NAXOS「偉大なる映画音楽集」
カール・デイヴィス指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団による「偉大なる映画音楽集(GREAT MOVIE THEMES)」と題された音盤を紹介します。NAXOSの録音・発売。
カール・デイヴィスの本業は映画音楽の作曲家。彼が作曲した「チャンピオン」のテーマの当CDに収録されています。
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団は、リヴァプール出身のサー・サイモン・ラトルの最初期のキャリアに大きく関与していたり、また広上淳一が首席客演指揮者を務めていたことやサー・チャールズ・マッケラスと名盤を録音していることでも知られるオーケストラ。カール・デイヴィスはロイヤル・リヴァプール・フィルのポップスシリーズの指揮者も務めています。
収録曲は、ジョン・ウィリアムズ作曲「レイダース 失われたアーク」のメインテーマ、ダニー・エルフマンの「スパイダーマン」のテーマ、ジョン・ウィリアムズの「シンドラーのリスト」のテーマ、ヴァンゲリス作曲の「炎のランナー」、「007」より“ジェームズ・ボンドのテーマ”、ジェームズ・ホーナー作曲「タイタニック」のメインテーマ、アラン・シルヴェストリの「フォレスト・ガンプ」組曲、ジョン・バリーの「ダンス・ウィズ・ウルヴス」、ジョン・ウィリアムズ作曲「ハリー・ポッターと賢者の石」組曲など。
ロイヤル・リヴァプール・フィルはイギリスのオーケストラということもあり、思いっきりの良さには多少欠けるところがありますが、心地良いサウンドを奏でています。
例えば、「シンドラーのリスト」のオリジナル・サウンドトラックでヴァイオリンを弾いているのは世界的なヴァイオリニストのイツァーク・パールマンだったりするので、それらに比べる聴き劣りはするかも知れませんが、有名な映画音楽を立て続けに聴くことが出来るのは当盤の強みです。
コンピレーション/Great Movie Themes: Carl Davis / Royal Liverpool Po
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とはいえ、映画のために作られたオリジナル曲は少なく、他の映画のテーマや、ナット・キング・コールの歌うジャズナンバー、中国の民謡や往年のヒット曲などで構成されています。
あるいは映画の内容以上の知名度を誇るかも知れないというテーマ曲が有名な「太陽がいっぱい」の音楽ですが、そこはニーノ・ロータの作だけあって、テーマ音楽以外にも美しく、切なく、スリリングな音楽が満載です。全15曲を収録。
「親切なクムジャさん」は幼児誘拐をテーマにした復讐劇。無実の罪で13年服役したイ・クムジャという女性が真犯人に復讐するまでを描いたもので、強烈な残虐シーンがあるなど、万人にはお薦め出来ませんが、オリジナル・サウンドトラックは、バロック音楽をモチーフにしたチョ・ヨンウクの哀切にして美しいオリジナル曲と、ヴィヴァルディの協奏曲やパガニーニの「24のカプリース」より第24番などのクラシック音楽が入っており、クオリティも高く、映画ファンのみならず音楽ファンも楽しめる出来で、万人にお薦め出来ます。
映画の方も何年か前にDVDで観ているのですが、記憶はあやふや。しかしナイマンの音楽は大変魅力的で、旋律はいつまでも頭の中に残り続けます。
マイケル・ケイメンが音楽を担当。名曲「ブラジル(ブラジルの水彩画)」がほぼ全編にわたってフィーチャーされています。
マイク・オールドフィールドは、全部で28種類の楽器を一人で演奏。2000回以上の録音を重ねて「チューブラー・ベルズ」(part1&part2)を完成させました。
ミニマル・ミュージックの名付け親とされるマイケル・ナイマン。もともとはクラシック畑の作曲家ですが、ピーター・グリーナウェイ監督とのコンビで、映画音楽の作曲家として有名になりました。
日本を代表する作曲家である伊福部昭(1914-2006)は、映画音楽の作曲家としても活躍。わけても「ゴジラ」シリーズの音楽は伊福部最大のヒットでした。
イタリアで作られた一挺のヴァイオリンが数奇なる運命をたどる様を描いた、カナダ人映画監督フランソワ・ジラールの「レッド・バイオリン」(カナダ・イタリア・オーストリア・イギリス・中国合作)のための音楽。
「初恋のきた道」は、いわずと知れた章子怡(ZHANG Ziyi チャン・ツーイー 日本ではチャン・ツィイーと表記されることが多い)のデビュー作。ジャケットは19歳時の章子怡。
国内盤も出ていますが、左にあるのは輸入盤のジャケット。坂本龍一とデヴィッド・ボウイの似顔絵が描かれています。
ロバート・ゼメキス(ボブ・ゼメキス)監督、トム・ハンクス主演の映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」のオリジナル・スコア集のCDを紹介します。「フォレスト・ガンプ」のオリジナル・サウンドトラック(OST)は、既成のポピュラーソングで構成されており、映画音楽を担当したアラン・シルヴェストリの書いた音楽は、“オリジナル・スコア集”としてオリジナル・サウンドトラックとは別のこのCDに収められています。
「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」で知られる映画監督、矢口史靖(やぐち・しのぶ)の出世作である「ひみつの花園」(1996年)のオリジナル・サウンドトラックを紹介します。モダンチョキチョキズ(当時)の矢倉邦晃の作曲ですが、「自称:妙なレコードコレクター」の矢倉らしくアイリッシュ音楽(ケルト音楽)を積極的に取り入れています。楽器もバグパイプ、縦笛、フィドル、アコーディオンなどを使い、ほんわかムードのアンプラグドの曲に仕上げています。
マイケル・ナイマン作曲の映画音楽「ピアノ・レッスン」を紹介します。オーストラリアの女流映画監督であるジェーン・カンピオン監督の作品「ピアノ・レッスン」のために書かれた音楽で、それまでの「ミニマル・ミュージックの鬼」ともいうべき執拗な旋律の繰り返しとブラス中心の攻撃的でドライな響きを特徴としたマイケル・ナイマンの音楽がウエットでナイーブでしなやかなものへと変貌していくきっかけとなった作品です。
1924年4月16日、アメリカ・オハイオ州クリーヴランドに生まれ、1994年6月14日にカリフォルニア州ビバリーヒルズで亡くなった映画音楽の巨匠、ヘンリー・マンシーニの代表作を集めたCDを紹介します。BMGのベスト・オブ・ベストシリーズの一枚で、「ピーター・ガン」、「ムーン・リバー」(『ティファニーで朝食を』)、「子象の行進」(『ハタリ!』)、「酒とバラの日々」、「シャレード」、「ピンクパンサー」、「暗くなるまで待って」、「ひまわり」など、有名なマンシーニ作品の他に、ヘンリー・マンシーニ楽団の演奏による、「ロミオとジュリエット」(ニーノ・ロータ)、「ある愛の詩」(フランシス・レイ)、「おもいでの夏」(ミシェル・ルグラン)など、世界を代表する映画音楽作曲家の作品も収録。















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