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2017年1月10日 (火)

笑いの林(77) 「新春よしもと寄席」2017年1月1日

2017年1月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

道頓堀ZAZA HOUSEで「新春よしもと寄席」を観る。

「新春よしもと寄席」の元日の出演者は、霜降り明星、桜 稲垣早希、夫婦円満、ガリガリガリクソン、アキナ、スーパーマラドーナ、平和ラッパ・梅乃パッパ(初回登場順)

3回公演だが三度とも観る。

霜降り明星。せいやがまず物真似を披露する。「ヤッターマン」のドクロベエの声真似。そっくりである。その後、武田鉄矢演じる金八先生の物真似をやって似ていたのだが、金八先生が、まち針やボビンの扱いについて怒り、何故か家庭科の教師という設定になってしまっている(常識だとは思うが補足すると金八先生は国語教師である)。桑田佳祐の歌真似もやったのだが、知名度の低い曲をやって、「そもそも曲がわからない」という状態になる。2回目の公演では武田鉄矢も歌真似で行ったのだが、やはり「エキストラ」という知名度の低い曲で、桑田佳祐の歌真似と同じ状態になっていた。

1回目と2回目の公演では、「アンパンマン」ネタをやったのだが、アンパンマンが到着するのが遅れてバタコさんがやられていたり、バタコさんが弱肩で、アンパンマンの顔をワンバウンドでしか投げられなかったり、投げ方がハンドボールのそれになっていたりする。ばいきんまんも、最初は「はひふへほ~」と言うのだが、途中で「ハ行」と端折られる。カレーパンマンは言うことが辛口である。
カバオ君も登場するのだが、カバ色(というのか?)が濃すぎる。
せいやの相方である粗品(そしな。という芸名である)は、せいやによると、ずっと「スプーンに映った小栗旬の顔真似」をしているらしい。
3回目の公演では、粗品が「ジャンケンに強い」という話をして、せいやとジャンケンをするのだが、あいこになる度にせいやは、「BoAでしょ、安室奈美恵でしょ、宇多田ヒカルでしょ」と言って、粗品に「aikoやがな。女性シンガー違い」と突っ込まれる。


桜 稲垣早希。1回目と3回目は「キスから始めよう」をやる。アスカのコスプレ姿で登場したが、3回目に登場した時は、首回りの赤いリボンを付け忘れた上に挨拶が「桜 稲垣しゃきです」と崩れまくりであり、「年末ということで、酔っ払ったりはしていませんが」と続けるが、年末でもないし酔っ払ってるだろう!

フリップ芸「キスから始めよう」は、少年マンガやバトルアニメを少女マンガ風の味付けにするにはどうすれば良いかという提案から始まり、アスカの「バカシンジ! あんたなんか大嫌い!」の後で、シンジが例のように「ゴ、ゴメン」ではなく、いきなりアスカにキスをして、アスカが顔を赤らめながら、「あんた……バカ……」とバカの意味を変える。
「ドラゴンボール」は、孫悟空が妻のチチといきなりキスをするも、孫悟空が「チチ、今、俺以外の男のこと考えてただろ?」と聞き、チチが否定するも、悟空は「クリリンのことか!」と憤る。
「アンパンマン」では、アンパンマンが「顔が濡れて動けないよ」と言ったところで、バタコさんとキスをする。バタコさんは泣いているので、アンパンマンは涙にも濡れるようになる。
「ドラえもん」。ジャイアンの「お前のものは俺のもの 俺のものも俺のもの」というセリフで、ジャイアンが静香ちゃん相手に壁ドンをして、「俺のものは俺のもの、お前のものは?」と疑問形で聞いて、静香ちゃんが、「あんたのもの……」とおずおずと答えるという展開になる。
「タッチ」。上杉勝也が亡くなった後の病院で、浅倉南が「かっちゃん……、いやー!!」と絶句している。上杉達也が、「きれいな顔してるだろう。死んでるんだぜ、それで(早希ちゃんは、「それ」と言っていたが、これは明確に誤りである)」いう有名なセリフを言うのだが、南は自分の顔を褒められたと勘違いし、「いい子だそ!」と達也にキスをする。
アムロ・レイの「アムロ行きます!」、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」、フリーザの「殺しますよ!」、がキスする時の殺し文句になり、ピカチュウはそのまま「ピカチュウ」でチュウの意味が変化、「スラムダンク」の安斎先生は、「左手は添えるだけ」になる。

2回目は、「関西弁でアニメ」。「ルパン三世」の銭形警部の名前を今日もなぜか銭形平次と混同していた。銭形警部の本名は銭形幸一である。


夫婦円満。バルーンアートとマジックを行う。小米良啓太(こめら・けいた)が1回目と3日目はネズミのバルーンアートをその場で作るも、くもんリサが本格的なミッキーマウスのバルーンアートを作って来ていて、それが観客にプレゼントされる。2回目の公演では犬のバルーンアートであったが、啓太がその場で作った後で、やはりリサがリアルなスヌーピーのバルーンアートを作って来ていてそれがプレゼントされる。2回目と3回目の公演では啓太が剣のバルーンアートを作るも、リサが予め作って来ていた豪華な龍のバルーンアート(3回目はキャラクターのバルーンアート)の一部に剣がなってしまう。


ガリガリガリクソン。一昨日も見た、「秘密のヘンケンショー」をやる。「一重で眼鏡の人」は、「爆弾が作れる」らしい(ちなみ私は二重で眼鏡である。二重で得をしたことは多分ない)。
へそにマジックペンを差して、アンパンマンやドラえもんを描くという芸も行う。客席からのリクエストも受けたが、「自分の思うとおりになると思ったら大間違いだよ。僕も本当は東芝に行きたかったんだけど、大学に行けなかったので芸人やってます(ガリガリガリクソンの場合は、「行けなかった」より「行かなかった」だが)」。ただ3枚ある色紙のラストにはリクエストにも応えて、2回目は「ピカチュウ」を3回目は「きょうりゅう」を絵ではなく文字で書いただけであった。


アキナ。山名が「世界一顔を小さく横に振る」という芸を行う。顔を少し動かすだけである。
1回目は「結婚式での両親への感謝の言葉」を山名が語る。「お父さんお母さん今までありがとう。あなたの子供に生まれてきて良かったです」で始まるのだが、小学4年生の時に、大谷さんという同級生の女の子のリコーダーを舐めた疑惑、小学校5年生の時には、大谷さんのブルマを穿いた疑惑(山名は「穿いてはいません」と言って秋山から「なんかはあったな」と突っ込まれる)、小学校6年生の時には大谷さんの水着を着た疑惑(両親が相談をしていたらしい)、そして中学校1年生で彼女が出来るのだが、相手は大谷さんで、秋山から「大分取り戻したな!」と言われる。
だが、中学校2年生の時、両親の前で大谷さんに無理矢理キスをして、両親が大谷さんの家に菓子折を持って行き、そこで別れたらしい。

2回目は、野球部を退部しようとする秋山を野球部キャプテンの山名が止めるというネタ。秋山が「肘がもう壊れたんで」と野球部を辞めると言うのだが、山名は「だったらいらなくなったグローブちょうだい」と願い出て秋山に「あかんやろ!」と突っ込まれる。

3回目は、山名が彼女との結婚の許しを得るために彼女の父親役の秋山を訪れるというネタ。山名が「お父さん」と呼びかけ、秋山が「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない」とお決まりの展開を作るのだが、山名は、「賢太!」と秋山の下の名前で呼んでしまう。「芸人に娘はやれん!」と突っぱねる秋山だったが、山名が「仏壇に線香をあげたい」というのは許す。だが、山名は「土足で(結構ですか?)」と言って秋山に「そんなわけないやろ!」と突っ込まれる。その後、山名が外に出て謎の文言を発したり、仏壇の前で十字架を切ったり、手を合わせるときも左手は平手だが、右手は拳骨にするなどのマナー違反を犯す。
秋山が山名に、「ピザって10回言ってみて」と言い、山名が10回言った後で自身の肘を指して、「ここなんて言う?」と聞く。山名は「ZAZA」と答えて、客席から拍手を貰う。
秋山は山名に再び、「みりんって10回言ってみて」と言い、山名は「みりん、みりん、みりん、みりん、キリン」と先に答えを言ってしまう。秋山が「鼻の長い動物は?」と聞くと、山名は「天狗」と答える(合ってはいる)。今度は山名が秋山に、「シャンデリアって10回言ってみて」と促し、秋山が10回言った後で、「毒林檎を食べたのは?」と聞く。「白雪姫」と秋山。だが山名は、「ブー、シンデレラでした」と嘘の正解を告げた。


