バルトーク 管弦楽のための協奏曲&「中国の不思議な役人」組曲(HMV) icon

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