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2005年7月31日 (日)

朝から稽古

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使用団体名を書いたホワイトボード。永尾よしろう筆。

7月30日土曜日午前9時から「ひと・まち交流館」で稽古。
これから数週間は午前中に稽古を行うことが多くなる。人間は起きてから4時間ぐらいは本来の力が発揮できないようになっているはずなので、午前中に稽古を行うことは得策ではないのだが、部屋が午前中しか空いていないので構わずにやる。稽古をしないよりはずっといい。

軽くウォーミングアップした後、それぞれ自分の体験を基に、あるお笑いネタをやってもらう。朝なので頭を使って早く体調をベストに持って行こうという狙いもある。
お笑いネタだが、笑える必要は全くない。というかすぐに面白いものが出来てしまったら、その芸人さんはもう消えてしまっているだろう。実際やってみると、その芸人さんの才能が良くわかった。簡単な芸に見えるが、あれは他人には出来ないのだ。

それからいつもの通り、「ラヴ・レターズ」を読んでいく。
若手コンビが前半の前回やったところからの続きを、年の差コンビが後半を読む。
いつもより声が出ていない気がしたので(今回はいつもより部屋を広くしたのでその影響もあるが、朝だ、というのが一番の理由だろう)、途中で発声練習を挟む。

朗読とはいえ、セリフを話すというのは実はかなり頭を使う作業である。
ということで若手コンビには自分の言葉で語れるようにエチュードをやって貰った。もっと自分の世界を広く持てるようになると今よりずっと良くなるだろう。

年の差コンビの方は形になっている。永尾さんも吉本さんも演劇歴は長いし、特に永尾さんは人間座という京都の老舗新劇劇団にいたのだから当然巧い。ただ更にレベルを上げることは出来るはずだ。稽古を重ねよう。

稽古終了後、「まず、オーソドックスな形のプレ公演を行おうか」という話になる。今回は新演出版なので、「ラヴ・レターズ」を観たことのない人には、「へえ、これが『ラヴ・レターズ』なのか」という誤解を与える可能性もある。特に突飛なことはしていないのだが、可能性はある。

いや、考えようによっては突飛な演出をしているかな。取り方次第だけれど。
特に演出を加えない形のプレ公演も前向きに考えてみよう。

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2005年7月28日 (木)

特別編:変化球の投げ方「シンカー」

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「変化球の投げ方」というワードで検索された、おそらくちびっ子の方々。申し訳ありません。ここは野球のblogではないのです。

しかしせっかく来てくれたみんなのために特別に今日はシンカーの投げ方をお教えします。

写真のように親指と中指で横からボールをはさむようにし、人差し指を上にそえます。
そうして投げるときに人差し指と中指の間からボールをぬくようにします。
そうすると腕が自然にねじれて、ボールはシュートしながら落ちます。

ただシンカーはひじに悪く、また投げすぎるとストレートのスピードを落とす可能性があるのでお気をつけ下さい。小学生は投げない方がいいですよ。投げ方をよくおぼえておいて、高校生ぐらいになったら投げてみましょう。

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2005年7月26日 (火)

コントと「ラヴ・レターズ」

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新作コント「インペリアル・ゲーム」の原稿

7月24日、日曜日の稽古は午後1時から河原町六条のひと・まち交流館で行われた。
この日は永尾さんが「第二種電気工事士」の試験を受けるために到着が遅れる。
それまでに吉本さんと二人で、先日書き上げたばかりのコント「インペリアル・ゲーム」を読み合わせ。私(本保)がコントを書くのは初めてである。ある理由により、ふと書いてみたくなったので書いたものだ。
午後2時に永尾さんが到着。今度は三人で「インペリアル・ゲーム」を読み合わせ。
戦後すぐに起きたある事件をモチーフにした作品である。