スーパーマラドーナ。3回とも違うネタを行う。
田中が武智に頭をはたかれるも、はたかれた後で避ける仕草をして「危なかった」という反射神経遅れネタをやる。その後、武智がVシネマに憧れる、特に「ミナミの帝王」が好きだという。田中が「ミナミの帝王」の萬田銀治郎を演じるのだが、自分で自分のことを「ミナミの帝王や!」と言ってしまったり、借金取りに行って、ドアを蹴破るも、跳ね返ってきたドアに頭をぶつけたりと余計な動作を加える。今度は武智が借金取りに扮すると、踏み込まれる側の田中は平謝りに土下座で、武智に「お前、上手いな」と言われる。

2回目は、業界用語ネタ。田中が言葉を反転させるのだが、スピッツ(ピッツス)の歌を「爺の高熱」と歌い出してしまう。「空も飛べるはず」の出だし、「幼い微熱」の反対が「爺の高熱」になるらしい。武智が「爺の高熱だったら病院行かんと危ないよ」と突っ込む。
樹木希林は、キリンなので反転させて「ぞぞぞ像」になる(?)らしい(??)。
ウルフルズは「ウル」が「売る」と解釈されて「買うフルズ」になる。歌うのは、「ガッツだぜ!!」ではなく「具志堅だぜ!!」。ガッツ石松と具志堅用高は利き腕が反対なのでそうなるらしい。
松任谷由実は「待たない任谷由実」になるのだが、「卒業写真」の歌詞「あなたは時々遠くで叱って」を反転させると、「私はいつも近くで笑って」になり、武智は「逆にしても良い歌詞になる! 流石、ユーミン」と褒める(?)。
ちなみにスーパーマラドーナを反転させると「ちょびっとダルビッシュ」になるらしい。

3回目は、武智が、「見た目のせいか、スポーツ万能と思われるのだがそんなことはない」という語りに始まり、田中が提案して様々なスポーツを行うのだが、ゴルフでは一打でインさせれば優勝という場面で武智がパットを決めるも実況担当の田中がテンションの低いまま「優勝です」と言って武智に怒られる。卓球をやると田中が上手くて止まらない。ボクシングをやると、二人とも「すんでの所で交わし」状態が続くため、武智が「俺ら天才か? 上手すぎるやないか」と言う。武智のパンチが田中の頬に決まるという設定になるのだが、その間、田中は「ちくしょー、あんなに努力したのにここで決められて終わるんか」という風に語り続け、武智に「語るの長いな!」と突っ込まれる。
田中が「血まみれの落ち武者」の話をすることになるのだが、「アヤじゃなかったユリ(名前を間違えた)」という女性の部屋へ田中が上がった時の話が延々と続く。ユリによると田中は向井理に似ているそうで(武智に「どこがや!」と突っ込まれる)、田中によるとユリは香川照之に似ているらしい。実はユリには彼氏がおり、折悪しく彼氏がユリの部屋を訪れ、田中は隠れようとするのだが、場所がない。押し入れを開けたら「ここも満杯でござる!」と言われ、口調で武智は「今、(血まみれの落ち武者)出た」と気づくも、話は血まみれの落ち武者をスルーして続いてしまう。


平和ラッパ・梅乃パッパ。ギターの弾き語りネタである。二人とも普通にギター演奏が上手いので聞き惚れてしまう。三代目平和ラッパは、ギターを頭の後ろに担いで「一月一日」の演奏を行う。
梅乃パッパは、1回目と3回目はベンチャーズの「ダイヤモンドヘッド」を、2回目は寺内タケシがアレンジした「津軽じょんがら節」の演奏を行う。
平和ラッパが、「日本のクラシック」として「さくらさくら」を演奏(「一月一日」も十分クラシックだが)。ただ、梅乃パッパが相の手を入れて歌うため、「うるさいな!」となる。今度は梅乃パッパが「さくらさくら」のロック風アレンジを演奏する。だが途中で演奏を止める。パッパは、「指が痛い。お客さん、拍手するの遅い」と言う。再度演奏するが、今度はお客さんの拍手が早い。パッパは、「せめて8小節ぐらい弾いてからにせんと」と語る。私はカウントしていたのだが、大体5小節ぐらいで拍手が来る。拍手が欲しいときにはパッパが足を上げるということにする。演奏して止め、「みんなギターじゃなくて足ばかり見てる」となるが、再度演奏。1回目は12小節目、2回目と3回目は16小節目で足を上げた。ラッパも同様に拍手が欲しい時に足を上げるという設定で演奏したのだが、3回とも12小節目で足を上げていた。

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2017年1月 1日 (日)

あけまして

おめでとうございます。

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2016年1月11日 (月)

笑いの林(58) 「2016年 道頓堀ZAZA新春寄席」

2016年1月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

大阪へ。道頓堀ZAZA HOUSEで、「2016年 道頓堀ZAZA新春寄席」を観るためである。
「2016年 道頓堀ZAZA新春寄席」は、午後1時、午後3時、午後5時から毎回上演時間約1時間の3回公演であるが、京都から道頓堀まで来たので全部観ていくことにする。

出演は、桜 稲垣早希、スマイル、銀シャリ、夫婦円満、グイグイ大脇、笑い飯(午後1時開演の登場順。笑い飯は午後1時開演と午後3時開演の公演ではトリを務めたが、午後5時開演の公演ではトップバッターであった)。

元日ということで、舞台後方には金屏風が立てられている。


桜 稲垣早希。今日は毎回、浅倉南を演じるということで、出囃子も「残酷な天使のテーゼ」ではなく「タッチ」を用いていた。

早希ちゃんは出てきてまず、「明けまして」と言って耳に手をやり、観客がそれぞれ「おめでとう」「おめでとうございます」と口にする。それから早希ちゃんが「タッ」と言うので観客が「チ」と応える、早希ちゃんが「こうしえ」でお客が「ん」と言う掛け合い(になってるのかな?)をやる。

午後1時開演の回と午後5時開演の回では「病み系アサクラさん」をやるが、客席の反応は今一つ。「病み系アサクラさん」は早希ちゃんのネタの中でも出来が良い方だと思うが、今日は演技に迫力があるため(決して演技が上手いわけではないのだが、淀みなく進むためお笑いよりも演劇的要素が勝っていた)、今日は笑うよりも演技を見てしまった。常連でない方達からはそれなりに笑いが取れていたのだが。お笑いとはやはり難しいものである。

午後3時開演の回では、「『一回目も観たよ』という人」と早希ちゃんが客席に聞き、結構多くの人が手を挙げたので、お得意の「あんたバカぁ~?!」を披露する。そして「1回目と完全に同じことをするわよ」と宣言しておきながら、この回だけは「病み系アサクラさん」はやらず、早希ちゃんの手による浅倉南のサインや自身のサインを入れたお餅など(貰っても扱いに困りそうだが)をプレゼントする回になっていた。この午後3時開演の回では、「前座」と言い張り(後記:2016年1月10日放送の「新生紀ドラゴゲリオンZ」での早希ちゃんの発言によるとスタッフさんから「前座をやっていいよ」と言われたとのこと)、「次の芸人さんのために場を暖めてやりやすくする」と述べたのだが、この回にはやたらと饒舌なお爺さん(早希ちゃんにプレゼントを貰ったが、「近くで見るとえらい別嬪やな」と褒めていた)が来ており、そのお爺さんと対応した後では「次の芸人さんがやりにくく」と今現在の自分の本音をもらしてしまい、口に手を当てて苦笑い。

