カテゴリー「アメリカ映画」の33件の記事

2018年3月 8日 (木)

これまでに観た映画より(99) 「紳士協定」

DVDで映画「紳士協定」を観る。グレゴリー・ペック主演。監督は後に赤狩り問題で裏切りを演じたことでハリウッドから総スカンを食らうことになる、エリア・カザン。1948年のアカデミー賞作品賞受賞作。
反ユダヤというタブーを描いた社会派の作品である。

内容が紋切り型に見えるが、社会は想像するよりずっと紋切り型に出来ているので、あるいは我々の認識よりも、この映画に描かれた社会の方がより事実に近いのかも知れない。そもそもアメリカは徹底した宗教国家であり、ダーウィンの進化論を学校で教えることを禁じている州もあるほどだ。もの凄く保守的なのである。

黎明期からそうだが、ハリウッドにはユダヤ系が多い。日本でもそうだが、芸能界は実業界よりも差別が少ないからだ。ただ、往時はユダヤ人俳優はWASP風の芸名をつけることが常であった。
アカデミー作品賞に輝く作品でありながら、この 画が日本で上映されたのは、アメリカで封切られてから実に40年も後のこと。ハリウッド側がアメリカの暗部を晒したくなかったためと思われる。

問題は、何かというとキスシーンに持ち込んでしまうこと。恋愛を絡めるのも重要だけれど、甘口になりすぎてしまうのが惜しい。

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2018年2月14日 (水)

コンサートの記(344) 大阪フィルハーモニー交響楽団「Enjoy!オーケストラ ~オーケストラで聴く映画音楽の世界!~」

2018年2月9日 大阪・福島のザ・シンフォニーホールにて

午後7時から、大阪・福島のザ・シンフォニーホールで、大阪フィルハーモニー交響楽団「Enjoy!オーケストラ ~オーケストラで聴く映画音楽の世界!~」を聴く。指揮とお話は大阪フィルハーモニー交響楽団ミュージック・アドヴァイザーの尾高忠明。

大阪フィルハーモニー交響楽団は、フェスティバルホールを本拠地としているが、定期演奏会はフェスティバルホールで行い、その他の企画はザ・シンフォニーホールを使う傾向がある。音響だけとればザ・シンフォニーホールは日本一だと思われるため、使用しないと勿体ない。今回は武満徹とジョン・ウィリアムズという二人の作曲家の作品を取り上げる。

曲目は、第1部が武満徹作曲による、3つの映画音楽(「ホゼ・トレス」、「黒い雨」、「他人の顔」)、「夢千代日記」、「乱」、「波の盆」組曲。「夢千代日記」と「波の盆」はテレビドラマのための音楽である。 第2部がジョン・ウィリアムズ作曲の映画音楽で、「未知との遭遇」メインテーマ、「ハリー・ポッターと賢者の石」メインテーマ、「シンドラーのリスト」メインテーマ、「E.T.」よりフライングシーン、「ジョーズ」メインテーマ、「スター・ウォーズ」メインテーマ。

まず武満の3つの映画音楽。大フィルは元々音量は豊かだが音の洗練については不足気味の傾向がある。初代の音楽監督である朝比奈隆が「愚直」を好み、骨太の演奏を指向したということもある。2代目の音楽監督である大植英次は現代音楽も得意としたが外連を好む傾向にあり、首席指揮者を務めた井上道義に関しても同傾向であったことは言うまでもない。ということで、もっと緻密で繊細な音作りも望みたくなるのだが、洒脱さは出ていたし、まずまずの出来だろう。

演奏終了後、尾高はマイクを手に振り返り、トークを始める。「僕は桐朋学園に学びました。齋藤秀雄という怖い怖い先生に教わりましたが、『尾高! 良い指揮者になりたかったらあんまり喋るな!』」といういつもの枕で笑いを取る。「大阪フィルハーモニー交響楽団は人使いが荒くて、指揮だけでなく話もして欲しい」。ここから武満の思い出となり、「コンピューターゲームが大好きな人でした。うちによく遊びに来てくれて嬉しかったのですが、コンピューターゲームで自分がお勝ちになるまでお帰りにならない」「これは喜ばれると思うのですが阪神タイガースの大ファンでした。阪神が負けた日には話しかけない方が良さそうな」という話をする。雑誌のインタビューで読んだことがあるのだが、尾高はこの話を日本だけではなく海外でも行っており、海外のオーケストラ団員も「タケミツってどんな人?」と興味津々で、この話をすると喜ばれるそうである。

