笠原英彦 『歴代天皇総覧』(中公新書)
『歴代アメリカ大統領総覧』を紹介したので、日本の歴代天皇について書かれた書物も紹介しておく方が良いだろうということで、笠原英彦の『歴代天皇総覧』(中公新書)をアップします。
神話時代になる神武天皇に始まり、昭和天皇に至るまでの124代の天皇と、「正統ではないとされた」北朝の5人の天皇についての概略が書かれています。
新書であり、天皇の数も多いということで、本当に概略的なものですが、こうした種類の書物は意外に少ないので貴重です。
「万世一系」である(途中怪しいところもありますが)天皇家は、為政者が替わっても存続し続けるということと、天皇親政が行われた時代が極端に短いという二つの特異な面を持つ、世界史的にいっても珍しい存在であり、日本という国の性質を映す鏡でもあります。
『歴代アメリカ大統領総覧』と読み比べて、国家というものの成り立ちの差異について考えてみるのも良いかも知れません。
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