ちなみにそのお爺さんは、グイグイ大脇の出番でも「滑った」と断言して、グイグイに「誰ですか? 今『滑った』って言ったの」と突っ込まれていた。
プレゼントの時間を長めに取ったため、持ち時間が後1分になってしまい、早希ちゃんは「じゃあ、私が金屏風の前を歩きます」と言って、言葉通りに金屏風の前を上手から下手に向かってゆっくりと歩く。意味はよく分からないのだが、シュールすぎて笑える。笑いはやはりわからない。


スマイル。瀬戸洋祐が福山雅治の「桜坂」の話をするが、ウーイェイよしたかは、「桜坂」を知らないという。そこで瀬戸が「桜坂」を歌うのだが、「君をずっと幸せに風にそっと誓うよ」まで来たところで、よしたかが「ウーイェイ」と持ちネタを入れる。その後、瀬戸は尾崎豊の「I Love You」を歌うが、「I Love You 今だけは悲しい歌」まで来たところで、よしたかが「聞きたくないよ!」と言って中止させる。「音痴なんだもん」とよしたか。よしたかは「早見優、あびる優、山田優、みんなI Love You」と言って瀬戸に頭をはたかれるが「だってみんな好きなんだもん」と譲らない。

午後3時開演の回では、男の青春期の妄想についてのネタをやったのだが、瀬戸はよしたかに可愛い女の子を演じるよう要求したものの、実際によしたかが演じたのはキックボクシングの達人というタイ人の女の子で、キャッチボールをするとアンダースローで全力投球。ボールが逸れて瀬戸が拾いに行っている間によしたかがヤンキーの集団に絡まれ、瀬戸が助けるという設定にしたものの、よしたかはキックボクシングでヤンキー数人を倒してしまい、「次はあなたよ」と瀬戸をけしかけたりする。
 
午後5時の回には、駆け出しだった頃のエピソードを語り、最初に作ったネタが酷かったというので、よしたかが再現。刑事もので、よしたかが容疑者、瀬戸が刑事役だったのだが、瀬戸の「早く吐け」という台詞によしたかは嘔吐の方の吐くを演じたという。その時の瀬戸の突っ込みをよしたかが再現したのだが、異様にたどたどしく、瀬戸から「俺そんなだった?」と聞かれる。更に「はく」は「はく」でも掃く方の掃除をよしたかは始めたのだが、その時の瀬戸の突っ込みもよしたかが再現したものではガチガチに緊張したもので、瀬戸は「ほんま俺そんなだった?」と訝しむ。
瀬戸は子供の頃は「刑事になりたい」という夢を持っていたそうだが、よしたかによると「父親が刑事だったから」ということで出掛ける時の「パトロール行ってきます」をという父親の真似をするも、瀬戸はよしたかの滑舌が悪く、頭の働きが悪そうに聞こえるので、「お前、お父さんもアホやった?」と聞く。よしたかは、「お父さんのことを悪く言うのは構わないが自分のことを悪く言うのは許さない」と言って、瀬戸に「普通逆やろ!」と突っ込まれていた。


銀シャリ。鰻和弘の苗字が珍しいという話から入る。苗字のせいで結婚出来なかったという鰻。以前、結婚を考えた女性がいたのだが、「重子」という名前だったため、結婚すると「鰻重子」通称「鰻重」になってしまうため、「将来のことを考えると無理」と言われて別れたという。そんな鰻だが、昨年7月に目出度く入籍。「鰻」姓の人は全国で6人しかおらず、そのうち4人は鰻和弘の家族だが、結婚したことで7人目の鰻さんが現れたことになる。

鰻は頭の良い人物に見られたいので諺を覚えているとして、「一万去ってまた一万」、「壁にニス塗り障子にメリハリ」、「早起きは三秒の得」、「三度目の掃除機」と言って、相方の橋本直から「パチンコか」、「大工やそれは」、「寝るわ。それだけだったら」、「そんなに掃除機買わんわ。買ったらダイソンぐらいになってるわ」と突っ込む。

午後3時の回では、鰻が「スポーツをしよう。テニス」と言ってゴルフのスイングをし、橋本に「どっち信じていいのかわからん」と言われる。結局、テニスをすることになったのだが、鰻は錦織圭のことを「ニシコリコリ選手」と言って、橋本に「なんやその歯ごたえありそうな名前」と言われる。
「思い切って20万円の買い物をした」という鰻。しかし、買ったものは「ドライヤー」であり、橋本に「めっちゃ怪しい」と言われる。20万円のドライヤーは「ベッグ・キャメラー」というビックカメラの名前をパクった個人商店(橋本に「中国(でよくあるバッタもん)の匂いがするわ」と突っ込まれる)で買ったもので、回転したり二人で使えたり親子三人でも使えたりと不要な機能ばかりが付いている。

午後5時の回では、鰻が甥っ子に歌を唄うと笑われるという話をする。「チューリップ」を唄うと笑われるというのだが、出だしが「たいた、たいた」で、橋本から「炊いたじゃ炊きあがってもいない。せめて炊きあがってから唄え」と突っ込まれ、「『た』じゃなくて『さ』だ」と訂正されるも、鰻は「さいさ、さいさ」、「たいさ、たいさ」と唄って、「大佐二人出てきたわ。大佐が二人もいたらその軍隊めっちゃ強なるわ」と突っ込まれる。
更に「ボギー大佐(クワイ河マーチ)」の子供がやる替え歌「猿、ゴリラ、チンパンジー」を、「チンパンジー、ゴリラ、猿」と逆にしてメロディーが崩壊する。
最後は「大きな古時計」を唄うのだが、鰻はまず平井堅のプロモーションビデオのポーズをして、橋本に「誰も覚えてへん」と突っ込まれる。まずメロディーが違う(「大きな栗の木の下で」になっている)。その後、メロディーは合うのだが、「大きなノッポ系」という意味不明のものになったり、「100年いつも」のところが「2年いつも」に大幅短縮。「ご自慢の時計」が「50万の時計」になり、橋本に「50万出して2年しか動かん時計だったら詐欺だろう」と言われる。
「日本昔話」の主題歌を歌うことになるのだが、鰻は何故か2番から歌い出してしまう。

鰻は「睡眠が大事」という話もする。だが「人生の二分の一は寝ている時間」と言って、「寝過ぎや。三分の一や」と橋本に突っ込まれる。鰻は「よく寝るためにはスイミンググッズが大事」と言って、橋本に「なんで泳ぐねん!?」と返される。鰻は睡眠グッズの例としてウォーターベッドを挙げるのだが、橋本は「鰻だけにウォーター」と言う。鰻は「スイマーが襲ってきたとき」と再び泳ぎの方の話になってしまった。


夫婦円満。夫婦によるパフォーマンスである。まずはバルーンアート。啓太がその場でバルーンアートを作るのであるが、リサが予め作っておいたバルーンアートの方が遙かに出来が良いので、啓太の作業が徒労に終わるという内容である。ちなみに音楽はビートルズの「オブラディ・オブラダ」を二人がメロディーを口ずさむことで間に合わせる。
啓太はバルーンを呑み込み、そのバルーンがお尻から出てきたということで、バルーンと万国旗が現れる。その後、リサが風船を串刺しにする芸を披露する。

最後は巨大バルーンをお客さんに弓矢で射て割って貰うのだが、午後1時開演の公演では一発で成功したものの、午後3時開演と午後5時開演の公演では成功ならず。
午後3時開演の公演では矢が金屏風の裏に行ってしまって取れないため、リサが使った串を用いて風船を破裂させた。


グイグイ大脇。今日は吉本らしい無茶苦茶なスケジュールだそうで、守口市内のホテルで行われているビンゴ大会の司会とZAZA HOUSEでの出番を交互にこなしているという。勿論、吉本なので、電車移動であり、地下鉄御堂筋線に乗って淀屋橋で京阪に乗り換えて守口市駅まで、そしてまたその逆を繰り返し、勘定したところ、18回電車の乗り換えを行っていたという。

まず唯一の持ちネタである「グイグイ」をやってから、息子の話をするのだが、息子が先頭で、円形の椅子を転がしながら「タイーヤマルゼン、タイーヤマルゼン。ホイールマルゼン、ホイールマルゼン」(関西では良く流れているCM)を歌っていたという話が一番受けていた。
それから英検の準一級を持っているということで、「役に立たない英語」。
「屁こいて寝な」、「頭かちわって脳みそ吸い出したろかい」という関西人がよく使う言葉を英語にしたものである。ただ笑いではなく、「へー」という反応が多く、グイグイも「ネタに入ってから滑り気味なので」と自虐発言をしていた。

