カラオケでチャイニーズ・ポップを
UGAのカラオケは中華系、韓国系のヒットソングも充実しています。
私は不幸にしてハングルは読めないのですが、大学の時に第二外国語で中国語を選択していたために漢字の中国語読みは可能なので、チャイニーズ・ポップを楽しむことは出来ます。
勿論、中国語がわかっても中国語の歌を知らなければ歌うことは出来ないわけですが、丁度私が大学生活を送っていた1994年頃にフジテレビ系(関東・北海道地方のみのローカル放送)で「アジアン・ビート」というアジアのポップミュージックを紹介する番組をやっていたため(司会は売れる前のユースケ・サンタマリア)、数々のチャイナ・ポップを知ることが出来ました。
「アジアン・ビート」でよく紹介されていたのは、北京ロックのカリスマ崔健、瀋陽出身のシンガーソングライターの艾敬、そして香港の歌姫、フェイ・ウォン(王菲)です。
中でもフェイ・ウォンは日本でもお馴染みのシンガーとなり、アルバムも国内盤が多数発売されました。
フェイ・ウォンの「我願意」、「天空」、「誓言」などもレパートリーになっていますが、今日歌ったのは、艾敬の「是不是夢」とフェイ・ウォンの「棋子(チェス)」、崔健の「一無所有」です。
崔健の「一無所有」は1989年の二次天安門事件の際に、学生側がテーマソングのように歌っていた曲です。
一聴すると貧しい若者が金持ちの女にプロポーズする恋愛ソングに聞こえますが、裏にもう一つの意味が隠されているともされています。名実共に中国ロックを代表する一作です。
フェイ・ウォンの「棋子」は、私はアルバムもPVも持っていたりします。
今はアメリカを拠点に活動する艾敬は中国での人気はさほどでもないようですが、日本人の直系の先祖ともいえる満州族を母親に持つことから日本人好みの容姿で、新宿や渋谷でワンマンライブをやったこともあります。「是不是夢」は同名タイトルのアルバムを所持。
チャイニーズ・ポップを歌えるということは私の数少ない自慢の一つであり、人生における楽しみの一つであります。
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