その後、次の「夢千代日記」の話になり、主演した吉永小百合が今でも「バレンタインデーにチョコレートを貰いたい有名人アンケート」で1位を取るという話もする。どちらかというと響きの作曲家である武満徹。世界で彼にしか書けないといわれたタケミツ・トーンは海外、特にフランスで高く評価され、フランス人の音楽評論家から「タケミツは日系フランス人作曲家である」と評されたこともある。ただ武満本人は、「ポール・マッカートニーのような作曲家になりたい」と望んでおり、メロディーメーカーに憧れていた。残念ながらメロディーメーカーとしてはそれほど評価されなかった武満であるが、「夢千代日記」や「波の盆」に登場する美しい旋律の数々は、武満の多彩な才能を物語っている。

「乱」に関しては、監督である黒澤明と武満徹の確執を尾高は話す。黒澤明は武満に作曲を依頼。レコーディングのためにロンドン交響楽団を押さえていた。「ロンドン交響楽団で駄目だったらハリウッドのオーケストラを使ってくれ。ゴージャスにやってくれ」と注文したのだが、武満は岩城宏之指揮の札幌交響楽団を推薦。黒澤は「冗談じゃない!」と突っぱね、ここから不穏な空気が漂うようになる。武満が想定した音楽は黒澤が想像していたものとは真逆だった。
よく知られていることだが、黒澤映画のラッシュフィルムにはクラシック音楽が付いており、黒澤は「これによく似た曲を書いてくれ」というのが常だった。「乱」に関してはマーラーの曲が付いていたことが想像される。黒澤はマーラーのようにど派手に鳴る音楽を求めていたようだ。武満も「強い人だったので」折れず、じゃあ一緒に札幌に行こうじゃないかということになり、札幌市の隣町である北広島市のスタジオで札幌交響楽団に演奏を聴く。黒澤は納得したようで、札幌交響楽団のメンバーに「よろしくお願いします」と頭を下げたそうである。実はこの後、武満と黒澤は更に揉めて、絶交にまで至るのだが、それについては尾高は話さなかった。ただ演奏終了後に、「この音楽はハリウッドのオーケストラには演奏は無理であります」と語った。

武満の映画音楽の最高峰である「乱」。色彩豊かなのだがどこか水墨画のような味わいのある音楽である。巨人が打ち倒されるかのような強烈な悲劇性と群れからはぐれて一人ヒラヒラと舞う紋白蝶のような哀感の対比が鮮やかである。タケミツ・トーンがこれほど有効な楽曲もそうはない。

「波の盆」。尾高は日系ハワイ移民を題材にしたストーリーについて語る。笠智衆、加藤治子、中井貴一が出演。日米戦争に巻き込まれていく姿が描かれている。「あんまり詳しく話すとDVDが売れなくなりますので」と尾高は冗談を言っていた。
叙情的なテーマはよく知られているが、いかにもアメリカのブラスバンドが奏でそうなマーチが加わっていたりと、バラエティ豊かな音楽になっている。武満自身がマニア級の映画愛好者であり、オーケストレーションなどは映画音楽の仕事を通して学んだものである。

ちなみに尾高は子供の頃は指揮者ではなく映画監督に憧れていたそうで、果たせずに指揮者となり「一生を棒に振る」と冗談で笑いを取っていた。


第2部。ジョン・ウィリアムズの世界。最初の「未知との遭遇」メインテーマでは、高校生以下の学生券購入者をステージ上にあげての演奏となった。演奏終了後に子供に話も聞いていたが、今の子供も「未知との遭遇」のテーマは「聴いたことがある」そうである。

尾高は、ジョン・ウイリアムズは武満を尊敬していたということを語る。

ジョン・ウィリアムズは、「ジュリアード音楽院、日本でいうと東京芸大のようなところ」で学び、カステルヌオーヴォ=テデスコに師事した本格派であり、スピルバーグもジョージ・ルーカスも「自分が成功出来たのはジョンの音楽があったから」と語っていることを尾高は紹介する。

「ハリー・ポッターと賢者の石」はスピルバーグ作品でもルーカスフィルムでもなく、クリス・コロンバス監督作品であるが、「ハリー・ポッター」シリーズは、イギリス人の魂そのものだと捉えられているそうである。ミステリアスな曲調を上手く現した演奏であった。そういえば、私が「ハリー・ポッターと賢者の石」を観たのはまだ千葉にいた頃で、富士見町にあるシネマックス千葉での上映を観たのだった。