グイグイ大脇、性格的にはかなり良い奴だと思われ、応援したくなるタイプなのだが。


笑い飯。今日もダブルボケが展開される。
午後1時開演の公演では、割り込みをする人へのボケと突っ込み。西田に割り込まれた哲夫が前の人に「後ろに割り込まれましたよ」と言ったり、哲夫が西田と顔を見合わせる形になって割り込んだり、西田が割り込むかと思ったら通過したり、哲夫に「どけ! このチビ」(西田の方が小柄である)「君、中学生?」「女の子?」とボケたりする。哲夫が「お前の方がチビや」「中学生にしてはきちんとしすぎやろ。どういう見積もり?」「女の子の要素どこにあんねん?」という言うたびに西田は「その言葉は学校で流行っているのか?」とボケる。

午後3時開演の公演では、タクシーを止めようとしたら割り込まれた人に関するボケと突っ込み。タクシーを止めようとして割り込まれたと思ったら割り込んだのは運転交代する運転手だったり、割り込まれたと思ったら横断歩道を渡るために手を挙げた人だったりする。
美容整形ネタもやる。だが、要求が「あごをシャープにテレビを東芝にしたい」だったり「耳を目の上に付けて欲しい」だったり、「額を狭くしたという」要望に「頭の皮膚を前にずらします。頭の後ろの方はツルツルになりますけれど」という施術法が変だったりする。

午後5時開演の公演は蠅に関する話。哲夫が「昔話には蠅が沢山出てくる」という話をし、「姥捨て山」を語る。しかし、年老いた母親を姥捨て山に捨てた男が後悔して山に戻るも、「蠅にお婆さんがたかっていた」と逆の話になり男は哀れになって蠅を連れて帰ってしまう。
西田は「鶴の恩返し」の話をするのだが、男が鶴を見つけた時には鶴はもう死んでおり、蠅がたかっていた。「そこで男は、『ああ、もっと早く助けていれば鶴が恩返ししてくれたかも知れないのになあ』と思いました」と飛躍した妄想の話にしてしまう。

その後、「のっぺらぼう」や「浦島太郎」の話になるのだが、顔が蠅だらけで目も鼻も口も見えない男が「のっぺらぼう」になったり(本物ののっぺらぼうが登場した時には「(さっき見たのっぺらぼうの顔は)もっと蠅が多かった」といちゃもんをつける)、蠅のたかった亀に乗った蠅のたかった浦島太郎が、蠅のたかった竜宮城に行き、蠅のたかった乙姫様と出会い、開けると蠅が大量に飛び出す玉手箱を貰うという妙な話になる。

今度は西洋版の昔話ということで「シンデレラ」が取り上げられるのだが、哲夫「昔、ミハエルという蠅のような名前の王子様がいました」という設定を受けて、西田が「ミハエルという蠅のような名前の王子様は蠅が死んでいるのを見て家来に言いました。『そこに蠅がシンデレラ』」とただの駄洒落にしてしまい、哲夫に突っ込まれる。

そして昔話といえば「桃太郎」ということで「桃太郎の歌」を唄うことになるのだが、哲夫が「すし太郎さん、すし太郎さん、目出度い日にはちらし寿司」という歌詞で唄って、「すし太郎」を題材にした歌詞の歌になってしまう。西田は「ちらし寿司なら、ちょいとすし太郎」と「すし太郎」のCMソングをそのまま唄ってしまった。

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2016年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます。

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2015年2月 9日 (月)

観劇感想精選(144) 平成二十七年 初春文楽公演第2部「日吉丸稚桜」&「冥途の飛脚」

2015年1月14日 大阪・日本橋の国立文楽劇場にて観劇

午後4時から、大阪・日本橋の国立文楽劇場で、初春文楽公演第2部 「日吉丸稚桜(ひよしまるわかさのさくら)」“駒木山城中の段”と「冥途の飛脚」“淡路町の段”“封印切の段(新町の段)”“道行相合かご”を観る。

国立文楽劇場に来るのは通算で4回目であるが、文楽を観るのは3回目。前回は文楽ではなく3階にある小ホールで落語の公演を観ている。

「日吉丸稚桜」は、タイトルからわかる通り豊臣秀吉が登場するが、木下藤吉郎久吉(このしたとうきちろうひさよし)という名義になっている。織田信長は小田春長、斎藤道三は斎藤明舜、濃姫が萬代姫、加藤清正が加藤正清という名に置き換わっている。ただ堀尾吉晴と斎藤龍興は何故かそのままの名で登場する。中途半端な置き換えである。

舞台は駒木山城であるが、これは小牧山城の置き換え。斎藤明舜と斎藤龍興の居城は稲田山城であるが、これは稲葉山城=岐阜城の置き換えである。城の名前はある程度歴史好きの人でないとピンと来ないかも知れない。

小田春長に輿入れした萬代姫であるが、駒木山城の木下藤吉郎久吉の下に預けられており、藤吉郎の家臣である堀尾吉晴が萬代姫に渡した短冊には自害するよう示唆されていた。
藤吉郎であるが、斎藤明舜の居城である稲田山城の攻め方を検討中。蝶々が飛ぶのを見て、搦手からの攻撃を思いつく。

駒木山城に老人が忍び込む。堀尾吉晴がそれを見とがめるが、その老人が吉晴の舅である鍛冶屋五郎助であることがわかる。また、鍛冶屋五郎助は藤吉郎がかつて自分が世話をした猿之助という奉公人だったことを知って驚く。

更には堀尾吉晴の養父である源左衛門を殺したのが舅である鍛冶屋五郎助であることも発覚する。

鍛冶屋五郎助の息子、竹松も現れるが、下部を思いっ切り投げつけるなど、竹松は幼いながらも怪力である。この竹松の後の姿が加藤正清ということになっている加藤清正である。
相手を思いっ切り投げ飛ばすシーンでは、人形を使う文楽の良さが出る。生身の俳優では怪我に配慮して思い切り投げることは出来ないが(一応、歌舞伎ではトンボ切りという手段を用いる)、文楽では思う存分投げ飛ばすことが出来る。

ストーリー展開に、シェークスピアの「タイタス・アンドロニカス」によく似たところがあるのだが、勿論、偶然である。

「冥途の飛脚」。近松門左衛門の作であり、有名作であるが(特に「封印切り」は代名詞になっている)、「曽根崎心中」や「心中天網島」などに比べると評価が芳しいとはいえない。「冥途の飛脚」は後に菅専助と若竹笛躬により改作され「けいせい恋飛脚」という文楽にもなっている。

近松作の他の文楽では「やむにやまれず」というところがあるのだが、「冥途の飛脚」では、主人公の忠兵衛がアホなだけということもあり、八百屋お七のようなちょっと頭があれなだけの人でも悲劇のヒロインにしてしまうという寛容さを持つ日本人でも「もう少し何とかならないのか」と不満を持っても仕方ない。後に改作する人が現れたのもそのためであろう。

ただ、改作された「けいせい恋飛脚」では八右衛門が完全な悪役となっており、勧善懲悪が流行らなくなった時代にあっては、八右衛門が魅力的な人物となっている「冥途の飛脚」の方を高くする人も相当数いるだろうと思われる。

有名な封印切りの場面であるが、本当に面白い。昔の日本人は怖ろしく賢かったんだなあと感心する。

なお、「千日」という言葉に忠兵衛が過剰反応する場面があるが、これは大阪に詳しい人でないとどうしてそうなるのかわからないと思われる。江戸時代の大坂の刑場は千日前にあったため、「千日」という言葉が「千日前」を連想させて忠兵衛が臆したのである。

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2015年2月 1日 (日)

笑いの林(29) 「新春よしもと千円寄席」2015年1月3日

2015年1月3日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

道頓堀ZAZA HOUSEで、「新春よしもと千円寄席」を観る。「新春よしもと千円寄席」は、元日から1月4日まで道頓堀ZAZA HOUSEで行われる。今日は4回の公演があるが、流石に全部観るのは精神的にも肉体的もきつく、また第1回目の公演は午前11時開演であるが、午前中から笑いたいとは思わない。ということで、午後1時からの第2回公演、午後3時からの第3回公演、午後5時からの第4回公演を観る。上演時間は毎回約1時間である。ちなみに4回とも、しかも夫婦で観に来ている人がいて、バンビーノやガリガリガリクソンに突っ込まれたりしていた。

