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2005年7月14日 (木)

7月10日の稽古(朗読とジョージ・ルーカス)

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軽くキャッチボール

7月10日、日曜日の午後8時から稽古は始まった。稽古場の外では小雨が降り始めている。

今日はまず、稽古場にあった雑誌を無作為に選び、それぞれの雑誌の中であまり面白くなさそうな記事を感情を込めて面白そうに読むというトレーニングをする。
私(本保)は女性誌の占い(今週の蠍座の運勢)と、グルメ雑誌になぜか掲載されていた電機メーカーの広告を読み、永尾さんはグルメ記事を、吉本さんは「モーツァルトを聴くと頭が良くなる」という記事を読んだ。モーツァルトは私も沢山聴いているが、ちっとも頭は良くならなかったのでそれは嘘であろう。

台本を頭から、時間の許す限り読んで行く。

前半を読み終えて休憩。映画の話になり、永尾さんが「スターウォーズ」を見に行ったが酷かったという話をする。
ジョージ・ルーカスの伝記を私は高校時代に読んだことがあるから知っているのだが、ルーカスはトム・クルーズなどと並び、世界で最も有名なLD(学習障害者)の一人である。
高校までは授業中に講義を全く聴かず、一人空想の世界に浸っていたそうだ。そのため高校3年の時についに退学寸前にまで追い込まれてしまう。その時のルーカスの様子を彼の妹がこう証言している。「兄は図書館に行って勉強すると言って、毎日のように通っていたけれど、勉強している風には全く見えなかった」。ルーカスは読字障害も持っていたため本を読むのも苦手であった。何をするでもなくボーっとしていたらしい。
そんな折りもおり、スピード狂だったルーカスは車の運転を誤り、大木に衝突。シートベルトが切れたためルーカスは車外に投げ出されて重傷を負い、車は大破してしまう。
しかしこれにより、「怪我のため、特別に卒業を認める」という決定が高校からなされ、ルーカスは無事に卒業することが出来た。また、もしシートベルトが切れていなかったら、ルーカスは圧死していたはずで、この辺りに強運を感じる。
高校の成績が悪かったため大学には進めず、ルーカスは短大に入った。そこで映画に目覚め、一大決心をして毎日10時間以上の勉強に励んだルーカスは南カリフォルニア大学の映画学科に見事編入を果たし、すぐさま頭角を現す。
ただ今でもルーカスは英語のスペルをかなり頻繁に間違えて周囲の者を驚かせるという。
「自分のIQは90ぐらい」とルーカス本人は語っている。

映画の話はこれぐらいで終え、再び台本を読む。

女主人公のメリッサは感情の起伏が激しいため、一つのセリフもイギリスの天気のように表情をめまぐるしく変えて読まなければならないので大変である。特にセリフの終わりが難しい。

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