「シンドラーのリスト」では、今日は客演コンサートマスターに入った須山暢大(すやま・のぶひろ)が独奏を担当。サウンドトラックでソロを受け持ったイツァーク・パールマンのような濃厚さはなかったが技術面ではしっかりした演奏を聴かせる。

「E.T.」よりフライングシーンの音楽。今日取り上げたジョン・ウィリアムズ作品の中で、この曲だけがメインテーマではない。CMでもよく使われる曲で、尾高はピザのCMに使われたものが印象的だったと述べた。大フィルの音楽性には武満よりもジョン・ウィリアムズ作品のようが合っているように思う。

「ジョーズ」メインテーマ。スピルバーグが「28歳ぐらいの時の映画だと思うのですが」「自分より1つか2つ上なだけの人間(尾高は1947年生まれ、スピルバーグは1946年生まれである)がこうした映画を撮るのか」と衝撃受けたそうである。演奏を見ているとかなり高度はオーケストレーションが用いられているのが確認出来る。

今日はチケット完売、補助席まで売り切れという盛況である。尾高によると満員というのが文化の高さの指標になるそうで、以前、新国立でベンジャミン・ブリテンの「ピーター・グライムズ」をやった時、二日とも満員御礼で初日は良かったのだが、二日目に1階席の真ん真ん中2列が空いてしまっていたという。そこはスポンサー関係者用の席で誰も聴きに来なかったようなのだが、2幕の始まりに、ビーター・グライムズ役のイギリス人歌手が尾高の所に飛んできて、「チュウ! チュウというのは僕のことです。『もう歌わない! あそこが空いてるじゃないか!』となりまして」と語った。

さらにチケット完売時の返券(キャンセル)の話になる。尾高がウィーン国立音楽アカデミー(現・ウィーン国立音楽大学)でハンス・スワロフスキーに師事していた時代のこと。ヘルベルト・フォン・カラヤンが毎年夏に自身が主催するザルツブルク音楽祭を開いており、「カラヤン指揮のオペラが聴きたい」と思った尾高はザルツブルク祝祭劇場(カラヤンが大阪の旧フェスティバルホールをモデルに自らも設計に加わって建てさせたもの)まで出掛けた。
帝王カラヤン指揮のオペラなので前売り券は当然ながら完売、尾高は返券を求めて、開場の1時間半ほど前から並ぶことにしたという。午前8時半頃にザルツブルク祝祭劇場の前に着くと、すでに100人ほどが列を作っている。「こりゃ駄目かな」と思いつつ尾高が列に並んでしばらくすると、黒塗りの豪華な車が劇場の前で止まり、いかにも上流階級といった風の男性が降りてきた。男は尾高に、「おい、君は何やってるんだ?」と聞く。尾高が「オペラを聴くために並んでます」と答えると、「そんなことはわかっている。なにをやっていて、どうしてこのオペラを聴こうと思ったのかを聞いている」。尾高がウィーンで指揮を学んでいることを話すと、男性はチケットをくれたという。なんとS席の中でも特等の座席であったそうだ。
男性はカラヤンの知り合いで、毎年、ザルツブルク祝祭劇場でオペラを観ていたのだが、この年はどうしても抜けられない仕事が出来てしまい、「チケットを無駄にしたくないから、音楽を学んでいる奴にやろう」と決めて、目的地に向かう途中で高速道路を下りて、わざわざザルツブルク祝祭劇場に車を横付けしたのだった。

ラストの「スター・ウォーズ」メインテーマ。輝かしい演奏で掉尾を飾った。

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2018年2月 9日 (金)

これまでに観た映画より(98) ケネス・ブラナー監督&主演「オリエント急行殺人事件」

2018年2月7日 MOVIX京都にて

MOVIX京都で、アメリカ映画「オリエント急行殺人事件」を観る。アガサ・クリスティの有名小説の映画化。監督&主演:ケネス・ブラナー。出演は他に、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、ジョシュ・ギャッド、レスリー・オドム・ジュニア、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリーほか。オールスターキャストである。
製作:リドリー・スコット、マーク・ゴードン。脚本:マイケル・グリーン。音楽:パトリック・ドイル。

