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2005年9月 9日 (金)

文章2

200509091337000.jpg

同じく、「公演情報」にも載せた画像。ある小説の冒頭です。何という小説かわかりますか?

「秋ちゃん。 
と呼ぶのも、もう可笑しいようになりました。熊本秋子さん。あなたも、たしか、三十に間近い筈だ。ぼくも同じく、二十八歳。すでに女房を貰い、子供も一人できた。あなたは、九州で、女学校の体操教師をしていると、近頃風の便りにききました。  
 時間というのは、変なものです。十年近い歳月が、当時あれほど、あなたの事というと興奮して、こうした追憶をするのさえ、苦しかったぼくを、今では冷静におししずめ、ああした愛情は一体なんであったろうかと、考えてみるようにさせました」

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コメント

答えは田中英光の『オリンポスの果実』の冒頭部分です。

投稿: 本保弘人 | 2005年9月24日 (土) 17時24分

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