出演は、天竺鼠、バンビーノ、シュークリーム、桜 稲垣早希、小泉エリ、ガリガリガリクソン、アキナ(第2回公演の登場順。第3回公演は天竺鼠とアキナの順が入れ替わり、天竺鼠がトリとなる。第4回公演はバンビーノが2番手であることを除くと第2回公演とは異なり、トリは第3回公演と同じく天竺鼠が務めた)。

天竺鼠。瀬下の子供が輝飛と書いて「ライト」と読むというネタから始まり、川原がそれに対抗して「衣装の衣に休むで、ハンガー」、回によっては「夢に粒々と書いて、タピオカ」、「穴に塞ぐと書いて、イヤホン」なども付け加えたキラキラネームを考案する。

最後のネタは毎回同じ、「なすびマン」。瀬下演じる悪の巨大怪人が、大阪の街を破壊していく(「俺はでかいぞ。通天閣ポキ、あべのハルカスバーン! 大阪ドームぽーん」というセリフがある)。そこに、川原がなすびの被り物をした、なすびマンとして現れ、カスタネット攻撃をするのだが……という内容である。

バンビーノ。石山大輔が「サッカーでブラジル留学をしたことがあります」と自己紹介をしても午後1時からの第2回公演では客席は無反応であったが、第3回公演、第4回公演では「おー」という反応があった。相方の藤田裕樹は「桂きん枝師匠の甥」と石山から紹介されたのだが、第2回公演ではやはり客席は無反応であった。第3回公演と第4回公演では、「あー」、「似てる」などの声が聞こえた。やはり午後一というのもお笑いを観るには向いていないようである。

「キングオブコント」でやった「ダンシング ピストン族」について、第2回公演で石山が「知っている人いますか?」と客席に聞いたものの反応がないので、第2回公演、第3回公演では行われず第4回公演で、「4度観に来ている人のために」ということで「ダンシング ピストン族」がやっと取り上げられ、かなり受けていた。

コント「距離感の全くない会話」。藤田がレストランのウエイター、石山が客に扮するのだが、顔を間近に近づけて離すため、何か言うたびに相手の顔をはたいたり拳骨で相手の顔をグッと押したりする。

第4回公演では、「敏感歯」というコントも行っており、二人とも付け歯をして「距離感の全くない会話」をやるのだが、付け歯の部分が相手に触れるたびに大袈裟なリアクションが加わる。

メインは、いつもやっている、石田が電子音を模したオノマトペで歌い、藤田がそれに合わせるというもの。その他にも、「お腹が痛いのはどっち?」、「肩を痛めているのはどっち?」、「寝違えているのはどっち?」などの短いネタをやった。

シュークリーム。今日唯一、毎回違うネタをする漫才コンビである。ちなみに毎回、客席に向かって遠くから来た人を聞いていたのだが、「下関」と答えた人に、二人とも「しもがせき?」となり、吉岡久美子が「何県ですか?」と聞いて、「山口県」と答えが返ってきたのだが、二人とも山口県の場所がよく分からないようで「蜜柑が美味しいところですか?」と聞いていた。お客さんは「ふぐ」と返した(ちなみに道頓堀には「ずぼらや」を始めとするフグ料理店が多い。多分、大阪で一番多いと思われる。なお、山口県出身の知り合いが何人かいるので知ったのだが、山口県の県の花は夏蜜柑の花だそうで、京都山口県人会の法被も蜜柑にちなんだ橙色である。蜜柑が美味しいというのもあながち間違いではないようだ。ただ、蜜柑というとどうしても愛媛、和歌山という産地が浮かび、山口と蜜柑のイメージは余り結びつかない)。

まずは、ダイエットネタ。吉岡久美子が、「ダイエットをしたい」「特に足が太いのが気になる」というのだが、相方のしよりは「スキンヘッドにすれば、みんな頭見て、足が気にならないよ」と提案する。
吉岡が「バナナダイエットをしたい」というのだが、しよりは「バナナダイエットってきついよ。毎朝フィリピンの奥地にバナナを探しに行くダイエットでしょ?」と返す。正直言って飛躍しすぎ。
ということで余り笑いは取れなかった。
ちなみに、しよりが二十歳、吉岡が22歳という若いコンビであり、二十歳そこそこの人に面白さを求めるのが無理なのかも知れない。二人は普段は、つぼみという早希ちゃんの妹分に当たるアイドルユニットで活躍している。

第3回公演では、しよりが流行に疎いという話。しよりは「倍返しだ!」、「じぇじぇじぇ」などと言うが、吉岡から「それ大分前の流行語やで」と言われる。しよりは「アナと雪の女王」も知らないということで、MayJも勿論知らない。松たか子のことはMTと略すが「松本幸四郎の娘さんで、紅白歌合戦の司会を史上最年少(当時19歳)で務めた、あの松たか子さん?」と詳しい説明をする。
「Let It Go」は知っているということで、しよりは歌い出すがAメロ、Bメロを歌った後で、「この後は知らない」と一番有名なサビの部分だけを知らないというオチとなった。

第3回公演では、吉岡が「合コンで女の子が一人抜けることになったから、しよりを入れようかなと思って」と言い、誉め上手だとモテるということで最前列のお客さん(常連さんである)を誉めることにするのだが、しよりは地味なところを誉め、吉岡がおだて上手という設定で、吉岡が「しより入れるの止めるわ」と言って終わる。段々面白くなってきてはいるようである。

早希ちゃんは3回とも、映画「天空の城ラピュタ」のシータのコスプレで登場し、「シータの替え歌単独ライブ」をやる。マイクもエコーの掛かったライブ用スタンドマイクである。
ジブリの映画の中でシータが一番可愛いと言い、「私を見つけ出してくれた宮崎駿先生に感謝します。私は原石やったんですよ。ピカッと光る原石。光り過ぎてみんな『目が! 目が!』(ムスカのセリフ)と言っていて」、と全編ジブリネタで攻める。出囃子もいつもの「残酷な天使のテーゼ」ではなく別のものを使っていた。

「でもねー、あの言葉を言っちゃったんですよ。『バルス!』。知ってますか? あのニコニコ動画でみんな一斉に書き込んでえらいことになるやつ。あれでお城がなくなっちゃって、これから地上でどうしようかなという思っていた時、公園で鼻歌唄っていたら、あれ? 私、歌上手い? ということに気付いて、オーディションに合格して今、シンガーやってます。以前は小室ファミリーにいたり、あれやこれやあって、今は単独ライブのステージに立ってます。芸歴20年」という出鱈目なシータの経歴を述べた後で、「天空の城ラピュタ」の主題歌である『きみをのせて』の替え歌(ジブリの映画の中でシータが断トツで可愛い。パズーもムスカも必要ない。私がいれば数字は取れる。白髪のおばさん、結局役に立たない、という内容)、『となりのトトロ』の替え歌(「となりのトトロ」は子供に受ける。内容はただ迷子を探すだけの話。でもグッズは売れてる)、『もののけ姫』の替え歌(宮崎駿の引退する引退する詐欺を取り上げる)を唄う。
ナウシカのことをシータは嫌っているようで、「態度が悪い。この後登場するマジシャンと同じくらい楽屋での態度が悪いです」と言って笑わせる。

客席にはサイリューム(棒形ペンライト)を振っている人もいて(小泉エリがサイリュームの応援を気に入っているので、エリさんが唄う時は振る予定だったのを早希ちゃんも唄ったので振ることにしたようである)、4回目の公演では、早希ちゃんが「みんな、私を見て下さい。サイリュームばかり見てる」などと言って笑いを取る。2回目の公演では『もののけ姫』を唄いながら早希ちゃんが手を左右に振っていたので、こちらもお付き合いで右手を左右に振るが、早希ちゃんが今度は左手を下から上に挙げる振付を始めたので(早希ちゃんは右利きであるがマイクは右手に持つタイプである)、こちらも勝手に指揮を始めてしまう。大体の曲はほぼ正確に指揮出来る。

