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2009年4月14日 (火)

ギャビン・ブライヤーズ 「タイタニック号の沈没」

1912年の4月14日、大西洋で豪華客船タイタニック号が沈没しました。
そこで、今日はギャビン・ブライヤーズが作曲した「タイタニック号の沈没」という音楽を紹介します。

ギャビン・ブライヤーズ 「タイタニック号の沈没」 タイタニック沈没からの生還者の証言で、タイタニック号に乗っていた楽士達は、沈み行く船の中で最後まで音楽を演奏し続けていたそうです。また、証言により、演奏されていた曲は讃美歌の「オータム」という曲であったことがわかっています。

そこで、ミニマルミュージックの作曲家であるブライヤーズは、「オータム」の主題を弦楽四重奏やコーラスなど編成を変えて何度も繰り返し、そこにプールの中で録音した水中の音などを重ね録りして音楽を作りました。

癒しに満ちた「オータム」の主題と、録音された様々な具体音がマッチすることで、悲しくも美しい音楽になっています。

ライナーノーツには、タイタニック号に乗船していた唯一の日本人で、生還した細野正文の孫である細野晴臣へのインタービューを掲載。

ギャヴィン・ブライアーズ:タイタニック号の沈没/バラネスク四重奏団

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