それから「ラヴ・レターズ」を読む。今日は前半を読む。
永尾さんは試験疲れからか、最初は普段より声が出ていなかったが、すぐ元に戻る。
テキストは標準語で書かれているのだが、読み手は二人とも西日本出身であるため、発音が変わる。どうしてもおかしいところは直していく。
標準語というのは東京弁では実はない。もともとの東京の言葉というのは江戸っ子を思い起こしてもらえばわかるとおり、もっとべらんめえ口調である。
全国で通用することを目指して東京の山手で話されていた言葉(ここには京都から移り住んだ公家や、地方大名など、華族と呼ばれる人々が多く住んでいた)を基に人口的に作られたのが標準語と呼ばれるものである。

前半を読み通して、休憩。意味のよくわからないところは英語の原文を見て確認する。
小返しもしたかったのだが、時間が足りなかったので、軽く打ち合わせをして切り上げる。

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2005年7月18日 (月)

祇園祭の日に

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永尾さんが浄水器を使って美味しくした水。稽古はほぼいつもこれを飲みながら進める。

7月16日は祇園祭の宵山、17日は山鉾巡行の日である。
ただ鴨川左岸メンバーは長く京都に住んでいる人が多いせいか、祇園祭にはほとんど興味がないようだ。京都歴は私(本保)が一番浅い。
というわけで、両日とも稽古を入れる。

「LOVE LETTERS」は二幕ものなので、16日は前半を、17日は後半を読むことにする。

16日の稽古。
ウォーミングアップとしてキャッチボール。変化球の投げ方を教えたのでみんなで投げてみる。カーブ、フォーク(SFF)、シンカー。軟式野球のボールを模した、子供向けのソフトなボールなので比較的良く変化する。ただ、「変化する」と思っていて、変化しなかった場合は却って捕球しにくい。
キャッチボールをしながら、投げ手が数小節ずつ歌を歌うことにしたのだが、全員が知っている歌というものがない。「蛍の光」や「仰げば尊し」などを選ぶがそれでも続かない。

仕方がないので読みに入る。
前半は子供から青春期まで。そのまま読んでしまうというスタイルでも別にいいと思うが、やはり定石通り、その年齢らしく聞こえるよう、読み方を、時には声なども変えながら読んでいく。
「LOVE LETTERS」は男女二人による朗読劇だが、役としては女性のメリッサ役の方が難しい。感情の起伏が激しいためである。
翻訳が正確でないところは適宜直す。

永尾・吉本ペアで前半を読み終えて、少し休憩。今度は吉本・田中ペアで同じく前半を読み始める。田中君は新人だ。演技の経験はほとんどない。私と永尾さんが色々とアドバイスする。

17日は、永尾、吉本、本保の3人で稽古。
少し早めに稽古場に着いたので、稽古場管理担当の永尾さんと二人でキャッチボール。今日は変化球は投げない。2日続けて変化球を投げると肘に悪いのだ。
吉田拓郎の「結婚しようよ」や「旅の宿」、長渕剛の「乾杯」などを選んで歌ってみる。今度は歌えた。
そのうちに吉本さんもやって来たので3人でボール回し。3人で歌い切れたのは「およげ! たいやきくん」だけであった。

17日の午後1時から滋賀会館で滋賀県人による「詩のボクシング」があった。永尾さんと吉本さんは劇団かいつぶりの団員が出るというので応援に行った。まずそのことについて聞く。

後半はテキストレジが比較的多い。確認しつつ読む。
午後10時少し前に読み終わる。いつも午後10時終了を目標に進めているのだが、大抵はそれよりも長引く。

「今日は早めに終わった」と思ったのだが、その後、演劇の話(小劇場系劇団の客いじりなどについて)で盛り上がってしまったので、結局帰りは午後10時半近くになった。

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2005年7月14日 (木)

7月10日の稽古(朗読とジョージ・ルーカス)

