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2006年12月18日 (月)

サー・チャールズ・マッケラス指揮 「モーツァルト交響曲全集」

サー・チャールズ・マッケラス指揮 「モーツァルト交響曲全集」 サー・チャールズ・マッケラスが、プラハ室内管弦楽団を指揮した「モーツァルト交響曲全集」を紹介します。アメリカのTELARCというレーベルからの発売。

1925年、オーストラリア人の両親のもとアメリカに生まれ、オーストラリアで音楽教育を受け、シドニー交響楽団の首席オーボエ奏者を務めた後、イギリスとチェコで指揮を勉強したサー・チャールズ・マッケラスは、現代を代表する名匠。欧州での評価は極めて高く、ベートーヴェン、ブラームス、そしてこのモーツァルトの交響曲全集は最高級の賛辞を得ています。

このモーツァルト交響曲全集では、通奏低音としてチェンバロを使用し、モーツァルト時代の演奏に近づけようという試みがなされていて興味深いですが、それ以上に生命力漲る演奏は素晴らしく、絶賛に値します。

世界最高クラスの室内管弦楽団として高い技術と甘い音色を誇るプラハ室内管弦楽団(指揮を置かずに演奏することも多い)という最高のパレットと絵の具を得て、生き生きとした筆づかいでモーツァルトの肖像を描くマッケラスの姿が浮かびます。

モーツァルト/Comp.symphonies: Mackerras / Prague.co

サー・チャールズ・マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団 「モーツァルト交響曲全集」(米廉価盤 HMV) icon

Mozart: The Symphonies / Charles Mackerras, Prague Chamber Orchestra

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