カテゴリー「おすすめCD(ポピュラー)」の60件の記事

2014年3月16日 (日)

柴田淳 「Jun Shibata Billboard Live 2013」

柴田淳がBillboard Liveで行ったライヴを収録したCDを紹介します。このCDはLPサイズの特別ジャケットですので、写真でジャケットを紹介します。

デビューから数年はライブハウスなどでも歌っていた柴田淳ですが、本格的なコンサートツアーを開始してからは大きな会場で歌うことが当たり前となっていました。
そんな柴田淳がBillboard Liveという小規模スペースで行ったライヴの音源です。
録音は極めて優秀であり、会場の空気まで伝わってくるかのような臨場感溢れるものとなっています。
また、死者が歌っているという設定があり不吉なためか、これまでライヴでは歌われていなかった「あなたの名前」、しばじゅんが活動休止に追い込まれそうになった時の心境を歌ったものと解釈出来るため生で聴く機会はないだろうと思われた「ひとり歩き」など、ライヴ初披露の曲が収められているのは貴重です。
柴田淳の中の楽曲の中で一二を争う人気ナンバーでありながらライヴでは一度しか歌われていない「今夜、君の声が聞きたい」が収録されているのもセールスポイントです。

Jun Shibata Billboad Live 2013(初回限定盤LP仕様ジャケット)タワーレコード

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2013年3月 3日 (日)

美声で振り返る70年代 柴田淳 「COVER 70's」

シンガーソングライターの柴田淳による初のカバーアルバム。彼女が1976年生まれということで、幼心に聴いた70年代の楽曲により構成されています。編曲は羽毛田丈史。

柴田淳 「COVER 70's」久保田早紀の「異邦人」、八神純子の「みずいろの雨」、渡辺真知子の「迷い道」小坂明子の「あなた」、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」、庄野真代の「飛んでイスタンブール」、チューリップの「青春の影」、さだまさし&山口百恵の「秋桜」、マイ・ペースの「東京」、ハイ・ファイ・セットの「スカイレストラン」、風の「22才の分かれ」、サーカスの「Mr.サマータイム」の12曲を収録。初回特典盤では荒井由美(松任谷由実)の「卒業写真」が入っています。初回特典盤はWebショップでは売り切れのようですが、街のCDショップではまだ売られているかも知れません。

柴田淳のしっとりとした美声と、練られたアレンジで、70年代を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮に聞こえる一枚になっています。
CDショップ大賞2013特別賞受賞。

柴田淳 「COVER 70's」通常盤(HMV) icon

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2011年11月19日 (土)

やまと心を人問わば 柴田淳 『僕たちの未来』

柴田淳のアルバム『僕たちの未来』(ビクター・エンタテインメント)を紹介します。亡くなった愛犬のビビアンに捧げられたアルバムです。

柴田淳 『僕たちの未来』 まず聴いてわかるのは柴田淳(愛称:しばじゅん)のファルセットの美しさ。柴田淳は1976年11月19日生まれなので、今日で35歳、このアルバム録音時には34歳ですが、ファルセットが今まで以上に美しくなっています。普通は声帯は年齢とともに衰えるものなのですが、しばじゅんの場合は逆に喉が開いていっているような感じすら受けます。

さて、『僕たちの未来』はタイトルから想像すると明るい内容のはずで、実際、暗めの曲調より、穏やかで優しい曲の方が多いです。しかし、歌詞のほとんどは、別れや無常、自意識の揺らぎなどを歌っており、そうした歌詞と明るめの曲調が見事なアウフヘーベンを成しています。自身の曲のタイトルを歌詞の中に入れた「この世の果て」が第1曲ですが、これはもがき続ける自意識を歌っています。それが徐々に寛解していくような構成になっています。シリアスな曲調が前半は続きますが(ピアノ曲のタイトルが両大陸の英雄といわれた「LAFAYETTE」というのも象徴的な印象を受けます。「LAFAYETTE」の曲調はイン・メモリアム風です)、それらを「段々と受けいれていく」姿勢へと変わっていきます。
2曲は「あなたの名前」。配信限定シングルにもなった曲ですが、まれびとが情念で歌っているのではないかと思えるようなちょっと不吉な感じのする一編です。そうした不安定な2曲で開始しますが、あとは亡き愛犬、ビビアンとの想い出を歌った曲など、悲しみは湛えながら優しさにも溢れた曲が増えていきます。1拍目を強調する舞踏のリズムでオリエンタルな雰囲気を出した「ハーブティー」は、しばじゅんの母親が好きだという歌謡曲の影響を受けていると思われ、歌詞はどこか、なかにし礼の「別れの朝」を想起させるところがあります。そして、やまと心を表した桜の出てくる「桜日和」。ナイフやフォークといった単語の出てくるデモーニッシュな歌詞を持つ「マナー」も日本人らしいキッパリとした別れを歌ったものです。アルバムを通して、動から静へ、激しい揺さぶられていた感情が癒されていく過程を描いているかのようです。そして最後の曲のタイトルは「おやすみなさい。またあとで…」です。
ということでヒーリング効果もあるアルバムです。
初回限定版には柴田淳画伯による絵本、『魔法のマドラーが』ついており、村上春樹のいう小確幸(小さいけれど確固たる幸せ)が表されているかのようです(しばじゅんが目標としているシンガーの一人であるスガシカオは、村上春樹に影響を受けた、いわゆるハルキキッズを自認しています)。
余りはっきり言いたくはないのですが、敢えてズバリ言います。このアルバムはレクイエムです。

柴田淳 『僕たちの未来』(タワーレコード)