3回目の公演の時は、スタンドマイクを外し、『もののけ姫』を唄いながら最前列の人二人と握手をし、三人目の男性とも握手、かと思いきや、隣の席の女性との握手に切り替え(女性は握手し損なった男性の奥さんだと思われる)、4回目の公演でも最前列の人と握手をしたが、もう一人とも握手、かと思いきやその男性が持っていたサイリュームを取り上げて、二つ隣の席の人に渡して会場の笑いを誘う。だたそういうことをしていたので、マイクをスタンドに戻して手を左右に振りながら唄う時に、出だしが遅れがちになる。スピーカーは左右に客席の方を向いたものがあるだけなので早希ちゃんの位置からは聞こえにくいのかも知れない。ということでまた指揮をする(4つに振る普通のものではなく、出と長さを指示するもの)。早希ちゃんが指揮に気付いていたのかどうかは不明だが、やっぱりずれているのが気になってしまうので指揮してみた。早希ちゃん、目障りだったらごめんね。ここに書いても読まれることはないだろうけれど。

この後に出てくるマジシャン、エリさん登場。詳しくは書けないのだが、4回目の公演で思いっ切り種がばれるという失敗をしてしまった。マジシャンは失敗してもそれを笑いに変えられないのが辛いところである。
ただ、道頓堀ZAZA HOUSEはライブハウスであり、客席とステージが近いので、細工が何となく想像出来てしまう。エリさんも普段はナチュラルにやるところを、今日は袖(振り袖をイメージした独特の衣装)で隠しながらやるなど、ライブハウスでマジックをやる難しさはあるようだ。

お客さんにステージに上がって貰って手品を行うのだが、「さっきのへんちくりんな女と私、どっちが可愛いですか?」とステージに上がった男性に聞く(ステージに上がる人はエリさんが、客席に降りて決める)。男性は手で「あなた」と示し、エリさんは「でしょー」と言う(エリさんは美人系で早希ちゃんは可愛い系なので比較は無理ではあるのだが)。そのマジックの種も間近で見ると想像が付くので、どんなマジックだったのかは書かないでおく。

最後は、金属の輪っかを使ったマジック。中上亜耶もやっていたが、おそらくエリさんが中上に教えのだろう。エリさんは最大で6つの輪を使う。5つの輪の時はオリンピックの五輪の形を作って見せたりした。

ガリガリガリクソン。今日もマジックペンをヘソに挟んで画を描く。あやつるぽんこと中上亜耶が出演していた時は、「あやつる、ペン!」と言って笑いを取っていたが、今日は中上は出演しないので、そういうことはなし。「女の人にもてないんですよ。女性と付き合ったことがない。つきまとったことは何度もあるんですが」と自虐ネタをやる。ただガリガリガリクソンも頭の良い人なので案外モテるのではないかと思われるのだが。ガリガリガリクソンは、「僕と真剣に付き合ってもいいよという女性の方、いたら手を挙げて下さい」と、いないという前提で客席に話しかけ、第2回の公演と第3回の公演では予測通り誰も手を挙げないので、「無視ですか。中学校を思い出すので辞めて下さい」と言うが、4回目の公演では最後列の女性が一人、手を挙げる。ガリガリガリクソンは「お顔を良く見せて下さい。あ、ごめんなさい、好みのタイプではないです。面食いなんです。女性なら誰でも良いという訳ではない」と処理した。

ガリガリガリクソンは肥満体であるため暑がりであり、グリコのポッキーの箱をTシャツをめくって露出した腹に投げると引っ付くという特技がある。ということで、客席の人を指名して、ポッキーの箱を投げて貰い、腹に接着させて貰おうという芸を行う。投げる人も個性があって、女性はポッキーの箱を開けようとするし、ガリガリガリクソンが「髪形が野球部っぽいから」という理由で選んだ少年(実際に野球部に入っている子であった)は全力投球して腹に思いっ切りぶつけ、今日ある4回の公演を全て観ているお客さんはポケットからマイ「プリッツ」を取り出して投げるという、笑いを取る行為に走っていた。

アキナ。山名が昨年の夏の全国高等学校野球選手権石川県大会の決勝、星陵高校対小松大谷高校の試合で、9回表まで0-8で小松大谷にリードを許していた星陵が、9回裏に一挙9点を取って逆転で甲子園出場を決めたという話から入る。山名は「忘れられない試合」と言いながら、小松大谷を小松大宮と言い間違える。スコアも6-0と適当。最終結果も40-5と出鱈目で忘れまくりというネタである(スコアについては3回とも微妙に変えていた)。
そこから高校野球ネタになり、秋山が野球部の補欠で退部したい少年、山名が野球部のキャプテンを演じる。秋山が「キャプテン、野球部を辞めたいんです」と言うと、山名は「いいよ」と言って、秋山から「止めなあかんやん」と突っ込まれる。再度チャレンジ。秋山が、「レギュラーにもなれないし、才能もないし、補欠だし」というと、山名は「補欠」という言葉に噴き出してしまう。秋山が、「そうじゃないやろ。『関係ない』やろ」と言うが、秋山が「才能もないし」、「やっている意味が見いだせないし」、「続けられる自信もないし」という言葉に山名は全部「関係ない」で答えて、秋山から「『関係ない』はそんな万能な言葉ちゃうからな!」と駄目出しされる。

秋山が投げた球を山名が打ち返せたら退部は認めない、山名が空振りしたら秋山は退部出来るという設定で勝負を行うが、山名はバントをする。「どうしても退部させたくなかったので」と山名。

今度は、今は不良となった野球部の元エースが、金網越しに野球部の練習を見ており、それを見た野球部のキャプテンが声を掛けるという設定。
山名が、「何、野球見とんねん。本当は野球部に戻りたいんちゃうんか」と聞く。秋山が「そんな訳あるか。しばくぞ、こら」と答え、山名は「あかん、元エースのお前の右手をそんなことのために使わせたくない」、秋山「なんやと!」と殴りかかる。で、山名が秋山の右手を掴むという設定だったのだが、2回とも秋山の右拳は山名のおでこにヒットしてしまう。
そこで、右手を掴んだ状態で、野球に未練があることがわかるという設定で変えるのだが、山名は「手首にバットのタトゥーが入ってる」と言って、秋山から「気持ち悪!」と言われてしまう。秋山が「そうやないやろ。お前の手の平、マメだらけやないか。今でも毎日素振りしてんとちゃうんか、やろ」と先に山名が言うべきセリフを伝え、山名がその通りに繰り返すのだが、秋山が「そこで心に響く言葉」と要求すると山名は「ヤッホー」と言ってしまう。秋山は「それは山に響く言葉やろ」と駄目出しをする。

最後は、キャプテンの引退シーンであるが、山名は部員を集めるのに犬を呼ぶような仕草をしたり、涙を流す設定のところで口元を拭ってよだれを垂らすジェスチャーになったり、最後に秋山が「ここで熱い言葉を」と促すと、「お湯」とボケたりしていた。

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2015年1月24日 (土)

笑いの林(28) 「新春よしもと千円寄席」2015年1月1日

2015年1月1日 道頓堀ZAZA HOUSEにて

午後3時と午後5時から、道頓堀ZAZA HOUSEで、「新春よしもと千円寄席」を観る。出演者は、アインシュタイン、桜 稲垣早希、ヒューマン中村、中上亜耶、天竺鼠、銀シャリ(午後3時の回の登場順。午後5時からの公演は、銀シャリ、桜 稲垣早希、アインシュタイン、中上亜耶、ヒューマン中村、天竺鼠という順番であった)。

今日のメンバーの中で、持ちネタのメインを変えたのは銀シャリだけだったので、今日は疲れずに観ることが出来た。ただ良い公演は観ていて疲れるものなので疲れないのが良いことなのかどうかはわからない。

