月夜船
月夜船
金の河銀の河生み
浮かび漂う
月夜船
金の河銀の河生み
浮かび漂う
鵲の渡せる橋のたもとにて
未知より来ゆる誰か待ちける
意味のない景色ばかりが甦る
帰路をなくしたサヨナラの朝
青と黄の地から逃げゆく
白い鳩
己をば神ぞと称う痴れ者が
大手を振るう穢土の巷よ
南極のように凍える神戸の地で
舞い駆け跳ねし九羽の燕
シューマンのトロイメライに送られて
去りし鮮やかなる日の記憶
生きていれば
良いこともあると言い聞かす
何かあるさと
きっとあるさと
さなきだに行く末知れぬ船出なれば
かいのことのみ
なのたまいそ
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント