カテゴリー「ノート」の108件の記事

2018年8月14日 (火)

転倒

主題は冒頭に来ることがあるが、結論は先には来ない。

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2018年4月29日 (日)

ふと

知れば知るほどわかればわかるほど不自由になるということもある。
「アンチゴーヌ」を観て思うに、わからないことは頗る危険だが、際限なく豊穣だ。魂が気絶するほどに。

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2018年4月13日 (金)

怠惰な魔物

先入観は目も耳も持たない。口だけは達者だが。

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2018年2月19日 (月)

悪は悪を隠蔽するために

悪は悪を隠蔽するために悪を重ねる。そして原初の形を遥かに凌ぐ巨悪となるのだ。悪は自己防衛の仮面をかぶり、善良なる人達を取り込み、あるいはなぎ倒していく。悪はぱっと見には美人だが、その裏に蛇の顔を秘めている。毒牙を笑顔の奥に潜めて。

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2018年1月22日 (月)

そして誰もいなくなった

  •  Ten little nigger boys went out to dine,  
      One choked his little self,     
        and then there were nine.
  •  
  •   Nine little nigger boys sat up very late,  ...
      One overslept himself,
        and then there were eight.
  •  
  •   Eight little nigger boys travelling in Devon,
      One said he would stay there,        
        and then there were seven.
  •  
  •   Seven little nigger boys chopping up sticks,
      One chopped himself in half,        
        and then there were six.
  •  
  •   Six little nigger boys playing with a hive, 
      One bumble-bee stung one,          
        and then there were five.
  •  
  •   Five little nigger boys going for law,   
      One got in chancery,            
        and then there were four.
  •  
  •   Four little nigger boys going out to sea,  
      A red herring swallowed one,        
        and then there were three.
  •  
  •   Three little nigger boys walking in the Zoo,
      A big bear hugged one,           
        and then there were two.
  •  
  •   Two little nigger boys sitting in the sun, 
      One got frizzled up,            
        and then there was one.
  •  
  •   One little nigger boy living all alone,   
      He got married,              
        and then there were none.
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    2017年10月24日 (火)

    合わせ鏡の国

    日本という国は近代において二度大転換している。これを理解していない人は自分の意思と真逆の方向を選んでしまう。

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    2017年10月 2日 (月)

    先入観は最大の敵

    先入観は最大の敵である。思い込みが当たることはまずない。

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    2017年9月23日 (土)

    NHK交響楽団学生定期会員時代のこと

     東京時代にNHK交響楽団の学生定期会員を2年ほどやっておりました(1997年-99年)。定期会員としての最初のコンサートの指揮者は、現在、京都市交響楽団の常任指揮者を務めている広上淳一でした。因縁を感じます。メインはグリーグの「ペール・ギュント」組曲第1番&第2番で、広上さんったら「アニトラの踊り」では指揮台の上でステップ踏んで踊ってました。

     定期会員の1年目は良かったのですが、2年目にはきつくなりました。渋谷のNHKホールまでは片道2時間。そして毎回聴きたい指揮者や曲目とは限らない。というわけで「今日は気が進まないなあ」と思いながら通うこともありました。「聴きたい」から「聴かなければならない」に変わってしまったのです。日本では評価が低いドミトリ・キタエンコが実は名指揮者だったという発見もありましたけれども。というわけで社会人になってからはN響の定期会員も辞め(N響のシーズンは9月ー6月なので、「なると同時に」ではありません)、以後もオーケストラの定期会員にはなっていません。

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    2017年4月 9日 (日)

    真の敵なるもの

    真の敵なるものは得てして捏造されるものである。そして虚像を生み出すものとそれを許すものが本当の敵なのである。

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    2017年1月19日 (木)

    イドにて

     何も貞子の話をしようというのではない。イドというのは井戸というよりもフロイトが提唱した自我としてのイドに近いものだ。

     ただし、ここでは物語を援用する。村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』だ。
     井戸の底に潜った主人公は激しい怒りを覚える。かつて経験した怒り、呑み込んでしまって発散できなかったトゲの数々。それがどこかで現実と繋がり、社会を動かし、何かを揺さぶる。

     私も激しい怒りをイドのそこに抑えてきた。誰だってそうだ。この世が自分のものでない以上、誰もが理不尽な経験をする。いわれのない咎をかぶせられ、こちらの想像を超えた壮大な勘違いに押し流される。

     今までは私はそれをこらえてきた。超自我というリミッターによって。
     だが、そうまでして耐え続ける必要があるのか。

     忘れられるなら忘れてしまった方が良い。こちらは生々しく記憶していても「加害者」である彼らはもう何も覚えていないだろう。それならこちらも記憶しているだけ無駄だということになる。

     「それはもう中空にある」

     だが無意識から現れた「幽霊のような私」が、私の自制を激しくなじるのだ。「臆病だ」と、「もっと表に出せ」と。
     イドの底で目をこらして、私は私にとって最も有効な水脈を見いだしたい。私が「幽霊の私」に取って代わられてしまう前に。

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