とにかく有名な作品であり、日本人キャストによる翻案も含めて何度も映像化されている。ということで犯人もトリックも分かっており、感心は「どう描くか」に向く。
すぐに気づく特徴は、真上からのアングル。ここまでのハイアングルを用いた映画というのもなかなかない。客室内のみならず、雪崩を山の山頂付近から俯瞰で捉えるなど、この手法は徹底されている。そもそもケネス・ブラナーは他の映画でも俯瞰の手法は用いていた。

エルキュール・ポワロというとどうしてもNHKで放送されていたデヴィッド・スーシェのイメージが強く、ケネス・ブラナー演じるポワロは怜悧に過ぎて「なんか違う」ように思えるのだが、慣れの問題だろう。声も熊倉一雄が念頭にあったため、「スマート過ぎやしないか」と感じるのだが、これも同様であると思われる。ともあれ全体的にソフィスティケートされた「オリエント急行殺人事件」に仕上がっており、ストーリーの収斂の仕方といい、映像といい、綺麗に過ぎる出来かも知れないが、エンターテインメインとしては上質と言っていいだろう。

最近は余り外国の映画を観ていないのだが、ミシェル・ファイファーの存在感やデイジー・リドリーの可憐さなどは印象に残った。

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2018年2月 8日 (木)

Happy Birthday ジョン・ウィリアムズ 「スター・ウォーズ」メインテーマ ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップス・オーケストラ


ジョン・ウィリアムズが手兵としていたボストン・ポップス・オーケストラを指揮した映像。ボストン・ポップス・オーケストラはボストン交響楽団の楽団員のうち、首席奏者を除いたメンバーで構成されたポップス・オーケストラ。アーサー・フィードラーに率いられて一時代を築き、ルロイ・アンダーソンの曲などを初演。ジョン・ウィリアムズはボストン・ポップス・オーケストラの2代目常任指揮者であった。

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2018年2月 7日 (水)

これまでに観た映画より(97) 「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEWYORK : async」

2018年2月5日 MOVIX京都にて

MOVIX京都で、音楽映画「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEWYORK: async」を観る。坂本龍一のニューアルバム「async」のリリースを記念して、ニューヨークのパーク・アヴェニュー・アーモニーで行われた限定ライヴを収録したもの。1時間ちょっとの映画であるが、2500円とチケット代は高めである。

坂本龍一はポップな作品も数多く作曲しているが、根源的には現代音楽指向の作曲家であり、「async」ライヴも音楽とノイズの境界線を探るような曲調が選ばれている。

アンドレイ・タルコフスキー監督の架空の映画のための音楽という設定である。ピアノの弦を棒で叩いたり、こすったりするというプリペイドな技法を始め、エレキギターの弦を金属製のサックをはめた指でなぞることでノイジーな音を生んだり、アクリル板を叩くことで音を出したりと、現代音楽的な試みが行われている。天井にモニターがあり、聴衆がたびたび上方を確認する姿が見られる。映画では映像だけの部分がスクリーンいっぱいに映し出される。森の映像や、水滴が拡がるデジタル画像などである。

わかりやすい内容ではなく、料金も高いので、現代音楽の素養がない人には全く薦められないが、抵抗がない人や坂本龍一の音楽が好きな人は観ておいて損はないだろう。坂本がピアノで奏でる旋律には、彼らしいメロディアスでセンチメンタルな味わいがある。

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2018年1月10日 (水)

「戦艦ポチョムキン」よりオデッサの階段

ロシア暦1898年1月10日(グレゴリオ暦1月23日)、モンタージュ理論の大成者として知られるセルゲイ・エイゼンシュテイン監督がラトヴィア(当時はロシア帝国の領土)のリガに生まれる。

エイゼンシュタイン監督の代表作として知られるのがポチョムキンの反乱を題材とした「戦艦ポチョムキン」である。小林多喜二の「蟹工船」にも似たストーリーを持つということもあり(両者は完全に無関係である)、日本人にもわかりやすい内容ということもあるのか、歴代名画の上位にランクされる作品として知られている。その「戦艦ポチョムキン」に中でも最も有名なシーンが「オデッサの階段」。

ロシアの都市、オデッサでの虐殺劇(史実ではないそうだ)を描いたもの。ショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」第3楽章(モスクワでの血の日曜日事件を描いた音楽)が流れる中、逃げ惑う人が大階段(プリモスキーの階段と呼ばれるようです)を駆け下りて行くシーンがまず印象的である。