アインシュタイン。若手のホープであるが、ネタは2回ともほぼ完全に一緒。
稲田はかなり変わった顔をしており、よしもとブサイクぐらんぷりの上位にいつもいるのだが、まず稲田自身がその話から入る。アゴが突き出てその他が平たい顔なので、「柿のタネ」「自転車のサドル」「ゾウリムシ」などと呼ばれることがあるそうだが、稲田は「そう呼ばれても全然気にしない。気軽に追い回します」と言ったため、午後5時開演の公演では悲鳴を上げる女性までいた。
稲田は、相方の河合(「ロケみつ」の常連でもある)が相対的にイケメンに見えるが(河合は、よしもと漫才劇場が5upよしもとであった頃に、観客が選ぶ人気若手芸人のトップ争いに食い込んでいた)、実際は世間は稲田と河合のどちらがイケメンだと思っているのか拍手の大きさで調べてみようと提案するが、客席の様子を見ていた河合から「今、苦笑起こったで」と言われてしまう。
拍手の大きさでは、当然のように河合の圧勝であったのだが、稲田は「どっこいどっこいやね」と言う。稲田は更に「どちらが性格が良さそうかも競ってみよう」と言うが、これも河合の勝ち。稲田は「1勝1敗」ということでと言って、河合から「どこで1勝してんのや」と突っ込まれる。

稲田は河合に「俺、結婚出来ると思うか」と聞き、河合は「正直、絶望的だと思う」と答える。
だが稲田はデートのプランは持っているといのでやったみるが、最初に「だーれだ?」と恋人に聞くというちょっと幼げなもの。ただ稲田は遠くから「だーれだ?」と顔を隠しながら近づいてきて、河合から「ゾンビみたいや。気持ち悪いわ」と言われる。
食事のプランも稲田は考えているというが、予約したのは「お洒落なレストランの見える夜景の綺麗な場所」で、河合から「どこ予約してんねん? 綺麗な夜景の見えるお洒落なレストランやろ? お洒落なレストランを見てるだけで何が楽しいねん」と突っ込む。
結婚指輪を渡す時。サプライズを行う。まずレストランに入る。だがドアをいくら引いても開かない。押して開くドアだった(これは私は事前に完全に読んでいたのでマイナスポイントである)。レストランの照明が落ち、その間に指輪を左手の薬指にはめるというサプライズ。だが、指輪を左手の薬指にはめたのは相手の女性ではなく稲田本人で、河合から「サプライズでもなんでもない」と駄目出しされる。
最後はバイクでのデートをやりたいと言うのだが、稲田は最初は後部座席に座っている演技をして河合から「お前が運転せえや」と言われる。稲田が運転し、河合が後部座席に座る女性に扮するのだが、稲田は後ろを向いて、「どこ行くか教えへん。着いてからからのお楽しみで」などと言い続けて、河合から「いい加減、前見ろや事故起こす」と突っ込まれた。

早希ちゃんは今日は2回とも「関西弁でアニメ」。お正月ということで、お客さん数名に直筆サイン入りのお餅をプレゼントしていたが、正直、渡された側もどうしていいのか困るであろう。食べるわけにもいかないし、かといってそのままにしておいたら黴びるし。冷凍庫に入れっぱなしではサインを貰った意味もないし。

いずれもアスカのコスプレで登場したが、午後5時開演の公演ではウイッグの上に玄関などに付ける正月用の飾りを貼り付けて登場。これもお客さん(5歳の子供)にプレゼントされた。

早希ちゃんは今日も銭形警部のことを「銭形平次」と呼ぶ。どうも気付いていないようである。誰が指摘してあげる人がいるといいのだが。

ヒューマン中村。今日は彼が一番面白かったと思うが、大笑い出来るネタと「ちょっとなー」と思うネタの差が相変わらず激しい。

まず前振りとして、言葉の言い方を変えると違うニュアンスになるという芸。「フラペチーノ(スターバックスコーヒーの商品)」を寂しそうな子供に、「僕、フラペチーの?」と聞く言葉に変える。「パラダイス」を最終学歴を聞かれた時の答えに変える。「俺? パラ大っす」。「カリフラワー」を友人がどこかに言ってしまった時に言う言葉、「あれ、カリフラはー?」(これは完全に読めたので笑えなかった)。の3つ。ちなみに午後3時開演の公演では大受けを取ったが、午後5時開演のお客さんの反応は今一つであり、見る人によって評価の違いが出るタイプの芸人であるようだ。

四字熟語に一文字足して別の意味にするという「余字熟語」フリップ漫談。「完全無欠席」→「皆勤賞」、「冷静沈着火」→「こういう人が一番怖いですね。冷静に放火できる」、「四六時中華」→「太ります」、「暴飲暴食団」→「太った人達ですね。おそらく四六時中華なのだと思いますが」、「門外不出男」→「ニートです」、「意気揚々々」→「ラッパーです」、「前途洋々々」→「ラッパーです」、「因果応報々」→「ラッパーです」、「切磋琢磨呂」→「異人です(正確にいうと「平安時代の人」だと思うが)」、「百戦錬磨呂」→「異人です(切磋琢磨と同パターン)」などは面白いが、「奇想天外大」→「外大です」、「一心同体大」→「体育大学です」などは「うん、だから」で済んでしまう類のもので、ヒューマン中村はここさえクリア出来れば天下を取れるのにと惜しくなる。

最後に「しょぼくなる」という芸を行う。お題を出して、最初は壮大だったものが、少しショボくなる、かなりショボくなるに変化するというもの。より現実的になると言い換えることも出来る芸である。
「夢」というお題で、「お父さんお母さん、僕、将来、プロ野球選手になりたい」と子供の頃の夢、中学校2年生ぐらいの夢で「修学旅行までには彼女を作りたい」、大人になってからの夢で「ここにソファ置こう」と変化していく。
私は面白いとは思わず、「余字熟語」の完成度を高めた方が良いと思った。ちなみに「しょぼくなる」の受けであるが、午後3時開演の回ではさっぱりだったものの、午後5時開演の回では結構受けてた。笑いとは不思議なものである。

あやつるぽんこと中上亜耶。お正月ということで、前半のBGMも「お正月」と「ゆき」のインストゥルメンタルに変える。衣装も午後3時開演の公演と午後5時開演の回では変え、デザインは一緒だが、午後3時は赤、午後5時は黒をベースにしたものである。彼女は昭和63年生まれでギリギリ昭和生まれであるが、顔はAKBにいてもおかしくないような今時の女の子の顔である。早希ちゃんはもっと若かったとしてもAKBタイプではないだろう。

お正月ということで独楽を使った手品なども行う(独楽の回転から電気仕掛けだとわかってしまうものであったが)。

CD3枚を操り、CDの裏側のアルミ入りのものがカラフルなものに変化していくというマジック。おそらく持っているCDは3枚だけではなくもっと用意しているのだろうと察しが付くが、それ以外はやはりタネがわからないマジックを行う。

午後3時開演の回では、ネタばらしをするといって左手に詰め込み、左手を開くとハンカチが消えているという、これも実は手品だったという演目をやった(右手に持ち替えたのだろうが、ここはわからなかったということにしておく)。

午後5時の回にやったのは、お客さんにトランプを二つに分けて貰い、上の束の一番下のカードをスケッチブックに絵を描いて当てるというもの。お客さんが分けたカードの一番下とは違うカードを選んでいるようなのはわかるのだが、トランプのカードが浮き出してくる仕掛けは不明である。

今日も中上が「あやつる」と言ってお客さんが「ぽん!」と返すという魔法の言葉をやったが。「私を知らないけれど応援しても良いよという方は『ぽん!』と言って下さい」というやり取りで、午後3時の時は、言う人が少なく、中上から「元気出して!」と言われるが、午後5時の回は、一人か二人が「……ぽん」と返しただけで、中上は「少な!」と叫んでいた。

天竺鼠。
瀬下の6歳になる息子の名前が「輝飛」と書いて「らいと」と読むのだが、川原から「可哀想ですね」と言われる。川原は「野球やるときどうするん? レフト守ったらややこしいことになるやんか。監督と審判が困る。『レフトのライト君をセンターに、センターをライトに、ライトをセンターに』、『え? ちょと待って。えーとレフト君が(瀬下「レフト君で誰やねん。らいとやて」)センターで、ライト、え? ライト? ややこしいのでゲームセット』」と勝手に試合を終えてしまう。
川原は未婚で子供もいないが、子供に付ける名前はもう決めているという。「衣装の衣に休むと書いて、『ハンガー』」。当然、瀬下に突っ込まれる。