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軽くキャッチボール

7月10日、日曜日の午後8時から稽古は始まった。稽古場の外では小雨が降り始めている。

今日はまず、稽古場にあった雑誌を無作為に選び、それぞれの雑誌の中であまり面白くなさそうな記事を感情を込めて面白そうに読むというトレーニングをする。
私(本保)は女性誌の占い(今週の蠍座の運勢)と、グルメ雑誌になぜか掲載されていた電機メーカーの広告を読み、永尾さんはグルメ記事を、吉本さんは「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」という記事を読んだ。モーツァルトは私も沢山聴いているが、ちっとも頭は良くならなかったのでそれは嘘であろう。

台本を頭から、時間の許す限り読んで行く。

前半を読み終えて休憩。映画の話になり、永尾さんが「スターウォーズ」を見に行ったが酷かったという話をする。
ジョージ・ルーカスの伝記を私は高校時代に読んだことがあるから知っているのだが、ルーカスはトム・クルーズなどと並び、世界で最も有名なLD(学習障害者)の一人である。
高校までは授業中に講義を全く聴かず、一人空想の世界に浸っていたそうだ。そのため高校3年の時についに退学寸前にまで追い込まれてしまう。その時のルーカスの様子を彼の妹がこう証言している。「兄は図書館に行って勉強すると言って、毎日のように通っていたけれど、勉強している風には全く見えなかった」。ルーカスは読字障害も持っていたため本を読むのも苦手であった。何をするでもなくボーっとしていたらしい。
そんな折りもおり、スピード狂だったルーカスは車の運転を誤り、大木に衝突。シートベルトが切れたためルーカスは車外に投げ出されて重傷を負い、車は大破してしまう。
しかしこれにより、「怪我のため、特別に卒業を認める」という決定が高校からなされ、ルーカスは無事に卒業することが出来た。また、もしシートベルトが切れていなかったら、ルーカスは圧死していたはずで、この辺りに強運を感じる。
高校の成績が悪かったため大学には進めず、ルーカスは短大に入った。そこで映画に目覚め、一大決心をして毎日10時間以上の勉強に励んだルーカスは南カリフォルニア大学の映画学科に見事編入を果たし、すぐさま頭角を現す。
ただ今でもルーカスは英語のスペルをかなり頻繁に間違えて周囲の者を驚かせるという。
「自分のIQは90ぐらい」とルーカス本人は語っている。

映画の話はこれぐらいで終え、再び台本を読む。

女主人公のメリッサは感情の起伏が激しいため、一つのセリフもイギリスの天気のように表情をめまぐるしく変えて読まなければならないので大変である。特にセリフの終わりが難しい。

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2005年7月 6日 (水)

7月3日の稽古

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稽古の合間に。永尾さん(右)と吉本さん。

7月3日日曜日の稽古は正午から午後3時まで河原町六条の「ひと・まち交流館 京都」で行った。
まずユニゾンといって、一人の役のセリフを二人で一緒に読んで貰う。永尾さんと田中君が男の役を、吉本さんと私が女の役を呼吸を合わせて読む。本当はこれでずっと通したかったのだが、隣の部屋との間の壁が薄いため、隣部屋でミーティングをしている人達にはユニゾンの声はかなり耳障りになると判断し、途中で止める。
そこで、女の役を吉本さん一人で、男の役を永尾さんと田中君が交互に読むことにする。
発声をしないで読み始めたためか、皆、舌の回りが悪い。

そこで早口言葉をやる。しかし意外に早口言葉の定番というのは少ないものですぐネタが尽きてしまう。「生麦生米生卵」、「隣の客はよく柿食う客だ」、「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」、「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」、「東京都特許許可局」、「バス、ガス爆発」。あといくつかあるだけだ。

原文の英語をかなり意訳しているところがあったので、よりわかりやすくしてみる。テキストレジはあまり好きではないのだが、今回は積極的にやってみることにする。

歌も歌ってみるが全員が知っている曲というのが少ない。

最後は体を動かすトレーニングをして終わる。ちょっとしたフォーメーションプレーでもある。

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