ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送交響楽団 「シベリウス交響曲全集」(1993)
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送交響楽団による二度目の「シベリウス交響曲全集」を紹介します。1993年、モスクワでのライブ録音。フィンランディア・レーベル。
サラステとフィンランド放送響はRCAレーベルにもスタジオ録音で「シベリウス交響曲全集」を収録していますが、世評が高いのはこちらのフィンランディア盤。
交響曲第1番と第2、そして第3番以降で作風が異なるシベリウスですが、サラステは一貫して後期交響曲の作風にあったスタイルで音楽作りを行っており成功しています。
交響曲第3番、第4番、第6番、第7番はいずれも同曲演奏中トップを窺う出来で、シベリウスファンは必聴の全集です。
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