川原は、路地裏を歩いていた時、狭い道なのにおっさんが貧乏揺すりをしながら道を占拠するように塞いでおり、川原が「どいてくれませんかね」と言うと、おっさんは「じゃかしいわ、わしの路地裏じゃ」と言われて頭にきたそうで、というところで、川原が突然舞台下手袖まで歩いて行き、再びセンターに戻ろうとする。瀬下も不思議そうな顔をしながら、再現するのだと思って貧乏揺すりをしたが、川原は戻ってきて「ほんま頭に来たわ」と言っただけ。瀬下が「再現するのかと思って、おっさんのポーズして待っとったのに」と言うと。川原は「誰もしてくれとは頼んでない」とすげなく返した。

ショートコントを2つやる。午後3時の回は、満員電車の中で急ブレーキが掛かり、川原が瀬下にもたれかかった時は互いに「ああ、すみません」とやったが、瀬下が川原にもたれかかると川原は「なんやお前、殺すぞ!」とぶち切れるというネタ。午後5時の回は、友達と一緒にいる時に彼女から電話が掛かってきたという設定。川原が恋人からの電話に出て、「今友達といるから。え、あの言葉言ってって? 今友達といるから。明日休みやろ。好きなだけ言ってやるから。え? しょーもないな。言うわ。『ポテンヒット』」というシュールなネタであった。

2つめは午後3時の回、午後5時の回ともに一緒で、瀬下が巨大な悪魔に扮し、大阪の街を破壊していくのだが、そこに正義の味方(?)なすびマンのかぶり物とサングラスをした川原が出てきて、カスタネット攻撃をするといっておいて最初に2度叩いただけで後はずっと休み、「ああ、足の指折れたわ」と言って、瀬下から「いつ? なんも動いてへんやん」と突っ込まれて終わった。
午後5時の回ではPerfumeのメンバーをなすびマンが踏みつぶすといういつもやるネタが追加されていた。

銀シャリ。
ボケの鰻和弘の鰻という苗字が珍しいという話から入る。鰻和弘は本名であるが、全国に鰻という苗字の人は6人しかいないそうである。ただそのうち4人は鰻和弘の家族だそうで、他の2人がなぜ他人なのかということの方が不思議でもある。電話で「鰻です」と言っても、人間は頭に入っていない言葉は聞き取れないように出来ているため、「え? 舟木さんですか?」とありがちな苗字に聞き間違えられるという。「なぎさんですか?」とも聞かれるそうだが、「普段着さんですか?」と聞き間違える人もいたそうだ。

午後3時の回は、鰻が相方の橋本に「スポーツをやろう。テニス」といってゴルフのスイングのポーズを行い、「どっち信用していいかわからん」と言われる。
鰻は「テニスは今注目されている。ニシコリコリ選手」と言って、橋本に「錦織選手やろ。ニシコリコリって歯ごたえ良さそうだけどと突っ込まれる。
橋本は、「テニスは、サーブの時に出す声が良いよね」というが、鰻は、ボールを放り上げるポーズをしてから「俺の、このサーブを受けてみろ。この熱く燃える火の玉サーブ」などと言って、橋本から「長いわ。『このサーブ』ぐらいで球ツーバウンドしてるわ」と突っ込まれる。「そういうんじゃなくて、『あっ!』やろ」と橋本に言われた鰻はボールをトスする時に「あっ!」と叫んで、「違う! あんな軽いボール放る時に声出す奴、絶対弱い」と言われる。

午後5時の回は、鰻は自分は頭が悪いので、少しでも良くするために諺を覚えようとしているのだが、「一万去ってまた一万」と言って、橋本に「なんやそのパチンコの負けるパターンみたいなの」と突っ込まれる。鰻は「三度目の掃除機」とも言うが、橋本から「正直や。掃除機三度買い換えるまでに長い過程あるわ。多分、三台目ダイソン(の全自動掃除機)ぐらいになってるわ」と突っ込まれた。

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2015年1月 4日 (日)

雪の日の初詣

2日に日中の初詣として七条にある豊国神社に行きました(夜間の初詣は1日の日の出前に下鴨神社に行っています)。

雪の日の初詣

三が日は国宝である唐門(徳川期二条城遺構、伝伏見城遺構)を潜って拝殿の前まで行くことが出来ます。豊国神社には毎年参拝していますが、雪の日の参拝は初めてとなりました。雪化粧した唐門は光の反射により明るさを増し、日輪の子といわれた祭神:豊臣秀吉公に似付かわしい表情を見せています。

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2015年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます

本年も宜しくお願い致します。

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2014年1月 8日 (水)

コンサートの記(121) 広上淳一指揮新日本フィルハーモニー交響楽団ニューイヤーコンサート2014 in 三重

2014年1月4日 三重県津市の三重県文化会館大ホールにて

三重県文化会館大ホールで午後4時から広上淳一指揮新日本フィルハーモニー交響楽団ニューイヤーコンサート2014を聴く。
曲目は、前半が、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」序曲、同「こうもり」より“田舎娘の役ならば”(ソプラノ独唱:安井陽子)、ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「オーストリアの村つばめ」、ヨハン・シュトラウス2世のポルカ・シュネル「雷鳴と電光」、オッフェンバックの歌劇「ホフマン物語」より“森の小鳥は憧れを歌う”(ソプラノ独唱:安井陽子)、ヨハン・シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」。後半が、エドゥアルト・シュトラウスのポルカ「速達郵便で」、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「春の声」(ソプラノ独唱:安井陽子)、リムスキー=コルサコフの「スペイン狂詩曲」より“変奏曲”、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り”。

司会は東北放送アナウンサーを経て、現在はホリプロ所属のフリーアナウンサーである田添菜穂子(たぞえ・なほこ。「なほこ」は「なおこ」ではなくそのまま「なほこ」と発音する)。田添は新春らしく着物姿で登場する。

京都市交響楽団のニューイヤーコンサートでは女性奏者はドレスアップするのが恒例であるが、新日フィルの場合はそういったことは一切なし、全員、黒を基調とした衣装であった。

喜歌劇「こうもり」序曲。軽快な演奏を聴き慣れているだけに、フルオーケストラによる重厚な出だしに、「重すぎるのではないか?」とも思ったが、軽やかな旋律などでは典雅な表情を見せて一安心である。新日フィルの音であるが、やや渋め。いぶし銀のような渋さである。京都市交響楽団のクリアな音色とはまた別の良さがある。

ソプラノ独唱の安井陽子であるが、安定した歌声。コロラトゥーラはまずまずで抜群に上手いというわけではないが、声質も表情付けも良かった。オッフェンバックの歌劇「ホフマン物語」では、機械仕掛けの人形オランピアのアリア“森の小鳥は憧れを歌う”では、ASIMOのようなギクシャクとした動きをしながら歌う。途中でねじが切れて動きが止まり、打楽器奏者がねじを巻いて歌い出すというオッフェンバック一流のギャグもある。「春の歌」では、モーツァルトの歌劇「魔笛」でパパゲーノが吹く魔笛の音色を模す場面で広上とタイミングを計りながらユーモラスな歌唱を展開した。

広上指揮の新日フィルは、いずれの曲でも高水準の演奏を聴かせたが、激しさと軽快さの同居する「雷鳴と電光」、爆発力がものをいう「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り”が特筆すべき出来映え。前者での打楽器の思い切った強奏、後者の盛り上げ方の巧みさなどは広上ならではの演奏だ。“ダッタン人の踊り”では豪快であると同時に詩心の表出に長けており、澄み切った音楽が泉のように湧き出るのが見えるかのようだった。

アンコール。田添菜穂子の紹介で広上淳一が登場。広上は、「年を取ると物忘れが激しくなるので、このまま帰ろうとしてしまった」と語り、「でもこれをやらないとニューイヤーコンサートでは駄目でしょう」ということで、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「美しく青きドナウ」と、ヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」が演奏される。「美しく青きドナウ」なチャーミングな佳演。オーケストラに演奏を任せて、広上は主に拍手係をした「ラデツキー行進曲」も楽しい演奏であった。

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