ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィッヒ放送交響楽団 「ウェーベルン 管弦楽のための作品集」
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィッヒ放送交響楽団の演奏による「ウェーベルン(ヴェーベルン) 管弦楽のための作品集」を紹介します。ドイツ・シャルプラッテン。
「パッカサリア」、弦楽オーケストラのための五章、管弦楽のための6つの小品、管弦楽のための5つの小品、交響曲を収録。
拳銃で頭を撃ち抜くという衝撃的な最期により、狂気の名指揮者として死後に名声を高めたヘルベルト・ケーゲル。しかしケーゲルは生前は現代音楽の擁護者として、そして優秀なオーケストラトレーナーとして知られていました。
そのケーゲルの個性がこの「ウェーベルン 管弦楽のための作品集」では最大限に発揮されています。
徹底したオーケストラトレーニングから生まれたアンサンブルは精緻で時に怖ろしくなるほどの美しさを持っています。また、譜読みの深さにより、現代音楽の演奏でありながら、わかりやすく美しくロマンティックな仕上がりになっているのも特徴です。
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