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2009年11月20日 (金)

柴田淳 『ゴーストライター』

柴田淳のニューアルバム『ゴーストライター』(ビクター)を紹介します。

柴田淳 「ゴーストライター」 シングル曲「Love Letter」を始め、ロックテイストの「救世主」、キャッチーなメロディーが印象的な「透明光速で会いに行く」、「君にしかわからない歌」、ラブリーな「うちうのほうそく」、情念が仄暗い炎を上げているかのような「蝶」や「幸福な人生」、洋楽調の「雨」、メロディアスな「宿り木」など全10曲を収録。

曲調がバラエティーに富み、柴田淳の深化を印象づけられるアルバムです。

柴田淳 「ゴーストライター」(HMV) icon

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2009年10月15日 (木)

柴田淳 「Love Letter」

柴田淳のニューシングル「Love Letter」(ビクター)を紹介します。

柴田淳 「Love Letter」 「Love Letter」を8分近い長尺の作品ですが、長さは全く気にならず、一気に聴かせます。

つかず離れずの関係、生死観、恋に恋していない大人の恋が歌い上げられています。

深く切ない音楽であり、フルートやホルンを用いた壮大なアレンジも聴き物です。

カップリングの「あなたと共に」は、夕暮れの香り漂う愛らしい歌で、「Love Letter」とともに柴田淳の新境地を示しています。

柴田淳 「Love Letter」(HMV) icon

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2009年7月31日 (金)

鬼束ちひろ 「帰り路をなくして」

鬼束ちひろの最新シングル「帰り路(みち)をなくして」を紹介します。ユニバーサル・シグマ(A&M)からの発売。

鬼束ちひろ 「帰り路をなくして」 「光に何が望める そして闇にも」という歌い出しは、「生も暗く、死もまた暗し」というフレーズを連想させます。
タイトルでもある「帰り路をなくして」の「帰り路」とは自分の居場所や過去の自分の拠り所などを表していると思われます。
そうした拠って立つべき場所をなくして、前に進もうにも進めず、後にももう戻れず、夢にも浸りきれずに「ただ泣き叫ぶ 泣き叫ぶ」ことしかできないという絶望的状況を歌い上げます。
一方で、三拍子のメロディーは適度な起伏を持っており、サビの部分の安定感も抜群です。

歌詞、メロディーともに鬼束ちひろ会心の出来といっていい名曲です。

鬼束ちひろ 「帰り路をなくして」(HMV) icon

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2009年7月12日 (日)

遊佐未森 「銀河手帖」

遊佐未森のアルバム「銀河手帖」(ヤマハ・ミュージック)を紹介します。

遊佐未森 「銀河手帖」 デジパック仕様のジャケットで、ジャケットの裏には海の写真が使われていますが、その海のように優しく爽やかに遊佐の歌声は聴く者を包み込みます。

みんなの歌で使用された「I'm Here With You」、ドリーブの歌劇「ラクメ」より「花の二重奏」、ミュージカル・ソー奏者のサキタハヂメが参加したインストゥルメンタル「五月、エニシダ」など、今回のアルバムも聴き応えのあるナンバーが揃っています。

遊佐未森 「銀河手帖」(HMV) icon

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2009年6月25日 (木)

柴田淳 『わたし』

柴田淳の4thアルバム『わたし』(ドリーミュージック)

柴田淳 「わたし」 去りゆく恋人の幻影におびえる「おかえりなさい。」や「幻」、自らの存在の弱さを歌い上げる「白い世界」、幼児期の自分への思いを切なく歌う「ちいさなぼくへ」など、このアルバムでもしばじゅんワールドが炸裂しています。

自宅を出て一人暮らしを始める時に作った、タイトルもそのままずばり「一人暮らし」というナンバーや、柴田淳が師と仰ぐ塩谷哲と初共演した「わたしの夢」、王子様シリーズ第2弾「いつか王子様も♪」なども聴き物です。

柴田淳 「わたし」(HMV) icon

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2009年4月19日 (日)

クラフトワーク 「人間解体」

ドイツのテクノバンド、クラフトワークのアルバム「人間解体」を紹介します。

Img YMOと並び、世界で最も有名なテクノバンド、クラフトワーク。
この「人間解体」は、機械に例えられる人間の労働(第1曲目のタイトルは「ロボット」ですが、ロボットという言葉はチェコ語の「労働」に由来する)、サイバーパンクに代表される人間の体と機械の関係など、時代背景(リリースは1978年)や社会的背景を考えながら聴いても興味深いアルバムです。

繰り返される機械音が思いの外心地良い、ジャーマンテクノポップの代表作です。

クラフトワーク 「人間解体」(HMV) icon

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2009年4月15日 (水)

「LOVE,PEACE&TRANCE」

細野晴臣がプロディースし、遊佐未森、甲田益也子、小川美潮の3人のシンガーが参加した、アンビエントアルバム「LOVE,PEACE&TRANCE」を紹介します。1995年にリリースされ、最近また復刻されました。

「LOVE,PEACE&TRANCE」 ポップな「HASU CRIYA」などのナンバーもありますが、全体的には3人のシンガーの美声を生かしつつ、南国ムードや仏教的要素も取り入れた、漂うよな楽曲を中心に構成されています。

またそのような構成のアルバムだからこそ、「HASU CRIYA」のような楽曲が引き立つということもあるでしょう。

アンビエントということで、独特のムードが漂っていますが、聴きやすいアルバムであり、万人にお薦め出来ます。

LOVE,PEACE&TRANCE (HMV)icon

LOVE,PEACE & TRANCE<完全生産限定盤>

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