子供に怪我を負わされた女性が迫りくるコサック兵たちに抗議に向かい、銃殺される(女性の遺体にコサック兵の影が映るのが印象的である)。この後で、音楽はショスタコーヴィチの交響曲第5番第3楽章に切り替わり、ジェノサイドが続く中、ベビーカーに赤ん坊を乗せた女性が階段の上で射殺される(5分57秒付近)。女性が後ろに倒れると同時にベビーカーが押し出され(6分43秒付近)ここからクライマックスである階段落ちが始まる。

画像の切り替え、ストーリー運び、影の用い方、エキストラのみによる演技、悲惨さを訴えかけるメッセージ性などいずれもがサイレント映画として「完璧」の域に達しており、わずか7分程度の映像でありながら、極めて濃密な時間であり、映画史の中で最も有名なシーンの一つに数えられている。

このシーンは後世の作品に様々な影響を与えたことで知られている。

最も有名なのは、ブライアン・デ・パルマ監督の映画「アンタッチャブル」。ケビン・コスナーの出世作として知られるこの作品では、シカゴ駅での階段落ちのシーンがオマージュとして登場する。こちらは著作権が切れていないので映像が載せられないのが残念だが、当時はまだ駆け出しの俳優だったアンディ・ガルシアの演技が実に格好良く(「完璧です」のセリフがいい)、一見の価値ありである。

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2016年12月28日 (水)

「スター・ウォーズ」より“レイア姫のテーマ”

キース・ロックハート指揮BBCコンサートオーケストラの演奏。BBCプロムスでの映像です。

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2016年7月31日 (日)

チャップリン 「独裁者」より演説シーン

映画「独裁者」で、独裁者に間違われた男が行う余りにも有名なスピーチシーンです。製作・公開は戦時中であり、仮にナチスドイツがアメリカを占領するような事態になればチャップリンは死を免れませんがそれを覚悟の上で作った映画であり、それまでサイレント映画にこだわってきたチャップリンが観客に向かって直接語りかけたいがためにトーキーを採用したという、チャップリンにとっても全世界にとっても転機となった映画です。

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2016年6月 7日 (火)

坂本龍一 「The Revenant」メインテーマ

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2016年1月15日 (金)

これまでに観た映画より(79) 「スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)」

DVDでハリウッド映画「スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)」を観る。「スター・ウォーズ」シリーズの初制作作品。1977年の公開。ジョージ・ルーカスの脚本・監督作品である。

「スター・ウォーズ」シリーズは9部作として構想されたが、まず第4作目になる当作品が制作され、第5作「帝国の逆襲」、第6作「ジェダイの復讐」(その後、「ジェダイの帰還」に改題)が続けて制作された。しかしその後、長期に渡って技術的問題を理由に新作の制作は凍結され、第1作「ファントム・メナス」が公開されたのはようやく1999年になってからであった。第2作「クローンの攻撃」、第3作「シスの復讐」が立て続けに制作、公開された後再び「スター・ウォーズ」は休眠に入り、ついこの間、ようやく第7作目「フォースの覚醒」が完成、公開されたが、原作者のジョージ・ルーカスは手を引いており、ディズニーが制作した全く新しい「スター・ウォーズ」シリーズとなっている。

最初に作られた「スター・ウォーズ」は、「ファントム・メナス」公開時に1977年当時は困難だったCG処理などが新たに施され、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」として再びスクリーンで上映されている。

出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アレック・ギネス、ピーター・カッシングほか。ハリソン・フォード以外は「スター・ウォーズ」のイメージしかない人が多いが、名作映画に出演した俳優というのは得てしてそういう傾向があるのは否めない(作品のイメージが強すぎて、何を演じても「スター・ウォーズ」の誰それがやっているように見えてしまうのである)。

スピード狂で知られ、ハイスクール時代には激突事故を起こして瀕死の重傷を負ったこともあるジョージ・ルーカス(ただ、この事故がなかったら学業不振を理由にハイスクールを退学になっていた可能性も高い)らしい、スピード感溢れる爽快な物語に仕上がっている。哲学的深さなどはほぼないがこの映画はそうした要素のいらない作品でもある(ただ、「己の感覚を信じろ」というのは、ジョージ・ルーカスの体験から生まれたと思われる重要なメッセージである)。

アンドロイドのC3-P0とR2-D2の使い方が上手く、作品が単調になるのを防いでいるが、これら2台のアンドロイドやダース・ベイダーの扮装などは黒澤映画の影響を受けたものとされている。

とにかく楽しいというタイプの映画なので、難しいことは一切語らなくても大丈夫である。

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