懐かしの歌 「500マイル(500マイルも離れて)」
ピーター,ポール&マリーの「500マイル(500マイルも離れて)」。初めて聴いたのは中学生の頃でした。母がピーター,ポール&マリーのアルバムを持っていて、それを聴いたのです。ちなみに同じ頃にWink(若い人のために説明しておくと、相田翔子と鈴木早智子のデュオ)が「500マイル」をカバーしていたりします。Winkの曲は初期の頃は洋楽のカバーが多いのです。
もともとは1960年代にへイディ・ウェストという女性フォークシンガーが、放浪者の歌を採録してアルバムに収めた歌だそうで、故郷とそこに住む恋人から500マイル(約805キロ)ほど離れて(おそらくは労働のためだと思われるが、離れざるを得ない事情があって)一人で過ごしている男の心情が切々と歌われています。
中学生の頃にも、その孤独感に満ちた歌詞と、やるせなさがそこはかとなく漂うメロディーが好きでしたが、こうして私自身も故郷から離れて一人で過ごすようになって、この歌がよりダイレクトに心に響くようになってきています。
タイトルに懐かしの歌と書きましたが、この歌はエヴァーグリーンなのでしょうね。
なお、HIS(細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美によるユニット)が、「500マイル」を日本語詞でカバーしています。そちらもどうぞ。
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