第九あれこれ 2009 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンほか ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンほかによるベートーヴェンの第九を紹介します。RCA。
ベートーヴェンが現代に生きていたらロックミュージシャンになっていただろうという人がいますが、パーヴォ・ヤルヴィの第九からはその言葉が想起されます。
室内編成のドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの特性を生かした見通しの良い演奏であり、時折見られる強奏や快速テンポ、ノリの良さなどは大変現代的であり、ロックの響きが感じられます。
合唱を担当するドイツ・カンマーコーアも優秀で鮮烈な第九演奏となっています。
21世紀初頭を飾るに相応しい第九です。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンほか ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」(HMV)
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