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2007年11月 4日 (日)

私選 プロ野球・記憶に残る名勝負(1) 落合博満 VS斎藤雅樹逆転サヨナラ3ラン

三冠王に三度輝いた史上唯一のバッターで、「史上最強の右打者」と呼ばれた落合博満(ロッテ→中日→巨人→日本ハム)。中日ドラゴンズを日本一に導いたことで監督としての評価も高まっていますが、そんな落合の現役時代において、最も私の記憶に鮮明に残っているのは、中日ドラゴンズ時代の1989年8月12日、ナゴヤ球場で行われた対巨人戦での一打です。

巨人の先発は「平成の大エース」と呼ばれることになるサイドスローの斎藤雅樹。巨人が3-0でリード。斎藤は9回1アウトまで中日打線に1本のヒットも許さず、このままノーヒットノーラン達成かと思われました。斎藤の夢は中日の左バッター音重鎮(おと・しげき)のヒットで砕かれるのですが、その後もランナーを許し、1点を失ったところで打席に落合を迎えます。ここで落合は右中間に逆転サヨナラスリーランホームランを打ち込みます。マウンド上で唖然呆然とする斎藤を尻目に悠々とダイヤモンドを一周する落合。勝負の恐さを思い知らされた一打でした。

その試合のドキュメンタリー(YouTubeより)

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